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英語教材ラボ

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主体的・対話的で深い学び

しゅたいてきたいわてきでふかいまなび・proactive, interactive, and deep learning

現行の学習指導要領が授業改善の視点として示した3つの学び。アクティブ・ラーニングの考え方を言い直したもので、方法ではなく視点。

主体的・対話的で深い学びとは、現行の学習指導要領が授業改善の視点として示した3つの学びのことで、アクティブ・ラーニングの考え方を言い直したものです。出どころ(中央教育審議会の答申)、英語の授業での3つの見分け方(見通しと振り返り・伝え合いと問い直し・見方や考え方を働かせる)、活動を増やせば深まるという誤解、指導案での書き方、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

主体的・対話的で深い学びは、現行の学習指導要領が「授業をこう改善しましょう」という視点として示した3つの学びです。生徒が見通しを持って取り組み振り返る(主体的)、他者と伝え合い考えを広げる(対話的)、教科の見方・考え方を働かせて知識をつなげる(深い)。特定の授業方法の名前ではなく、どんな方法でも「この3つが起きているか」で授業を見直すための視点です。

出どころ

2016年の中央教育審議会の答申が、「アクティブ・ラーニング」の視点を「主体的・対話的で深い学び」と言い換えて示し、平成29・30年告示の学習指導要領の総則に、授業改善の視点として書かれました。外国語の解説では、外国語の「見方・考え方」(コミュニケーションを行う目的や場面、状況に応じて、情報を整理しながら考えを形成すること)を働かせることが「深い学び」につながる、と示されています。

授業での実際の使い方

英語の授業で3つを見分ける目安です。

学び起きている印英語での手立て
主体的生徒が今日のゴールを言える。終わりに自分の変化を書ける単元の最初に CAN-DO の1行を見せる。振り返りに「次は何を直すか」
対話的相手の話を聞いて、自分の考えが変わる場面がある情報の差のあるペア活動、中間指導、ジグソー
深い目的や場面に応じて、言い方を選び直している「誰に・何のために」がある課題、推論発問と評価発問

指導案に書くときは、「主体的な学び: 単元の初めに目標を共有し、毎時間の振り返りで自分の伸びを言葉にする」のように、3つそれぞれの手立てを1行ずつ書く形が一般的です。先生が言う言葉は、活動の前の「誰に、何のために言うのか」で、これが深い学びの入口になります。

よくある誤解

  • グループ活動を増やせば「対話的」になる、わけではありません。相手の話で自分の考えが変わる場面が無いグループ活動は、形だけです。
  • 「深い学び」は難しい内容を扱うことではありません。目的や場面に応じて言い方を選ぶ、という外国語の見方・考え方が働いているかどうかです。
  • アクティブ・ラーニングと別のものではありません。同じ考え方を、方法の名前に見えないように言い直したものです。

校種別の違い

校種特徴
小学校単元のゴール(相手に伝える場面)を最初に示す形が主体的な学びの土台
中学校言語活動に「目的・場面・状況」を置くことが3つ全部に効く
高校意見の構築と議論。推論発問と評価発問で深める
定期テスト対策でも「なぜこの形か」を生徒に言わせる場面を入れると、暗記が理解に変わる

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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