終業式の前の週は、扱いに困る1週間です。新しい単元に入るには短く、テストを返したあとで生徒の気持ちも冬休みに向いている。かといって、ゲームだけで終わらせるのも惜しい。
このシートは、その週の1時間を「クリスマスの場面で、習った文法を使う時間」にするための4ページです。中1・中2・中3の生徒用が1ページずつと、教師用の進め方が1ページ。どの学年も、12月までに習っている文法で書けるようにしてあります(中2の比較だけは、Here We Go! が1〜2月)。
この教材で解決できる悩み
- 終業式までの残り数時間、新しい単元に入るか迷っている
- クリスマスの活動をしたいが、ゲームだけで終わらせたくない
- 行事の活動は1時間まるごと取れない。15分だけ使いたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中1〜中3(12月までに習う文法で組んであります。中2の比較だけは Here We Go! が1〜2月) |
| 構成 | 1ページ目=中1 三単現の3ヒントクイズ/2ページ目=中2 比較の世界のクリスマスくらべ/3ページ目=中3 関係代名詞のホリデーカード/4ページ目=教師用(始めの一言・15分版と1時間版・答え・配慮) |
| 時間 | 15分でも1時間でも(同じ紙で2通り) |
| 形式 | A4・4ページ・無料PDF(使う学年のページだけ刷ってください) |
中1:クリスマスの「だれでしょう?」3ヒントクイズ
三単現の he / she / it で、ヒントを3つ聞いて当てるクイズです。先生の1問目はサンタクロース。2問目はサンタに似ているのに白い馬に乗ってくるオランダのシンタクラース、3問目はイタリアで1月5日の夜にお菓子を届ける魔女ベファーナ。生徒は名前までは当てられないので、「オランダのサンタ」「魔女」まで言えたら正解にして、名前は先生が明かします。ここで「へえ」が起きます。
ペアの出し合いでは、配ったら紙のまん中の点線で折って、相手の問題の列を見えないようにします。聞く人はシートを裏返して耳だけで当て、答えは自分の列の下にあるので読む人がその場で点をつけられます。1つめのヒントで当てたら3点、2つめで2点、3つめで1点。当てる前に Does he ~? で1回だけ質問できるので、疑問文も自然に出ます。最後に自分のクイズを作り、いちばんの1問をカードにして教室のドアに貼ります。ほかのクラスが答える「冬休みカウントダウン・クイズ」で、残りの登校日の数だけ選んで1日1問ずつ出します。読む人がいるので、ヒントの順番を工夫する理由が生まれます。
三単現の授業で贈り物を決める流れを使ったことがあれば、『プレゼント作戦会議』の授業案とつなげて、12月の復習にできます。
中2:くらべて、へえ! 世界のクリスマス
比較の「どっち?」クイズです。1問目は「フィリピンと日本、クリスマスの季節が長いのはどっち?」。フィリピンでは9月からクリスマスの季節が始まる、と聞くと教室がざわつきます。
ペアで4問を出し合い、I think ~ is hotter than ~. のように文で答えます。理由を because で言えたら1点追加。そのあと日本と別の国のクリスマスを比べる文を書き、最後に外国から来た人(ALT・留学生・地域の人など)に聞いてみたい質問を2つ作ります。答えは先生が届けて、次の時間に読みます。だれもまだ知らない答えを聞くので、質問を英語で書く意味がはっきりします。
比較の単元は、Here We Go! だけ1〜2月です。その学校では、1問目だけ口頭で使うか、比較を習ったあとに回してください。
中3:ありがとうのホリデーカード
関係代名詞の who で、学校を支えてくれる人にカードを書きます。先生が To the person who opens our school gate every morning… と読み、だれへのカードかを当てるところから始めます。
宛先は名前でなく「何をしてくれる人か」で書きます。門を開ける人、給食をつくる人たち、図書室の人。The person who opens は1人なので s がつき、The people who make は2人以上なので s がつかない、という主語と動詞の一致も、ここで実感を持って確かめられます。清書したカードは本当に届けます。英語を読まない相手もいるので、裏に日本語のひとことを書くようにしてあります。
「本物にする一手」が3学年とも入っています
| 学年 | 読む人・答える人 | 見るところ |
|---|---|---|
| 中1 | ほかのクラス(ドアの冬休みカウントダウン・クイズ) | 動詞の s(lives・has・comes) |
| 中2 | 外国から来た人(質問を届けて、答えを次の時間に読む) | than の前後に同じ種類の物がそろっているか |
| 中3 | 学校を支えてくれている人(カードを届ける) | who のあとの動詞の s(the person who opens・the people who make) |
15分版と1時間版
教師用の4ページ目に、学年ごとの「始めの一言」(そのまま言える英語)と、15分版・1時間版の流れ、クイズの答えをまとめました。15分版はテスト返しのあとの残り時間に、1時間版は終業式前の最後の1コマに向いています。
クリスマスの授業全体の組み立て(いつ・何分で・カードに書ける英語の例)は、特集のクリスマスの英語の授業にまとめています。体育祭や文化祭のような学校行事の週には、行事の英語カードが同じ考え方の1枚です。小学校の先生は、Small Talk の週の台本の12月14日の週が「クリスマスにほしいもの」です。
