「文法を読む㉑——不定詞の発展」の替えシートです。3列の表・4つの問い・5行の骨組みは㉑と同じで、本文だけを別にしました。㉑を1度やったクラスの2枚目、7点以下のやり直し、宿題、テスト前の自習——「答えを覚えているから2回目は解けてしまう」問題を、この1枚が解決します。本文は、学校祭でたこ焼きの店を出したクラスの11文で、It is … to 3・人+to 3・疑問詞+to 4の10が出ます。
罠は㉑(人の入らない want to see)から入れかえました。⑦の went to the back to wash pans は「〜するために」の to で、3つの形のどれでもありません。⑪の how we sold them all は疑問詞のあとに主語+動詞が来る間接疑問で、to がありません。⑧の asked me what to do は me のあとが to ではないので、人+to ではなく疑問詞の列です。「to の前に何があるか」と「そもそも to があるか」の2つで仕分けると、㉒・㉕で読んだ間接疑問と、疑問詞+to の境目が見えてきます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(不定詞の発展を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "Two Hundred Takoyaki"(オリジナル・11文・約130語)に不定詞の発展が10回 |
| ①の分け方 | It is … (for 人) to …(〜することは)/want・ask・tell+人+to …(人に)/疑問詞+to …(どう〜すべきか) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"Two Hundred Takoyaki"
Our class ran a takoyaki booth at the school festival. It was hard for us to divide the jobs. Our teacher told us to write every job on the board. But nobody knew how to cook for two hundred people. So we asked Mr. Sato, the cafeteria cook, to help us. He said, "It is important to keep the pan very hot." On the day, I didn't know where to stand, so I went to the back to wash pans. Then a first-year student asked me what to do about the line. I wanted her to give each customer a number card. It was fun for us to hear "Thank you" so often. Now I know how to make takoyaki, but I still don't know how we sold them all. ——⑦の to wash(〜するために)と⑪の how we sold(間接疑問)は、①の表には入れません。
5つの問いの見どころ
②は「仕事の分担は、すぐに決まった(F・②)」「佐藤さんは、鍋をとても熱くしておくことが大切だと言った(T・⑥)」「What did the writer want the first-year student to do?(To give each customer a number card.)」「What does the writer still not know?(How they sold them all.)」。4問目は間接疑問のまま答えてよい問いです。③は「②を It was not easy for us to divide the jobs. に」「⑤を We said to Mr. Sato, "Please help us." に」「⑦の where to stand を where I should stand に」「⑥の " " の中を Keeping the pan very hot is important. に」で、hard と not easy が同じ形であること、ask 人 to が Please の頼みに戻ること、疑問詞+to は 疑問詞+主語+should に戻せること(to が消えて主語が要る)、It is … to の本当の主語が動名詞になれることを1問ずつ。㉑の③(difficult・ask・which button・for him)と向きを逆にしてあるので、2枚で往復になります。④は「むずかしかったこと→先生に言われたこと→分からなかったこと→頼んだこと→いま知っていること」の5行で、3つの形を1回ずつ以上。⑤のキーワードは takoyaki・booth・cafeteria cook・number card・Thank you です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで24の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。よく引かれる文法には、同じ3列・同じ設問構成で本文だけ別の替えシート(㉕〜)を足しています。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(24本+替えシート) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法・㉑不定詞の発展・㉒間接疑問・㉓受け身の運用・㉔接続詞 that |
| 替え | ㉕間接疑問「早すぎたチャイム」(㉒の替えシート)・㉖不定詞の発展「たこ焼き200個」(㉑の替えシート) |
前後の教材
1枚目は「文法を読む㉑——不定詞の発展「祖父とスマートフォン」」(Premium)。形の練習は「不定詞の発展の使い分けワークシート」(Premium)で It is … to・want 人 to・let/make の区別を深める。テスト前は「2学期中間 テスト前 総復習プリント(中3)」(Premium)。間接疑問との境目は「文法を読む㉕——間接疑問「早すぎたチャイム」」(Premium)。
