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言語活動

げんごかつどう・communicative language activity

学習指導要領で、実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う活動を指す語。文法の練習(言語材料の練習)とは区別される。

言語活動とは、学習指導要領(外国語)で、実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う活動を指す語です。文法の練習(言語材料の練習)とは区別されます。出どころ、練習と活動を分ける4つの条件(目的・場面・相手・情報の差)、練習を活動に変える手直し、1時間の中の割合、小学校・中学校・高校・塾での違い、当サイトの活動集までまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

言語活動は、学習指導要領(外国語)で、実際に英語を使って互いの考えや気持ちを伝え合う活動を指す語です。文の形を覚えるための練習(言語材料についての練習)とは区別されていて、練習で身につけた表現を、目的や場面のある活動の中で使う、という順序が想定されています。「英語を使う活動」と「英語について学ぶ練習」の線引きの語です。

出どころ

学習指導要領(小・中学校は平成29年告示、高校は平成30年告示)の外国語で、5領域の目標がそれぞれ言語活動を通して達成されることになっています。解説は、言語活動を「実際に英語を使用して互いの考えや気持ちを伝え合う」活動とし、言語材料について理解したり練習したりするための指導とは区別すると明記しています。

授業での実際の使い方

練習と活動を分ける条件は4つです。1つも無ければ練習、4つそろえば活動です。

条件練習活動
目的正しい形を言う相手に何かを伝える・知る
場面なし(教科書の絵)ある(週末の予定を決める、相手を紹介する)
相手いない(先生に向けて)いる(ペアの相手が本当に聞く)
情報の差ない(答えを知っている)ある(聞かないと分からない)

練習を活動に変えるのは、大がかりな作業ではありません。パターンプラクティスの What do you like? を、「相手の好きなものを3つ聞いて、来週の給食を1つ提案する」に変えれば、目的・場面・相手・情報の差がそろいます。50分のうち、言語活動の時間が15分あれば、1時間に1回は「使った」ことになります。

よくある誤解

  • 英語を口にする時間がすべて言語活動、ではありません。リピートや穴埋めは練習です。練習が悪いのではなく、練習だけで終わる授業に問題があります。
  • ゲームなら活動、でもありません。ゲームでも、答えを知っている質問を繰り返すだけなら練習です。情報の差があるかで決まります。
  • 難しい活動である必要はありません。中1の be動詞でも、相手の本当の情報を聞く形にすれば言語活動です。

校種別の違い

校種特徴
小学校「言語活動を通して」慣れ親しむ。Small Talk・相手を替えて聞き合う活動が中心
中学校5領域それぞれで。文法の導入→練習→言語活動の順を単元の中で
高校意見を述べる・議論する活動へ。論理・表現は言語活動そのものを扱う科目
練習が中心になりやすいので、確認テストの前に1回、相手のいる活動を入れる

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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