関係代名詞の読みは、先行詞(説明される名詞)を□でかこむところから始まります。この1枚の本文は文化祭の舞台裏を支える人とものを紹介する10文で、who 4・which 3・that 3の10が出ます。目的格(The stage that we use・The curry which the cooking club makes・the place which the drama club uses)が3つ入っているので、③の③で「関係代名詞を省略して書く」と、入試の書き換えでも頻出の主格/目的格の区別まで扱えます。
②の「伊藤先生は照明を直す人だ」(F)は、②と⑤の「先行詞+who」の対応を読む問いです。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(関係代名詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "The People Who Make Our School Festival"(オリジナル・10文・約117語)に関係代名詞が10回 |
| ①の分け方 | who(人)/which(物)/that(人・物) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"The People Who Make Our School Festival"
Our school festival is made by many people who work behind the stage. Ms. Ito is the teacher who plans the whole day. She has a big notebook which is full of small letters. The stage that we use every year was built by the students of 1998. Mr. Yamada is the man who fixes the lights when they go out. The curry which the cooking club makes is the most popular food. There is a small room that nobody knows about. It is the place which the drama club uses for changing clothes. The students who clean the gym at night are the real heroes. This year, I want to be a person that helps them.
5つの問いの見どころ
②は「伊藤先生は照明を直す人だ(F・②⑤)」「ステージは1998年の生徒によって作られた(T・④)」「What is the most popular food?(The curry.)」「Who are the real heroes?(The students who clean the gym at night.)」。③は「②を2つの文に」「③を that で」「⑥の関係代名詞を省略」「これは私が去年読んだ本です を which で」。④は「行事と支える人(who)→ある先生(who)→ある物(which)→ある場所(that)→自分の願い」の5行で、関係代名詞を4回以上。⑤のキーワードは behind the stage・notebook・1998・curry・heroes です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「関係代名詞の定着ドリル」(無料)。「関係代名詞 who・which・that の使い分けワークシート」(Premium)で主格・目的格を深める。前の1枚は「文法を読む⑰——現在完了3用法」、次は「文法を読む⑲——分詞」(Premium)。
