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パラグラフ・ライティング

paragraph writing

1つの段落を「主張の文→支える文(理由・例)→まとめの文」の順で組み立てる英語の文章の書き方。中学は3文、高校は80〜120語。

パラグラフ・ライティングとは、1つの段落を「主張の文(トピックセンテンス)→支える文(理由・例)→まとめの文」の順で組み立てる英語の文章の書き方のことです。出どころ、型と構成、つなぎの語(First, For example, In conclusion)、中学の3文の型から高校の80〜120語まで上げる段階、日本語の作文との違いと生徒の典型的な誤り、採点の4観点、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

パラグラフ・ライティングは、1つの段落を「主張の文(トピックセンテンス)→それを支える文(理由・例)→まとめの文」の順で組み立てる、英語の文章の書き方です。日本語の作文(起承転結・結論は最後)とは順序が逆で、英語では最初の1文で言いたいことを言います。中学3年の意見文(3文)から高校の論理・表現(80〜120語)、大学入試の自由英作文まで、書く指導の背骨になる型です。

出どころ

英語圏の作文教育(アカデミック・ライティング)の基本単位で、1段落=1つの主張という約束ごとから来ています。日本の英語教育では、高校の科目「論理・表現」(2022年度入学生から)が、意見を論理の順で書く・話すことを中心にしたことで、パラグラフの型が高校の教科書に正面から入りました。中学校では、中3の「まとまりのある文章を書く」活動の到達点として、3〜5文の型で扱います。

授業での実際の使い方

型は1枚のプリントで示せます。最初は空欄を埋める形から入ります。

役目中3の例(好きな季節)つなぎの語
主張言いたいことを1文でI like summer the best.
理由1なぜかI can swim in the sea.First,
理由2・例もう1つ、または具体例I enjoy the summer festival with my friends.Second, / For example,
まとめ主張を言い換えるSo summer is the best season for me.So, / In conclusion,

段階は、中3で3文(主張・理由・まとめ)→5文(理由2つと例)→高1で50語→高2で80〜120語(理由を2段落に分ける)と上げます。採点は、内容(主張と理由がつながっているか)・構成(型どおりの順か)・語彙・文法の4観点で、ルーブリックにして生徒にも先に見せます。

よくある誤解

  • 語数を増やせばよい文章になる、ではありません。理由の無い主張の繰り返しは、語数が増えるほど読みにくくなります。
  • 難しい語彙や構文を使うほど点が高い、でもありません。採点の4観点のうち語彙は1つで、内容と構成のほうが配点は大きいのがふつうです。
  • 日本語の作文の順(結論は最後)で書くと、英語の読み手は最初の文を主張だと思って読むので、途中で迷子になります。順序の違いを最初に教えます。

校種別の違い

校種特徴
小学校段落は扱わない。自分のことを3文で書く(I like ... I can ... I want ...)が土台になる
中学校中3で3〜5文の型。定期テストの条件英作文と、入試の自由英作文に直結する
高校論理・表現の中心。80〜120語、理由2つ、つなぎの語。ディスカッションやディベートの原稿にも同じ型
入試の自由英作文対策として型を先に渡す。添削は型の欠け(理由が無い・まとめが無い)から見る

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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