「文法を読む㉒——間接疑問」の替えシートです。3列の表・4つの問い・5行の骨組みは㉒と同じで、本文だけを別にしました。㉒を1度やったクラスの2枚目、7点以下のやり直し、宿題、テスト前の自習——「答えを覚えているから2回目は解けてしまう」問題を、この1枚が解決します。本文は、火曜日に学校のチャイムが10分早く鳴った小さな謎を11文で追いかけ、be動詞3・一般動詞4・疑問詞が主語3の10が出ます。
罠は㉒(疑問詞+to・関係代名詞)から入れかえました。②の When it rang と⑥の when the bell rang は「〜したとき」の接続詞で、あとに主語+動詞があるのに間接疑問ではありません。③の "What time is it?" は " " の中の直接の疑問文で、語順が入れかわっています。「前に know/ask/show のような動詞があるか」「疑問詞のあとの語順はふつうか」の2つで仕分けると、間接疑問が「知る・たずねる・教える」の動詞の中身だと見えてきます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(間接疑問を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "The Early Bell"(オリジナル・11文・約129語)に間接疑問が10回 |
| ①の分け方 | 疑問詞+主語+be動詞/疑問詞+主語+一般動詞/疑問詞が主語(語順そのまま) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"The Early Bell"
Last Tuesday, the school bell rang ten minutes early. When it rang, nobody in the science room knew what was happening. "What time is it?" Yuki asked, but even Mr. Sato didn't know why it rang early. After class, we went to the office to find out who rang it. The office worker showed us where the switch was and how it worked. She asked us what time it was when the bell rang. She checked what the timer said, and it said "Wednesday." On Wednesdays, classes are shorter, so the bell was early. Nobody knew who changed the day on the timer. Just then, a first-year student asked where Mr. Sato was. She pushed the wrong button on Monday and wanted to know how she could fix it. ——②⑥の when 〜(〜したとき)と③の " " の中は、①の表には入れません。
5つの問いの見どころ
②は「佐藤先生は、チャイムが早く鳴った理由を知っていた(F・③)」「事務の人は、チャイムが鳴ったとき何時だったかを生徒にたずねた(T・⑥)」「What did the office worker show the students?(Where the switch was and how it worked.)」「When did the first-year student push the wrong button?(On Monday.)」。3問目は間接疑問を2つ並べたまま答えてよい問いです。③は「③の " " の中を Yuki asked what time it was. に」「⑨を We still don't know who changed the day on the timer. に」「⑩の後半を Do you know where Mr. Sato is? に」「⑪の how she could fix it を how to fix it に」で、直接→間接で語順が戻り時制がそろうこと、外側を現在にしても中の過去(changed)は動かないこと、外側が現在なら中の be動詞も現在になること、疑問詞+to には主語がいらないことを1問ずつ。㉒の③と向きを逆にしてあるので、2枚で往復になります。④は「だれも分からなかったこと→たずねたこと→調べて分かったこと→まだ分からないこと→いま知っていること」の5行で、間接疑問を4回以上。⑤のキーワードは bell・science room・switch・timer・first-year student です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで24の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。よく引かれる文法には、同じ3列・同じ設問構成で本文だけ別の替えシート(㉕〜)を足しています。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(24本+替えシート) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法・㉑不定詞の発展・㉒間接疑問・㉓受け身の運用・㉔接続詞 that |
| 替え | ㉕間接疑問「早すぎたチャイム」(㉒の替えシート) |
前後の教材
1枚目は「文法を読む㉒——間接疑問「駅での質問」」(Premium)。形の練習は「間接疑問の定着ドリル」(無料)。「間接疑問と疑問詞+to の使い分けワークシート」(Premium)で how to と how I can の区別を深める。学年末は「学年末 テスト前 総復習プリント(中3)」(Premium)。
