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学習指導要領(外国語・外国語活動)

がくしゅうしどうようりょう・Course of Study

文部科学省が定める、各教科で何をどこまで教えるかの基準。英語は小学校(外国語活動・外国語)・中学校・高校の順に目標と内容がある。

学習指導要領とは、文部科学省が定める、各教科で何をどこまで教えるかの基準のことです。外国語(英語)については、小学校3・4年の外国語活動、5・6年の外国語、中学校、高校の順に目標と内容が定められています。告示と実施の年、5領域、授業時数、語数の目安、教科書との関係、解説と指導要領本文の違い、校種別の要点までまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

学習指導要領は、文部科学省が定める、各教科で何をどこまで教えるかの基準です。おおむね10年ごとに改訂され、教科書はこれに沿って作られます。英語については、小学校3・4年の「外国語活動」、5・6年の「外国語」、中学校の「外国語」、高校の「外国語」の順に、目標と内容が定められています。先生が「何を教えるか」で迷ったとき、最後に戻る場所です。

出どころ

現行のものは、小学校と中学校が平成29年(2017年)告示、高校が平成30年(2018年)告示です。小学校は2020年度、中学校は2021年度から全面実施、高校は2022年度の入学生から学年進行で実施されました。本文(告示)は簡潔で、具体的な説明は文部科学省の「解説」に書かれています。授業を組むときに読むのは解説のほうです。

授業での実際の使い方

校種別の要点を早見表にします。

校種教科・領域年間時数語数の目安要点
小3・4外国語活動35時間なし聞く・話すに慣れ親しむ。文字は名前の読みまで
小5・6外国語(教科)70時間600〜700語読む・書くが加わる。5領域。教科書と評価がある
中学校外国語各学年140時間1,600〜1,800語5領域。授業は英語で行うことを基本とする。即興のやり取り
高校外国語科目ごと1,800〜2,500語英語コミュニケーション・論理・表現の科目構成

小学校から高校まで合わせると、語数の目安は4,000〜5,000語になります。5領域は「聞くこと」「読むこと」「話すこと[やり取り]」「話すこと[発表]」「書くこと」で、目標と評価はこの5つで組みます。授業で使うときは、単元の目標を、解説にある領域の目標の文言から1文で書き出す、というのがいちばん実務的な使い方です。

よくある誤解

  • 教科書が学習指導要領そのもの、ではありません。教科書は指導要領に沿って各社が作った教材で、扱う順や題材は会社ごとに違います。基準は指導要領、道具は教科書です。
  • 「指導要領に書いてあるから毎時間やる」ものは、実はそれほど多くありません。本文は目標と内容の基準で、方法の多く(帯活動・音読の種類など)は現場の工夫です。
  • 解説は指導要領の「本文」ではありません。ただし現場で読むべきは解説で、方法や例はそこに書かれています。

校種別の違い

校種最初に読む場所
小学校解説の「外国語活動」と「外国語」の目標、5領域の内容。研修ガイドブックと合わせて
中学校解説の5領域の目標と言語活動の例。「授業は英語で行うことを基本とする」の趣旨
高校科目ごとの目標(英語コミュニケーションI〜III・論理・表現I〜III)と、観点別評価の記載
中学校の5領域と語数の目安。学校の定期テストがどの領域を測っているかを読む

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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