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英語教材ラボ

活動と指導法話す・やり取り

スモールトーク(Small Talk)

Small Talk

小学校の外国語科の教材で設定された帯活動。既習の表現を使って、指導者の話を聞いたりペアで伝え合ったりする1〜2分程度のやり取り。

スモールトーク(Small Talk)とは、小学校の外国語科の教材で設定されている帯活動で、指導者のまとまった話を聞いたり、ペアで既習の表現を使って伝え合ったりする1〜2分程度のやり取りのことです。公式の型(2時間に1回・1〜2分を2回・あいだに中間指導)、授業での進め方、雑談との違い、中学校・高校での時間の違い、全16単元の無料台本までまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

スモールトーク(Small Talk)は、小学校の外国語科(5・6年)の教材で設定されている帯活動です。指導者のまとまった話を聞いたり、ペアで既習の表現を使って伝え合ったりする、1〜2分程度のやり取りを指します。日常語の「雑談」とは別物で、ねらいは「習った表現を繰り返し使って定着させること」と「対話の続け方を指導すること」の2つです。

出どころ

文部科学省の「小学校外国語活動・外国語 研修ガイドブック」(平成29年)です。頻度から進め方まで、型がそのまま書かれています。

  1. 2時間に1回程度、帯活動で行う
  2. 5年生は指導者の話を聞くことを中心に、6年生はペアで伝え合うことを中心にする
  3. 授業の初めに、相手を替えて1〜2分程度の対話を2回程度行う
  4. 1回目の対話のあとに中間指導を入れる
  5. ねらいは、既習表現の定着と、対話の続け方の指導

授業での実際の使い方

やること
0〜1指導者が今日の話題を、既習の表現だけで話して見せる(5年はここが中心)
1〜2ペアで1回目の対話
2〜3中間指導。よかった言い方を全体に紹介し、続け方(聞き返す・付け足す)を1つ示す
3〜5相手を替えて2回目の対話

新しい表現を教える時間ではないので、今日の新出表現を先取りして入れる必要はありません。使うのは前の時間までに音で慣れ親しんだ言い方です。話題は「本当のこと」(先生の週末・子どもの好きなもの)から作ると、続きます。

よくある誤解

  • 雑談ではありません。話題は自由でも、使う表現は既習のものに限る帯活動です。
  • 毎時間やる必要はありません。示されているのは「2時間に1回程度」で、週2時間の学級なら週1回で公式どおりです。
  • 5分で足りないと感じるときは、時間を延ばすより話題を絞るほうが早いです。1〜2分で話し切れる話題が、この活動には合っています。

校種別の違い

校種1回の長さと回数頻度
小学校(外国語科)1〜2分程度の対話を、相手を替えて2回程度。あいだに中間指導2時間に1回程度
中学校ペアで1分程度の即興のやり取り。既習表現で答えられる話題毎時間の冒頭でもよい
高校教師がテーマについて話し、生徒がペアで考えを伝え合う。合わせて5〜10分が多い帯として毎時間か、単元の入口

中学校・高校で小学校の型をそのまま使うと、「既習表現の繰り返し」というねらいが「その場で組み立てる」に変わるぶん、時間が足りなくなります。

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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