英作文ステップの最後は、実際に渡す手紙です。お礼の手紙は Thank you for 〜ing の1文で終わりがちですが、このシートは役割を「だれに・何のお礼」「してもらったこと①(過去形)」「してもらったこと②(現在完了)」「思ったこと(I thought that 〜, but now 〜)」「変わったこと(I have become a person who 〜)」「これから」「しめ」の7つに分け、3年間で習った形を1通の手紙に入れます。
ペア添削では「してもらったこと」が具体的(いつ・何を)かを相手に聞き、ぼんやりしていたら内容に「?」を書きます。指導メモには、清書は便せんに書き直して実際に渡す、シリーズ最後の1枚なのでルーブリックの自己評価を①と比べさせると成長が見える、と書いてあります。
この教材で解決できる悩み
- 英作文を書かせると添削が全部先生に回ってきて、返すのが1週間後になる
- 「自由に書いていいよ」と言うと止まる生徒と、日本語の直訳を書く生徒に分かれる
- 書いた文を評価する観点が生徒に伝わっておらず、点数だけが返る
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(現在完了・that節・関係代名詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| お題 | 卒業前に、お世話になった人(家族・先生・友だち・コーチ)へ英語で感謝の手紙を書く。してもらったこと・思ったこと・これからを伝える。 |
| 相手 | お世話になった人(実際に渡す) |
| 条件 | だれに・何のお礼か(Thank you for 〜ing)・出来事(過去形・現在完了)・思ったこと(I thought that)・これからと、しめの一言 |
| 語数 | 7文・60語以上 |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: お題→STEP 1 型→STEP 2 表現バンク→STEP 3 下書き/裏: STEP 4 自己添削(添削記号8つ)→STEP 5 ペア添削→STEP 6 清書→ルーブリック)+3ページ目=模範解答2本・よくある誤り5つ・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(時短版25分=STEP 1・3・4 だけにして清書は宿題に) |
この回の芯——してもらったことを具体的に、that 節と関係代名詞で思いを
モデル文は Dear Coach Yamada, thank you for teaching me tennis for three years. → When I lost my first match, you stayed on the court with me until it got dark. → You have always told me that a good player is a person who keeps trying. → At that time, I thought that you were too strict, but now I understand your words. → I have become a person who doesn't give up easily. → In high school, I'm going to keep playing tennis and teach younger players. → I will never forget the days that I spent with you. Thank you again. です。よくある誤りは Thank you for teach me(V)・You have always help me(V)・that のあとの語順(O)・a person who don't(V)・dear coach yamada(宛名の大文字・C)の5つです。
模範解答2本——標準はお母さんへ、発展は英語の先生へ
標準の模範解答(7文・96語)はお弁当を作り続けてくれた母への手紙で、過去形の出来事・現在完了(have always listened / have become)・that 節・関係代名詞がそろいます。発展は1年生のとき一言も話せなかった生徒から英語の先生への手紙で、every worksheet I handed in(目的格の省略)・my dream since 〜(同格)を使い、発展は語数より思いを優先、と注記してあります。
英作文ステップとは
英作文の授業で先生がいちばん時間を取られるのは、書かせることではなく直すことです。このシリーズは、その直す仕事を「生徒の自己添削→ペア添削→先生はルーブリックで見る」の順に組み替えて、1コマ(50分)で「書く→直す→清書→評価」まで回るようにしたPremiumの紙です。中1から中3まで15のお題を、学校でよく出る順に並べてあります。
生徒面の表(書く前に・書く)と裏(直す・仕上げる)の6ステップは、15本すべて同じです。
- STEP 1 型を見る: 役割ラベル(「名前・学年」「理由」「しめ」…)つきのモデル文。文ごとに何をしている文かが見える
- STEP 2 部品を集める: 表現バンク。使えそうな表現に○を付け、自分の語を書き足す
- STEP 3 下書き: 役割ごとに1文ずつ書く枠。書けない役割は STEP 1 の同じ番号の文の主語と語をかえて書く、という逃げ道を印刷してある
- STEP 4 自己添削: 添削記号8つ(S 主語・V 動詞の形・A 冠詞・複数・P 前置詞・O 語順・Sp つづり・C 大文字・記号・W 語の選び方)と、その回のチェック項目。記号は15本で固定なので、生徒は1年を通して同じ記号で直せる
- STEP 5 ペア添削: 相手の文に記号を書き、「いいところ1つ・直すといいところ1つ」を伝える
- STEP 6 清書とルーブリック: 内容・構成・正確さ・語数と表記の4観点×3段(12点満点)。自己評価に○を付けてから先生の評価をもらう
3ページ目は模範解答2本(標準・発展。STEP 1 と同じ役割ラベルつき)、添削記号つきの「よくある誤り」5つ、先生向けの指導メモ(50分の流れ・時短版・評価のしかた)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | お題(15本) |
|---|---|
| 中1 | ①自己紹介・②家族・友だちの紹介・③わたしの1日・④思い出の1日・⑤好きなもの・ことと理由 |
| 中2 | ⑥旅行・お出かけの思い出レポート・⑦将来の夢・⑧意見と理由・⑨おすすめの紹介(比べてすすめる)・⑩さそいの手紙・メール |
| 中3 | ⑪3年間の思い出スピーチ・⑫私の町の紹介・⑬賛成・反対の意見文(入試の型)・⑭もしも作文・⑮感謝のメッセージ |
前後の教材
現在完了の形は「現在完了の定着ドリル」、関係代名詞は「関係代名詞の定着ドリル」(無料)。that の使い分けは「接続詞 that の使い分けワークシート」(Premium)。話す形にするなら「3年間スピーチ「私はこう変わった」」(無料)。前の1枚は「英作文ステップ⑭——もしも作文」(Premium)。シリーズの最初は中1の「英作文ステップ①——自己紹介」(Premium)。
