「文法を読む㉔——接続詞 that」の替えシートです。3列の表・4つの問い・5行の骨組みは㉔と同じで、本文だけを別にしました。㉔を1度やったクラスの2枚目、7点以下のやり直し、宿題、テスト前の自習——「答えを覚えているから2回目は解けてしまう」問題を、この1枚が解決します。本文は、修学旅行で自分たちの地図を作って京都を歩いたクラスの11文で、考え・知ったこと3・伝える・気持ち5・so 〜 that 2の10が出ます。
罠は㉔(⑥⑪の that day=名詞の前の「その」・⑩の the class that practiced=主語の関係代名詞)から入れかえました。⑧の the map that we made は名詞のあとに that があり、そのうしろに主語+動詞が続くので接続詞と見た目が近い、目的格の関係代名詞です。⑪の That was the best trip は文の頭にひとりで立つ代名詞の「それ」。⑩の後半 I think the best map is … は that が消えた形で、㉔の⑩(I believe we were …)と同じ省略を別の動詞で見せます。「that の前に何があるか(動詞・形容詞・so/名詞/何もない)」と「that のあとに主語+動詞が来るか」の2方向で仕分けると、3つの that が1つの表に収まります。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(接続詞 thatを習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "Our Own Map"(オリジナル・11文・約130語)に接続詞 thatが10回 |
| ①の分け方 | think/know+that/tell 人/glad+that/so 〜 that … |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"Our Own Map"
Last May, our class went to Kyoto on our school trip. Our teacher told us that each group should make its own map. I was afraid that we would get lost, but Yuki said, "I'm sure that our map is perfect." We walked so much that my legs hurt at night. A guide told us that the temple garden was 400 years old. I didn't know that a garden could be older than our town. We took so many photos that my phone stopped. On the bus, I heard that Yuki lost the map that we made. But we found that we remembered every street. I'm glad that we made it ourselves, and now I think the best map is in our heads. That was the best trip of my life. ——⑧の the map that(関係代名詞)と⑪の That(それ)は、①の表には入れません。
5つの問いの見どころ
②は「先生は、グループごとに自分たちの地図を作るように言った(T・②)」「書き手たちは、地図をなくしたので道がわからなくなった(F・⑧⑨)」「Why did the writer's legs hurt at night?(Because they walked so much.)」「What did the guide tell the students?((He told them) that the temple garden was 400 years old.)」。2問目は、⑧で地図をなくした直後の⑨ found that we remembered every street まで読み切れているかを見る問いです。③は「③の " " の中を Yuki said that she was sure that our map was perfect. に」「⑦を My phone stopped because we took so many photos. に」「⑨を But we found we remembered every street. に」「⑤を The guide said, "This garden is 400 years old." に」で、直接の言葉を that の文にすると is が was に変わり that が2つ並ぶこと、so 〜 that … を because で言うと that が消えること、know の仲間のあとの that は省略できること、told us that を直接の言葉に戻すと was が is に戻ることを1問ずつ。㉔の③(直接の言葉に戻す・very 〜, so … にする・that を補う・said that にする)と1問目と4問目の向きを逆にしてあるので、2枚で往復になります。④は「いつ、どこへ行ったか→だれかに言われたこと→心配だったこと・確信していたこと→どれくらい〜したか(so 〜 that …)→そこで知ったこと・いま思うこと」の5行で、接続詞 that を4回以上。⑤のキーワードは school trip・own map・400 years・so many photos・in our heads です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで24の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。よく引かれる文法には、同じ3列・同じ設問構成で本文だけ別の替えシート(㉕〜)を足しています。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(24本+替えシート) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法・㉑不定詞の発展・㉒間接疑問・㉓受け身の運用・㉔接続詞 that |
| 替え | ㉕間接疑問「早すぎたチャイム」(㉒の替えシート)・㉖不定詞の発展「たこ焼き200個」(㉑の替えシート)・㉗受け身の運用「桜の木の下の箱」(㉓の替えシート)・㉘接続詞 that「自分たちの地図」(㉔の替えシート) |
前後の教材
1枚目は「文法を読む㉔——接続詞 that「合唱コンクール」」(Premium)。形の練習は「接続詞 that の使い分けワークシート」(Premium)で tell 人 that・so 〜 that の位置を深める。中2の基本形は「文法を読む⑪——接続詞」(Premium)。関係代名詞との境目は「文法を読む⑱——関係代名詞」(Premium)。
