教室に来られない日が続く生徒に、英語の課題のプリントを届ける。戻ってこない。戻ってきても、何に取り組んだのか、成績にどう入れるのかが、あとから分からなくなる。届ける側の先生が困るのは、たいていこの「届けたあと」です。
このシートは、課題を届ける紙と、先生の記録を1組にした2ページです。1ページ目は生徒に渡すお知らせで、やること・答え合わせ・出しかた・ふりかえり・先生からの返事が1枚にまとまっています。2ページ目は先生の記録票で、渡した課題と戻ってきたもの、見取った観点を1回1行で残します。
この教材で解決できる悩み
- 家や別の場所で学ぶ生徒に課題を届けているが、何をいつ渡したか、あとから分からなくなる
- 戻ってきた課題を、成績や所見にどう入れたらよいか迷う
- 課題が一方通行で、本人とのやり取りになっていない
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中1〜中3(全教科書・全単元で使えます) |
| 構成 | 1ページ目=生徒用「英語の学習のお知らせ」(期間・範囲・やること3つ・答え合わせ・出しかた・ふりかえり・先生から)/2ページ目=先生用の記録票(8回ぶん)と、成績に入れる前の確かめ・所見の書き方・渡し方 |
| 使い方 | 1ページ目だけを刷って生徒に。端末で送るときも1ページ目だけを(PDF のまま送ると、2ページ目の記録票もいっしょに届きます)。2ページ目は先生の手元に残す |
| 形式 | A4・2ページ・無料PDF |
1ページ目:生徒に渡す「英語の学習のお知らせ」
いちばん上に期間・出す日(めやす)・範囲(教科書の単元とページ)を書き、「やること」の欄に課題を3つまで書いて渡します。課題ごとに目安の時間と、答え合わせを「自分で」するか「先生が」するかを丸で選びます。練習の紙は答えを同封して、まちがえたところを消さずに赤で直すところまでを課題にします。
下半分は生徒が書く欄です。ふりかえり(できたこと・むずかしかったこと・先生に聞きたいこと)は日本語でよく、英語でひとことは書けたらで構いません。最後の「先生から」の欄に、戻ってきた課題への返事を書いて返します。課題が一方通行にならず、本人とのやり取りが紙の上に続いていきます。
本人と家の人が読む紙なので、1ページ目には「不登校」「欠席」といった言葉を使っていません。家にいる生徒にも、別室や校内教育支援センターで学ぶ生徒にも、同じ紙で渡せます。
2ページ目:先生の記録票
1ページ目を渡すたびに1行書きます。渡した日と方法、課題(単元・紙・分)、戻った日、見取った観点(知識・技能/思考・判断・表現/主体的に学習に取り組む態度)、返したひとことと次の手。8回ぶん(2週に1回なら1学期ぶん)あります。訪問やオンラインで会った日も、同じ行に書いておきます。
同じページに、成績に入れる前の確かめ(2024年8月の省令・告示と文部科学省の通知から)、所見に書くことと書かないこと、続けられる量と返し方をまとめました。
課題の選び方、4技能の見取り方、所見の書き方は、特集の不登校の生徒の英語の評価にまとめています。観点の考え方は観点別評価とは、態度の見取り方は主体的に学習に取り組む態度とはが詳しいです。
