疑問詞は、ドリルで答えから問いを作れるようになっても、話す場面では Do you ~? ばかりになりがちです。相手の答えが予想できるなら、Yes か No で聞くほうが安全だからです。この活動は、島の中学校の生徒とシドニーの中学校の生徒になりきった2人が、相手の学校の始まる時刻・1クラスの人数・お昼・夏休み・教室のそうじを聞き合うインフォメーションギャップです。8:10 か 8:45 か、7人か26人か——答えが読めないので、Yes/No では埋まりません。
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時間・形態 | 10〜15分・ペア(A/Bカードを半分に折って使う) |
| 位置づけ | 定着ドリルと応用ワークシートの間の「使う練習」(定着コミュニケーション活動シリーズ) |
| 使う形 | What time does your school start? / How many students do you have in your class? / Where do you eat lunch? / When is your summer vacation? / Who cleans your classroom? — We do. / Which school do you want to visit? |
質問の英文は、カードに1つしか書いていない
カードの「?」の欄には、最初の1つにだけ質問の英文が書いてあります(Aは What time、Bは How many)。残りは「お昼(どこで? 何を?)」「夏休み」「教室のそうじ(だれが?)」といった項目だけなので、時刻なら What time、時期なら When、人なら Who——と、聞きたいことの種類から疑問詞を自分で選びます。定着ドリルの大問1(答えから疑問詞を選ぶ)を、話す側から通る形です。
do/does の位置も、相手に聞くたびに確かめられます。What time does your school start? と How many students do you have? は主語で does と do が分かれ、Who cleans your classroom? だけは Who が主語なので do を入れません(答えは Cleaners do. / We do.)。全部うまったら、Which school do you want to visit? に、見つけたちがいを1つ添えて答え合います。
導入→定着→使う練習→応用の一本道
When・Where・What time は導入『にじんだポスター』授業案、Whose・Which は導入『だれの? どっち?——落とし物ボックス』授業案で入れ、形は疑問詞の定着ドリルで固めます。この活動のあとは、班で友だちのことを does this person で聞いて当てる『なぞの人物はだれ?——他己紹介クイズ』へ。確認は疑問詞の10分小テスト、全体の流れは文法の教え方ガイド「疑問詞」にあります。
