3年間の思い出スピーチは、現在完了(3年間続けてきたこと)と過去形(そのとき起きたこと)を1つの原稿の中で使い分ける、中3の最初の長い英作文です。ただ出来事を並べると平らな原稿になるので、このシートは役割を「3年間(現在完了)」「いちばんの思い出」「何が起きた」「転機(But 〜, so 〜)」「結果・気持ち」「学んだこと(I learned that)」「メッセージ」の7つに分け、転機の1文で原稿に山を作ります。
ペア添削では、相手の原稿を声に出して読んで1分で読めるかを計ります(60〜80語で約1分)。長ければどこを切るかを相談する、という手順が印刷してあります。
この教材で解決できる悩み
- 英作文を書かせると添削が全部先生に回ってきて、返すのが1週間後になる
- 「自由に書いていいよ」と言うと止まる生徒と、日本語の直訳を書く生徒に分かれる
- 書いた文を評価する観点が生徒に伝わっておらず、点数だけが返る
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(現在完了・過去形・接続詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| お題 | 卒業前のスピーチ原稿。3年間でいちばん心に残ったことを1つ選び、そのとき何が起きて、自分がどう変わったかを話す。 |
| 相手 | クラスの友だち・先生(1分のスピーチ) |
| 条件 | 何をしてきたか(現在完了 have 〜 for / since)・いちばんの思い出(いつ・何が起きた)・そのときの気持ちと学んだこと・これからの自分・聞く人へのメッセージ |
| 語数 | 7文・60語以上 |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: お題→STEP 1 型→STEP 2 表現バンク→STEP 3 下書き/裏: STEP 4 自己添削(添削記号8つ)→STEP 5 ペア添削→STEP 6 清書→ルーブリック)+3ページ目=模範解答2本・よくある誤り5つ・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(時短版25分=STEP 1・3・4 だけにして清書は宿題に) |
この回の芯——現在完了で3年間、過去形で出来事、But 〜, so 〜 で転機
モデル文は I have been a member of the brass band for three years. → My best memory is the concert in my second year. → Just before the concert, I made a big mistake in practice, and I wanted to quit. → But my friends said, "We need your sound," so I practiced every day after school. → On the stage, we played our best, and I was so happy that I cried. → I learned that friends make you stronger than you think. → Thank you, everyone. Let's keep playing our own music after graduation. です。よくある誤りは I have play tennis(V)・since three years(P)・I learn that(V)・that のあとの語順(O)・Thank you for everyone.(W)の5つです。
模範解答2本——標準はバスケ部の最後の試合、発展は関係代名詞と who you are
標準の模範解答(7文・73語)は since I entered(起点)・過去形の出来事・But / so の転機・I learned that の型がそろったスピーチです。発展は a student who 〜(関係代名詞)・who you are・if 〜, please 〜 と中3の文法を織り交ぜた形で、1分にするなら結果の文を短く、と注記してあります。清書は次の時間の1分スピーチの原稿にそのまま使えます。
英作文ステップとは
英作文の授業で先生がいちばん時間を取られるのは、書かせることではなく直すことです。このシリーズは、その直す仕事を「生徒の自己添削→ペア添削→先生はルーブリックで見る」の順に組み替えて、1コマ(50分)で「書く→直す→清書→評価」まで回るようにしたPremiumの紙です。中1から中3まで15のお題を、学校でよく出る順に並べてあります。
生徒面の表(書く前に・書く)と裏(直す・仕上げる)の6ステップは、15本すべて同じです。
- STEP 1 型を見る: 役割ラベル(「名前・学年」「理由」「しめ」…)つきのモデル文。文ごとに何をしている文かが見える
- STEP 2 部品を集める: 表現バンク。使えそうな表現に○を付け、自分の語を書き足す
- STEP 3 下書き: 役割ごとに1文ずつ書く枠。書けない役割は STEP 1 の同じ番号の文の主語と語をかえて書く、という逃げ道を印刷してある
- STEP 4 自己添削: 添削記号8つ(S 主語・V 動詞の形・A 冠詞・複数・P 前置詞・O 語順・Sp つづり・C 大文字・記号・W 語の選び方)と、その回のチェック項目。記号は15本で固定なので、生徒は1年を通して同じ記号で直せる
- STEP 5 ペア添削: 相手の文に記号を書き、「いいところ1つ・直すといいところ1つ」を伝える
- STEP 6 清書とルーブリック: 内容・構成・正確さ・語数と表記の4観点×3段(12点満点)。自己評価に○を付けてから先生の評価をもらう
3ページ目は模範解答2本(標準・発展。STEP 1 と同じ役割ラベルつき)、添削記号つきの「よくある誤り」5つ、先生向けの指導メモ(50分の流れ・時短版・評価のしかた)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | お題(15本) |
|---|---|
| 中1 | ①自己紹介・②家族・友だちの紹介・③わたしの1日・④思い出の1日・⑤好きなもの・ことと理由 |
| 中2 | ⑥旅行・お出かけの思い出レポート・⑦将来の夢・⑧意見と理由・⑨おすすめの紹介(比べてすすめる)・⑩さそいの手紙・メール |
| 中3 | ⑪3年間の思い出スピーチ・⑫私の町の紹介・⑬賛成・反対の意見文(入試の型)・⑭もしも作文・⑮感謝のメッセージ |
前後の教材
話す形にするなら「3年間スピーチ「私はこう変わった」」(パフォーマンステスト・無料)。現在完了の形は「現在完了の定着ドリル」(無料)。前の1枚は中2の「英作文ステップ⑩——さそいの手紙・メール」、次は「英作文ステップ⑫——私の町の紹介」(Premium)。
