段階1・読む前
予想してから読む
題名と挿絵と最初の1文から、だれが・何が起きる・どう終わるかを予想して読む
教科書本文の活動集
英語教材ラボ
- 時間
- 5〜10分
- 形態
- ペア・一斉
- 学年
- 中1〜高校
- 本文
- どの型でも
- 準備
- なし(題名と挿絵を使う)教科書だけでできる
流れ(合計8分)
- 1題名・挿絵・1文目を見せる30秒
- 21人で3つの予想をメモ1分
- 3ペアで言い合い、板書1分30秒
- 4本文を読む(音声でも)2分
- 5予想に○△×と行番号3分
手順
- 教科書は閉じたままにします。題名を板書し、挿絵だけを見せます(教科書を開くなら本文をノートで隠させ、デジタル教科書なら挿絵だけを映します)。最初の1文は先生が読み上げます。
- 1人で1分、3つの問い(だれが・何が起きる・どう終わる)について予想をメモします。日本語でかまいません。
- ペアで1分、I think ... の形で予想を言い合います。全体で2〜3人に聞き、出た予想を板書します。ここまでを3分で終えます。
- 本文を読みます。音声で聞かせてもかまいません。予想の板書は消さずに残します。
- 読み終えたら、板書の予想に○(当たった)・△(半分当たった)・×(外れた)をつけます。1つつけるたびに「何行目で分かった?」と聞き、確かめた行を言わせます。
先生が言う言葉
| 題名を見せるとき | Look at the title and the picture. What is this story about? |
|---|---|
| 予想を言わせるとき | Who is in the story? What happens? How does it end? I think ... で言ってみよう |
| 読む前に | Read and check your guess. 当たっているか確かめながら読もう |
| 答え合わせで | Was your guess right? Which line tells you? 何行目で分かった? |
変化をつける
- やさしくする: 予想を選択肢にします(何が起きる? ア だれかが傘を貸す イ ミカが走って帰る ウ 雨がやむ)。中1の前半は、問いを「だれが」と「何が起きる」の2つに減らします。
- むずかしくする: 途中で止めて、もう一度予想させます。4行目まで読んだところで「次の日、何が起きる?」と聞くと、2回目の予想は、読んだ4行を手がかりにしたものになります。
- 説明文で: 題名と1行目から、中身の数字を予想させます。How We Come to School なら、1行目(クラスの32人に通学の方法を聞いた)を読み上げて、「32人のうち、歩いて来るのは何人?」「いちばん少ないのは何で来る人?」と聞きます。数字の予想は答えが1つに決まり、確かめる行(2行目と4行目)もはっきりしているので、中1でも答え合わせがしやすくなります。
- 高校では: 評論や説明文で、題名と各段落の最初の1文だけを読ませ、筆者の主張と結論を予想させます。英語の段落は最初の文に要点が来ることが多いので、その文だけで論の流れの見当がつきます。読み終えたら、予想と違った段落を探させます。
つまずきと手当て
- 予想が日本語ばかりになる: 認めてかまいません。
- 予想に時間をかけすぎる: 予想は3分で切ります。
- 先に本文を読んでしまう生徒がいる: 教科書は閉じさせ、挿絵は先生が見せます。
くわしい手順と見本: eigo-kyozai-lab.com/honbun/yosou-yomi