中3の1月は、入試まで1〜2か月です。総復習を最初からやり直す時間はありません。それなのに、関係代名詞と分詞は2学期に習ったばかりで、まだ体に入りきっていない生徒がいます。名詞のうしろの説明がつかめないと、長文はそこで止まります。
このプリントは、点数を出さない診断です。2学期までの柱を5つのブロックと自分の番に分け、ブロックごとに「残っている/薄い」だけを見ます。15分で解いて自己採点し、裏面の診断マップで薄いブロックを1つ決めたら、その1つだけを1週間で戻します。
この教材で解決できる悩み
- 3学期の始めに、入試に向けてどこがあやしいかを短く見たい
- 分厚い総復習プリントを配っても、受験期の生徒がやり切れない
- 課題テストの点数だけでは、次に何を直せばいいかが決まらない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年・3学期はじめ(検定6社どれでも。仮定法は Here We Go! が1月、NEW CROWN が12〜1月で6社そろわず、間接疑問も NEW CROWN は2月なので入れていません。B〜Dは進度差があるため「未習のブロックは飛ばしてOK」と紙に明記) |
| 構成 | 表=A過去分詞/B分詞の後置修飾/C関係代名詞(主格)/D目的格と接触節/E現在完了と過去形/F自分の番 裏=解答・診断マップ・学び直しコース |
| 問題数 | 20(A6語+B〜E各3問+F2文) |
| 時間 | 15分(自己採点と診断マップの記入を入れて20分) |
| 形式 | A4・2ページ(表裏1枚)・解答つき無料PDF |
点数を出さないのは、残りの時間が短いからです
合計点の欄はわざと作っていません。入試まで時間が限られているときに「62点」と分かっても、明日何をするかは決まりません。ブロック別の数字なら「Dが1/3だから今週はD」と決まります。全部を戻す時間はないので、1つに絞る。そのための紙です。
いちばん見たいのはD(目的格と接触節)です
D(1)は「私が昨日読んだ本」です。日本語の順に引っぱられると I yesterday read と書きたくなります。D(3)の The movie that I saw it は、that が the movie を受けているのに、it を残してしまう誤りです。どちらも、名詞のうしろに主語と動詞が続く形がまだ体に入っていないときに出ます。
この形は、読むときにも効きます。The book I read yesterday was… のように名詞のすぐあとに主語が来ると、どこまでが説明かを見失って、文の切れ目が分からなくなるからです。Dが薄い生徒に長文の量だけを増やしても、同じところで止まり続けます。
診断マップ——薄いブロックから、この1週間の一手へ
裏面の診断マップには、ブロックごとに「薄いまま入試に入ると何が起きるか」と「この1週間の一手」を印刷してあります。紙では教材名だけを書いているので、実物はここからどうぞ。
| 薄いブロック | この1週間の一手 |
|---|---|
| A 過去分詞 | 不規則動詞の3段活用を1日6語、声に出す(最優先) |
| B 分詞 | 分詞の定着ドリルを1枚 |
| C 主格 | 関係代名詞の定着ドリルを1枚 |
| D 目的格・接触節 | 入試チャレンジ・整序の L2 No.1 で語順を組む(Premium の方は関係代名詞の使い分けも) |
| E 完了と過去 | 現在完了の定着ドリルを1枚 |
| F 自分の番 | 入試チャレンジ・条件英作文の1枚目を書く |
各文法の教え方は分詞・関係代名詞・現在完了のガイドにまとめてあります。
使いどころ
3学期の2週目のはじめがおすすめです。課題テストと同じ日に重ねると、生徒には2つのテストに見えるので、別の日にします。最初の1時間の組み立てと、2週間の流れは冬休み明けの英語授業にまとめました。
診断のあとは、毎時間の帯と週の回し方に入ります。何をやって何をやらないかは高校入試直前の英語指導をどうぞ。夏に夏休み明けリセット診断 中3を使ったクラスなら、同じ形なので説明がいりません。
