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比較導入『どっちが○○?』実測クイズ授業案(-erとmoreの発明ストーリー)

Which is longer? を実物の計測で決着させるクイズから比較級を導入。「popularに-erをつけると言いにくい」を体感させてmoreを“発明”させる、気づき中心の50分。

対応: 検定教科書6種のどれでも(中2・Here We Go! Unit 7 の進度に合わせて作成)/文法: 比較/公開 2026-07-03・更新 2026-10-11

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比較級の導入で -er と more の使い分けルールを最初に配ると、生徒は「暗記事項が2つ増えた」と受け取ります。この授業案は順番を逆にします。まず -er だけで遊び、長い形容詞に-erをつけて「言いにくい!」を全員で体感したところで、moreという発明品を渡す——ルールを暗記ではなく必然として出会わせる構成です。

この教材で解決できる悩み

  • more taller 型の混在エラーが定着してしまう
  • -er / more の使い分けを「音節数」で説明しても伝わらない
  • 比較の導入が例文の羅列になり、盛り上がらない

教材の概要

項目内容
対象中学2年(Here We Go! 2 Unit 7)
文法項目比較級(-er / more、than)
形式授業案A4(実測クイズのお題リストつき)
所要時間50分×1コマ
準備物定規・ひも等の計測グッズ、実物ペア(ペン2本・教科書2冊など)

授業の流れ(50分)

導入: どっちが○○?実測クイズ(15分)

実物を2つ見せて Which is longer, this pen or this pen? と問い、挙手で予想→その場で実測して決着します。

  • Which is longer?(ペン2本→定規で測る)
  • Which is heavier?(教科書と辞書→手秤で代表生徒が判定)
  • Which is older, this school or ○○ Junior High?(創立年を発表)

「予想→実測」の構造にすると、答え待ちの間ずっと比較級が飛び交います。5問で -er の形は耳に馴染みます(お題は下のリストから)。

山場: -erの限界を体感させる(10分)

次のお題は Which is popular...? 「じゃあ今までと同じように言ってみよう。popularer!」と全員で言わせます。言いにくい。教室が笑う。「長い単語に-erは無理がある。そこで昔の人が発明したのが——」と more popular を導入します。「重い荷物(長い形容詞)は台車(more)に乗せる」の一言でイメージ化。ルールが物語になった瞬間、more taller(台車に乗せた上に-er)が「二度手間で変」だと直感できるようになります。

展開: クラス実態調査(20分)

ペアで Which is more popular in our class, dogs or cats? のような調査質問を1つ作り、教室を歩いて10人に聞き、結果を比較級の文で発表します(Dogs are more popular than cats in our class!)。実測クイズの「数字で決着」の快感をそのまま生徒の活動に引き継ぐ設計です。

まとめ(5分)

本時の文から -er 組と more 組を仕分けして板書を完成。最上級(-est / most)は「同じ物語の続き」として次時を予告します(次の時間の授業案は『4つの札でいちばん』)。

実測クイズのお題リスト

物と数字で決着がつくものだけです(身体の比較は入れない)。1〜7から5問選び、8で山場に入ります。

#お題決着のつけ方
1Which is longer, this pen or this pen?定規で測る
2Which is heavier, the textbook or the dictionary?代表生徒の手秤(はかりがあれば数字で)
3Which is older, this school or ○○ Junior High?創立年を発表する
4Which is bigger, this box or that box?重ねて比べる
5Which is wider, the window or the blackboard?ひもで測って並べる
6Which is cheaper, this pencil or this eraser?値札かレシートを見せる
7Which is longer, the hallway or the gym?代表生徒の歩数で数える
8(山場)Which is popular...?popularer! と言わせてから more popular を出す
9Which is more expensive, this notebook or this pen?値札を見せる

展開のクラス実態調査は、質問の例を板書しておくと作問が止まりません: Which is more popular in our class, dogs or cats? / summer or winter? / rice or bread? / Which is more interesting, comics or anime? / Which is more useful, a smartphone or a computer?

定着への接続

翌時の帯活動は「実測クイズの再演+as ~ as」(測ったら同じだった!→ as long as)が自然につながります。ランキング形式の活用・応用ワークシート(比較級・最上級)はこのサイトの別記事で提供しています。

投影版パワーポイント(Premium)

この授業案には、導入用のヒントクイズ投影版パワーポイント「くらべて当てるNo.1クイズ」(6問・ヒントが1枚ずつ増える→クリックで正解・話者ノートつき)が付属します。比較級→最上級の順にヒントが強くなり、3枚目の the 〜est でストンと確定する設計なので、「一番」を語る最上級のパワーを推理の快感ごと体験させられます。琵琶湖・エベレスト・シロナガスクジラなど教科クロスの雑学つき。ダウンロードはPremium特典です。

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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