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英語教材ラボ
期末テスト2学期期末テストの9枚を土台に(無料PDF)

活動カード(A4・全56枚)

教科書本文の活動集の各活動を、授業の手元に置ける A4 の1枚にまとめました。段階・時間・準備・流れ・手順・先生が言う英語・変化のつけ方・つまずきへの手当てが1枚に入っています。全部このページで見られます。ねらいや見本は、それぞれの活動のページで読めます。

印刷は無料登録で(今日使う活動を選んで、まとめて A4 で)

登録はメールアドレスだけで、料金はかかりません。登録すると、教材の保存(お気に入り)や、学期の節目の教材だよりも使えます。

全56枚を見られます。印刷は無料登録で

段階ごとの目次(押すとそのカードへ)

段階1・読む前

予想してから読む

題名と挿絵と最初の1文から、だれが・何が起きる・どう終わるかを予想して読む

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
ペア・一斉
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし(題名と挿絵を使う)教科書だけでできる

流れ(合計8分)

  1. 1題名・挿絵・1文目を見せる30秒
  2. 21人で3つの予想をメモ1分
  3. 3ペアで言い合い、板書1分30秒
  4. 4本文を読む(音声でも)2分
  5. 5予想に○△×と行番号3分

手順

  1. 教科書は閉じたままにします。題名を板書し、挿絵だけを見せます(教科書を開くなら本文をノートで隠させ、デジタル教科書なら挿絵だけを映します)。最初の1文は先生が読み上げます。
  2. 1人で1分、3つの問い(だれが・何が起きる・どう終わる)について予想をメモします。日本語でかまいません。
  3. ペアで1分、I think ... の形で予想を言い合います。全体で2〜3人に聞き、出た予想を板書します。ここまでを3分で終えます。
  4. 本文を読みます。音声で聞かせてもかまいません。予想の板書は消さずに残します。
  5. 読み終えたら、板書の予想に○(当たった)・△(半分当たった)・×(外れた)をつけます。1つつけるたびに「何行目で分かった?」と聞き、確かめた行を言わせます。

先生が言う言葉

題名を見せるときLook at the title and the picture. What is this story about?
予想を言わせるときWho is in the story? What happens? How does it end? I think ... で言ってみよう
読む前にRead and check your guess. 当たっているか確かめながら読もう
答え合わせでWas your guess right? Which line tells you? 何行目で分かった?

変化をつける

  • やさしくする: 予想を選択肢にします(何が起きる? ア だれかが傘を貸す イ ミカが走って帰る ウ 雨がやむ)。中1の前半は、問いを「だれが」と「何が起きる」の2つに減らします。
  • むずかしくする: 途中で止めて、もう一度予想させます。4行目まで読んだところで「次の日、何が起きる?」と聞くと、2回目の予想は、読んだ4行を手がかりにしたものになります。
  • 説明文で: 題名と1行目から、中身の数字を予想させます。How We Come to School なら、1行目(クラスの32人に通学の方法を聞いた)を読み上げて、「32人のうち、歩いて来るのは何人?」「いちばん少ないのは何で来る人?」と聞きます。数字の予想は答えが1つに決まり、確かめる行(2行目と4行目)もはっきりしているので、中1でも答え合わせがしやすくなります。
  • 高校では: 評論や説明文で、題名と各段落の最初の1文だけを読ませ、筆者の主張と結論を予想させます。英語の段落は最初の文に要点が来ることが多いので、その文だけで論の流れの見当がつきます。読み終えたら、予想と違った段落を探させます。

つまずきと手当て

  • 予想が日本語ばかりになる: 認めてかまいません。
  • 予想に時間をかけすぎる: 予想は3分で切ります。
  • 先に本文を読んでしまう生徒がいる: 教科書は閉じさせ、挿絵は先生が見せます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/yosou-yomi

段階1・読む前

キーワード5つで話を作る

本文に出てくる順の5語を全部使って話を作り、本文と比べる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア・グループ
学年
中1〜高校
本文
物語・説明文・スピーチ・手紙
準備
本文から選んだキーワード5つ(板書)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1キーワード5つを板書30秒
  2. 2ペアで5語を使って話を作る4分
  3. 32〜3組が発表(1組30秒)1分30秒
  4. 4本文を読む(音声でも)1分30秒
  5. 5近い所・違う所を行で確かめる2分30秒

手順

  1. 先生が本文からキーワードを5つ選び、本文に出てくる順に板書します(選び方は下に)。
  2. ペアで4分(4人のグループでもかまいません)、5語を全部、板書の順に使って話を作ります。日本語でも、英語3文でもかまいません。語の形(複数形や過去形)は変えてよいことにします。
  3. 2〜3組が発表します。1組30秒です。ほかのペアは、自分たちの話とどこが違うかを聞きます。
  4. 本文を読みます。音声で聞かせてもかまいません。
  5. 「どの組がいちばん近かった?」と聞き、近かった所と違った所を、本文の行で確かめます。

先生が言う言葉

キーワードを見せるときHere are five words from the text. They are in this order.
話を作るときUse all five words. Make a story with your partner. 日本語でもいいよ
読む前にNow let's read. Whose story is the closest?
答え合わせでWhat was the same? What was different? 何行目で分かった?

変化をつける

  • やさしくする: キーワードに絵を添えます(ノート・おばあさん・カレンダー・名札・3本の線)。絵カードがあればそれを使います。中1の前半は3語に減らし、日本語で話を作らせます。
  • むずかしくする: 本文にない語(おとり)を1つ混ぜて6語にします。見本のスピーチなら letter のように、ありそうで本文にない語を選びます。読み終えたあとで「どれがおとりだった?」と聞くと、もう一度全体を見直すことになります。
  • 順番をばらして渡す: 5語を順不同で示して話を作らせ、読み終えたあとで、本文に出てきた順に並べ直させます。
  • 説明文で: How We Come to School なら、32 students・walk・bike・hill・ideas の5語にします。謎の語は hill です。通学の話に坂がどう出てくるかを予想させておくと、9〜10行目の坂の話を読む目的になります。
  • 高校では: 段落ごとにキーワードを2〜3語ずつ示し、文章の組み立て(主張・理由・例・結論)を予想させます。
  • 読んだあとで: 板書の5語を残したまま、本文の内容を言い直させます。予想に使った5語が、そのままリテリングの手がかりになります。

つまずきと手当て

  • 5語を使い切れない、順番が守れない: 「1語で1文」と決めます。
  • 話が本文から大きく離れる: 離れた話も否定しません。
  • キーワードの意味が分からない: 意味は先に教えてかまいません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/keyword-story

段階1・読む前

教科書を閉じて聞く

問いを1つだけ持たせて、教科書を閉じたまま本文の音声を聞く

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
一斉・個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
本文の音声(デジタル教科書か先生の音読)教科書だけでできる

流れ(合計7分)

  1. 1問いを1つ板書・教科書を閉じる30秒
  2. 2音声を1回聞く1分
  3. 31人で聞き取れたことをメモ1分
  4. 4ペアでメモを見せ合う1分
  5. 5もう1回聞き、メモに1つ足す1分30秒
  6. 6教科書を開いて答えを確かめる2分

手順

  1. 聞く前に、問いを1つだけ板書します。1回聞けば答えの見当がつく、話の中心にかかわる問いにします。
  2. 教科書を閉じさせ、机の中にしまわせます。本文の音声を1回聞かせます。
  3. 1人で1分、聞き取れた語や内容をメモします。語だけでも、日本語でもかまいません。問いの答えの見当も書きます。
  4. ペアで1分、メモを見せ合います。相手が書いていて自分が書いていない語に印をつけます。
  5. もう1回聞かせます。メモに1つだけ足させます(新しく聞き取れた語か、問いの答えの理由)。
  6. 教科書を開き、問いの答えを本文で確かめます。答えの手がかりになった行に線を引かせます。

先生が言う言葉

聞く前にClose your textbook. Listen and answer one question.
問いを出すときWhy is Riku sleepy? Listen.
2回目の前にListen again. Add one more thing to your notes. メモに1つ足そう
教科書を開くときOpen your textbook. Find the answer. 何行目にある?

変化をつける

  • やさしくする: 3枚の絵から選ばせます。机で勉強している絵、テレビでサッカーを見ている絵、ゲームをしている絵を見せ、「リクが昨日の夜していたのはどれ?」と聞きます。語が聞き取れなくても、絵で答えられます。
  • むずかしくする: 1回目は問いを渡さずに聞かせ、だれとだれが何の話をしているか(大意)だけを言わせます。2回目の前に、細部の問い(試合はどうなった? 放課後に何がある?)を渡します。メモを持ち寄って本文を組み立て直すところまで進めると、ディクトグロスになります。
  • 説明文で: 数字を聞き取る問いが向いています。How We Come to School なら What is the most popular way? の1問にして、答えと人数を聞き取らせます。
  • 高校では: メモを2列にします。左の列に聞き取れた語句、右の列にそこから分かったことや推測を書かせます。2回目は右の列に足すことにすると、聞きながら考える時間になります。

つまずきと手当て

  • 何も聞き取れない: 問いを、はい・いいえで答えられる形にします(Did Riku watch TV last night?)。
  • 音声が速い: デジタル教科書の速さを落とすか、1回目は先生がゆっくり読みます。
  • 教科書をのぞき見る: 閉じるだけでなく、机の中にしまわせます。
  • 1語だけで答えを決めてしまう: 見本の test のように、聞き取れた1語から答えを作る生徒がいます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/tojite-kiku

段階1・読む前

挿絵で話す

挿絵に見えることだけを英語で問い、本文に出る語を先に聞かせておく

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
一斉・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
教科書の挿絵(または黒板にかいた簡単な絵)教科書だけでできる

流れ(合計6分30秒)

  1. 1挿絵だけを見せる30秒
  2. 2見えることを問い、語を板書3分
  3. 3ペアで絵のことを言い合う1分
  4. 4本文を読み、板書の語に丸2分

手順

  1. 教科書は閉じたままにします。挿絵だけを見せます。デジタル教科書なら挿絵だけを映します。挿絵の無い本文なら、黒板に簡単な絵をかいておきます。
  2. 先生が、絵に見えることを英語で問います。What can you see? から始めて、場所・天気・持ち物・様子へと広げ、4〜6問を3分ほどで聞きます。答えは1語でかまいません。
  3. 生徒の答えを、先生が本文に出る語を使った文で言い直し、その語だけを板書します(3〜4語)。生徒が Rain. と答えたら、Yes. It's raining hard. と返して raining hard と書きます。
  4. ペアで1分、絵を指しながら、板書の語を使って、絵の中のことを1人2文ずつ言います。
  5. 教科書を開いて本文を読みます。板書の語が出てきたら丸をつけさせます。

先生が言う言葉

絵を見せるときLook at the picture. What can you see?
場所と様子を聞くときWhere is she? Is it sunny or rainy?
答えを言い直すときRain? Yes. It's raining hard. 本文に出る語で返す
筋を聞かれたときGood question. Let's read and find out. 続きは本文で

変化をつける

  • やさしくする: はい・いいえで答えられる問いにします(Is it sunny? / Does she have an umbrella?)。答えは Yes. か No. と、絵を指すだけでかまいません。中1の前半は、ここから始めます。
  • むずかしくする: 先生の問いのあとで、生徒が絵を3文で言います。板書の語を使えば3文になります(It's raining hard. / A girl is at the school gate. / She doesn't have an umbrella.)。ペアで1人ずつ言い、相手が言わなかったことを1つ足します。
  • 高校では: 説明文や評論についているグラフや写真を描写させます。What does this graph show? / Which is the largest? と、図から読めることだけを英語で言わせ、筆者がそこから何を言いたいのかは、本文を読んで確かめることにします。
  • 同じ絵をもう一度: 本文を読み、音読を重ねたあとで、同じ絵を絵を見て言うに使います。読む前は語に出会うための絵、覚える段階では本文を思い出すための絵になります。

つまずきと手当て

  • 日本語で答える: 認めます。
  • 先生が筋を話してしまう: 絵を見ていると、「このあと、この男の子は……」と続けたくなります。
  • 教科書の挿絵が、話の先まで描いている: ページの挿絵が、結末の場面まで描いていることがあります。
  • 答えるのが一部の生徒だけになる: 先生とのやり取りは、手の挙がる生徒に寄りがちです。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/sashie-de-hanasu

段階1・読む前

出てきそうな語の予想

題名から出そうな語を5つ書き、出てきたら○。予想に無かった語にも目を向ける

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
なし(題名を板書)教科書だけでできる

流れ(合計7分30秒)

  1. 1題名だけを板書30秒
  2. 21人で出そうな語を5つ書く2分
  3. 3聞く・読む、出た語に○2分
  4. 4ペアで○の数を比べる1分
  5. 5予想に無かった語を挙げる2分

手順

  1. 教科書は閉じたままにします。題名だけを板書します。挿絵は見せません。
  2. 1人で2分、本文に出てきそうな英語の語を5つ、ノートに書きます。つづりは気にしなくてかまいません。題名にある語(見本なら come と school)は、書けば必ず○がつくので、5つに数えません。
  3. 本文を聞くか読むかして、自分の語が出てきたら○をつけます(2分)。walk と walking のように形が違っても、同じ語なら○にします。音声で聞くなら、教科書を閉じて聞くと同じく、教科書はしまったままにします。
  4. ペアで1分、○の数を比べ、○のついた語を見せ合います。
  5. 全体で、だれも予想しなかったのに本文に出てきた語を2〜3つ挙げさせ、板書します(2分)。その語が本文で何を言うために出てきたのかを確かめます。

先生が言う言葉

題名を見せるときLook at the title. What words will be in the text?
書くときWrite five English words. Don't worry about spelling. つづりは気にしない
聞く・読むときWhen you find your word, circle it.
予想に無かった語でWhich words did nobody write? Let's look at them.

変化をつける

  • やさしくする: 10語の一覧から5つを選ばせます。見本の10語をそのまま一覧にすると、本文に出るのは半分の5語です。
  • むずかしくする: 語ではなく、語の組み合わせで予想させます(come by bike / take a bus / walk to school)。本文の come by bike と take a bus は○ですが、walk to school は本文にありません(本文は Sixteen students walk.)。本文の英語の言い方そのものと突き合わせることになります。
  • スピーチで: My Grandmother's Notebook なら、題名の grandmother と notebook は数えないので、diary・write・family のような語が予想に挙がります(diary と write は○、family は×)。題名の語を数えない決まりが、題名の先を考えさせます。
  • 高校では: 評論の題名から、話題の語に加えて、出てきそうなつなぎの語(however / for example / in conclusion)を予想させます。題名が問いの形なら、反対の立場を示す on the other hand が出てきそうだ、と見当がつきます。読みながらつなぎの語に○をつけると、段落の組み立てが見えてきます。

つまずきと手当て

  • 日本語で書く: 最初は認めます。
  • つづりが分からない: 気にしなくてかまいません。
  • 5つ思いつかない: 3つでかまいません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/deru-go-yosou

段階1・読む前

自分のことから入る

読む前に、本文の話題を自分への問いにして1分話す。読み終えたら同じ問いに戻る

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5分
形態
一斉・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計5分)

  1. 1自分への問いを板書30秒
  2. 2ペアで答え合う1分
  3. 3全体で2〜3人に聞く1分
  4. 4読後に人物の答えを示す1分
  5. 5同じ問いに戻ってペアで1分30秒

手順

  1. 本文の話題に近い、自分への問いを1〜2つ板書します。答えが1語か短い文で言える問いにします(選び方は下に)。
  2. ペアで1分、問いに答え合います。1人30秒です。答えは1語でもよく、本当のことでなくてもかまいません。
  3. 全体で2〜3人に聞き、答えを短く板書します。ここまでを2分半で終えます。
  4. 本文を読みます(読む時間は、この5分の外に取ります)。音声で聞かせてもかまいません。
  5. 読み終えたら、先生が本文の人物の答えを英語で示し、同じ問いに戻ります。ペアで1分、もう一度答え合います。

先生が言う言葉

問いを出すときDo you have something special? Talk with your partner.
答えに詰まったときAnything is OK. A pen? A photo? 作り話でもいいよ
全体に聞くときWhat's your special thing? One word is OK.
読み終えたときHaruto writes three lines every night. How about you?

変化をつける

  • やさしくする: はい・いいえに1語を足して答える形にします(Yes. A bike. / No.)。中1の前半は、問いを1つにします。
  • むずかしくする: 聞き手が Why? を1回だけ聞く決まりにします(Why is it special? / My grandfather gave it to me.)。理由を言うには、物の名前のあとにもう1文が要ります。
  • 物語で: Three Lemon Candies なら、Do you always carry an umbrella? のように、物語の場面を自分の経験にした問いにします。登場人物がしたこと(傘を渡して、雨の中へ走っていく)は問いに入れず、読み終えたあとに What would you do? と聞きます。
  • 高校では: 評論の論点について、意見を問います。プラスチックごみの評論なら、読む前に Do you use plastic bags? / Should stores stop giving them out? と聞いておき、読み終えたあとに、筆者の主張とくらべて自分の意見が変わったかを話させます。

つまずきと手当て

  • 言いたくないことがある: 始める前に、パスしてよい、作り話でよい、と言っておきます(It's OK to pass. / It's OK to make it up.)。
  • 本文と関係の薄い問いになる: What's your favorite food? のような、いつでも聞ける問いだと、本文を読むときに自分の答えと結びつきません。
  • 話がはずんで時間が延びる: 読む前の話は2分半で切ります。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/jibun-kara-hairu

段階2・内容をつかむ

行間の推理

いつ・どこ・どんな関係かを、本文の文を証拠にして当てる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
ペア・一斉
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
推理の問い3つ(板書か口頭)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1推理の問いを3つ出す1分
  2. 21人で答えと行番号をメモ1分
  3. 3ペアで証拠を比べる2分
  4. 4全体で証拠から確かめる6分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあと(事実の発問や音読のあと)に置きます。初めて読む段階では使いません。
  2. 先生が推理の問いを3つ出します。答えは本文に書いていないけれど、証拠の文が2つ以上ある問いを選びます。
  3. 1人で1分、答えと証拠の行番号をメモします。「答え+行番号」の形で書かせます。
  4. ペアで2分、答えと証拠を比べます。証拠が違えば、どちらの読みが強いかを話し合います。
  5. 全体では、答えより先に証拠を聞きます。「何行目で分かった?」と聞き、答えはそのあとで確かめます。

先生が言う言葉

問いを出すときThe answer is not in the text. But you can find clues.
証拠を求めるときWhich line tells you that? 何行目からそう言える?
答えが割れたときTwo answers. Let's look at the clues. どっちの証拠が強い?
証拠が1つだけのときGood guess. Can you find one more line?

変化をつける

  • やさしくする: 問いに選択肢をつけます(いつの会話? ア 金曜の夜 イ 月曜の朝 ウ 土曜の昼)。証拠は1つでよいことにします。中1の前半は、日本語の問いと日本語の答えで十分です。
  • むずかしくする: 推理の問いを生徒に作らせます。「答えが本文に書いていなくて、証拠が2つある問い」を1人1問作り、ペアで出し合います。作る側に回ると、本文を前後のつながりで読み直すことになります。
  • 物語で: 登場人物がなぜそうしたか(行動の理由)を問います。理由が本文に書いていない場面ほど、推理の問いになります。
  • 高校では: 物語や評論の段落で、筆者が書かなかったことまで問いを広げます(なぜここで話が終わるのか、なぜこの例を選んだのか)。答えは英語で1文、証拠は段落と行で示させます。

つまずきと手当て

  • 本文に書いてあることを答えてしまう: 事実の発問との違いが伝わっていません。
  • 想像だけで答える(証拠がない): 「おもしろい。
  • 先生の想定と違う答えが出て困る: 証拠があれば認めます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/gyokan-suiri

段階2・内容をつかむ

気持ちの温度計

場面ごとの気持ちを、形容詞1語と数字と証拠の行で折れ線にする

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
物語・対話文・スピーチ・手紙
準備
温度計の表(場面・気持ちの語・−5〜+5・証拠の行)教科書だけでできる

流れ(合計13分)

  1. 1場面を区切り、表を配る1分
  2. 21人で語・数字・証拠の行5分
  3. 3点を打って折れ線にする2分
  4. 4ペアで折れ線を比べる3分
  5. 5全体で大きく動いた所を聞く2分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
  2. 先生が場面を4〜5つに区切り、行番号で示します。温度計の表(場面・気持ちの語・数字・証拠の行)を配るか、ノートに書かせます。
  3. 1人で5分、登場人物1人について、場面ごとに気持ちの語を一覧から1つ選び、−5〜+5の数字をつけ、証拠の行を書きます。
  4. 数字を表の下の枠に点で打ち、線でつないで折れ線にします。
  5. ペアで3分、折れ線を比べ、いちばん大きく動いた所と、なぜ動いたかを話します。
  6. 全体で2〜3人に、いちばん大きく動いた所を聞きます。比べるのは数字ではなく、証拠の行です。

先生が言う言葉

始めるときHow does Mika feel here? Choose one word from the list.
数字をつけるときVery happy is plus five. Very sad is minus five.
証拠を求めるときWhy do you think so? Which line? 何行目からそう思った?
ペアで比べるときWhere is the biggest change? Why?
温度計の向き気持ちの語
+の側happy(うれしい)・glad(よかった)・excited(わくわくする)・thankful(ありがたい)・proud(ほこらしい)
−の側sad(悲しい)・worried(心配だ)・nervous(緊張する・不安だ)・sorry(すまない・気の毒だ)・lonely(さびしい)・angry(腹が立つ)・scared(こわい)
場面によるsurprised(おどろく)・embarrassed(はずかしい・照れくさい)・shy(照れる・はずかしがる)

変化をつける

  • やさしくする: 数字のかわりに、顔のマーク6つ(とてもうれしい〜とても悲しい)から選ばせます。中1の前半は、気持ちの語を日本語で書いてもかまいません。証拠の行だけは必ず書かせます。
  • むずかしくする: 2人の折れ線を同じグラフに描き、線がいちばん離れる場面とその理由を説明させます。理由を英語の1文(Mika felt sorry because Sota had a cold.)で言わせると、表現の活動にもつながります。
  • 対話文で: 話し手1人に絞り、発言ごとに温度をつけます。Monday Morning のリクなら、6行目の I was so sad. から8行目の Number 10 was amazing. で、気持ちが大きく上がります。
  • 高校では: 評論の筆者の態度の変化を、段落ごとに追います。気持ちの語のかわりに態度の語(positive・negative・doubtful・hopeful など)を使い、+5を強く賛成、−5を強く反対にします。
  • 性格まで読むとき: 同じ人物の人物カードを作ると、温度計で集めた証拠の行を、性格の欄の証拠にそのまま使えます。

つまずきと手当て

  • happy と sad ばかりになる: 一覧を渡します。
  • 数字がばらばらで、話し合いがまとまらない: 数字ではなく証拠で比べます。
  • グラフを描くのに時間がかかる: 目もり(−5〜+5)と場面の線を入れた枠を配ります。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kimochi-ondokei

段階2・内容をつかむ

人物カード

登場人物のプロフィールを、書いてある事実と証拠つきの推理に分けて作る

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
物語・対話文・スピーチ・手紙
準備
人物カードの枠(名前・住んでいる所・好きなこと・性格など)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1カードの枠を配る1分
  2. 21人で各欄を5語以内で埋める5分
  3. 3ペアでカードを比べる3分
  4. 4全体で△の欄の証拠を聞く1分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
  2. カードの枠を配るか、黒板に枠を書いてノートに写させます。欄は本文に合わせて5〜7つ選びます(名前・住んでいる所・家族・続けていること・好きなこと・性格など)。
  3. 1人で5分、各欄を5語以内で埋めます。書いてあることには○、推したことには△と証拠の行をつけます。分からない欄は空けておいてかまいません。
  4. ペアで3分、カードを比べます。△の欄は証拠の行を見せ合い、どちらの推理が強いかを話します。
  5. 全体で△の欄を1つ取り上げ、証拠を聞きます。

先生が言う言葉

始めるときMake a profile card. Write five words or fewer in each box.
○と△を分けるときIs it in the text, or is it your guess? 書いてある? 推理?
推理に証拠を求めるときGood guess. Which line tells you that?
性格の欄でWhat kind of person is she? One word, please.

変化をつける

  • やさしくする: 欄に選択肢をつけます(住んでいる所: ア 大きな町 イ 海のそばの小さな町 ウ 山の中の村)。○の欄は1人で埋め、△の欄はペアで考える形にしてもかまいません。
  • むずかしくする: カードを英語の文で書かせます。1つの欄を1文にし、事実の欄は She lives alone. のような短い文に、推理の欄は I think she loves Haruto のように I think で始め、because のあとに証拠を続けます。
  • 2人のカードを比べる: ハルトのカードも作り、おばあさんのカードと並べて、2人に共通することを探させます(どちらも書き続けている)。物語なら、ミカとソウタのカードを並べます。
  • 高校では: 評論の筆者のカードを作ります。欄は、立場・いちばん言いたいこと・使った例・反対しそうな人、などにします。筆者の立場が本文に書いてあるか、例の選び方から推すかで、○と△を分けます。
  • 気持ちの動きまで読むとき: 同じ人物の気持ちの温度計を作ると、カードの性格の欄と、場面ごとの気持ちを結びつけて話せます。

つまずきと手当て

  • 本文の文を丸写しする: 5語以内の決まりを先に示します。
  • 推理に証拠がない: 「何行目?」と聞き返します。
  • ○と△の区別がつかない: 「本文に同じ意味の語がある?」で決めさせます。
  • 欄が埋まらない: 空けておいてかまいません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/jinbutsu-card

段階2・内容をつかむ

表と図にまとめる

数字は表に、時間の流れは図に。本文の情報を形に移し、表だけを見て英語で言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
表やグラフの枠(白紙でもよい)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 1どの形にまとめるかを決める2分
  2. 21人で語と数字をマスに書く6分
  3. 3ペアで見比べ、合計で確かめる3分
  4. 4表だけを見て英語で言う4分

手順

  1. 本文をひととおり読み、事実の発問などで内容を確かめたあとに置きます。
  2. 先生が「この本文は、どの形にまとめると分かりやすい?」と聞き、形を決めます。最初の数回は、先生が形と見出し(列の名前)を示します。
  3. 1人で6分、本文から語と数字を拾ってマスを埋めます。本文に書いていないことは、空けておきます。
  4. ペアで3分、表を見比べます。数字が違えば本文に戻って確かめ、合計が合うかも確かめます。
  5. 教科書を閉じ、表だけを見て、1行ずつ交代で英語で言います。

先生が言う言葉

形を決めるときNumbers? Time? Which is better, a table or a timeline?
マスを埋めるときOnly words and numbers. No sentences. 文は書かない
見比べるときAdd the numbers. Check the total. 合計で確かめよう
言うときClose your textbook. Look only at your table and tell your partner.

変化をつける

  • やさしくする: 見出し(列の名前)と、1行目だけ先生が埋めた表を渡します。中1の前半は、見出しが日本語でかまいません。
  • むずかしくする: 形を自分で選ばせます。同じ本文でも、表にする生徒と棒グラフにする生徒が出ます。棒グラフなら歩きがいちばん多いことがひと目で分かり、表なら「よいところ」まで入ります。どちらが本文の言いたいことに合うかを、ペアで比べさせます。
  • ペアで: 1人は2〜4行目(人数)だけ、もう1人は6〜8行目(よいところ)だけを読んで自分の列を埋めます。そのあと教科書を閉じ、聞き合って表を完成させます(インフォメーションギャップ)。How many students come by bike? のような質問が、必要があって出てきます。
  • 高校では: 評論の段落を、原因と結果の矢印の図にします。主張・理由・例を箱に入れ、矢印に because や so を書き添えます。図だけを見て要約を言わせると、サマリー・ピラミッドの3文の段につながります。

つまずきと手当て

  • マスに文を写す: 写すと、読まなくても埋まります。
  • 数字を写しまちがえる: 合計で確かめます。
  • 描くのに時間がかかる: 枠は先生が用意し、生徒は中身だけを書きます。
  • 本文にないことでマスを埋める: 「書いていないマスは空ける」を、最初に決まりとして示します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/hyo-ni-matomeru

段階2・内容をつかむ

4コマにする

どこで区切るかが読みになる。本文を4つの場面に割って描き、4コマを見て内容を言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15〜20分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
4コマの枠(A4を4つに折るだけでもよい)教科書だけでできる

流れ(合計20分)

  1. 14つの場面に区切る3分
  2. 24コマを描く(1コマ3分)12分
  3. 3ペアで区切りを比べる3分
  4. 44コマを見て話す(交代)2分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
  2. 1人で3分、本文を4つの場面に分け、区切りの行に線を引きます。
  3. 1コマ3分で描きます。棒人間の絵、吹き出しに本文の1文、コマの下に短い説明です。
  4. ペアで3分、4コマを見せ合い、区切りが違う所を話し合います。
  5. 教科書を閉じ、自分の4コマを見ながら、ペアに内容を話します。交代します。

先生が言う言葉

区切るときMake four scenes. Where does the scene change? 場面が変わるのはどこ?
描くときStick figures are OK. Three minutes for each picture.
吹き出しを選ぶときOne sentence for each picture. Which sentence is the most important?
話すときClose your textbook. Look at your pictures and tell the story.

変化をつける

  • やさしくする: 4つの場面の説明(日本語)を先生が渡し、生徒は絵と吹き出しだけを描きます。区切りを探す手間が減るので、吹き出しの1文選びに集中できます。
  • むずかしくする: 3コマにして、どの場面を落とすかを選ばせます。落としても話が通じる場面と、落とすと通じなくなる場面を比べると、本文の幹と枝が見えてきます。
  • 5コマ目を足す: 「このあと何が起きる?」を5コマ目に描かせます。本文にない場面なので、吹き出しの英語は自分で書きます(Riku, wake up! や I did it! など)。
  • 並べかえる: 描いた4コマを切り離して混ぜ、ペアに元の順に並べさせます。並べかえて戻すの絵の版で、並べ終えたら、その4コマを見て話す練習にそのまま進めます。
  • 物語で: 時と場所の語(after school, the next morning)が区切りの手がかりになります。せりふのない場面は、吹き出しを心の中の声にしてかまいません。
  • 高校では: 短編の物語を絵コンテにします。コマの数は決めず、場面の数を自分で決めさせ、各コマに本文の1文を添えます。いくつの場面に分けたかを比べると、そのまま話の組み立ての読みの比べ合いになります。

つまずきと手当て

  • 絵に凝って時間切れになる: 1コマ3分、棒人間で、と最初に決めます。
  • 吹き出しに本文を全部写す: 1コマ1文と決めます。
  • 行の数で機械的に分ける: 10行を2〜3行ずつに割るだけの生徒には、「そこで何が変わった?」と聞きます。
  • 絵が苦手で手が止まる: 絵のかわりに記号(テレビの四角、サッカーボール、時計)でもよいことにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/yonkoma

段階2・内容をつかむ

並べかえて戻す

1文ずつのカードを、代名詞と時を表す語を手がかりに本文の順へ

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
グループ・ペア
学年
中1〜高校
本文
物語・説明文・スピーチ・手紙
準備
本文を1文ずつ切ったカード(4人に1組)

流れ(合計11分)

  1. 1カードを配る1分
  2. 2自分の文を覚えて伏せる2分
  3. 3口で伝え合って並べる5分
  4. 4本文で答え合わせ3分

手順

  1. 本文を1文ずつ(長い文は意味のかたまりで)カードに切ります。4人のグループに1組です。
  2. カードを裏返して配り、1人に2〜3枚ずつ持たせます。
  3. もとの形では、自分のカードの文を覚えたら、カードを伏せます。覚えた文を口で伝え合い、相談して順番を決めます。決まった順に並んで立ち、1人ずつ自分の文を言っていきます。
  4. やさしい形では、カードを机に並べて、グループで動かしながら順番を決めます。
  5. 答え合わせは、教科書の本文か音声で行います。違っていたところは、なぜそう並べたかをグループに言わせます。

先生が言う言葉

始めるときRemember your sentence. Then put your card face down.
手がかりを示すときLook for words like he, she, it, and then. Who is "he"? What is "it"?
迷っているグループにWhich card comes first? Why?
答え合わせでWhy did you put this card here? どの語で決めた?

変化をつける

  • やさしくする: カードを5〜6枚に減らします(2文ずつ1枚にする)。最初と最後のカードだけ先生が示しておくと、中1でも並べられます。
  • むずかしくする: 1枚だけ、本文にない文(にせのカード)を混ぜます。並べながら「この文は話に合わない」と見抜かせます。にせのカードは、本文の内容と少しだけ食い違う文にします(例: Sota gave Mika his umbrella and walked home with her.)。
  • 説明文で: 段落ごとのカード(主張・理由・例・まとめ)にすると、文章の組み立てを読む活動になります。
  • 高校では: 段落の中の文を混ぜ、つなぎの語(however, therefore, for example など)を消したカードにします。論の流れだけで並べさせます。

つまずきと手当て

  • 意味を考えずに、教科書をめくって答えを探す: もとの形(カードを伏せて口で伝える)にするか、教科書をしまわせます。
  • 1人が全部並べてしまう: カードを1人2〜3枚ずつ配り、自分のカードは自分しか動かせない決まりにします。
  • 並べ終わったグループが待っている: 並べた順に本文を音読させ、そのあと、にせのカード入りの組を渡します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/narabekae

段階2・内容をつかむ

まちがい探しリスニング

わざとのまちがいに気づいたら、手を挙げて Stop! と止め、正しく直して言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5分
形態
一斉・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし(先生が本文を読む)教科書だけでできる

流れ(合計5分)

  1. 1わざとまちがえると予告30秒
  2. 2先生が読み、指で本文を追う1分
  3. 3Stop! で止めて直す1分
  4. 4直した文を全員で言う30秒
  5. 5慣れたらペアで2か所ずつ2分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。初めて読む本文では使いません。
  2. 「これから、わざと何か所かまちがえて読みます」と予告します。
  3. 先生がふつうの速さで読み、生徒は本文を指で追います。
  4. まちがいに気づいたら、手を挙げて Stop! と言います。先生は読むのを止めて1人を指名し、その生徒が正しく直します(Not fifteen. Sixteen.)。
  5. 直した文を、全員で正しく1回言います。
  6. 慣れたらペアで行います。1人が2か所変えて読み、もう1人が見つけます。交代します。

先生が言う言葉

始めるときI'll make some mistakes. Find them, raise your hand, and say Stop!
止められたときWhat's wrong? Say the right words.
直したあとGood. Everyone, say the right sentence.
ペアに渡すときYour turn. Change two words and read it to your partner.

変化をつける

  • やさしくする: まちがいの数を先に言います(今日は3つ)。見つけた数を指で示させてから、答え合わせをします。中1の前半は、数と語の2種類だけにします。
  • むずかしくする: 教科書を閉じて、聞くだけで見つけさせます。文字と照らし合わせられないので、内容の食い違いで見つけるしかありません。3行目を bus に変えれば、4行目の bus と話が合わなくなります。1文ずつ聞いて No. で言い直すやり取りにすると、No, で直すゲームにつながります。
  • ペアで: 手順6のように、生徒どうしで変えて読ませます。変える側は、どこを変えれば意味が変わるかを考えながら、本文を読み直すことになります。聞き手が本文を目で追って違いを見つける形は、音読タイムアタックの計測係と同じ役です。
  • 高校では: 論理のことばを入れかえて読みます(because を but に、so を however に)。文の中身はそのままでも、つながりが変わると論の流れが通らなくなります。生徒は、どこが論として通らないかを言います。

つまずきと手当て

  • 叫んで騒がしくなる: 手を挙げてから Stop!、を決まりにします。
  • 易しすぎる: 数や名詞の入れかえばかりだと、文字を照らし合わせるだけで見つかり、内容を考えなくなります。
  • 先生の読みが棒読みになる: まちがいを入れることに気を取られると、読みが平たくなったり、変えた語の前で間があいたりします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/machigai-sagashi

段階2・内容をつかむ

句読点を戻す

句読点と大文字を消した本文に、文の切れ目を入れ直す。手がかりは主語と動詞

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
句読点と大文字を消した本文(板書かプリント)

流れ(合計10分)

  1. 11人で文の切れ目に/を入れる3分
  2. 2ペアで/の位置を比べる2分
  3. 3句読点と大文字を書き入れる2分
  4. 4教科書で確かめ、手がかりを言う3分

手順

  1. 本文から句読点と大文字を消し、1つにつなげた英文を用意します(板書かプリント)。4〜5行、50語前後が目安です。消すのはピリオド・コンマ・疑問符・感嘆符・引用符と大文字で、didn't や Sota's のアポストロフィは残します。
  2. 1人で3分、文が終わると思う所に/を入れます。句読点はまだ書きません。
  3. ペアで2分、/の位置を比べます。違う所は、両方の区切り方で声に出して読み、意味が通るほうを選びます。
  4. 決めた区切りに、ピリオド・疑問符・コンマ・引用符を書き入れ、文の最初の文字を大文字に直します(2分)。
  5. 教科書を開いて確かめます。違っていた所に印をつけ、どの語を手がかりにすれば区切れたかを、ペアで1つ言います。

先生が言う言葉

配るときNo periods, no capital letters. Where does each sentence end?
迷っている生徒にFind the verb. Who does it? 動詞と、その主語をさがそう
ペアで比べるときRead it both ways. Which one makes sense?
確かめるときHow many sentences did you find? どの語で区切った?

変化をつける

  • やさしくする: 文の数を先に伝えます(この4行なら6文)。それでもむずかしければ、本文の行ごとに分けて見せます。行の終わりは文の終わりなので、行の中の切れ目だけを探せばよくなります。
  • むずかしくする: 10行全部を1つにつなげ、文の切れ目に加えて、段落の切れ目(話題が変わる所)も入れさせます。How We Come to School なら、人数の話(1〜4行目)、よいところの話(5〜8行目)、坂の話(9〜10行目)に分かれます。段落ごとに名前をつけるなら見出しをつけるへ。
  • 対話文で: 話し手の名前ごと消して、どこで話し手が替わるかも決めさせます。Monday Morning なら、2回目の good morning から話し手がリクに替わります。だれが何を言ったかを決めることが、そのまま会話の中身をつかむ読みになります。
  • 高校では: 1文の長い評論の段落で行います。関係代名詞や分詞で後ろから説明がつく文は、どこまでが主語かを決めないと、動詞が見つかりません。区切ったあとで、各文の主語と動詞に下線を引かせると、長い文を読む練習になります。

つまずきと手当て

  • 1語ずつ訳しながら区切りを探して、時間が足りない: 区切りを入れる前に、一度、小さな声で通して読ませます。
  • 区切りすぎる(Ten students come. By bike most of them live ...): 「1つの文に、主語と動詞が1組」という決まりを示します。
  • 引用の部分を地の文にしてしまう: 問いの語順(do you・can we)や、said や asked のあとの I が手がかりです。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kutouten-modosu

段階2・内容をつかむ

見出しをつける

まとまりごとに5語以内の見出しをつけ、どれがまとまり全体を言えているかを比べる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
なし(まとまりの区切りを板書)教科書だけでできる

流れ(合計14分)

  1. 1まとまりの区切りを板書する1分
  2. 21人で見出しを書く4分
  3. 3ペアで見出しを比べる3分
  4. 4全体で見出しを比べて話し合う3分
  5. 5見出しだけを見て内容を言う3分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。先生が、まとまりの区切りを行番号で板書します(例: 1〜2行目/3〜5行目/6〜8行目/9〜10行目)。教科書の段落がそのまま使えるときは、段落ごとにします。
  2. 1人で4分、まとまりごとに見出しを書きます。英語なら5語以内、日本語なら15字以内です。文でなくてよく、名詞のまとまり(My Name in Her Diaries)で書いてかまいません。
  3. ペアで3分、見出しを比べます。まとまりごとに「全部の行に当てはまるか」「短いか」の2つで、よいほうを選びます。どちらも足りなければ、2人で作り直します。
  4. 全体で、1つのまとまりの見出しを3〜4人分板書し、どれがよいかを、行番号を挙げて話し合います。
  5. 板書した見出しだけを見て、まとまりごとに本文の内容を1〜2文で言います。ペアで交代します。

先生が言う言葉

始めるときGive a heading to each part. Five words or less.
書いているときDoes your heading fit all the lines? 全部の行に当てはまる?
比べるときWhich heading is better? Why?
見出しを使うときLook at the headings only. Tell your partner about each part.

変化をつける

  • やさしくする: 先生が見出しを5つ用意し、1つは本文に合わないもの(たとえば My Grandmother's Garden)を混ぜておきます。生徒は4つのまとまりに合う見出しを選び、残った1つがなぜ合わないかを言います。中1の前半は、日本語の見出しで選ばせます。
  • むずかしくする: まとまりの区切りも生徒が決めます。区切りの数だけを伝え(このスピーチなら4つ)、時を表す語や、話題が変わる所を手がかりに、どこで分けるかから考えさせます。
  • 説明文で: How We Come to School なら、1〜4行目(通学の方法と人数)、5〜8行目(それぞれの方法のよいところ)、9〜10行目(坂のことと、読み手へのお願い)の3つに分けます。見出しを並べると、調べた結果→よいところ→困っていることとお願い、という組み立てが見えます。数字の多いまとまりは、表と図にまとめるで表にしてからのほうが、見出しを選びやすくなります。
  • 高校では: 評論の段落ごとに見出しをつけ、段落の最初の文(トピック・センテンス)と比べます。見出しと重ならない段落は、要点が段落の後ろにある段落で、読み方を変える所です。

つまずきと手当て

  • 見出しが、本文の1文をそのまま写したものになる: 5語以内の決まりを守らせます。
  • 1文目だけを見てつけてしまう: ペアで比べるときに、見出しの語が、まとまりの何行目から来たかを指でさして言わせます。
  • 英語の見出しが思いつかない: 先に日本語で書かせ、英語にするときは「〜の…」を My ... や ... of ... の形にする、と型を1つ示します(おばあさんの日記→ My Grandmother's Diaries)。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/midashi-tsukeru

段階2・内容をつかむ

分担して読む

4人で本文を分けて読み、自分の担当を英語で伝える。仕上げは全員の話を1文に

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
グループ
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
なし(担当の行以外は付せんかノートで隠す)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 1担当を決め、ほかの行を隠す2分
  2. 2担当を読み、キーワードをメモ3分
  3. 3同じ担当どうしで確かめる2分
  4. 4班で1人1分ずつ英語で伝える4分
  5. 5まとめの1文を作る2分
  6. 6本文を通して読み、確かめる2分

手順

  1. 本文を初めて読む時間に置きます。新出語の意味は、先に全体で確かめておきます。4人の班でA〜Dの担当を決め、担当の行を板書します。担当以外の行は、付せんかノートで隠します。
  2. 1人で3分、自分の担当の行を読み、伝える3文のメモをキーワードだけで書きます。
  3. となりの班の、同じ担当の人と2分、伝える中身を確かめ合います。
  4. 班に戻り、Aから順に1人1分で、自分の担当を英語で伝えます。聞く3人は日本語でメモをとり、分からなければ英語で聞き返します。
  5. 班で2分、まとめの1文を作ります。最後に付せんをはがして本文を通して読み、まとめの1文が本文と合っているかを確かめます。

先生が言う言葉

担当を決めるときOnly you read your part. Your team needs you.
伝えるときDon't show your textbook. Tell your part in three sentences.
聞くときTake notes. If you don't understand, ask: Can you say that again?
仕上げでMake one sentence. Use something from all four parts.

変化をつける

  • やさしくする: 伝えるのは日本語でよいことにします。英語で伝えるなら、3文の書き出しを渡します(Part A: __ students walk.)。中1の後半から始めるときは、担当を3つ(1〜4行目/5〜8行目/9〜10行目)にし、同じ担当どうしの確かめを4分にします。
  • むずかしくする: 伝える文に、本文の文をそのまま使わない、と決めます。読み上げられないので、担当の行を自分の英語に組み立て直すことになります。言いかえの練習は1文パラフレーズ工房にくわしくまとめています。
  • スピーチで: My Grandmother's Notebook なら、1〜3行目/4〜5行目/6〜8行目/9〜10行目に分けます。まとめの1文を「ハルトにとって、このノートが特別なのはなぜか」の答えにすると、4人の担当がどれも答えの材料になります。
  • 物語で: 場面ごとに分けます。Three Lemon Candies なら、雨の校門(1〜4行目)と次の朝(5〜9行目)で2人ずつに分け、伝える順番を本文の順に決めておきます。
  • 高校では: 段落ごとの担当にして、もとのジグソー法に近い形にします。同じ担当どうしの確かめを長くとり、班に戻ったら、段落の要点に加えて、その段落が文章全体の中でどんな役目か(主張・理由・例・反論)も伝えさせます。

つまずきと手当て

  • 担当の行を読み上げてしまう: 教科書を伏せさせ、メモだけを見て伝える形にします。
  • 伝える人の話が分からないまま、聞く側が黙っている: 聞き返しの言い方(Can you say that again? / What does __ mean? / How many?)を板書し、1人1回は聞き返す、と決めます。
  • 隠した行をのぞいてしまう: 「見たら、その人の話を聞く意味がなくなる」と、最初に理由を伝えます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/buntan-yomi

段階2・内容をつかむ

情報の差で読む

空所の違うAとBの紙を持ち、相手に英語で聞いて埋める。質問が必要になる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
空ける所の違うAとBの2つの版の本文

流れ(合計12分)

  1. 1AとBの紙を配る1分
  2. 21人で読み、質問を考える2分
  3. 3ペアで聞き合って空所を埋める5分
  4. 4紙を並べ、本文で確かめる2分
  5. 51文ずつ交代して読む2分

手順

  1. AとBの2つの版を作ります。空けるのは、いつ・どこ・どれくらい・何を、にあたる語句で、1つの版に3か所ずつです。冠詞や前置詞のような、文の形を作る語は空けません。
  2. 本文を初めて読む時間に、教科書を閉じたまま行います。新出語の意味は先に確かめておきます。ペアにAとBの紙を配り、相手の紙は見ない、と最初に決めます。
  3. 1人で2分、自分の紙を読み、空所を埋めるための質問を考えます。空所の前後を読んで、疑問詞(When・Where・How long・What)を決めます。
  4. ペアで5分、交代で質問し、聞いた答えを空所に書き込みます。答える側は、自分の紙の語句で答えます。
  5. 2人の紙を並べて答えを確かめ、教科書を開いて本文で確かめます。最後に、空所の埋まった本文を、ペアで1文ずつ交代して読みます。

先生が言う言葉

配るときDon't show your paper. Ask your partner.
質問を考えるときLook before and after the blank. When? Where? How long?
答えるときAnswer with the words on your paper.
確かめるときPut your papers together. Are your answers the same?

変化をつける

  • やさしくする: 紙の下に、質問の書き出しを選択肢で並べておきます(When did ...? / Where does ...? / How long has ...?)。生徒は空所に合う書き出しを選んで、残りを言えばよくなります。中1は、What と Where で聞ける空所だけにします。
  • むずかしくする: AとBのどちらかにしか書いていない文を、1つずつ入れます(Aの紙には8行目がなく、Bの紙にはある、など)。Do you have a sentence about ...? と、文があるかどうかから聞くことになります。
  • 説明文で: How We Come to School は、人数を空けると作りやすい本文です。How many students come by bike? / What did bike riders say? のように、人数と理由をAとBに分けて空けます。
  • 対話文で: Monday Morning なら、リクのせりふにある情報(at two・Brazil)をAの紙で、グリーン先生のせりふにある情報(the last goal・practice)をBの紙で空けます。過去形の疑問文(What time did Riku go to bed?)が自然に出てきます。
  • 高校では: 2つの版に、空所ではなく、同じ話題の違う文章を入れます。賛成の立場の段落をAに、反対の立場の段落をBに配り、相手の段落の要点を英語で聞き出してから、2人で自分たちの考えをまとめます。

つまずきと手当て

  • 相手の紙をのぞく: 2人のあいだにノートを立てて、ついたてにします。
  • 質問が作れず、空所を指でさして What? と聞く: 疑問詞の一覧を板書し、空所の前後の語を指して「ここは時? 場所? 長さ?」と聞きます。
  • 答える側が、自分の紙の文を全部読み上げる: 答えは空所に入る語句だけを言う、と決めます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/joho-no-sa

段階2・内容をつかむ

意味のかたまりに区切る

意味のかたまりに/を入れ、/ごとに音読し、前から意味を取る。返り読みをしない

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
本文のコピー(スラッシュを書き込む)

流れ(合計10分)

  1. 11人で/を入れる3分
  2. 2ペアで/の位置を比べる2分
  3. 3/ごとに区切って音読2分
  4. 4/ごとに前から意味を取る3分

手順

  1. 本文のコピーを配ります。新出語の意味は、この前に確かめておきます。
  2. 1人で3分、意味のかたまりの切れ目に/を入れます。1かたまり3〜5語が目安です。短い文には入れなくてかまいません。
  3. ペアで2分、/の位置を比べます。違う所は、両方の区切り方で声に出して読み、どちらも意味のかたまりになっていれば両方認めます。
  4. /ごとに区切って音読します(2分)。先生のあとについて/ごとに読み、次に1人で、/の所で短く息をつぎながら読みます。
  5. /ごとに前から意味を取ります(3分)。ペアで、1人が英語を1かたまりずつ読み、もう1人がそのかたまりの意味を短い日本語で言います。うしろのかたまりから先に訳す返り読みはしません。交代します。

先生が言う言葉

区切るときPut a slash between meaning groups. Three to five words in a group.
比べるときRead it both ways. Does each group make sense?
音読するときRead one group at a time. Pause at each slash.
意味を取るときDon't go back. Say the meaning of each group in order. 前から順に

変化をつける

  • やさしくする: 先生が最初の2文に/を入れておきます。生徒は、その入れ方をまねて、残りの文に入れます。
  • むずかしくする: 長い文で、/の数を減らします。9行目(19語)に/を2つだけ入れて3つのかたまりにするならどこか、と考えさせます。1かたまりが長くなるので、より大きなまとまりで意味を取ることになります。
  • 高校では: 関係代名詞や分詞で、うしろから説明がつく長い文で行います。The students who live far from school / come by bike. のように、主語がどこで終わるかを決めないと、動詞が見つかりません。手順5の確かめを本文全体で速く回すと、サイトトランスレーションの練習になります。

つまずきと手当て

  • 1語ごとに/を入れる: Ten / students / come / by / bike のように区切ると、かたまりが消えて、1語ずつ訳すのと同じになります。
  • 人によって位置が違う: 意味のかたまりになっていれば、両方認めます。
  • /を入れても、結局うしろから訳す: 定規やカードで/の右側を隠し、1かたまりずつずらしながら読ませます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/imi-no-katamari

段階2・内容をつかむ

答えから問いを考える

答えだけを見せて、本文からその答えになる問いを作る。疑問詞の選び方を比べる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア・グループ
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
答えだけのカード(板書でもよい)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1答えだけを4つ示す30秒
  2. 2ペアで問いを英語で作る4分
  3. 3問いを出し合い、板書する3分
  4. 4いちばん合う問いを比べる2分30秒

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
  2. 先生が答えだけを4つ示します。カードを黒板に貼るか、板書します。答えは本文の語をそのまま使い、短くします。
  3. ペアで4分、本文を読み、それぞれの答えになる問いを英語で作ります。問いは疑問詞で始めます。
  4. 2〜3組に問いを読んでもらい、板書します(3分)。ほかの組は、その問いを聞いて、カードの答えになるかを確かめます。
  5. 同じ答えに違う問いが出たら、どれがいちばん合うかを比べます(2〜3分)。比べるのは、疑問詞の選び方です。

先生が言う言葉

答えを見せるときHere are four answers. What are the questions?
問いを作るときStart with a question word: What, When, Where, or Who.
問いを読んでもらうときRead your question. Everyone, is the answer "At two"?
比べるときTwo questions for one answer. Which is better? Why?

変化をつける

  • やさしくする: 答えといっしょに疑問詞を渡します(At two. → What time / After school. → When)。中1では、答えを本文の1文で示し、その中の1か所を聞く問いを作らせます。
  • むずかしくする: 推理の要る答えを混ぜます。Because he watched a soccer game. は、1行目の You look sleepy. と2行目・4行目を合わせて、Why is Riku sleepy? と作れたら正解です。
  • 説明文で: How We Come to School なら、Sixteen. / Four. / The hill. のように示します。The hill. に合う問いは What is too steep? で、主語を聞く問いなので do や did が入りません。
  • 高校では: 説明文や評論の数字や年を答えにします(In 1990. / About 30 percent. / For ten years.)。When と How long、How many と How much のような似た疑問詞の選び分けが、本文の数字が何を表しているかの読みになります。

つまずきと手当て

  • はい・いいえの問いばかりになる: Did Riku go to bed at two? の答えは Yes. で、カードの At two. になりません。
  • 問いの語順をまちがえる(When Riku went to bed? / When did Riku went to bed?): 本文の文から問いを作る順を、板書で1回見せます。
  • 答えの語を問いに入れてしまう(When did Riku go to bed at two?): 答えの部分は、疑問詞に置きかわって消えることを確かめます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kotae-kara-toi

段階2・内容をつかむ

事実と意見を分ける

確かめられる文はF、だれかの考えや感じ方はO。割れた文は、何を見れば確かめられるかで決める

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙
準備
なし(教科書に印を書き込む)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1F・O・―の決め方を示す1分
  2. 21人で各文に印を書く3分
  3. 3ペアで印を比べる2分
  4. 4割れた文を全体で話し合う4分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあと、2回目の読みとして置きます。
  2. 先生が、F・O・―の決め方と手がかりの語を示します(1分)。本文にない文で、Fの例とOの例を1つずつ見せます(Our school is near the station. / Our school is the best.)。
  3. 1人で3分、各文の頭にF・O・―を書き込みます。引用符のある文は、外(だれが言ったか)と中(言った中身)に分けて、中身にも印を書きます。迷った文には?をつけます。
  4. ペアで2分、印を比べます。印が違う文は、何を見れば確かめられるかを言い合います。
  5. 全体で4分、ペアで割れた文と?の文を取り上げます。先生は「何を見れば確かめられる?」と聞き、確かめる方法があるかどうかで決めます。決めきれない文は、割れたまま残してかまいません。

先生が言う言葉

決め方を示すときCan we check it? Then write F. If not, write O.
印をつけるときOne mark for each sentence. Not sure? Write a question mark.
割れた文でHow can we check it? 何を見れば確かめられる?
引用のある文でWho said this? Look inside the quotation marks, too.

変化をつける

  • やさしくする: 3文だけで行います。2行目の2文と、9行目の the hill near our school is too steep の3つです。FかOかを選び、わけは日本語で言えれば十分です。
  • むずかしくする: 意見の文を、事実の文に書きかえます。The hill is too steep. なら Riding up the hill takes ten minutes. のように、計れば確かめられる文にします。書きかえた文で、急すぎるかどうかを読み手が自分で決められるかを話し合います。
  • スピーチで: My Grandmother's Notebook は、ほとんどの行がおばあさんとの出来事(F)で、最後の Small things become special when we write them down. がハルトの考え(O)です。8行目の I was surprised. のような気持ちの文はOに入れる、と決めておくと割れずにすみます。
  • 高校では: 評論の段落で、筆者の主張(O)と、それを支える根拠(F)を分けます。根拠が本当に主張を支えているかまで問うと、批判的に読む練習になります。分けたあとは、本文からミニディベートで賛成と反対に分かれて言い合う形にもつなげられます。

つまずきと手当て

  • 「正しい文は事実、まちがった文は意見」と考える: 事実の文は確かめられる文で、確かめたらまちがいだと分かる文もFです。
  • 引用の中の言葉で迷う: 引用のある文にFを1つつけて終える生徒と、文全体にOをつける生徒が出ます。
  • 手がかりの語だけで決める: too や the most を見たらO、と機械的に決めてしまう場合です。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/jijitsu-iken

段階2・内容をつかむ

いちばん大事な1文を選ぶ

書き手がいちばん言いたい1文を本文から選ぶ。選ばれなかった文がなぜ違うかも話す

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア・グループ
学年
中2〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙・物語
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1問いと決まりを示す1分
  2. 21人で1文を選び、理由をメモ2分
  3. 3グループで選んだ文を比べる3分
  4. 4全体で票を取る1分
  5. 5選ばれなかった文の役目を話す3分

手順

  1. 本文の内容をひととおりつかんだあとに置きます。
  2. 先生が問いと決まりを示します(1分)。本文の文をそのまま1つ選ぶこと、行番号と理由をメモすること。理由は「この文があると、ほかの行の何が説明できるか」で書かせます。
  3. 1人で2分、1文を選び、行番号と理由をメモします。
  4. 3〜4人のグループで3分、選んだ文と理由を言い合います(人数が合わなければペアで)。グループで1つにまとめる必要はありません。
  5. 全体で票を取ります(1分)。先生がグループで出た候補を2〜3文板書し、手を挙げさせます。
  6. 選ばれなかった文がなぜ違うのかを、全体で話します(3分)。「この文の役目は?」と聞き、話題・例・出来事・気持ちなどの言葉で答えさせます。

先生が言う言葉

問いを出すときWhich sentence shows the writer's main message? Choose only one.
理由を聞くときWhy did you choose it? その文で、ほかの行も説明できる?
票を取るときWhich sentence is the most important? Raise your hand.
選ばれなかった文でWhy isn't this one the main sentence? What does it do?

変化をつける

  • やさしくする: 先生が候補を3つ示し、その中から選ばせます(見本なら1行目・8行目・10行目の2文目)。理由は「話題」「心に残る場面」「全体のまとめ」の3つの言葉から選べば十分です。
  • むずかしくする: 選んだ文を、自分の言葉で10語以内に言いかえます。10行目の2文目なら Writing makes small things special. と言えます。Small things are important. と言いかえた生徒がいたら、「書く」ことが落ちていないかを本文と比べさせます。
  • 説明文で: How We Come to School では、2行目の Walking is the most popular way. と、10行目の Please tell us your ideas. で票が割れます。題名と1行目の問いへの答えとして見れば2行目、なぜこの報告を書いたのかから見れば10行目です。どちらの見方で選んだかを言わせると、報告の目的に目が向きます。事実と書き手の考えを先に分けておくなら、事実と意見を分けるを前に置きます。
  • 物語で: 物語では、書き手の言いたいことが1文で書かれていないことが多くあります。問いを「話がいちばん大きく動く1文」に変えます。Three Lemon Candies なら、ソウタの言葉が本当ではないとミカが気づく8行目の Mika knew that wasn't true. が候補になります。
  • 高校では: 段落ごとに、トピック・センテンスを1つずつ選びます。選んだ文をつなげると、本文全体の要約の下書きになります。最初の文が問いかけや例になっている段落では、要点の文が段落の終わりのほうに来ます。要約に進むならサマリー・ピラミッドへ。

つまずきと手当て

  • いちばん心に残った文を選ぶ: 「心に残った文」と「書き手がいちばん言いたい文」は違うことがある、と先に伝えます。
  • 全員が同じ文を選ぶ: 話し合いが終わったように見えますが、ここからが大事です。
  • 2つの文で迷う、自分の言葉で書いてしまう: 1つだけ、本文の文のまま、と決まりを示します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/daiji-ichibun

段階3・声に出す

強く読む語に印をつける

聞く前に、強く読む語に●、区切りに/。音声で確かめてから、その強弱で読む

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア・一斉
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし(教科書に直接書き込む)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 11人で●と/を書き込む3分
  2. 2ペアで印を見比べる1分
  3. 3音声で確かめ、印をつけ直す2分
  4. 4印の強弱で読み、聞き合う4分

手順

  1. 本文の意味をつかんだあと、音声で確かめる前に置きます。前の時間に音声を聞いていてもかまいません。印をつけるあいだは音声を流さず、意味から考えさせます。
  2. 1人で3分、各文でいちばん強く読む語に●を、意味の区切りに/を書き込みます。●は1文に2〜3個までです。
  3. ペアで1分、印を見比べます。違う所には?をつけておきます。
  4. 音声を聞いて確かめます。強く聞こえた語に、色を変えて印をつけ直します。
  5. 印の強弱で読みます。全員で1回読んだあと、ペアで聞き合い、聞き手は●の語が強く聞こえたかを伝えます。

先生が言う言葉

印をつけるときWhich word is the most important? Put a dot on it.
区切りを書くときWhere do you pause? Draw a slash.
音声を聞くときListen. Which words are strong? 予想と同じ?
ペアで読むときSay the words with dots strongly. Can your partner hear them?

変化をつける

  • やさしくする: 最初の2行だけ、先生が黒板で印をつけて見せます。生徒は残りの行に印をつけます。中1の前半は、名詞と動詞に丸をつけるだけでもかまいません。
  • むずかしくする: 文の終わりの上がり下がりも、矢印(↗↘)で書き込ませます。3行目の At two? ↗、5行目の What a game! ↘ のように、音声を聞く前に予想させます。
  • 気持ちを変えて: 気持ちが変わると、強く読む語も変わります。3行目の Were you studying for the test? を、ふつうに聞く読み方(STUDYING と TEST)と、からかう読み方でくらべます。「あなたが勉強を?」とからかうなら、Were YOU studying? と、強く読む語が you に移ります。気持ちで読み分ける活動は気持ちカード音読へ。
  • 説明文で: 数と、くらべる語(most, faster)に印が集まります。How We Come to School の2行目なら、SIXTEEN students WALK. のようになります。
  • 高校では: 新しい情報と古い情報の区別を、はっきり扱います。一度出た語は弱く、新しく出た語が強くなること、not A but B のような対比の文では A と B の両方が強くなることを、評論の段落で確かめます。

つまずきと手当て

  • 全部の語に印をつける: 1文に2〜3語まで、と数を決めます。
  • 印が音声と違う: 自分の印にもわけがあれば残させ、音声の読みと並べて、どちらだと何が伝わるかを考えさせます。
  • 大げさな読みになる: 最初はそれでかまいません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kyojaku-mark

段階3・声に出す

気持ちカード音読

同じせりふを、引いたカードの気持ちで読む。最後は場面に合う気持ちを証拠の行で決める

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
ペア・グループ
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
気持ちのカード8枚(happy, sad, angry, sleepy, surprised, nervous, excited, bored)。黒板に番号つきで書くだけでもよい教科書だけでできる

流れ(合計8分)

  1. 1せりふを全員でふつうに読む1分
  2. 2カードの気持ちで読み、当てる3分
  3. 3場面に合う気持ちを証拠で決める2分
  4. 4選んだ気持ちで役ごとに読む2分

手順

  1. 本文の内容をつかみ、ふつうの音読が済んだあとに置きます。
  2. 先生がせりふを1つ選び、全員でふつうに1回読みます。
  3. ペアかグループで、1人がカードを引き、カードを見せずにその気持ちでせりふを読みます。聞き手は気持ちを当てます(Are you angry?)。読み手を交代して、何枚か回します。
  4. 先生が「この場面に合う気持ちはどれ?」と聞きます。グループで1つ選び、証拠の行を言います。
  5. 選んだ気持ちで、その場面をペアで役ごとに読みます。

先生が言う言葉

カードを引くときDon't show your card. Read the line with that feeling.
聞き手にListen. How does your partner feel?
当てるときGuess the feeling. Are you sad? Are you angry?
最後にWhich feeling fits this scene? Which line tells you? どの行で分かる?

変化をつける

  • やさしくする: カードを4枚(happy, sad, angry, sleepy)に減らします。中1の前半は、顔の絵を添えたカードにすると、語の意味でつまずきません。
  • むずかしくする: カードを使わず、各行の気持ちを自分で決めて本文に書き込み、わけ(証拠の行)を言ってから読みます。
  • 物語で: せりふの少ない物語では、地の文を、その場にいた人の気持ちで読みます。並べかえて戻すの見本 Three Lemon Candies なら、8行目の Mika knew that wasn't true. を、あきれた気持ちで読むか、心配する気持ちで読むか。6行目の He had a cold. と9行目の For your throat が、心配のほうの証拠になります。場面ごとの気持ちの動きを気持ちの温度計で先に追っておくと、読み分けのわけが言いやすくなります。
  • 高校では: スピーチの意図(説得する・おわびする・お礼を言う)で読み分けます。同じ一節を意図を変えて読みくらべ、話し手の目的にどれが合うかを考えさせます。

つまずきと手当て

  • はずかしがって声が出ない: いきなりペアにせず、最初は全員で同じ気持ちで一斉に読みます(Everyone, read it in a sad voice.)。
  • ふざけて意味から離れる: 楽しむのはかまいません。
  • 聞き手が顔の表情で当ててしまう: 聞き手は目を閉じて聞きます。
  • 声の工夫が小さく、当てられない: 強く読む語を変えてみるよう助言します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kimochi-card

段階3・声に出す

相づちを足して読む

相手の行のあとに、内容に合う相づちを1つ。本文の音読を、やり取りの練習に変える

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文
準備
相づちの一覧(Really? / I see. / Me, too. / Oh, no. など)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1相づちの言い方を確かめる2分
  2. 2相づちを足して役ごとに読む3分
  3. 3役を交代して読む2分
  4. 4一覧を見ずに読み、確かめる3分

手順

  1. 対話文の意味をつかみ、役ごとに読めるようになったあとに置きます。
  2. 相づちの一覧を配るか、板書します。先生のあとについて言い、意味と言い方(上げるか下げるか)を確かめます。
  3. ペアで役を決めて読みます。相手の行が終わったら、一覧から合う相づちを1つ足してから、自分の行を読みます。
  4. 役を交代して、もう一度読みます。
  5. 最後は一覧を見ずに、相づちを入れて読みます。ペアで、相づちの数ではなく、内容に合っていたかを確かめます。

先生が言う言葉

始めるときListen to your partner. Then add one reaction.
読むときSay your reaction first. Then read your line.
合わない相づちのときDoes that reaction fit? Read the line again.
一覧をしまうときNo list this time. Choose your own reactions.
相づち使う場面
Really? ↗おどろいたとき
I see.分かったとき
Me, too.自分も同じとき
Oh, no.残念なとき、気の毒なとき
Wow!感心したとき
That's nice.よかったとき
You can do it!応援するとき
相手の語のくり返し ↗(At two?)聞き返すとき

変化をつける

  • やさしくする: 相づちを4つ(Really? / I see. / Me, too. / Oh, no.)にしぼります。足す場所も、先生が本文に★で示しておきます。
  • むずかしくする: 相づちのあとに、質問を1つ足します(Wow! Who did you watch it with?)。聞かれた側は、本文にない答えをその場で返します(With my father.)。決まったせりふの中に、小さな即興が1つ入ります。
  • 高校では: つなぎのことば(Well, や I see your point, but など)を足します。意見を述べ合う対話文で、相手の意見を受けてから自分の意見を言う形にすると、相づちが論の受け渡しになります。

つまずきと手当て

  • 同じ相づちばかりになる: Really? が続くような場合は、同じ相づちは2回まで、と決めます。
  • 合わない相づちが出る: 見本のとおり、すぐには直さず、証拠の行に戻して本人に言い直させます。
  • 相づちが棒読みになる: 相づちは、言い方で意味が変わります。
  • 相づちを忘れて、本文だけを読み進める: 相手の行が終わったら相手の顔を見る、相づちを言うまで自分の行は読まない、と決めます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/aizuchi-ondoku

段階3・声に出す

ジェスチャー音読

かたまりごとに意味に合う動作を決めて読む。最後は動作だけで本文を言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア・グループ・一斉
学年
中1〜高校
本文
物語・対話文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1動作をつける所を決める3分
  2. 22〜3組が前で動作を見せる2分
  3. 3動作をつけて2回読む2分
  4. 4動作だけで本文を言う3分

手順

  1. 本文の意味をつかみ、音読の型のうち追い読みやバズ音読で読めるようになってから置きます。
  2. ペア(または3〜4人のグループ)で、動作をつける所を決めます(3分)。本文の中から5〜8か所を選び、意味のかたまりごとに1つの動作です。教科書のその語の上に、小さく印をつけておきます。
  3. 2〜3組に前で動作を見せてもらい、意味に合っているかをクラスで確かめます。合わない動作は、ここで直します。
  4. 動作をつけて、ペアで声をそろえて2回読みます。動作は、そのかたまりを言っている間にします。
  5. 動作だけで言います(3分)。Aは本文を見ながら動作だけをし、Bは本文を見ないで、その動作の文を言います。言えなかった文は、Bが教科書で確かめます。交代します。

先生が言う言葉

動作を決めるときChoose a gesture for each part. It must match the meaning. 意味に合う動作を
動作を見せてもらうときShow us your gestures. Do they match the meaning?
動作をつけて読むときRead together and do the gestures.
動作だけで言うときA, do the gestures only. B, say the sentences. Don't look at the textbook.

変化をつける

  • やさしくする: 先生が動作を決めて、全員で同じ動作をつけて読みます。中1の前半や、初めてこの活動をするクラスは、ここから始めます。動作をつける所も4〜5か所に絞ります。
  • むずかしくする: 文法の動作を足します。過去形の動詞では親指で肩の後ろを指す、didn't では手を小さく横にふる、のように決めておくと、動作をしながら時制や否定の形に目が向きます。
  • 対話文で: 気持ちを表す動作を中心にします。日本が負けたと話す But Japan lost. で肩を落とす、のような動作です。話し手を分けて読む役割読みと組み合わせられます。
  • 高校では: 発表のジェスチャーにつなげます。数を指で示す、2つを比べるときに両手を左右に分ける、大事な語で手のひらを前に出す、のように、聞き手に伝えるための動作を本文で練習してから、自分のスピーチや発表で使わせます。

つまずきと手当て

  • はずかしがって動かない: 最初は全員で一斉に、先生と同じ動作をします。
  • 動作がばらばらで、意味とつながっていない: ペアの相手に「その動作で、どの文か分かる?」と当てさせます。
  • 時間がかかる: 動作をつけるのは、話の流れを運ぶ大事な行だけにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/gesture-ondoku

段階3・声に出す

1文リレー音読

1人1文、前の人の文が終わったらすぐに読み始める。待つあいだも目で本文を追う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
グループ・一斉
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計8分)

  1. 1列で読む順番を決める1分
  2. 21回目はつなぐだけ2分
  3. 32回目は2番目の人から2分
  4. 4止まった文を追い読み1分
  5. 5もう一度リレーする2分

手順

  1. 音読の型のうち追い読みやバズ音読で、本文を読めるようになってから置きます。初めて読む本文では行いません。
  2. 列(5〜7人)ごとに、前の席から順番を決めます。1人1文で、本文の最後まで行ったら、次の人がまた最初の文から読みます。読む人は立って読み、読み終えたら座ります。
  3. 1回目は、つなぐことだけをねらいにします。前の人の文の最後の語が消えないうちに、自分の文を読み始めます。
  4. 2回目は、2番目の人から始めます。1回目と違う文が回ってくるので、どの文でも読めるように、全員が本文を追います。
  5. 止まった文だけを全員で追い読みしてから、もう一度リレーをします。

先生が言う言葉

始めるときOne sentence each. Start right after the person before you.
待っている生徒にFollow the text with your finger. You may be next.
止まったときRead to the period. Don't stop at the comma.
2回目Start from the second person. You'll get a new sentence.

変化をつける

  • やさしくする: 4人の班で行い、1周目と2周目で同じ人に同じ文が回るように、順番を固定します。自分の文を先に練習してから臨めるので、初めてリレーをするクラスや、中1の前半はここから始めます。
  • むずかしくする: 本文を見ないでリレーをします。1文ずつなら、1人で全文を暗唱するより負担が小さく、覚える段階の入口になります。詰まった人には、列の次の人が最初の語だけを小さく言って助けます。
  • 物語で: 地の文とせりふで、読む列を分けます。地の文は窓側の列、せりふは廊下側の列、のように決めると、引用符の始まりと終わりを全員が探しながら読みます。せりふの声を工夫するなら語りとせりふの読み分けへ。
  • 対話文で: 話し手ごとに列を2つに分け、1つのせりふを1人が読みます。せりふの中に2文あるとき(But Japan lost. I was so sad.)も、そのせりふは1人で読む、と決めておきます。
  • 高校では: 1文ではなく、意味のかたまりごとのリレーにします。関係詞や分詞で長くなった文を、かたまりごとに別の人が読むと、かたまりの切れ目と、文がどこで終わるかの両方を聞き分けることになります。

つまずきと手当て

  • 待っている生徒が本文を追っていない: リレーの途中で一度だけ止め、Where are we? と聞きます。
  • 自分の番が近づくと緊張して、読めなくなる: 練習を重ねた本文でだけ行い、初めて読む本文では行いません。
  • 声が小さく、列の後ろまで聞こえない: 読む人が立つ決まりを守らせます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/ichibun-relay

段階3・声に出す

語りとせりふの読み分け

地の文は語り手の声、せりふは人物の声。he said の所で語り手に戻る

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
グループ・個人
学年
中1〜高校
本文
物語・スピーチ・手紙・説明文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計12分)

  1. 1せりふに下線を引く2分
  2. 2役を分けて班で読む3分
  3. 3役を回して全部の役を読む4分
  4. 41人で全部の役を読み分ける3分

手順

  1. 本文の内容をつかみ、ふつうの音読ができるようになってから置きます。
  2. 1人で2分、せりふに下線を引き、だれのせりふかを下線の上に書きます。he said や she said は丸で囲みます(語り手に戻る所)。
  3. 語り手と登場人物の数だけ役を分け、班で読みます(見本の物語なら、語り手・ミカ・ソウタの3人)。語り手は少しゆっくり、教室の聞き手に向けて。人物は相手の顔を見て、場面の声で読みます。
  4. 役を回して、全員がすべての役を読みます。
  5. 最後に1人で、全部の役を読み分けます。聞くペアは教科書を閉じて聞き、せりふが始まったと思った所で指を1本立てます。

先生が言う言葉

下線を引くときUnderline the words people say. Who says it?
役で読むときNarrator, read to the class. Mika and Sota, talk to each other.
he said の所で"He said" is the narrator's part. Change your voice back.
1人で読むときRead all the parts by yourself. Your partner listens with the textbook closed.

変化をつける

  • やさしくする: 語り手を先生が読み、生徒はせりふだけを読みます。先生が語り手の文を読み終えた所からせりふが始まるので、入る所が分かりやすくなります。中1の前半は、せりふの話し手を先に教科書に書き込ませておきます。
  • むずかしくする: 語り手がだれかを決めて読みます。ミカの友だちが語る、何年もたってからソウタが語る、のように語り手を決めると、同じ地の文でも読み方が変わります。語り手を物語の中の人物にして書き直すなら、視点を変えて語るへ。
  • 対話文で: 対話文には語り手がいないので、場面を説明する1文を先生が作り、それを読む語り手の役を足します。Monday Morning なら「月曜の朝の廊下で、ねむそうなリクにグリーン先生が声をかける」場面を英語の1文にして、語り手が読んでから会話を始めます。
  • 説明文で: How We Come to School の6〜9行目のような、said のあとの引用を、答えた生徒の声に変えて読みます。調べた人の報告の声と、答えた人の声を読み分けると、引用がだれの言葉かがはっきりします。
  • 高校では: 長い物語で、語り手が人物の心の中を語る文(引用符のない思い)を探し、声をどう変えるかを話し合います。

つまずきと手当て

  • he said のあとも、人物の声のまま読む: 丸で囲んだ he said と she said の所で、一度、教科書から顔を上げて聞き手を見る、と決めます。
  • せりふの始まりと終わりが分からない: 引用符に色をつけさせます(始まりは青、終わりは赤)。
  • はずかしがって、人物の声を出さない: 声を大げさに変えなくてよいことにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/katari-serifu

段階3・声に出す

速さを上げる音読

0.8倍、1.0倍、1.2倍と音声を速くして重ねて読む。遅れた所だけ練習して、もう一度

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・一斉・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
本文の音声(速さを変えられるデジタル教科書など)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 10.8倍で重ねて読む2分
  2. 21.0倍で重ねて読む1分30秒
  3. 31.2倍で重ね、遅れた所に印1分30秒
  4. 4印の所だけ練習する3分
  5. 51.2倍でもう一度重ねる2分

手順

  1. 本文の意味をつかみ、音声のあとについて読めるようになってから置きます。初めて読む本文では行いません。音声は、再生の速さを変えられるデジタル教科書などを使います。速さの目盛りが違う機器では、近い速さ(0.75倍や1.25倍)でかまいません。
  2. 0.8倍で、音声に重ねて読みます(説明を入れて2分)。文字は見てかまいません。読み終えたらすぐ、遅れた所の語に小さく印をつけます。
  3. 1.0倍で重ねます(1分30秒)。遅れた所に、印を足します。
  4. 1.2倍で重ねます(1分30秒)。遅れた所と、口が回らなかった所に印を足します。
  5. 印の所だけを練習します(3分)。ペアで、印のある語を含む意味のかたまりを、ゆっくり、ふつう、速く、の順に言い合います。1人1台の端末で音声を聞けるなら、印のある文だけを1.2倍で何度か聞いて重ねます。
  6. 最後にもう一度、1.2倍で重ねます(2分)。読み終えたら、内容の問いを1つ出します。

先生が言う言葉

始めるときRead along with the audio. Slow first, then faster.
速さを上げるときA little faster this time. Stay with the voice.
遅れたときPut a mark where you fell behind. 遅れた語に印
印の所を練習するときPractice only the marked parts. Slow, normal, fast.

変化をつける

  • やさしくする: 0.8倍と1.0倍の2回だけにします。中1の前半や、音声に重ねるのが初めてのクラスはここから始め、1.0倍で重ねられるようになったら、次の時間に1.2倍を足します。
  • むずかしくする: 1.2倍で重ねられたら、1.3倍に上げるか、速さを1.0倍に戻して、文字を見ずに音声を追うシャドーイングへ進みます。文字を見ないと難しさが1段上がるので、速さは一度戻します。
  • 対話文で: 役に分かれ、自分の役のせりふだけを音声に重ねます。速さが上がるほど、相手のせりふのすぐあとに入らなければならず、会話の受け答えの間の短さを体で知ることになります。
  • 高校では: 目標を、英語のニュースの速さに置きます。教科書の音声は、聞き取りやすいように、ふつうの会話よりゆっくり読まれていることがあります。1.2倍、1.3倍と上げていくと、ニュースの速さに近づきます。評論の段落で行い、最後に段落の要点を1文で言わせます。

つまずきと手当て

  • 速さだけを追って、口がもつれる: 全部を速く読もうとせず、印の所だけを練習します。
  • 意味を考えずに音を追う: 速さを上げるほど、意味から離れやすくなります。
  • 一度遅れると、そのあと全部くずれる: 遅れたら、その文はあきらめて次の文の頭から入り直す、と最初に決めておきます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/hayasa-ageru

段階3・声に出す

絵に声をあてる

挿絵や音のない映像に合わせて声をあてる。絵の中の動きに、間と速さを合わせる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
ペア・グループ
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
挿絵(またはデジタル教科書の映像を音なしで)教科書だけでできる

流れ(合計12分)

  1. 1絵ごとに行を区切る2分
  2. 2間と声の調子を書き込む3分
  3. 3絵を見て声をあてる練習4分
  4. 4発表し、どの場面かを当てる3分

手順

  1. 本文の意味をつかみ、役ごとに読めるようになってから置きます。デジタル教科書に本文の場面の映像があるときは、音を消して使います。
  2. ペアで2分、絵ごとに、どの行がその絵の場面かを決め、本文に区切りの線を引きます。
  3. ペアで3分、絵ごとの読み方を本文に書き込みます。間をあける所(|と秒数)、声の調子(明るく・ねむそうに など)、速さです。絵の中の動きを、読み方のわけにします。
  4. 絵を見ながら、声をあてる練習をします(4分)。役を交代して2回です。映像のときは音を消して流し、口の動きや場面の変わり目に声を合わせます。
  5. 2〜3組が、絵を1枚選んで前で声をあてます(3分)。見ているペアは教科書を閉じて聞き、どの絵の場面かを当てて、決め手になった語か読み方を1つ言います。

先生が言う言葉

始めるときLook at the pictures. Which lines go with each picture?
間を決めるときWhat is Riku doing here? Wait, then say the next line.
練習のときMatch your voice to the picture. 絵の顔と同じ声で
発表のときClose your textbooks and listen. Which picture is it?

変化をつける

  • やさしくする: 絵だけを見て読み、時間は気にしません。映像には合わせず、間の書き込みも1か所だけにします。中1の前半は、先生が絵と行の区切りを先に示しておきます。
  • むずかしくする: 絵に合うせりふを、1行だけ自分たちで足します。絵3の最後に先生が Good luck, Riku! と言う、リクが教室へ向かいながら See you later! と言う、のように、絵の動きに合う短いせりふにします。絵の途中に足すなら、そのせりふで次の行の意味がおかしくならないかも確かめます。
  • 物語で: 語り手の役を足します。Three Lemon Candies の4行目なら、"Here," のあとに、ソウタが傘を手渡して雨の中へ走り出す絵が来ます。語り手は、その動きに合わせて He gave her the umbrella and ran into the rain. を読みます。語り手とせりふの声の変え方は、語りとせりふの読み分けへ。
  • 高校では: 映像の吹きかえにします。教科書の題材に関わる30秒ほどの短い映像の音を消し、場面に合う英語のせりふを自分たちで書いて声をあてます。台本を書いて演じる所は、ロールプレイとスキットのスキットに近くなります。

つまずきと手当て

  • 速く読みすぎて、絵とずれる: 間をあける所に、秒数を書いた印をつけさせます。
  • はずかしがって声が出ない: いきなりペアで前に出さず、4人のグループで、2人が声をあて、2人が絵を見て聞く形にします。
  • 絵と合わない読み方になる: 悲しい場面を明るく読んでいるようなときは、絵の中の人物の顔を指して「この顔で、その声?」と聞きます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/koe-wo-ateru

段階3・声に出す

聞き合って1つ直す

観点を1つ選んで聞き、よい所1つと直す所1つを語と行で伝える。読み手はその行だけ読み直す

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
聞くときの観点カード(発音・強さ・区切り・速さ)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1観点カードをやって見せる2分
  2. 2Aが読み、Bが観点1つで聞く1分30秒
  3. 3Bが伝え、Aがその行を読み直す1分30秒
  4. 4交代して同じように3分
  5. 5伝えた言葉を全体で紹介2分

手順

  1. 本文をひととおり音読できるようになってから置きます。音読テストの前の練習にも向いています。
  2. 先生が観点カードを1枚ずつ示し、同じ行を、よい読み方と直したい読み方で読んで見せます(2分)。
  3. ペアでAとBを決めます。Bは観点カードを1枚選んで、Aに伝えます。Aは決めた範囲(4〜5行)を読み、Bは教科書を指で追いながら聞いて、気づいた語に鉛筆で小さく印をつけます(1分30秒)。
  4. Bが、よかった所1つと直す所1つを、行と語を指して伝えます。Aは直す所の行だけを読み直し、Bは直ったかどうかを伝えます(1分30秒)。
  5. 交代して、同じようにします(3分)。観点は、相手と違うカードを選びます。
  6. 先生は、ペアを回って聞いた言葉のうち、語や行を指して伝えられていた例を、2〜3つ全体で紹介します(2分)。

先生が言う言葉

観点を選ぶときChoose one card. Listen only for that point.
伝えるときOne good point and one point to fix. Which word? Which line?
読み直すときRead only that line again. Did it get better?
「よかった」だけのときGood. But which word was good? どの語がよかった?

変化をつける

  • やさしくする: 観点を1つにします。たとえば、全員が速さのカードだけで聞きます。中1の前半は、よかった所だけを伝え、直す所は先生が全体で1つ示します。
  • むずかしくする: 聞き手が、直す所の行をお手本として読んでみせます。言葉で説明するより早く伝わることがあります。聞き手がその行をうまく読めないと見せられないので、聞き手の練習にもなります。
  • 対話文で: 役を決めて読み合い、相手の役の読みについて伝えます。観点カードに「上げ下げ」を1枚足し、Monday Morning の3行目 At two? が上がり調子になっていたか、のように聞きます。
  • 高校では: スピーチの伝え方の観点を足します。聞き手を見ているか、大事な所の前で間をとっているか、問いかけを聞き手に向けているか、です。発表の練習でも、同じカードを使えます。

つまずきと手当て

  • 「よかった」だけで終わる: 語か行を指さなければ伝えたことにならない、と決めます。
  • 言い方がきつくなる: 「下手」「変」のような言葉が出たら、必ず、よかった所を先に1つ言う順番にします。
  • 直す所が見つからない: 「直す所なし」は使わない決まりにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kikiatte-naosu

段階3・声に出す

音のつながりに印をつける

聞く前に、つながりそうな所に‿。音声で確かめて、切らずにつなげて読む

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア・一斉
学年
中2〜高校
本文
どの型でも
準備
なし(教科書に書き込む)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1つながる所に‿を書く3分
  2. 2ペアで印を見比べる1分
  3. 3音声で確かめる2分
  4. 4全員でつなげて読む2分
  5. 5ペアで聞き合う2分

手順

  1. 本文の意味をつかみ、ふつうに音読できるようになってから置きます。印をつけるあいだは、音声を流しません。
  2. 1人で3分、語と語がつながって聞こえそうな所を予想し、2つの語のあいだに ‿ を書き込みます。目安は「子音で終わる語+母音で始まる語」です(an umbrella・ran into・took a・out of)。
  3. ペアで1分、印を見比べます。違う所には?をつけておきます。
  4. 音声を聞いて確かめます(2分)。つながって聞こえた所は印をなぞり、聞こえなかった所は印に×をつけます。予想していなかったつながりが聞こえたら、色を変えて足します。
  5. 印のとおりに、つなげて読みます。全員で読んだあと(2分)、ペアで聞き合います(2分)。聞き手は、‿ の所が1語のようにつながって聞こえたかを伝えます。

先生が言う言葉

印をつけるとき"An umbrella" sounds like one word. Find more pairs like this.
迷っている生徒にSay the word. What is the last sound? つづりではなく音で
音声を聞くときListen. Are the two words linked? 予想と同じ?
ペアで読むときDon't stop between the linked words. Can your partner hear the links?

変化をつける

  • やさしくする: 最初の1行は、先生が黒板で印をつけて見せます。生徒は残りの行で、an umbrella のような「an+母音で始まる語」と、ran into・took a のような「動詞+次の語」だけを探します。
  • むずかしくする: 消える音と弱くなる音にも印をつけます。消える音(didn't have の t、wasn't true の t)は文字に斜線、弱くなる音(gave her の h)は文字を ( ) でくくります。音声で聞き分けて書き込んでおくと、部分ディクテーションで空所にしたい所が、そのまま見つかります。
  • 説明文で: 数や量を表す語のあとに、つながる所がよく出ます。How We Come to School の3行目なら、Most‿of them live more than two kilometers‿away from school. のようになります。
  • 高校では: 弱く読まれる語(can・and・to など)にも印をつけます。How We Come to School の8行目 I can read‿a book‿on the bus. の can は、ふつう弱く短く読まれ、強く読むと「できる」ことを強調する読み方になります。つながる所と弱い語を合わせて練習しておくと、シャドーイングで音声についていきやすくなります。

つまずきと手当て

  • 区切りをまたいでつなげる: 1行目の umbrella, so や4行目の said. He のように、コンマやピリオドをまたいで印をつける生徒がいます。
  • わざとらしい読みになる: つなげることを意識しすぎて、ゆっくり大げさに読む生徒が出ます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/oto-tsunagari

段階4・覚える

頭文字だけ本文

最初の1文字だけを見て、本文を言う。音読と暗唱のあいだの1段

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
頭文字だけにした本文のプリント(板書でもよい)

流れ(合計7分)

  1. 11人で小声で読む2分
  2. 2ペアで言う・聞く(交代)3分
  3. 3印のついた文だけ音読2分

手順

  1. 本文を音読で十分に練習したあとに置きます(目安は、音声に重ねて読めるくらい)。
  2. 頭文字だけにした本文を配ります。下線の数は、残りの文字の数です(Small なら S____)。
  3. 1人で2分、小さな声で頭文字の本文を読みます。詰まったら教科書を見てよいことにして、見たらその文の頭に印をつけます。
  4. ペアで3分。1人が頭文字の本文を見て言い、もう1人は教科書を持って聞きます。聞き手は、言えなかった語に丸をつけます。交代します。
  5. 最後に、印と丸がついた文だけをもう一度音読します。全部をくり返さず、つまずいた文に戻るのが、この活動の効き目です。

先生が言う言葉

配るときOnly the first letters. Can you say the whole sentence?
詰まった生徒にLook at the textbook, then come back. 見たら印をつけておこう
ペアの聞き手にListen and circle the words your partner missed.
最後にRead only the sentences with marks. 印の文だけ、もう一度

変化をつける

  • やさしくする: 内容を運ぶ語(名詞・動詞・形容詞)は全部残し、文の形を作る語だけを頭文字にします。中1の前半や、音読がまだ不安な生徒向けです。
  • むずかしくする: 下線も消して、頭文字だけを並べます(D y h s s?)。語の長さの手がかりがなくなるので、文の並びを自分で持っていないと言えません。
  • 3日に分ける: 1日目は頭文字と下線、2日目は頭文字だけ、3日目は文の最初の語だけ、と手がかりを減らします。同じ本文で3日かけて回すと、暗唱まで届く生徒が増えます。
  • 高校では: 長い本文は、段落の最初の文だけを頭文字にし、残りはキーワードだけを渡します。要約して言う練習(リテリング)への橋になります。

つまずきと手当て

  • 頭文字を見て、当てずっぽうで語を言う: 意味のつながらない文が出てきたら、聞き手に「その文、意味が通ってる?」と聞かせます。
  • 早く終わった生徒が待っている: 下線も消した版(むずかしくする版)を渡します。
  • 作るのに時間がかかる: 本文が長いときは、覚えさせたい3〜5文だけにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kashiramoji

段階4・覚える

消える黒板

板書の本文を2〜3語ずつ消しながら読む。最後は何もない黒板で言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
一斉・ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文・スピーチ・手紙・物語
準備
本文の4〜6行を板書(またはスライド)

流れ(合計10分)

  1. 1板書を見て全員で読む1分
  2. 22〜3語ずつ消して読む4分
  3. 3最初の語だけで言う1分
  4. 4何もない黒板で言う1分
  5. 5ペアで見ないで言う3分

手順

  1. 本文から4〜6行を選んで板書します。対話文なら、話し手の名前も書きます。音読で十分に練習したあとに置きます。
  2. 全員で、板書を見ながら1回読みます。
  3. 先生が2〜3語を消し、消えた所を補いながら、全員でもう一度読みます。これを4〜6回くり返します。消す語は、最初は内容を運ぶ語(名詞・動詞・形容詞)を少し、次に文の形を作る語(冠詞・代名詞・be動詞・to など)です。
  4. 文の最初の語だけを残して、残りを一度に消します。最初の語を手がかりに全員で言い、最後は黒板を全部消して言います。
  5. ペアで、黒板も教科書も見ないで言います。対話文なら役を分け、スピーチや物語なら1文ずつ交代します。言えなかった所は、教科書で確かめます。

先生が言う言葉

始めるときLet's read together. After each reading, I'll erase some words.
消したあとRead it again. Say the missing words, too. 消えた所も声に出して
最初の語だけにしたときOnly the first words are left. Can you say everything?
ペアにするときNow in pairs. Don't look at the board or the textbook.

変化をつける

  • やさしくする: 語を消すとき、頭文字だけを残します(lost なら l)。最初の文字が手がかりになるので、中1の前半でも最後までついてこられます。
  • むずかしくする: 生徒に消す語を選ばせます。1人ずつ前に出て、黒板の語を1語ずつ消します。「どの語を消せば、みんなが困るか」を考えて選ぶので、消す側は文の形を作る語に目を向けます。
  • スライドで: 2〜3語ずつ( )にしたスライドを5〜6枚作っておき、1回読むごとに次へ送ります。板書の時間がいらず、次の時間の復習にもそのまま使えます。
  • 次の時間に: 同じ行を、日本語→英語クイックレスポンスで順番をばらして言います。黒板の順番に頼らずに1文ずつ言えるかが分かります。
  • 高校では: 長い本文は、段落の中の大事な文(主張の文や、まとめの文)だけを板書して消します。全文を板書する必要はありません。

つまずきと手当て

  • 消すのが速すぎて、声が止まる: 声がそろわなくなったら、同じ黒板でもう一度読みます。
  • ついてこられない生徒がいる: その回だけ、消した語の頭文字を書き戻します。
  • 板書に時間がかかる: 6行を超える本文は、スライドにするか、覚えさせたい行だけにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kieru-kokuban

段階4・覚える

品詞ぬき音読

動詞だけ、前置詞だけを空けて読む。抜く品詞で、目の向く所が変わる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
動詞だけ(または前置詞だけ)を空けた本文のプリント

流れ(合計10分)

  1. 1動詞の版を1人で読む2分
  2. 2教科書で確かめて印1分
  3. 3ペアで読む・聞く(交代)3分
  4. 4前置詞の版で同じように4分

手順

  1. プリントを作ります。本文の動詞を( )にした版と、前置詞を( )にした版の2枚です。空けるのは1文に1〜2か所までにします。
  2. 本文を音読で練習したあとに配ります。まず1人で、( )の所を補いながら小さな声で読みます(2分)。( )には書き込みません。
  3. 教科書で確かめ、言えなかった所に印をつけます。
  4. ペアで、1人がプリントを読み、もう1人が教科書を見ながら聞きます。交代します(3分)。
  5. 前置詞の版で、同じように読みます。時間がなければ、前置詞の版は次の時間の最初に回します。

先生が言う言葉

配るときSome verbs are missing. Say them as you read. 書き込まないで、声で補う
迷っている生徒にRead the whole sentence first. Who does what?
確かめるときPast or present? How do you know? どの語で決めた?
前置詞の版でThis time, the prepositions are missing. Look at the words before and after.

変化をつける

  • やさしくする: 抜いた語を、順番をばらしてプリントの下の枠に並べておきます。枠の語を選びながら読めばよいので、中1や、音読がまだ不安な生徒でも回せます。
  • むずかしくする: 前置詞と冠詞をいっしょに抜きます(read ( ) book ( ) ( ) bus)。a か the か、そもそも要るのかを、語の組み合わせで決めることになります。
  • 物語で: 動詞の版がよく合います。過去形で書かれた物語なら、waited と ran のような、規則的に変わる動詞と不規則に変わる動詞を、声に出しながら確かめることになります。
  • 高校では: つなぎのことば(however・for example・as a result など)を抜きます。前の文と次の文がどうつながっているかを考えないと入らないので、段落の論の流れを読む練習になります。

つまずきと手当て

  • 当てずっぽうで入れる: 1つの( )だけを見て、思いついた語を入れています。
  • 空けすぎて、読めない: 1文に1〜2か所までにします。
  • 品詞の名前で迷う: 品詞の名前を覚えるのが目的ではありません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/hinshi-nuki

段階4・覚える

日本語→英語クイックレスポンス

自然な日本語を聞いて、3秒で本文の英語に。訳ではなく組み立ての練習

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
本文の文の日本語を左、英語を右に並べたシート

流れ(合計5分)

  1. 11回目は本文の順に2分
  2. 22回目は順番をばらす1分30秒
  3. 33回目は2秒で言う1分30秒

手順

  1. 本文を見ないで、順番どおりに言えるようになってから置きます(消える黒板のあとや、次の時間の最初)。
  2. シートを作ります。左に日本語、右に英語を、本文の順に並べます。日本語は自然な日本語にします。本文が長ければ、覚えさせたい5〜8文だけにします。
  3. ペアで向かい合い、Aがシートを持ちます。Aが左の日本語を言い、Bは3秒以内に英語で言います。Bはシートを見ません。
  4. Aは右の英語で確かめます。言えなかったときは、Aが英語を言い、Bがくり返してから次へ進みます。全部の文が終わったら交代します。
  5. 2回目は、Aが順番をばらして日本語を言います。
  6. 3回目は、3秒を2秒にして速さを上げます。

先生が言う言葉

始めるときA, say the Japanese. B, say it in English within three seconds.
確かめるときA, check the English on the right side.
順番を変えるときNow change the order. Choose any sentence.
速くするときFaster this time. Two seconds!

変化をつける

  • やさしくする: Bの手元に、英語の頭文字だけを並べた紙を置きます(W a 32 s i o c.)。頭文字を見てよいことにすると、中1や英語が苦手な生徒でも3秒に近づけます。
  • むずかしくする: 数や主語を変えて言わせます。Aが「自転車通学が12人だったら?」と言い、Bは Twelve students come by bike. と言います。本文の文の形のまま語を入れかえる、パターンプラクティスに近い練習になります。
  • 高校では: 長い文は意味のかたまりごとに区切り、かたまりごとに日本語→英語で返します。向きを逆にして、英語のかたまりを聞いて日本語で返すと、サイトトランスレーションの練習になります。

つまずきと手当て

  • 意味を考えない訳の練習になる: 日本語を聞いて英語の音を思い出すだけになると、本文の場面が頭から消えます。
  • 判定できない: Aは右の英語だけを見て判定します。
  • 長くやりすぎる: 5分までにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/quick-response

段階4・覚える

絵を見て言う

挿絵や黒板の絵を指して本文を言う。リテリングの「絵だけ」の段への橋

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア・一斉
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
教科書の挿絵(または黒板にかいた簡単な絵)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1絵を用意する(黒板に4枚)1分30秒
  2. 2先生が指して全員で言う2分
  3. 3ペアで指し合って言う3分
  4. 41人で1枚の絵の行を全部言う2分
  5. 5言えなかった行を読んで言い直す1分30秒

手順

  1. 絵を用意します。教科書の挿絵が使えるならそれを使い、足りない所は黒板に簡単な絵をかきます(1枚20秒でかける程度)。1枚の絵に、本文の2〜3行をのせます。
  2. 本文を閉じさせ、先生が絵を1枚ずつ指して、全員でその絵の行を言います。最初の1回は、詰まったら本文を開いてよいことにします。
  3. ペアで、1人が絵を指し、もう1人がその絵の行を言います。対話文なら、2人の話し手のせりふを続けて言います。最初は本文の順に指し、交代します。
  4. 1人で、1枚の絵の行を全部言います。ペアの相手は教科書を開いて聞き、言えなかった所を伝えます。
  5. 言えなかった行だけを教科書で音読し、もう一度、絵を見て言います。

先生が言う言葉

全員で言うときLook at this picture. What does Riku say?
ペアにするときPoint to a picture. Your partner says the lines.
1人で言うときSay all the lines for this picture.
詰まったときLook at the picture again. Where is he? What time is it?

変化をつける

  • やさしくする: 絵のそばに、各行の最初の語を書き添えます(1枚目なら Good・Good・At)。中1の前半は、ここから始めます。
  • むずかしくする: 絵の順番をばらして指します(3→1→4→2)。前の行が引き金にならないので、その絵の意味だけで言うことになります。
  • 自分の言葉で: 本文どおりでなく、自分の言葉で絵の場面を言わせます(Riku went to bed very late.)。ここからが、リテリングの段階表でいう「絵を見て」の段です。
  • 物語で: 場面が変わる所で絵を分けます。雨の校門の場面と、次の朝の教室の場面のように、1枚の絵に1つの場面です。
  • 高校では: 説明文の図や写真を使います。グラフや手順の図を指して、その部分を説明している文を言わせます。

つまずきと手当て

  • 絵があいまいで、何の場面か分からない: キーワードを1つだけ書き添えます。
  • 順番だけ覚えていて、絵を見ていない: 絵をばらして指します。
  • 絵をかくのに時間がかかる: 挿絵が使える所は挿絵を使い、足りない所だけをかきます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/e-wo-mite-iu

段階4・覚える

かくれたせりふ

片方のせりふを隠して、相手のせりふを聞いて言う。相手の問いが手がかり

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文・物語
準備
付せん(隠す側のせりふに貼る)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 1役を決めて付せんで隠す1分
  2. 2相手のせりふを聞いて言う3分
  3. 3役を入れかえて言う3分
  4. 4印のせりふを言い直す1分
  5. 5閉じて会話を通して言う2分

手順

  1. 対話文の意味をつかみ、役ごとに読めるようになってから置きます。
  2. ペアで役を決めます。Aは自分の役のせりふに付せんを貼って隠します。Bは何も隠さず、相手の役を読みながら、Aのせりふを教科書で確かめる係です。
  3. Bが相手の役のせりふを読み、Aは隠したせりふを言います。詰まったら、付せんを少しめくって最初の語だけを見てよいことにします。言えなかったせりふには、Bが鉛筆で小さく印をつけます。
  4. 役を入れかえて、もう一方の話し手のせりふを隠します。
  5. 最後は2人とも教科書を閉じて、会話を通して言います。その前に、印のついたせりふだけ、相手のせりふとセットで1回ずつ言い直しておきます。

先生が言う言葉

隠すときCover your lines with sticky notes.
始めるときListen to your partner. Your partner's line is your hint.
詰まったときWhat did your partner ask? Answer that question.
最後にClose your textbooks. Talk from the beginning to the end.

変化をつける

  • やさしくする: 付せんに、隠したせりふの最初の語だけを書いておきます(Good・No・But・Yes・Right)。中1の前半は、2往復(4行)だけで行います。
  • むずかしくする: Bが本文の順番をばらして、相手の役のせりふを言います(7行目→3行目→9行目)。Aは、そのせりふへの返事だけを言います。前のせりふの流れに頼れないので、相手のせりふの中身だけを手がかりにすることになります。
  • 物語で: せりふの多い場面で行います。Three Lemon Candies の5〜9行目なら、ソウタのせりふを隠し、ミカのせりふと地の文を相手が読みます。
  • 高校では: 意見を言い合う対話文で、相手の主張を受ける部分(I see your point, but ... のような受けの表現)だけを隠します。相手の主張の何を受けているかが分からないと、受けの表現は言えません。

つまずきと手当て

  • 相手のせりふを聞かずに、自分のせりふを順番で言う: 順番をばらす形(むずかしくする)に早めに進みます。
  • 確かめる係が、本文を見ていない: 確かめる係は、相手の役のせりふを読むだけでなく、隠したせりふを指で追いながら聞く、と決めます。
  • 付せんをめくりすぎる: めくってよいのは最初の語まで、と決めます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kakureta-serifu

段階4・覚える

部分ディクテーション

音がつながる所を空けて、聞いて書く。聞き落とした語は、言うときにも落とす語

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
空所のある本文のプリント・本文の音声

流れ(合計10分)

  1. 11回目は書かずに聞く1分
  2. 22回目は1行ずつ止めて書く3分
  3. 33回目は通して聞く1分
  4. 4教科書で確かめて赤丸2分
  5. 5赤丸の語句を声で入れ直す3分

手順

  1. 空所のある本文のプリントを作ります。4〜6行で、1行に1か所、2〜4語の語句を( )にします。
  2. 1回目は、書かずに聞きます。
  3. 2回目は、1行ごとに音声を止めて、空所に書きます。つづりに迷ったら、思いつくつづりで書いておき、確かめのときに直します。
  4. 3回目は通して聞き、抜けを埋めます。教科書で確かめ、落とした語に赤で丸をつけます。
  5. 赤丸の語句を、音声のつながり方をまねて3回言います。そのあと、プリントを裏返して、空所のあった文を本文を見ずに言います。

先生が言う言葉

1回目Just listen. Don't write yet.
2回目Write the missing words. I'll stop after each line.
確かめるときCircle the words you missed. 落とした語は何?
声に出すときSay the missing part three times, just like the audio.

変化をつける

  • やさしくする: 空所の語の数だけ下線を引いておきます(__ __ __)。中1は1か所1語にして、デジタル教科書の音声の速さを落として使います。
  • むずかしくする: 空所を意味のかたまり1つ分(by the sea・for fifty years まで)に広げ、最後は1文まるごとを空所にします。全文を書き取る形に近づいていきます。
  • 対話文で: Monday Morning なら、Were you studying(Were you がつながる)、What a game(What a がつながる)、want to play(want to が弱くなる)の3か所が空所に向きます。
  • 高校では: 文法の要になる語を含む所を空けます。助動詞と完了形(should have been)や関係詞(the book which I)は、弱く短く読まれるので、書き取ると、読めていたつもりの文法が聞こえていなかったことが分かります。

つまずきと手当て

  • 書くのが追いつかない: 1行ごとに音声を止め、空所の最初の文字だけを書いておいて、3回目の通しで残りを書く、と決めます。
  • つづりのまちがいで落ち込む: この活動では、語が聞き取れていれば合格です。
  • 答え合わせで終わってしまう: 赤丸の語句を言う段(手順5)を必ず入れます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/bubun-dictation

段階4・覚える

背中合わせ暗唱

背中合わせで、顔を見ずに対話文を言い合う。声と耳だけで会話をつなぐ

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文・スピーチ・手紙
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計8分)

  1. 1背中合わせに座る1分
  2. 2見ないで言い合う2分
  3. 3役を交代して言い合う2分
  4. 4向かい合ってもう一度2分
  5. 5違いを話す1分

手順

  1. 対話文を、両方の役で、見ないで言えるくらいまで練習してから置きます(かくれたせりふや消える黒板のあと)。
  2. ペアで役を決め、背中合わせに座ります。隣どうしのペアなら、窓側の人は窓のほう、廊下側の人は廊下のほうへいすを向けると、すぐに背中合わせになります。教科書は閉じて、手元に置きます。
  3. 対話文を最初から最後まで、見ないで言い合います(2分)。詰まったときは、合図の決まりを使います。3秒止まったら、相手が、詰まったせりふの最初の語だけをささやきます。2人とも思い出せなければ、教科書を開いて確かめ、その行に印をつけます。
  4. 役を交代して、もう一度言い合います(2分)。
  5. 向かい合って、もう一度言います(2分)。そのあと1分、背中合わせのときと何が違ったかを、ペアで話します。

先生が言う言葉

座るときSit back to back. Close your textbooks.
始めるときSay the dialogue from the beginning. Use your normal voice.
詰まったときWait three seconds. Then whisper only the first word.
向かい合うときNow face each other and say it again. What's different?

変化をつける

  • やさしくする: キーワードのカードを持ってよいことにします。自分の役のせりふから1行に1語ずつ選んで、カードに書きます(グリーン先生役なら sleepy・test・watched・too・practice)。カードは自分だけが見ます。
  • むずかしくする: 1か所だけ、本文の語を自分の言葉に変えて言います。リク役が2行目を I went to bed at three last night. に変えたら、グリーン先生役は At three? と聞き返さなければなりません。どこを変えるかは言わないので、相手のせりふを最後まで聞いていないと返せません。
  • 相づちを足して: 背中合わせのまま相づちを足して読むと、Really? や Oh, no. の気持ちは、声の調子でしか伝わりません。
  • スピーチで: 1人が言い、もう1人は本文を持って聞きます。聞き手は、言えなかった所に印をつけ、3秒止まったら最初の語だけをささやきます。顔の見えない相手に向けて言うので、教室の後ろの席まで届ける声の練習になります。
  • 高校では: 本文を言い終えたら、背中合わせのまま、本文の話題について意見を2往復言い合います。Monday Morning なら Is it OK to stay up late for a big game? について、I think it's OK because ... と I don't think so. のように言い合います。

つまずきと手当て

  • 教室がうるさくなる: 背中合わせだと声が相手に届きにくく、ペアごとに声が大きくなっていきます。
  • 止まってしまう: 合図の決まり(3秒待って、最初の1語だけ)を、始める前に全体で確かめます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/senaka-ansho

段階4・覚える

日本語から本文を書きもどす

自然な日本語を見て本文を書きもどし、元の英文と比べて違いを2つに分ける

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
どの型でも
準備
本文の日本語訳(自然な日本語にしたもの)

流れ(合計13分)

  1. 1日本語を見て書きもどす5分
  2. 2元の本文と比べて印2分
  3. 3ペアで○と×に分ける3分
  4. 4全体で?を確かめる2分
  5. 5×の文を書き直す1分

手順

  1. 本文を音読で十分に練習し、口で言えるようになってから置きます(クイックレスポンスのあとや、次の時間の最初)。
  2. 3〜5文の日本語訳を配ります(板書でもよい)。訳は、英語を一語ずつ置きかえた直訳ではなく、自然な日本語にします。
  3. 1人で5分、教科書を閉じて、日本語を見ながら英語の本文を書きます。どうしても出てこない所は、1回だけ教科書を見てよいことにし、見た所には下線を引いておきます。
  4. 教科書を開いて元の本文と比べ(2分)、違う所に印をつけます。
  5. ペアで3分、印の所を「別の正しい言い方(○)」と「まちがい(×)」に分けます。迷う所には?をつけます。
  6. 全体で?の所を確かめ(2分)、×のついた文だけを、本文を見ずにもう一度書きます(1分)。

先生が言う言葉

始めるときRead the Japanese. Write the English sentences from the textbook.
詰まったときYou can look at the textbook only once. Underline the part you checked.
比べるときCompare your sentences with the textbook. Mark the differences.
分けるときAnother correct way, or a mistake? 別の正しい言い方? まちがい?

変化をつける

  • やさしくする: 各文の最初の語を渡します(Sixteen __ / Walking __ / Ten __ / Most __ / Four __)。主語が決まると、残りを組み立てやすくなります。中2の前半は、2〜3文から始めます。
  • むずかしくする: 1段落まるごとを書きもどします。How We Come to School なら、引用の多い5〜10行目です。said のあとのコンマと引用符まで、元の本文と比べます。
  • 物語で: 過去形と、小さな語の抜けが出やすくなります。Three Lemon Candies の4行目の後半を「ソウタは傘をミカにわたして、雨の中へ走っていきました。」と配ると、He gave her umbrella ... のように the が抜けて「彼女の傘」の意味に変わる答案や、ran を run と書く答案が出ます。
  • 高校では: 評論の段落から、つなぎの語(however・therefore・in addition など)を含む長い文を選びます。つなぎの語が抜けたり入れかわったりすると、文と文の関係が変わることが、比べたときに見えます。
  • 次の段へ: 本文どおりに書けるようになったら、本文の形そのものを変えて書く会話を語りに、語りを会話にへ進めます。

つまずきと手当て

  • 直訳の日本語にしてしまう: 「16人の生徒が歩きます。
  • あきらめて手が止まる: 1回だけ教科書を見てよい、見たら下線、と決めておきます。
  • ○と×の線引きでもめる: 「文法が正しく、本文と同じ意味なら○」と始める前に示します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/kakimodoshi

段階4・覚える

録音して聞き比べる

自分の音読を録音して、お手本と聞き比べる。直す所を1つ決めて録り直す

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
録音できるタブレット(1人1台の端末)教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 11回目を録音する1分
  2. 2お手本と聞き比べる3分
  3. 3直す所を練習して録り直す3分
  4. 4ペアで聞いてもらう2分
  5. 5いちばんよい1本を提出1分

手順

  1. 本文を音読で練習し、ふつうに読めるようになってから置きます。録る範囲は2〜3文(30秒以内)にしぼります。
  2. 1回目を録音します(1分)。慣れるまでは文字を見ながらの音読で、慣れたら何も見ない暗唱で録ります。
  3. 自分の録音とお手本の音声を、1文ずつ交互に聞き比べます(3分)。3つの観点(区切り・強さ・速さ)でお手本と違う所を探し、直す所を1つだけ決めて、本文に印をつけます。
  4. 印の所を練習してから、録り直します(3分)。録るのは1回ずつで、録ったら必ず聞いてから次を録ります。録り直しは2回までです。
  5. ペアで、録り直す前と後の2本を聞いてもらいます(2分)。聞き手は、印の所が変わって聞こえたかを伝えます。聞かせたくない生徒は、そのあいだに自分でもう一度聞き比べます。
  6. いちばんよい1本を選んで提出し、直した所を振り返りに1行で書きます(1分)。終わらなければ、録り直しと提出は宿題にしてかまいません(授業で一度やり方を経験させてから)。

先生が言う言葉

録る前にRecord two or three sentences. Hold the tablet close to your mouth.
聞き比べるときListen to the model, then to yourself. One sentence at a time.
直す所を決めるときChoose only one thing to fix. 直すのは1つだけ
提出するときChoose your best recording and send it to me.

変化をつける

  • やさしくする: 文字を見ながらの音読で録ります。観点は区切りだけにし、コンマとピリオドで切れているかだけを聞きます。中1の最初は、1文だけで十分です。
  • むずかしくする: 何も見ない暗唱で録ります。頭文字だけ本文で練習したあとに録ると、暗唱の仕上がりを自分で確かめる段になります。録った暗唱を教科書と照らし合わせ、抜けた語にも印をつけます。
  • 高校では: 時間を計ったスピーチを録ります。本文の内容を自分の言葉で1分にまとめて話し、録音の長さと3つの観点の両方を聞きます。急いで1分に収めると間がなくなるので、時間と間のどちらを優先したかも振り返りに書かせます。

つまずきと手当て

  • 教室がうるさく、ほかの人の声が入る: 全員が同時に録ると、聞き比べにならないほど声が混ざります。
  • 録音をほかの人に聞かれたくない: 録音は、本人と先生だけが聞くものだと最初に約束します。
  • 時間がかかる: 何度も録り直して、聞き比べないまま時間が過ぎることがあります。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/rokuon-kikikurabe

段階5・表現につなぐ

視点を変えて語る

別の登場人物になって I で語り直す。その人が知らないことは書かない

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
物語・対話文
準備
なし(本文を使う)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 1語る人物を決める2分
  2. 2知っている・知らないを仕分け3分
  3. 3Iを主語に5〜6文書く7分
  4. 4ペアで読み合って確かめる3分

手順

  1. 本文の内容をつかみ、音読を重ねたあとに置きます。筋を口で言えるくらいになっていると、書く手が止まりにくくなります。
  2. だれの目で語るかを決めます。最初はクラス全員で同じ人物にします。慣れてきたら、生徒に選ばせます。
  3. その人が知っていることと、知らないことを分けます(3分)。ノートに2列の表を作り、本文の行番号で仕分けます。知らないことは書かない、が決まりです。
  4. 5〜6文で書きます(7分)。書き出しは本文から借りてかまいません。本文にない心の中の文を、少なくとも1文入れます。1文足しをしたことがあれば、そのとき足した文を使ってもかまいません。
  5. ペアで読み合います(3分)。聞き手は本文を開いて、本文の事実と食い違うところや、その人が知らないはずのことが書かれていないかを確かめます。

先生が言う言葉

人物を決めるときYou are Sota today. Tell the story with "I." ソウタになって、I で語ろう
仕分けるときDoes Sota know this? Which line tells you?
書くときAdd one sentence. What was Sota thinking? 心の中の1文を足そう
読み合うときLook at the text. Can Sota know this?

変化をつける

  • やさしくする: 書き出しと穴あきの枠を渡します(It was raining hard after school. I saw __ at the gate. I wanted to __, but I was __.)。枠を埋めたら、自分の文を1つ足させます。
  • むずかしくする: 場面を見ていない人の目で語らせます。ミカの母の目なら、知っているのは、娘が見なれない青い傘を持って帰ってきたことと、娘から聞いた話だけです。物に語らせてもかまいません。傘の目で語ると、I am a big blue umbrella. から始まり、傘のいた場所から見えたことだけで話を組み立てることになります。
  • 対話文で: 会話の片方の人物の日記にします。monday をリクの日記にすると、Ms. Green watched the game, too. のように、会話で聞いたことを地の文に直す所が要になります(会話を語りに、語りを会話にと組み合わせられます)。
  • 高校では: 評論を、筆者と反対の立場の人の目で語り直します。本文の事実はそのまま使い、そこから引き出す結論だけを変えると、事実と意見の区別がはっきりします。

つまずきと手当て

  • 代名詞を入れかえるだけで終わる: he を I に、his を my に替えただけの文章は、語り手が替わったことになりません。
  • 本文の事実と食い違う: We walked home together. のように、話を作り替えてしまう例です。
  • 知らないはずのことを書く: 手順3の2列の表に戻ります。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/shiten-kaeru

段階5・表現につなぐ

No, で直すゲーム

1か所だけ違う文を聞いて、No. で直す。合っていれば That's right.

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
5〜10分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計8分)

  1. 1先生の違う文を全員で直す1分
  2. 2ペアで直す(3文で交代)3分
  3. 3正しい文も混ぜる2分
  4. 4直して情報を1つ足す2分

手順

  1. 本文の内容をつかみ、音読で読めるようになってから置きます。教科書は開いたままでかまいません。
  2. 先生が違う文を2〜3文言い、全員で直してみせます。「変えるのは1か所だけ」「No. のあとは文で言い直す」の2つの決まりを、ここで示します。
  3. ペアで、Aが本文と1か所だけ違う文を言い、Bが No. で始めて正しい文で直します。3文ごとに交代します。
  4. 慣れたら、Aは正しい文も混ぜます。Bは That's right. と言うか、直すかを選びます。
  5. 最後に、直したあとに本文の情報を1つ足して言う決まりを加えます。

先生が言う言葉

決まりを示すときChange only one part of a sentence in the text.
直す側にStart with "No." Then say the correct sentence.
正しい文を混ぜるときIf the sentence is true, say "That's right."
情報を足すときAfter you correct it, add one more thing from the text.

変化をつける

  • やさしくする: 先生が違う文を言い、全員で声をそろえて直します。事実を問う発問の答え合わせを、この形で行うこともできます。中1の前半は、正しい文を本文から探して読み上げる形でもかまいません。
  • むずかしくする: 正しい文を混ぜたうえで、直したあとに、そう言える理由を本文から1文足させます。Biking is the most popular way. と言われたら、No. Walking is the most popular way. と直し、Sixteen students walk. と理由を足します。
  • 物語で: 人物を入れかえた文がよく合います。Mika had a big blue umbrella. と言われたら、No. Sota had a big blue umbrella. と直します。だれが何をしたかを、話の流れで確かめることになります。
  • 高校では: 本文を言いかえた文で出します。Half of the students walk. は、本文の Sixteen students walk. と同じ内容なので That's right. です。言いかえに気づくには、32人のうち16人のように、本文の数や関係を自分で読みかえなければなりません。

つまずきと手当て

  • 違う文が明らかすぎる: 本文にない話(Sixteen students like cats.)は、本文を読まなくても違うと分かります。
  • No. だけで終わる: 「No. のあとは文で言い直す」を決まりにします。
  • 本文を探すばかりで、やり取りにならない: 教科書を開いたままなので、Bが本文を探す時間が長くなりがちです。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/no-de-naosu

段階5・表現につなぐ

会話を語りに、語りを会話に

対話文は said を使ったお話に、物語はせりふとト書きの台本に書きかえる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15〜20分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
対話文・物語
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計18分)

  1. 1書きかえる向きを示す1分
  2. 2話し手と情報を表にする3分
  3. 3お話か台本に書きかえる10分
  4. 4決まりを確かめる1分
  5. 5ペアで読み比べる3分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。書きかえる向き(対話文をお話に、物語を台本に)は、先生が決めます。
  2. 話し手と大事な情報を表にします(3分)。対話文なら「だれが・何を言ったか」、物語なら「だれが・何をしたか」を、1行に1つずつ日本語で書き出します。この表が、あとでチェック表になります。
  3. 書きかえます(10分)。お話にするなら said / asked / told を使い、動詞は過去形でそろえます。台本にするなら、せりふの前に話し手の名前を書き、動作は( )のト書きにします。ト書きは日本語でかまいません。
  4. 決まりを確かめます。表の情報は全部入れる。お話にするときは、英語の引用符を使うのは1回まで。
  5. ペアで読み比べます(3分)。相手の作品を読みながら、表の情報に印をつけていきます。印のつかない情報があれば、どこに入れられるかを2人で考えます。

先生が言う言葉

始めるときWrite this conversation as a story. Use "said" or "asked."
表を作るときWho said it? What is important?
書くときUse quotation marks only once. 引用符は1回まで
読み比べるときCheck the list. Is anything missing? 抜けている情報はない?

変化をつける

  • やさしくする: 書き出しの文を渡します(On Monday morning, Ms. Green saw Riku.)。表も先生が作っておき、生徒は表を英文にするだけにします。
  • むずかしくする: 語数の上限を決めます。見本のお話は46語なので、40語以内なら、もう1つ何かを削ることになり、要約に近づきます。
  • 台本にしたら: ペアで読み合わせます。せりふの少ない台本ほど、動作と間で見せる練習になります(ロールプレイとスキット)。
  • 高校では: 間接話法で書かせます。She asked him if he had been studying. のように、時制と代名詞をそろえ、引用符を使わずに書きます。新聞の記事の形にして英語の見出しをつけさせると、いちばん大事な情報を1行で決めることになります。

つまずきと手当て

  • せりふを引用符で全部写す: せりふの前に She said, をつけ足しただけでは、形は変わっていません。
  • 大事な情報が抜ける: 手順2の表を、チェック表として使います。
  • 現在形が残る(He looks sleepy. など): お話は過去形でそろえる、と最初に決めます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/katachi-kaeru

段階5・表現につなぐ

1文足し

行と行のあいだに、心の声か省かれた動きを1文。ペアはどこに足したかを当てる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
物語・対話文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 13つの決まりを示す1分
  2. 2足す場所と1文を書く4分
  3. 31文を入れてペアで音読2分
  4. 4場所を当てて理由を話す2分
  5. 5全体で2〜3人を紹介1分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。最初に決まりを3つ示します。本文と食い違わない。1文だけ。なぜそこに合うかを、前後の行を使って言える。
  2. 1人で4分。足す場所(何行目と何行目のあいだか)を決めて、1文を書きます。
  3. ペアで、足した文を入れて本文を音読します。どこに足したかは言いません(2分)。
  4. 聞き手は、どこに足したかを当てます。当たっても外れても、足した人がなぜそこに合うかを話します(2分)。
  5. 全体で2〜3人の文を紹介します。同じ場所に別の文を足した例を並べると、読みの違いが見えてきます。

先生が言う言葉

決まりを示すときAdd only one sentence. Don't change the story. 1文だけ、話は変えない
書くときWhat did Sota think here? What did he do?
音読のあとでWhere is the new sentence? Can you find it?
理由を聞くときWhy does it fit here? Which lines tell you?

変化をつける

  • やさしくする: 先生が候補の文を3つ用意し、どこに入るかを選ばせます。書かずに選ぶだけなので、中1でも取り組めます。上の表から3つの文を選び、場所を伏せて配ってもかまいません。
  • むずかしくする: 場面の空気を変える1文を足させます。8行目と9行目のあいだに Mika's friends were watching them. を足すと、9行目でソウタの顔が赤くなった理由まで、読み方が変わります。ペアは、その1文で場面がどう変わったかを言います。
  • 対話文で: せりふとせりふのあいだに、動作の1文を足します。monday なら、6行目のあとに Riku looked down. を足すと、7行目のグリーン先生の Me, too. が、なぐさめの言葉として読めてきます。
  • 高校では: 評論の段落と段落のあいだに、つなぎの1文を足します。前の段落のまとめと次の段落の予告を1文で書けるかどうかで、論の流れが読めているかが見えます。

つまずきと手当て

  • 本文と食い違う: 足した文を入れて音読したあと、聞き手に「この文と合わない行はない?」と本文を見て探させます。
  • 長くなる: 1文だけ、と最初に決めておきます。
  • どこに足せばよいか分からない: 先生が場所を指定します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/ichibun-tashi

段階5・表現につなぐ

続きを書く

次の日や1週間後を5〜8文で。本文の表現を2つ以上使い、下線を引く

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
20分
形態
個人
学年
中1〜高校
本文
物語・スピーチ・手紙
準備
なし(書く用紙)教科書だけでできる

流れ(合計20分)

  1. 1いつの続きかと決まりを示す2分
  2. 2表現を3つ出して5〜8文書く15分
  3. 3交換して感想を1文書く3分

手順

  1. 本文を読み終え、内容をつかんだあとに置きます。授業の最後の20分を使うか、宿題に回します。
  2. いつの続きにするかを決めます(次の日、1週間後など)。最初はクラスで1つにそろえます。
  3. 決まりを2つ示します。本文の表現を2つ以上使い、下線を引く。登場人物の性格と食い違わない。
  4. 用紙の上の欄に、使えそうな本文の表現を3つ書き出してから、5〜8文で書きます(15分)。
  5. となりの人と用紙を交換して読み、感想を1文書きます(3分)。I like the last sentence. のような短い英語でも、日本語でもかまいません。

先生が言う言葉

始めるときWhat happened the next week? Write the story.
決まりを示すときUse two expressions from the text. Underline them.
書いている途中でIs Sota like that? Check the text. ソウタはそういう人?
読み合うときRead your partner's story. Write one comment.

変化をつける

  • やさしくする: 書き出しの1文と、使える語の一覧を渡します(The next week, __. / umbrella, gate, rain, candy, smiled, said)。5文でよいことにします。話の終わりに1文足しをしてあれば、その1文から書き始めてもかまいません。
  • むずかしくする: 続きではなく、前の話を書かせます。その日の朝のソウタなら、なぜ大きな青い傘を持っていたのかを考えることになります(His mother said, "Take this big umbrella." など)。最後の文が、本文の1行目につながるように書きます。
  • スピーチ・手紙で: notebook のようなスピーチなら、1年後の話し手が書く続きにします。ハルトがノートに書いた、ある夜の3行でもかまいません。おばあさんの日記の Haruto called today. を借りて Grandma called today. と書けば、同じ表現の向きが逆になります。
  • 高校では: 別の結末を書かせ、その結末にすると話のテーマがどう変わるかを、2〜3文で説明させます。

つまずきと手当て

  • 話がとんでもない方向へ進む: ソウタが急によくしゃべる人になる、2人が次の日に外国へ旅立つ、といった続きです。
  • 本文の表現を使わない: 自分の知っている英語だけで書くと、本文とのつながりが切れます。
  • 時間内に書き終わらない: 5文で止めてよいことにします。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/tsuzuki-kaku

段階5・表現につなぐ

ホットシート

登場人物になって前のいすに座り、クラスの質問に役のまま答える

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
グループ・一斉
学年
中1〜高校
本文
物語・スピーチ・手紙・対話文
準備
なし(前にいすを1つ置く)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 1ペアで質問を2つ準備3分
  2. 2先生が座って答える4分
  3. 3生徒が交代で座る6分
  4. 42種類の質問をふり返る2分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。だれをいすに座らせるかを決めます。
  2. ペアで質問を2つ準備します(3分)。1つは本文で答えられる質問、もう1つは本文の外を想像する質問です。どちらかに Why を使う、と決めておきます。
  3. 最初は先生が座ります(4分)。役のまま答えるところを見せると、生徒は何をすればよいかが分かります。
  4. 生徒が交代で座ります(6分)。1人で座るのがむずかしければ、1つの役を3人で受け持ち、相談してから答えてもよいことにします。
  5. 最後に、本文で答えが決まった質問と、想像で答えた質問を1つずつ板書して、ふり返ります(2分)。

先生が言う言葉

先生が座るときI am Haruto's grandmother. Please ask me questions.
質問を準備するときMake two questions: one from the text, and one from your imagination.
答えが本文と合わないときIs that in the text? Let's check.
座った人が困ったときTake your time. You can talk with your team.

変化をつける

  • やさしくする: 先生が座る時間を長めにとり、質問は、はい・いいえで答えられるものから始めます(Do you live alone? / Do you like flowers?)。答える側は、Yes, I do. のあとに1文足せば十分です。
  • むずかしくする: 2人の登場人物を同時に座らせます。ハルトとおばあさんに同じ質問(What do you write in your notebook?)をすると、2人の答えの違いから、それぞれの立場が見えてきます。
  • 物語で: candy ならソウタを座らせ、Why did you say "I like rain"? と聞かせます。本文では言わなかった本心を、役のまま言うことになります。
  • 高校では: 評論の筆者を座らせます。質問する側は筆者の主張に反対の立場から聞き、筆者の役は本文の根拠を使って答えます。

つまずきと手当て

  • 事実の質問ばかりになる: 本文を見れば答えられる質問は作りやすいので、放っておくとそちらに偏ります。
  • 本文と食い違う答えが出る: 聞き手が Is that in the text? と返してよいことにしておきます。
  • はずかしがって座らない: 1つの役を3人で受け持ち、3人で前に座って、相談してから答える形にします(いすは3つ並べてかまいません)。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/hot-seat

段階5・表現につなぐ

自分に置きかえる

本文の文の形を借りて、中身を自分のことに。書く前に、まず話す10分

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10〜15分
形態
個人・ペア
学年
中1〜高校
本文
スピーチ・手紙・説明文・対話文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計11分)

  1. 1借りる文の形を探す3分
  2. 2入れかえる語をメモ3分
  3. 3ペアに話す・質問1つ2分30秒
  4. 4相手を替えてもう一度2分30秒

手順

  1. 本文の内容をつかみ、音読を重ねたあとに置きます。始める前に「本当のことでなくてよい。言いたくないことは作り話でよい」と言っておきます。
  2. 借りられる文の形を3〜4つ探します(3分)。先生が1つ見本を示し、残りはペアで本文から探させます。
  3. 文の形に、自分の内容を入れます(3分)。ノートには入れかえる語だけをメモし、文は書きません。全文を書くと、話す活動が読み上げになってしまうからです。
  4. ペアに話します(1人1分)。聞き手は、聞き終わったら質問を1つします。
  5. 相手を替えて、もう一度話します(1人1分)。2回目は、1回目にもらった質問への答えを足して話します。

先生が言う言葉

始める前にIt doesn't have to be true. It's OK to make it up. 作り話でいいよ
文の形を探すときFind sentences you can use for your own story.
話す前にDon't read. Look at your partner and talk.
聞き手にAsk one question. For example, "Why is it special?"

変化をつける

  • やさしくする: 文の形を1つだけにします(For me, it is __.)。言えたら相手を替えて、3人に言います。
  • むずかしくする: 理由と気持ちを1文ずつ足します(because __. / I feel happy when __.)。借りた文より、自分で作った文のほうが多くなっていきます。
  • 説明文で: survey のような調査の報告なら、We asked __, "__?" の形を借りて、クラスの友だちに1つ質問し、答えを1文で報告します。
  • 対話文で: monday なら、I went to bed at __ last night. と I was __ing. を借りて、ゆうべのことをペアで言い合います。授業のはじめのスモールトークの話題にもなります。
  • 高校では: 評論の主張の組み立て(主張→理由→例)を借りて、自分で選んだ話題で1分話します。

つまずきと手当て

  • 個人的なことを言いたくない: 作り話でよいことを、始める前に言っておきます。
  • みんな同じ答えになる(For me, it is my smartphone. ばかり): 先生が例をいくつか見せます。
  • メモを読み上げてしまう: メモは語だけ、の決まりに戻します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/jibun-ni-okikaeru

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インタビュー記事にする

答えは本文から選び、それを引き出す問いを作る。見出しとリード文つきの記事に

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15〜20分
形態
個人・ペア
学年
中2〜高校
本文
スピーチ・手紙・物語・説明文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計16分)

  1. 1記事の形を板書する1分
  2. 2答えにする文に番号3分
  3. 3問いとリード文・見出しを書く7分
  4. 4答えを隠して問いを読む3分
  5. 5記者と話し手の役で読む2分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。記事の形を板書します(見出し→リード文→問いと答え4〜6組)。
  2. 1人で3分、答えに使う本文の文に番号をつけます(4〜6か所)。本文の順番どおりでなくてかまいません。
  3. 1人で7分、それぞれの答えを引き出す問いを書き、リード文と見出しを書きます。答えには、本文の文をほぼそのまま使います。
  4. ペアで3分、記事を交換し、答えを手で隠して問いだけを読みます。問いを読んで答えが言えたら、問いと答えが合っています。
  5. 2〜3人の記事を、記者と話し手の役でペアに読んでもらいます。

先生が言う言葉

答えを選ぶときThe answers are in the text. Choose four to six sentences.
問いを作るときWhat question brings this answer?
リード文を書くときYou are the reporter. Write about Haruto: He is ...
読み合うときCover the answers. Can you answer the questions?

変化をつける

  • やさしくする: 問いの最初の語(What・How long・Why・How)を先生が渡し、答えに使う文にも下線を引いておきます。生徒は問いの残りを作るだけにします。中2の前半は、問いと答えを3組にします。
  • むずかしくする: 問いの順番を、本文の順番ではなく、読み手がいちばん知りたいことから並べます。最後に、記者のひとこと(I want to write three lines tonight, too.)を足させます。
  • 物語で: Three Lemon Candies のソウタに、次の日にインタビューします。地の文は3人称で書かれているので、答えはソウタの I に変えて書きます(I gave her my umbrella and ran into the rain.)。語り手を変える書きかえが入るので、視点を変えて語るのあとに置くと書きやすくなります。
  • 説明文で: How We Come to School を調べた生徒へのインタビューにします(How many students did you ask? / What was the most popular way?)。
  • 高校では: 評論の筆者へのインタビューにします。筆者の主張に反対する読み手の立場からの問いを1つ入れ、答えは本文の根拠の文から選ばせます。

つまずきと手当て

  • 問いと答えがずれる(Where does she live? に For fifty years.): 手順4の、答えを隠して問いだけを読む確かめを、ペアに渡す前に自分でもさせます。
  • はい・いいえで答える問いばかりになる: 疑問詞で始まる問いを半分以上にする、と決めます。
  • リード文が I のままになる: 板書の記事の形で、記者の言葉(見出し・リード文・問い)と話し手の言葉(答え)を色で分けて示します。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/interview-kiji

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1分で紹介する

読んでいない人に1分で。結末は言わず、本文の文を2文続けて使わない

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
ペア・個人
学年
中1〜高校
本文
物語・説明文・スピーチ・手紙
準備
なし(タイマー)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 15つの箱にメモする4分
  2. 2ペアで1分ずつ紹介・質問3分
  3. 3相手を替えて2・3回目6分
  4. 4全体で聞き比べる2分

手順

  1. 本文の内容をつかみ、音読や暗唱を重ねたあと、単元の終わりのほうに置きます。
  2. 1人で4分、メモを作ります。メモは5つの箱(題名と本文の種類/だれが・どんな場面/くわしく話す1つの場面/自分が好きな所とそのわけ/読んでいない人へのさそい)で、キーワードだけを書きます。文は書きません。
  3. ペアで、1人1分ずつ紹介します。聞き手は、紹介のあとに英語で1つ質問します(30秒)。
  4. 相手を替えて、2回目と3回目をします。前の回で聞かれた質問への答えを、紹介の中に入れてかまいません。
  5. 全体で2〜3人が紹介し、「いちばん読みたくなった紹介はどれ? 何が決め手だった?」と聞きます。

先生が言う言葉

始めるときYour partner hasn't read this story. Introduce it in one minute.
メモを作るときWrite only key words. Don't write sentences.
紹介のあとでListener, ask one question.
決まりの確かめDon't tell the ending! 結末は言わない

変化をつける

  • やさしくする: 紹介の型を渡します(This is a story about __. I like __ because __. Please read it.)。中1や、1分がまだ長いクラスは、30秒から始めます。
  • むずかしくする: 聞き手を決めます。小学生に紹介する、日本に来たばかりの ALT の先生に紹介する、のように相手を決めると、使う語と、くわしく話す場面の選び方が変わります。時間を45秒に縮めても、言うことを選び直す練習になります。
  • 説明文で: 結末のかわりに、いちばんの発見を言わずにおきます。How We Come to School なら、32人の通学の方法を調べた報告で、歩く人がいちばん多いことまでを話し、But some students have a problem. What is it? のように、9〜10行目の坂の話を謎にして終えます。
  • スピーチで: My Grandmother's Notebook を、ハルトに会ったことのない人に紹介します。おばあさんの古い日記で何を見つけたかを言わずにおくと、聞き手はそれを質問で聞きたくなります。
  • 高校では: 紹介を2分にし、評論なら筆者の主張と、それに対する自分の意見を入れます。紹介のあとで、いちばん読みたくなった本文に手を挙げる形にすると、本の紹介を競う書評ゲーム(ビブリオバトル)に近くなります。

つまずきと手当て

  • 結末まで全部話してしまう: メモの5つの箱の横に「言わないこと」の欄を作り、言わずにおく場面を先に書かせます。
  • 本文の文を読み上げるようになる: メモはキーワードだけ、と決めます。
  • 1分がもたない、または長すぎる: 1回目は時間を気にせず話させ、2回目と3回目でタイマーを使います。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/ippun-shokai

段階5・表現につなぐ

題をつけ直す

本文に5語以内の新しい題を。どこに目をつけたかを、理由の1文で言う

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
10分
形態
個人・ペア・グループ
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計10分)

  1. 11人で題と理由を書く3分
  2. 2グループで出し合う3分
  3. 3全体で票を入れる2分
  4. 4元の題と比べる2分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあと、単元のまとめのほうに置きます。
  2. 1人で3分、本文に新しい題を1つつけます。5語以内で、元の題と同じ題はつけません。理由を I chose this title because ... の1文で書きます。
  3. グループ(4人。人数の少ないクラスならペア)で3分、1人ずつ題を言い、理由を読みます。グループで1つ、全体に出す題を選びます。
  4. 全体で、各グループの題を板書し、「この話をいちばんよく表している題」に1人1票で手を挙げます(2分)。
  5. 元の題と比べます(2分)。元の題は本文のどこに目をつけた題か、票の集まった題とどこが違うかを話します。

先生が言う言葉

始めるときGive this story a new title. Five words or less.
理由を書くときWhy did you choose it? Write "I chose this title because ..."
票を入れるときWhich title fits the story best? Vote for one.
元の題と比べるときLook at the original title. What did the writer focus on?

変化をつける

  • やさしくする: 先生が題を4つ用意し、そこから選ばせます(The Blue Umbrella / A Kind Lie / A Rainy Day / Thank You, Sota)。選んだわけは日本語で言ってもかまいません。A Rainy Day のように場面だけを言う題が、ほかの3つとどう違うかを話すと、目のつけ所の違いが見えます。
  • むずかしくする: 読み手を決めて題をつけます。小学生向けの絵本なら Mika and the Rainy Day、英語の新聞の記事なら Boy Gives Umbrella, Catches Cold のように、読み手が変わると、使う語も題の形も変わります。英語の新聞の見出しは、過去のことでも現在形で書き、a や the を省くのがふつうです。読み手を決める考え方は、1分で紹介するで聞き手を決めるのと同じです。
  • 説明文で: How We Come to School なら、調べた結果に目をつけた題(Walking Is Number One)と、書き手の願いに目をつけた題(Help Us with the Hill)に分かれます。題が結果を言うのか、目的を言うのかで、読み手の受け取り方が変わります。
  • 高校では: 評論に、主張の入った題をつけます。話題だけの題(Plastic Bags)と、主張の入った題(We Don't Need Plastic Bags)を並べて見せてから、本文の主張を1つの題に入れさせます。題を見ただけで筆者の立場が分かるかを、ペアで確かめます。

つまずきと手当て

  • 長すぎる・結末を言ってしまう: Sota Got a Cold, So Mika Gave Him Candies のように、話を全部1行に入れようとする題が出ます。
  • 本文の1行をそのまま使う: I Like Rain のような題は、理由が言えれば認めます。
  • 理由が「おもしろいから」で止まる: 理由の文に、何行目から来た題かを入れさせます(I chose this title because in line 7, ...)。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/dai-tsukenaoshi

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ポスターにする

見出し6語・事実3つ・図1つ・呼びかけ1文。読み手を決めて、本文を1枚に

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
20分
形態
グループ・ペア
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙
準備
A4かB4の紙(タブレットでもよい)教科書だけでできる

流れ(合計20分)

  1. 1読み手と入れる4つを示す2分
  2. 2班で事実3つと見出しを選ぶ4分
  3. 3紙に書く(飾りはあと)10分
  4. 4貼って見て回り、付せん4分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。
  2. 読み手と、入れる4つを示します(2分)。読み手は、最初はクラスで1つにそろえます(例: 学校だよりを読む保護者)。文で書くのは呼びかけの1文だけで、ほかは語と数字だけ、と決めます。
  3. 班で、読み手に伝えたいことを1つ決め、それに合う事実3つを本文から選び、見出しの案を出します(4分)。4人の班なら、見出し・事実・図・呼びかけを1人1つずつ受け持ちます。
  4. 紙に書きます(10分)。見出しは、下書きをペアで確かめてから大きく書きます。英語と図を先に書き、色や絵の飾りはそのあと、5分までにします。
  5. 教室に貼って見て回ります(4分)。見る人は読み手(保護者)になったつもりで読み、いちばん伝わった所を付せんに一言書いて貼ります。

先生が言う言葉

読み手を示すときYour readers are parents. What do they want to know? 読み手は保護者
事実を選ぶときChoose three facts. Only words and numbers.
見出しを書くときNo more than six words. Check it with your partner.
見て回るときRead it like a parent. Write one comment on a sticky note.

変化をつける

  • やさしくする: 型紙(見出し・図・事実3つ・呼びかけの枠を印刷した紙)を渡し、枠に書きこむだけにします。事実の枠には「__: __」の形を入れておきます。中1の前半は、見出しを先生の示す案から選ばせてもかまいません。
  • むずかしくする: 班ごとに読み手を変えます。新入生なら来かたのよいところ(6〜8行目)が中心になり、町の人なら坂の話と、Please help us. のような頼む呼びかけが合います。見て回ると、同じ本文から違うポスターができたことが分かります。
  • スピーチ・手紙で: notebook なら、図書室に貼る「日記を書いてみよう」のポスターにします。事実は fifty years や three lines every night のような語と数で、呼びかけは Write three lines tonight! のようになります。
  • 高校では: データの出どころを入れたインフォグラフィックにします。だれに何人聞いたかを小さく書き添え(Source: our class, 32 students)、グラフの形も中身で選ばせます。円グラフなら、32人中16人を50%と読みかえることになります。同じ型で調べて書くで集めた数を使えば、本文の外のデータでも作れます。

つまずきと手当て

  • 本文の文を写す: 事実の枠に、3行目の Most of them live more than two kilometers away from school. を丸ごと写す班が出ます。
  • 飾りに時間がかかる: 色・絵・枠の飾りは5分まで、と先に決めます。
  • 見出しの英語をまちがえる: 見出しは大きく書くので、まちがいが目立ちます(How We Come School? のように語が抜けるなど)。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/poster-ni-suru

段階5・表現につなぐ

登場人物への手紙

人物に4〜6文の手紙を。本文の行を1つ挙げて反応し、質問を1つ入れる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15〜20分
形態
個人
学年
中1〜高校
本文
物語・スピーチ・手紙・対話文
準備
なし(便せんの形の紙でもよい)教科書だけでできる

流れ(合計17分)

  1. 1相手と手紙の組み立てを示す2分
  2. 24〜6文の手紙を書く8分
  3. 3交換して人物として返事4分
  4. 4返事を読み、2〜3組を紹介3分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。手紙を出す相手を決めます。最初はクラスで1人にそろえます。
  2. 手紙の組み立てを板書し、2つの決まりを示します(2分)。
  3. 1人で、4〜6文の手紙を書きます(8分)。反応で挙げた行の番号を、手紙の横に小さく書かせます。
  4. となりの人と交換します。受け取った人はその人物になり、手紙の質問に答える返事を1〜2文で書きます(4分)。返事は本文と食い違わないこと。
  5. 手紙を持ち主に返し、返事を読みます。2〜3組の手紙と返事を全体で紹介します(3分)。

先生が言う言葉

始めるときWrite a letter to Haruto's grandmother.
反応を書くときWhich line did you like? Write about that line. どの行?
質問を書くときAsk something the text doesn't tell us.
返事を書くときNow you are the grandmother. Write back in one or two sentences.

変化をつける

  • やさしくする: 組み立ての表の「書き出しの例」を、そのまま型として渡します。中1の前半は、呼びかけ・反応・結びの3つでよいことにし、反応に使う行も先生が2〜3行にしぼって示します。
  • むずかしくする: 人物として書く返事を厚くし、手紙の形で4文にします。質問に答えたうえで、本文の行につなげた1文を足させます(例: I wrote about you in my diary.)。人物の側から本文の先を書くことになり、続きを書くに近づきます。
  • 物語で: candy なら、ミカかソウタに書きます。ミカへの手紙で Why did you give him lemon candies? と聞けば、返事のミカは、本文に書いていない選んだわけを考えることになります。
  • 対話文で: monday ならリクに書きます。8行目の夢の話に反応すると、自分の夢を書く「自分のこと」につなげやすくなります。
  • 高校では: 評論やエッセイの筆者に、意見の手紙を書きます。本文の主張を1つ引き、賛成か反対かと、その理由を2文で書かせます。返事は筆者の立場から、本文の根拠を使って書かせます。

つまずきと手当て

  • 「すてきな話でした」だけで終わる: I like your story. や It was a nice speech. の手紙は、本文を読まなくても書けます。
  • 時の形が混ざる: 本文の出来事にふれる文で起きます。
  • 長さがそろわない: 2文で止まる生徒と、10文を超える生徒が出ます。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/tegami-kaku

段階5・表現につなぐ

続きの会話

対話文の続きを2往復。人物らしく、本文の表現を1つ借り、1行4語以上で

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
ペア
学年
中1〜高校
本文
対話文
準備
なし教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 13つの決まりを示す1分
  2. 2ペアで続きの4行を作る6分
  3. 3見ないで言えるまで練習2分
  4. 44人組で演じて一言返す3分
  5. 5全体で2〜3組が演じる3分

手順

  1. 対話文の意味をつかみ、役ごとに読めるようになったあとに置きます。最後の2〜3行を、ペアで1回読んでおきます。
  2. 3つの決まりを示します(1分)。続きは、最後の行を受けて、もう1人の人物から始めます。
  3. ペアで続きの4行を作ります(6分)。ノートに書き、本文から借りた表現に下線を引きます。
  4. ノートを見ないで言えるまで、2回練習します(2分)。2回目はノートを伏せ、詰まったときだけ見ます。
  5. となりのペアと4人組になり、交代で演じます(3分)。聞いたペアは「本文の人物らしいか」を一言返します。
  6. 全体で2〜3組が演じ、どの表現を本文から借りたかを聞きます(3分)。

先生が言う言葉

始めるときWhat do they say next? Make four more lines. 続きを4行
決まりを示すときUse one expression from the text. Use four words or more in each line.
演じる前にLook at your partner, not your notebook.
聞いたペアにDoes that sound like Riku? Like Ms. Green? 本文の人物らしい?

変化をつける

  • やさしくする: 1行目を先生が渡します(Ms. Green: By the way, who is your favorite player?)。ペアは残りの3行を作ります。中1の前半は、1往復(2行)でかまいません。
  • 場面を変える: 同じ2人の、昼休みの会話にします。朝から何時間かたっているので、授業中に寝たかどうかを先生が聞く続きが出てきます(Did you sleep in class? / Only for five minutes.)。朝の会話の何が昼の会話につながるかを考えることになります。
  • むずかしくする: 4行の中に、相づちを1つと、本文にない質問を1つ入れます。相づちを足して読むで使った相づちの一覧が、そのまま使えます。演じたあと、聞いたペアがその場で質問を1つ足し、演じたペアが役のまま答える形にすると、即興のやり取りに近づきます。
  • 高校では: 意見が食い違う続きにします。2往復の中で、相手の意見を受けてから自分の意見を言う形にし(I see your point, but ...)、どちらの意見も本文の発言から無理なく出てくるようにします。monday なら、夜中の試合を見るかどうかで考えを分けると、先生も同じ試合を見ていた(5行目)ことが、言い合いの種になります。

つまずきと手当て

  • 話がそれる: 続きが、好きな食べ物や週末の予定など、本文と関係のない話になる例です。
  • 1語の返事ばかりになる: Yes. / OK. / Thanks. で返すと、4行でも会話は進みません。
  • 演じるときにノートを読み上げる: ノートを見ながらでは、相手の顔を見たやり取りになりません。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/tsuzuki-kaiwa

段階5・表現につなぐ

同じ型で調べて書く

問い→数字→理由→問いかけの型を借りて、教室で調べ、5〜6文で報告する

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
20分
形態
グループ・個人
学年
中1〜高校
本文
説明文・スピーチ・手紙
準備
なし(教室で聞き取りをする)教科書だけでできる

流れ(合計20分)

  1. 1本文の組み立てを型にする3分
  2. 2問いと聞く相手を分ける2分
  3. 3立って聞き取る5分
  4. 4数を足して合計を確かめる2分
  5. 5同じ型で5〜6文書く8分

手順

  1. 説明文の内容をつかんだあとに置きます。本文を4つの部分(問い・数字の結果・理由・読み手への問いかけ)に分けて板書し、借りる型を確かめます(3分)。
  2. 調べる問いと、聞く相手を決めます(2分)。問いは、最初はクラスで1つにそろえます(例: What time do you go to bed?)。班の4人は、聞く相手を席の列で分けます。理由を聞く答え(見本では after twelve)も、ここで決めておきます。
  3. 全員が立って、5分で聞き取ります。答えは正の字で数え、理由を聞く答えの人には Why? と聞いて、答えを語だけでメモします。
  4. 席に戻り、班で数を足します(2分)。合計が、聞いた人数と合うかを確かめます。
  5. 1人で、同じ型で5〜6文の報告を書きます(8分)。書き終えた人から、班の中で読み合います。

先生が言う言葉

型を確かめるときQuestion, numbers, reasons, and a question for the readers.
聞き取りの前にStand up. Ask the students in your row. You have five minutes.
数を確かめるときAdd the numbers. Is the total 30? 合計は聞いた人数と合う?
書くときUse the same pattern as the text. Write five or six sentences.

変化をつける

  • やさしくする: 穴あきの型(上の「借りる型」の列)を紙にして配ります。中1は、数字の結果の文を2つにし、理由の部分を省いてもかまいません。
  • むずかしくする: 2つのクラスを比べます。となりのクラスの結果を先生が集めておき、比べる文を1つ足させます(In Class 2, more students go to bed after twelve.)。7行目の faster than のような、比べる形が使えます。
  • スピーチ・手紙で: notebook なら、1行目の Do you have something special? のような、問いかけで始める組み立てを借ります。Do you keep a diary? と聞いて回り、結果から自分の話を始めます(Only four students keep a diary.)。
  • 高校では: グラフと考察を足します。結果をグラフにし、数から言えることと言えないこと(30人だけの結果で、学校全体のことは言えない、など)を1〜2文で書かせます。調べた数を読み手に伝える形にするなら、ポスターにするにつなげられます。

つまずきと手当て

  • 調査に時間がかかる: 立って5分で区切ります。
  • 数の合計が合わない: 同じ人に2回聞いたか、数えまちがえたかのどちらかです。
  • 理由の部分が書けない: 聞き取りで Why? を聞いていないと、本文の5〜8行目にあたる部分が空になります。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/onaji-kata-shiraberu

段階5・表現につなぐ

本文の話題でALTに聞く

本文の話題から質問を2つ。ALTに本当のことを聞いて、答えを2文にまとめる

教科書本文の活動集
英語教材ラボ

時間
15分
形態
一斉・グループ
学年
中1〜高校
本文
どの型でも
準備
ALT と打ち合わせ(話題だけ前もって伝える)教科書だけでできる

流れ(合計15分)

  1. 1班で質問を2つ準備4分
  2. 2聞き返しの言い方を練習1分
  3. 3ALTにインタビュー6分
  4. 4答えを2文にまとめる3分
  5. 5読んでALTに確かめる1分

手順

  1. 本文の内容をつかんだあとに置きます。ALT には、前の週までに話題だけを伝えておきます(例: 大切な物と日記)。質問そのものは伝えません。答えの台本ができると、その場のやり取りにならないからです。打ち合わせには、ALT打ち合わせシートの「情報差」の型が使えます。
  2. 班で、本文の話題につながる質問を2つ準備します(4分)。先生は、班ごとに質問の柱(大切な物・日記・家族からもらった物・毎日の小さな習慣)を割り振ります。
  3. 聞き返しの言い方を、全員で言っておきます(1分)。Could you say that again? と Could you speak more slowly? の2つです。
  4. ALT(見本では架空の Ms. Brown)にインタビューします(6分)。班の代表が1つずつ質問し、全員がキーワードだけをメモします。2つ目の質問は、ほかの班と重なったときの予備です。
  5. 自分の班が聞いた答えか、いちばん心に残った答えを1つ選び、1人で2文にまとめます(3分)。
  6. 2〜3人がまとめを読み、ALT に合っているかを確かめてもらいます(1分)。

先生が言う言葉

質問を準備するときMake two questions. Ask about Ms. Brown, not about Haruto.
インタビューの前にIf you can't catch it, say, "Could you say that again?"
メモをとるときWrite only key words. Don't write sentences.
まとめるときWrite two sentences about Ms. Brown. Use "she," not "I."

変化をつける

  • やさしくする: 質問の型を渡します(Do you have __? / What __? / Why __?)。中1の前半は、Do you __? の質問と、答えへの相づち(Really? / Me, too.)だけでも十分です。
  • むずかしくする: 答えを聞いたら、その場でもう1つ質問を足します(Who made it? / What do you take pictures of?)。準備していない質問なので、即興のやり取りの練習になります。
  • ALT がいない日は: 先生が答える側に回るか、班の質問を先に ALT に渡して、30秒〜1分の動画で答えを録っておいてもらいます。
  • 説明文・物語で: survey なら、学生のころの通学を How did you go to school? と聞き、本文の32人の結果と比べます。candy なら Do you like rain? と聞くと、7行目のソウタの I like rain. と比べられます。
  • 高校では: 評論の論点を ALT に聞き、筆者の考えと比べます。本文の主張を1つ選んで Do you agree with this idea? と聞き、ALT の考えと筆者の主張の同じ所・違う所を2〜3文で書かせます。

つまずきと手当て

  • どの班も同じ質問になる: notebook なら、多くの班が1行目の Do you have something special? を選びます。
  • ALT の英語が速くて聞き取れない: 手順3の聞き返しの言い方が、そのための準備です。
  • 質問が本文の人物に向いている: How long has she kept a diary? のような質問です。

くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/alt-ni-kiku

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