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英語教材ラボ
期末テスト2学期期末テストの9枚を土台に(無料PDF)
段階2・内容をつかむ(5つの段階のうち)

10の質問で当てろ!本文に出てくる人・物・場所を1人が選び、ほかの人が Yes/No の質問だけで当てる

準備なし(教科書を開いたまま)

この活動の流れ合計10分(目安 10分)
  1. 先生が選び、全員で当てる3分
  2. 班で回す(選ぶ人を交代)6分
  3. よかった質問を紹介1分

生徒にはこう言って始める

仕掛けと本物にする一手とは

“I'm thinking of something in the text. Ask me yes-or-no questions. Can you guess it in ten questions?”

本文の中の何かを1つ思い浮かべています。Yes/No の質問で、10回以内に当てて

生徒が乗る仕掛け当てる
答える側は、本文に書いてあることでしか答えられない。Is it fast? と聞かれたら、本文で確かめてから答える
本物にする一手相手
ALT に本文を読んでもらったうえで、ALT が選んだ物を生徒が当てる。答えを知っているのは ALT だけになる

ねらい

1人が本文に出てくる人・物・場所から1つを心に決め、ほかの人は Yes/No で答えられる質問だけで、それが何かを当てるゲームです。質問は10回まで。英語では Twenty Questions として知られる遊びを、本文の中身にしぼって短くしました。

当てる側は、本文の中身を手がかりに質問を組み立てます。Is it a way to come to school? のように大きく分けてから、本文の語や数字で絞りこむと、少ない回数で当たります。答える側は、本文に書いてあることでしか答えられません。Is it fast? と聞かれたら、本文に速いと書いてあるかを確かめてから Yes か No を言います。聞く側にも答える側にも、本文に戻る理由ができます。

Is it ...? Does it ...? のような疑問文を、答えの分からない相手に本当に使う場面にもなります。答えを知っているのは選んだ人だけなので、質問は形の練習ではなく、情報を取りに行く手段です。

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。教科書は開いたままでかまいません。
  2. 先生が1つ選び、全員で当てます(3分)。質問は Yes/No で答えられる形だけ、10回まで、と決まりを示します。質問の回数を黒板に正の字で数えます。
  3. 4人の班で回します(6分)。選ぶ人は、選んだ物をノートの端に書いて伏せておきます。答えるときは本文で確かめてから Yes か No を言い、本文に書いていないことには I don't know. と言います。当たったら、選ぶ人を交代します。
  4. 全体で、少ない回数で当たったときの質問を1〜2つ紹介します(1分)。

先生が言う言葉の例です。

場面先生の言葉
始めるときI'm thinking of something in the text. Ask me yes-or-no questions.
質問の形を示すときStart with "Is it ...?" or "Does it ...?"
本文に書いていないときThe text doesn't say. Ask another question.
当たったときYou got it in five questions! Which question helped most?

見本

見本の本文(当サイトのオリジナル)How We Come to School説明文・中2程度・全10行(全文で約117語)
  1. We asked 32 students in our class, “How do you come to school?”
  2. Sixteen students walk. Walking is the most popular way.
  3. Ten students come by bike. Most of them live more than two kilometers away from school.
  4. Four students take a bus, and two students come by car.
  5. We also asked, “What do you like about your way?”
  6. Many walkers said, “I can talk with my friends.”
  7. Bike riders said, “It's faster than walking.”
  8. Bus riders said, “I can read a book on the bus.”
  9. But some students said, “I want to come by bike, but the hill near our school is too steep.”
  10. What can we do about the hill? Please tell us your ideas.

この説明文で、先生が「学校の近くの坂(the hill)」を選んだときの質問の例です。

回質問答え確かめる行
1Is it a way to come to school?No.2〜4行目(歩く・自転車・バス・車)
2Is it a person?No.—
3Is it near our school?Yes.9行目(the hill near our school)
4Is it a problem for some students?Yes.9〜10行目
5Is it the hill?Yes!9行目

1回目の質問で「来る方法」を外したので、2〜4行目の walk・bike・bus・car を一度に消せました。3回目の near our school は、本文の語をそのまま質問に使っています。本文の語を借りると、質問が作りやすくなります。

答えに困るのは、本文に書いていないことを聞かれたときです。Is it big? と聞かれても、本文には坂の大きさは書いてありません。書いてあるのは too steep(急すぎる)だけです。このときは I don't know. と答えて、本文に書いてあることと書いていないことを分けます。

変化をつける

  • やさしくする: 選べる物を先生が5つ板書しておきます(the walkers・the bike riders・the bus・the hill・32 students)。当てる側は、5つのうちどれかを質問で絞りこみます。
  • むずかしくする: 質問を5回までにします。大きく分ける質問から始めないと当たらないので、質問の順番を考えるようになります。
  • 物語で: 人物と物(傘・レモンのあめ・校門)を選ばせます。Did Sota have it? のように、だれが持っていたかを聞く質問が、本文の確かめになります。
  • 高校では: 選ぶものを段落の要点にします(the main idea of the second paragraph など)。質問が抽象的になり、要旨の読み取りの練習になります。

つまずきと手当て

  • すぐに当てずっぽうで答えを言う: 答えを言ってよいのは質問を3回したあと、と決めます。言って外れたら、質問2回分と数えます。
  • Yes/No で答えられない質問をする: What color is it? のような質問には、答える側が Yes or no, please. と返す決まりにします。
  • 答える側が本文を見ずに答える: 答える前に、確かめた行を指でさしてから答えることにします。

出どころ

Yes/No の質問だけで相手の考えている物を当てる遊びは、英語では Twenty Questions と呼ばれ、英語の授業でも疑問文の練習として広く使われてきました。この活動の、本文の中から選ぶ決まり、10回までの数え方、本文に書いていないときの I don't know.、見本の質問の表は、このサイトで作ったものです。

公開 2026-10-29・更新 2026-10-29

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いっしょに組むとよい活動

執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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