第6学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 6 Unit 1 "This is me!"|本時=第6時/全8時間
小6「自己紹介・宝物」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。この単元はお試しの単元なので、書き換えられるWord(細案と日英併記版)も登録なしでダウンロードできます。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む
単元の目標
新しいクラスの仲間のことを知り合うために、自分の好きなことや得意なこと、たからものについて、I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... などの表現を用いて伝え合うことができる。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | 〈知識〉I'm from .... / I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... などの表現について理解している。〈技能〉自分の好きなことや得意なこと、たからものについて、I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。 | 新しいクラスの仲間のことを知り合うために、自分の好きなことや得意なこと、宝物について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。 | 新しいクラスの仲間のことを知り合うために、自分の好きなことや得意なこと、宝物について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。 |
単元について
(1) 教材観
本単元は、6年生の最初の単元として、自分の好きなことや得意なこと、たからものを伝え合い、新しいクラスの仲間のことを知り合う単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、自分のことについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、たからものカードを見せながら3人と伝え合う活動で、子どもは話す人と聞く人の両方を経験する。
I like .... や I'm good at .... は、これまでの学年で使ってきた言い方である。本単元では、それらを自分のことをまとまりで伝える形に集める。I'm good at .... のあとの swimming や soccer は、-ing の文法の説明をせず、音のかたまりとして渡す。
この単元で最も気をつけたいのは「たからもの=高価なもの」という受け取り方である。持ち物の値段や新しさが教室に並ぶと、家庭の差がそのまま見えてしまう。そこで、第1時と Small Talk で先生が古いグローブを自分のたからものとして語り、たからものは、もの・人・場所・時間のどれでもよいとする。実物の持参は求めず、第7時に黒板にはるのも、たからものの名前ではなく、わけの1文だけにしている。
本時(第6時)は、たからものカードを使った伝え合いの1回目である。たからものの名前だけでは相手に何も伝わらないことを Small Talk で先に経験させ、名前のあとにわけの1文を足して伝える。Why? と聞かれたときは because を使わず、好きの文をもう一度言えばよいとしている。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「これまでの単元で、好きなことやできることを伝えた場面での様子」・「相手の話に Me, too! や Why? を返せた場面」・「新しいクラスで、ペアや班で話すときの様子」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① Small Talk で、たからものの名前だけでは伝わらない場面を先に経験させる(本時の 5–10)先生がたからものの名前だけで話を終え、子どもが「それだけ?」と感じたところで、1文目は同じまま、わけの1文を足して言い直す。足した1文で伝わり方が変わることを耳で確かめさせ、伝え合いで名前だけで止まらないようにするためである。
- ② 中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない)(本時の 24–30)1回目のあとに、聞きたかったのに聞けなかったこと、言いたかったのに言えなかったことを日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。補給は聞く人の側(Why? / How about you? など)に寄せ、2回目のやり取りが続くようにする。
- ③ たからものを、古い物・毎日つかう物・ものでないものに広げておく(単元全体)第1時と Small Talk で先生が値段のつかないたからものを語り、たからものは、もの・人・場所・時間のどれでもよいとする。持ち物の差を教室に出さず、どの子も話せるたからものを持って伝え合いに入れるようにする。
①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、新しいクラスの仲間に自分のことを知ってもらうために、たからものの名前のあとに、わけの1文を自分で足して伝える姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) Small Talk で名前だけでは伝わらない場面を経験したこと(手立て①)は、伝え合いでわけの1文を足すことにつながっていたか
- (2) 聞く人の側に寄せた補給(手立て②)は、2回目のやり取りを続けることにつながっていたか
- (3) たからものを、もの以外にも広げたこと(手立て③)で、どの子も話す内容を持って伝え合いに入れていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | This is me! わたしのたからもの(NEW HORIZON Elementary 6 Unit 1 "This is me!") | Unit | Unit 1 "This is me!" (NEW HORIZON Elementary 6) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 新しいクラスの仲間のことを知り合うために、自分の好きなことや得意なこと、たからものについて、I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... などの表現を用いて伝え合うことができる。 | Unit goal | Students tell each other what they like, what they are good at and what their treasure is, using "I like ....", "I'm good at ...." and "My treasure is ....", so that they get to know their new classmates. |
| 本時の目標 | 新しいクラスの仲間に自分のことを知ってもらうために、たからものカードを見せながら、たからものの名前のあとに、わけの1文(I like .... など)を足して伝え合うことができる。 | Lesson goal | Showing their treasure cards, students tell classmates about their treasure and add one more sentence about why it is special to them. |
| 主な表現 | I'm from .... / I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... / What's your treasure? / Why? | Target expressions | I'm from .... / I like .... / I'm good at .... / My treasure is .... / What's your treasure? / Why? |
| 教材観(要約) | 本単元は、6年生の最初の単元として、自分の好きなことや得意なこと、たからものを伝え合い、新しいクラスの仲間のことを知り合う単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、自分のことについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、たからものカードを見せながら3人と伝え合う活動で、子どもは話す人と聞く人の両方を経験する。 | About this unit | This is the first unit of Grade 6. Students share what they like, what they are good at and their treasure, and get to know their new classmates. "I'm good at swimming" is taught as a chunk of sound. We do not explain the -ing form. A treasure does not have to be expensive, or even a thing: it can be a person, a place or a time. Students do not bring things from home, and only the reason sentences go on the board. |
| 指導観(要約) | ①Small Talk で、たからものの名前だけでは伝わらない場面を先に経験させる ②中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない) ③たからものを、古い物・毎日つかう物・ものでないものに広げておく | Teaching points | (1) Small Talk: the teacher says only the name of a treasure and stops. Then the teacher adds one sentence about why, and students hear how much more it tells. (2) Mid-lesson support: students say in Japanese what they wanted to say or ask, and we choose English from a fixed list. (3) A treasure can be old, something used every day, or not a thing at all, so every student has something to talk about. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. Sing a song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ |
| 5–10 | Small Talk: the teacher says only the treasure's name, then adds one sentence about why. Pairs try it once.先生がたからものの名前だけで話を終える→わけの1文を足して言い直すのを聞く→ペアで1回ずつ。 | Leads Small Talk (script 2, topic 1).台本②話題1で話す | Joins a pair that gets stuck, as the listener.止まったペアの聞く人になる |
| 10–15 | Say the three listener phrases. The class asks the teacher "Why?", and the teacher answers with "I like ....".ポスターの下の3つ(聞く人のことば)を言う→先生のたからものに全員で Why? とたずね、先生がわけの文を返すのを聞く。 | My treasure is my old glove. / I like baseball.Why? には好きの文をもう一度 | Models the pronunciation.発音のお手本 |
| 15–17 | Read today's goal. Students agree not to laugh at or compare classmates' treasures.めあてを読む。友だちのたからものを笑わない・くらべないことを確かめる。 | (In Japanese) Don't laugh at or compare treasures.笑わない・くらべない | Reads the goal with the class.めあてを一緒に読む |
| 17–24 | Round 1 (partner: next to them, then in front): each student shows the card and talks for one minute. The listener asks one question.伝え合い1回目。カードを見せて1人1分→聞く人は質問かあいづちを1つ(となり→前の2人と)。 | Show your card. Ask one question.カードを見せて。聞く人は質問を1つ | Visits pairs and asks "What's your treasure?" and "Why?". Does not record.ペアをまわって2つの質問をする(記録はしない) |
| 24–30 | Three or four groups each say in Japanese one thing they wanted to say or ask. The class practices English from the support list.言えなかったことを日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→2回目にする質問を1つ決めて、となりに1回言う。 | What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよ | Models the English phrases from the list.補給表の英語のお手本 |
| 30–37 | Round 2 (diagonal partner, then the neighbor again): students add one sentence about why, and a new phrase if they can.2回目(ななめの人と→となりともう一度。1人1分)。わけの1文と、補給したことばを1つ使う。 | Add one sentence. Use a new phrase if you can.わけを1文。新しいことばも1つ | Listens to pairs and says "Nice!". Does not record.ペアの話を聞いてひとことほめる(記録はしない) |
| 37–45 | Students raise their hands if their talks got longer than in Round 1. Then they write one line on the reflection card.1回目より話が続いたかを挙手で確かめる→振り返りカードの毎時間の欄に1行。 | Good job! See you!よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:New phrases/ことばの補給 | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:わけの1文を足して、たからものを伝え合おう | I'm from ....I like ....I'm good at ....My treasure is ...._____ (a line for the reason sentence; drawn only if many talks stop at the name)(_____(わけの1文・名前だけの話が多ければ引く))(聞く人)What's your treasure? / Why? | My treasure is .... + one sentence about why (the sentence from Small Talk)(My treasure is ~.+わけの1文(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない) | |
| Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))TV only/映すだけ:How to do the activity and the partners for Round 1 / Round 2 (shown on the TV only, not written on the board)(やり方・1回目/2回目の相手(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:The names of students' treasures and pictures of them(子どものたからものの名前・絵)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・After the name of the treasure, does the student add one more sentence about why (I like .... / I'm good at ....)?
- ・As a listener, does the student ask a question such as "Why?" or "What's your treasure?"?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・Mistakes like "I'm good at swim." and pronunciation(I'm good at swim. のような形・発音)
- ・What the treasure is (price, how new it is)(たからものが何か(値段・新しさ))
- ・How well the card is drawn or written(カードの絵・字)
- ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't ask how much a treasure costs or where it was bought.
- ・Please don't compare students' treasures.
- ・Please don't ask students about their families.
- ・Please don't explain the -ing form, and please don't correct forms like "I'm good at swim." during the activity.
- ・Please don't use "because" when you answer "Why?". Just say the "I like ...." sentence again.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12