町の紹介は、中3の「名詞のあとに説明を続ける」文法——受け身・関係代名詞・分詞——を全部使える、いちばん実用的なお題です。ただ「紹介しなさい」だと There is a park. の連続になるので、このシートは役割ごとに使う形を指定しました。「有名なもの」は受け身(It is known for 〜 / was built)、「人・店」は関係代名詞(the woman who runs 〜)、「行事」は名詞+〜ing(lanterns floating on the river)、「食べ物」は名詞+過去分詞(the fish caught in the river)です。
ペア添削では、相手の文の名詞のあとの説明(who / which / 〜ing / 〜ed)を□でかこみ、「する側? される側?」と聞く手順が印刷してあります。「有名なもの」がない町でも店・人・行事は必ずあるので、STEP 3 の役割を先に埋めさせる、と指導メモに書いてあります。
この教材で解決できる悩み
- 英作文を書かせると添削が全部先生に回ってきて、返すのが1週間後になる
- 「自由に書いていいよ」と言うと止まる生徒と、日本語の直訳を書く生徒に分かれる
- 書いた文を評価する観点が生徒に伝わっておらず、点数だけが返る
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(受け身・関係代名詞・分詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| お題 | 海外からの訪問者に向けた「わたしの町」の紹介文。有名なもの・食べ物・人・季節の行事を、受け身と関係代名詞・分詞で説明する。 |
| 相手 | 海外からの訪問者(学校のウェブサイトに載せる) |
| 条件 | 町の場所と大きさ・有名なもの(受け身)・人や店(who / which)・行事・食べ物(分詞)と、おすすめ |
| 語数 | 7文・60語以上 |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: お題→STEP 1 型→STEP 2 表現バンク→STEP 3 下書き/裏: STEP 4 自己添削(添削記号8つ)→STEP 5 ペア添削→STEP 6 清書→ルーブリック)+3ページ目=模範解答2本・よくある誤り5つ・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(時短版25分=STEP 1・3・4 だけにして清書は宿題に) |
この回の芯——受け身・関係代名詞・分詞を1つの紹介文に
モデル文は My town, Sakura, is a small town in the west of Japan. → It is known for its old castle, which was built about 400 years ago. → The woman who runs the bakery near the castle makes the best melon bread. → In August, you can see thousands of lanterns floating on the river. → The fish caught in the river is served at small restaurants along the street. → I have lived here for fifteen years, and I still find new places. → If you visit Sakura, please try the melon bread and walk along the river. です。よくある誤りは It is know for(V)・a bakery who(W)・the fish catching(V・分詞の向き)・the floating on the river lanterns(O)・主語落ち(S)の5つです。
模範解答2本——標準は港町、発展は星の見える町
標準の模範解答(7文・95語)は北海道の港町の紹介で、受け身2・関係代名詞1・分詞2・現在完了1が入ります。発展は which is said to be(受け身の発展)・who has watched(関係代名詞+現在完了)・people lying・apples grown と、中3の文法を全部使った紹介文です。清書は学校のウェブサイトや交流校への手紙にそのまま使えます。
英作文ステップとは
英作文の授業で先生がいちばん時間を取られるのは、書かせることではなく直すことです。このシリーズは、その直す仕事を「生徒の自己添削→ペア添削→先生はルーブリックで見る」の順に組み替えて、1コマ(50分)で「書く→直す→清書→評価」まで回るようにしたPremiumの紙です。中1から中3まで15のお題を、学校でよく出る順に並べてあります。
生徒面の表(書く前に・書く)と裏(直す・仕上げる)の6ステップは、15本すべて同じです。
- STEP 1 型を見る: 役割ラベル(「名前・学年」「理由」「しめ」…)つきのモデル文。文ごとに何をしている文かが見える
- STEP 2 部品を集める: 表現バンク。使えそうな表現に○を付け、自分の語を書き足す
- STEP 3 下書き: 役割ごとに1文ずつ書く枠。書けない役割は STEP 1 の同じ番号の文の主語と語をかえて書く、という逃げ道を印刷してある
- STEP 4 自己添削: 添削記号8つ(S 主語・V 動詞の形・A 冠詞・複数・P 前置詞・O 語順・Sp つづり・C 大文字・記号・W 語の選び方)と、その回のチェック項目。記号は15本で固定なので、生徒は1年を通して同じ記号で直せる
- STEP 5 ペア添削: 相手の文に記号を書き、「いいところ1つ・直すといいところ1つ」を伝える
- STEP 6 清書とルーブリック: 内容・構成・正確さ・語数と表記の4観点×3段(12点満点)。自己評価に○を付けてから先生の評価をもらう
3ページ目は模範解答2本(標準・発展。STEP 1 と同じ役割ラベルつき)、添削記号つきの「よくある誤り」5つ、先生向けの指導メモ(50分の流れ・時短版・評価のしかた)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | お題(15本) |
|---|---|
| 中1 | ①自己紹介・②家族・友だちの紹介・③わたしの1日・④思い出の1日・⑤好きなもの・ことと理由 |
| 中2 | ⑥旅行・お出かけの思い出レポート・⑦将来の夢・⑧意見と理由・⑨おすすめの紹介(比べてすすめる)・⑩さそいの手紙・メール |
| 中3 | ⑪3年間の思い出スピーチ・⑫私の町の紹介・⑬賛成・反対の意見文(入試の型)・⑭もしも作文・⑮感謝のメッセージ |
前後の教材
書く前の形の練習は「受け身の定着ドリル」「関係代名詞の定着ドリル」「分詞の定着ドリル」(無料)。話す形にするなら「わたしの町の観光案内」(無料)。前の1枚は「英作文ステップ⑪——3年間の思い出スピーチ」、次は「英作文ステップ⑬——賛成・反対の意見文」(Premium)。
