比較の英作文で多い答案は、It is more good. や This is the most best. のような形の誤りと、「何と比べているか」が書かれていない文です。このシートは役割を「おすすめするもの」「比べる①(比較級)」「比べる②(最上級)」「同じくらい・理由(as 〜 as)」「私の使い方」「おすすめの一言」の6つに分け、比較級・最上級・as 〜 as を1つずつ必ず書く型にしてあります。指導メモには、比べる相手(than 〜)を先に決めさせると比較級の文が具体的になる、と書いてあります。
お題は本・場所・食べ物・アプリなど何でもよく、清書を「おすすめカタログ」として掲示すると、友だちのおすすめを読む活動になります。
この教材で解決できる悩み
- 英作文を書かせると添削が全部先生に回ってきて、返すのが1週間後になる
- 「自由に書いていいよ」と言うと止まる生徒と、日本語の直訳を書く生徒に分かれる
- 書いた文を評価する観点が生徒に伝わっておらず、点数だけが返る
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(比較級・最上級・as 〜 asを習ったあと。検定6種のどれでも) |
| お題 | 友だちに「おすすめ」を1つ紹介する文。本・場所・食べ物・アプリなど何でもよい。ほかのものと比べて、どこがよいかを書く。 |
| 相手 | 同じ年の友だち |
| 条件 | おすすめするもの・ほかと比べる文を2つ(比較級・最上級)・同じくらいの文か理由を1つ・読んだ人へのおすすめの一言 |
| 語数 | 6文・45語以上 |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: お題→STEP 1 型→STEP 2 表現バンク→STEP 3 下書き/裏: STEP 4 自己添削(添削記号8つ)→STEP 5 ペア添削→STEP 6 清書→ルーブリック)+3ページ目=模範解答2本・よくある誤り5つ・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(時短版25分=STEP 1・3・4 だけにして清書は宿題に) |
この回の芯——比較級・最上級・as 〜 as を1つずつ
モデル文は I recommend the city library near the station. → It is bigger than the school library, and it has more comics. → The reading room on the third floor is the quietest place in our town. → The staff are as kind as our teachers, and the library is open until nine. → I go there every Saturday to study with my friend. → If you want a quiet place, this library is the best choice. です。よくある誤りは more bigger(V)・the best shop of our town(P・in)・as cheaper as(V)・most popular shop(A・the)・I recommend you this shop very.(W)の5つです。
模範解答2本——標準は3つの形がそろう、発展は Among the three と the fewest
標準の模範解答(6文・70語)は richer / thicker(比較級)・the most popular(最上級)・as low as(同じくらい)がそろった文です。発展は Among the three 〜(3つの中で)・the fewest(少なさの最上級)・現在完了(have learned)まで入れた形で、中3で読み返す用でもあります。
英作文ステップとは
英作文の授業で先生がいちばん時間を取られるのは、書かせることではなく直すことです。このシリーズは、その直す仕事を「生徒の自己添削→ペア添削→先生はルーブリックで見る」の順に組み替えて、1コマ(50分)で「書く→直す→清書→評価」まで回るようにしたPremiumの紙です。中1から中3まで15のお題を、学校でよく出る順に並べてあります。
生徒面の表(書く前に・書く)と裏(直す・仕上げる)の6ステップは、15本すべて同じです。
- STEP 1 型を見る: 役割ラベル(「名前・学年」「理由」「しめ」…)つきのモデル文。文ごとに何をしている文かが見える
- STEP 2 部品を集める: 表現バンク。使えそうな表現に○を付け、自分の語を書き足す
- STEP 3 下書き: 役割ごとに1文ずつ書く枠。書けない役割は STEP 1 の同じ番号の文の主語と語をかえて書く、という逃げ道を印刷してある
- STEP 4 自己添削: 添削記号8つ(S 主語・V 動詞の形・A 冠詞・複数・P 前置詞・O 語順・Sp つづり・C 大文字・記号・W 語の選び方)と、その回のチェック項目。記号は15本で固定なので、生徒は1年を通して同じ記号で直せる
- STEP 5 ペア添削: 相手の文に記号を書き、「いいところ1つ・直すといいところ1つ」を伝える
- STEP 6 清書とルーブリック: 内容・構成・正確さ・語数と表記の4観点×3段(12点満点)。自己評価に○を付けてから先生の評価をもらう
3ページ目は模範解答2本(標準・発展。STEP 1 と同じ役割ラベルつき)、添削記号つきの「よくある誤り」5つ、先生向けの指導メモ(50分の流れ・時短版・評価のしかた)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | お題(15本) |
|---|---|
| 中1 | ①自己紹介・②家族・友だちの紹介・③わたしの1日・④思い出の1日・⑤好きなもの・ことと理由 |
| 中2 | ⑥旅行・お出かけの思い出レポート・⑦将来の夢・⑧意見と理由・⑨おすすめの紹介(比べてすすめる)・⑩さそいの手紙・メール |
| 中3 | ⑪3年間の思い出スピーチ・⑫私の町の紹介・⑬賛成・反対の意見文(入試の型)・⑭もしも作文・⑮感謝のメッセージ |
前後の教材
書く前の形の練習は「比較の定着ドリル」(無料)。話す形にするなら「おすすめ対決!2つを比べてすすめよう」(無料)。前の1枚は「英作文ステップ⑧——意見と理由」、次は「英作文ステップ⑩——さそいの手紙・メール」(Premium)。
