第5学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 5 Unit 1 "Hello, friends!"|本時=第6時/全8時間
小5「自己紹介・名前のつづり」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。この単元はお試しの単元なので、書き換えられるWord(細案と日英併記版)も登録なしでダウンロードできます。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む
単元の目標
新しいクラスの友だちのことをよく知るために、名前のつづりや好きなもの・ことについて、I'm .... / How do you spell your name? / What sport do you like? などの表現を用いて伝え合い、名刺こうかん会で自己紹介をし合うことができる。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | 〈知識〉I'm .... / How do you spell your name? / What sport [subject] do you like? / I like .... などの表現について理解している。〈技能〉名前のつづりや好きなもの・ことについて、I'm .... / How do you spell your name? / I like .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。 | 友だちのことをよく知るために、名前のつづりや好きなもの・ことについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。 | 友だちのことをよく知るために、名前のつづりや好きなもの・ことについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。 |
単元について
(1) 教材観
本単元は、5年生の外国語の最初の単元として、名前とそのつづり、好きなもの・ことを伝え合う自己紹介を扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、自分のことや身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは名刺こうかん会で、名前と好きなものをかいた名刺を渡しながら、新しいクラスの友だちと自己紹介をし合う。
名乗り方は Hello! I'm .... の1つにそろえる。3・4年の外国語活動で使ってきた形であり、5年生の最初の単元で名乗りの型を増やさず、つづりや好きなものといった伝える中身のほうに力を使えるようにする。
名前のつづりをたずねる How do you spell your name? は、5年生にとって長い一文である。第1時に名刺こうかん会を予告しておき、名刺を作る前の第4時に「相手の名前をどう書けばいいか」をたずねる場面の中で出会わせる。文字の名前は3・4年の外国語活動で出会っているので、奇数の時間のアルファベットの帯で、名前に使う文字を聞いて空書きしたり聞き分けたりする経験を重ねておく。
好きなもの・ことは、スポーツ・食べもの・教科・動物の16枚の絵カードから選べるようにし、家族や家の物には広げない。名刺こうかん会では、クラスを前半と後半のグループに分け、見る側には「いい反応みつけ係」の役を持たせる。見つけた反応のことばは、だれの反応かを言わずにことばだけを取り上げる。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「3・4年の外国語活動で、名前を言ったり好きなものを伝えたりした場面での様子」・「相手の答えに反応を返したり、聞き返したりできた場面」・「アルファベットの文字の名前への慣れ」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① Small Talk で、先生がすきな教科をたずね、返ってきた答えに反応を返す姿を見せる(本時の 5–10)先生が What subject do you like? とたずね、子どもの答えに Wow! や Thank you! と返すところを全体で見せる。名刺こうかん会で、相手の答えを聞いたら反応を返すというやり取りの形を、活動の前に耳と目で確かめられるようにするためである。
- ② 中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にし、見る側が見つけた反応のことばも取り上げる(本時の 24–30)1回目のあとに、言いたかったのに言えなかったことを日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。後半グループ(いい反応みつけ係)が見つけた反応のことばも1つ取り上げ、2回目にすぐ使えるようにする。先生がその場で英語を作らないので、英語が専門でない担任でも同じ形で進められる。
- ③ 名刺に名前と好きなものを先にかかせ、話すことを名刺で支える(単元全体)第5時に名刺カードを作り、名前は大文字で、好きなものは絵か英語でかいておく。こうかん会では名刺を指さしながら話せるので、ことばが出ないときにも、相手に伝える手がかりが手もとに残る。
①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、友だちのことをよく知るという目的のもとで、名刺を渡しながら自分のことを伝え、相手の答えに反応を返してやり取りを続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) Small Talk で先生が見せた「たずねて反応を返す」姿(手立て①)は、名刺こうかん会での反応につながっていたか
- (2) 中間指導で補給したことばや見つけた反応(手立て②)が、2回目のやり取りの続け方を変えたか
- (3) 名刺(手立て③)は、ことばが出ない子のやり取りの支えになっていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | はじめまして、5年◯組(NEW HORIZON Elementary 5 Unit 1 "Hello, friends!") | Unit | Unit 1 "Hello, friends!" (NEW HORIZON Elementary 5) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 新しいクラスの友だちのことをよく知るために、名前のつづりや好きなもの・ことについて、I'm .... / How do you spell your name? / What sport do you like? などの表現を用いて伝え合い、名刺こうかん会で自己紹介をし合うことができる。 | Unit goal | To get to know their new classmates, students tell each other their names, how to spell them and what they like, using "I'm ....", "How do you spell your name?" and "What sport do you like?". |
| 本時の目標 | 友だちのことをよく知るために、名刺を渡しながら名前・つづり・好きなものを伝え合い、相手の答えに Me, too! や Nice! などの反応を返すことができる。 | Lesson goal | To get to know their classmates, students exchange name cards, say and spell their names, say what they like, and react to their partner's answers with "Me, too!" or "Nice!". |
| 主な表現 | Hello! I'm .... / How do you spell your name? / What sport do you like? / I like .... How about you? / Me, too! / Nice! | Target expressions | Hello! I'm .... / How do you spell your name? / What sport do you like? / I like .... How about you? / Me, too! / Nice! |
| 教材観(要約) | 本単元は、5年生の外国語の最初の単元として、名前とそのつづり、好きなもの・ことを伝え合う自己紹介を扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、自分のことや身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは名刺こうかん会で、名前と好きなものをかいた名刺を渡しながら、新しいクラスの友だちと自己紹介をし合う。 | About this unit | The first unit of Grade 5 English. The goal is a name-card exchange with new classmates. "How do you spell your name?" comes in Lesson 4, when students need it for their cards. Students choose what they like from 16 picture cards. We do not talk about family or home life. |
| 指導観(要約) | ①Small Talk で、先生がすきな教科をたずね、返ってきた答えに反応を返す姿を見せる ②中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にし、見る側が見つけた反応のことばも取り上げる ③名刺に名前と好きなものを先にかかせ、話すことを名刺で支える | Teaching points | (1) Small Talk: the teacher asks about favorite subjects and reacts to the students' answers. (2) Mid-lesson support: the English comes from a fixed list on the sheet. Finders share one reaction without names. (3) Name cards: students can point to their card when they get stuck. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. A song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ |
| 5–10 | Small Talk about subjects. Then pairs ask each other once.先生のすきな教科・にがてな教科の話を聞く→What subject do you like? に答える→ペアで1回ずつたずね合う(1分)。 | Talks about subjects (Small Talk script 2, topic 1).台本②話題1で教科の話をする | Answers as one more friend, then joins a pair that gets stuck.友だちの1人として答え、止まった組に入る |
| 10–15 | Watch the model exchange (steps 1–5). Say the lines together.名刺こうかんの手順1〜5を先生と ALT のお手本で見る→全員で手順の英語を言う。 | Shows the exchange with the ALT.ALT と名刺こうかんのお手本 | Models the exchange with the HRT.担任とお手本 |
| 15–17 | Read today's goal. Groups 1–4 exchange; Groups 5–8 are "good reaction finders".めあてを読む。前半(1〜4班)がこうかん、後半(5〜8班)は「いい反応みつけ係」。 | (in Japanese) Explains the two groups.前半・後半グループを伝える | Reads the goal with the class.めあてを一緒に読む |
| 17–24 | Round 1: Groups 1–4 exchange cards with two friends. Groups 5–8 each remember one good reaction.1回目。前半グループが2人と交換する。後半グループは席で、いいと思った反応のことばを1つ覚えておく。 | Exchange cards with two friends.2人と名刺をこうかんしよう | Joins as one more friend with a name card. Does not record.名刺を持って友だちの1人として入る(記録はしない) |
| 24–30 | Students say in Japanese what they wanted to say. Finders share one reaction. The class practices English from the support list.言えなかったことを日本語で(前半の班で1つ選び、2〜3班が言う)。見つけ係も反応を1つ→補給表の英語を2回ずつ→となりに1回。 | What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよ | Models the English phrases from the list.補給表の英語のお手本 |
| 30–37 | Round 2: Groups 1–4 exchange with two more friends and try one new phrase if they can. Groups 5–8 keep finding.2回目。前半グループがもう2人と交換する(後半は見つけ係を続ける)。使えそうなら、補給したことばを1つ使う。 | Use a new phrase if you can.使えそうなら新しいことばを1つ | Joins as one more friend.友だちの1人として入る |
| 37–45 | Groups 1–4 write notes about the cards they got. Everyone writes one line on the reflection card.前半グループは名刺メモを書く→全員が振り返りカードに1行(見つけ係は見つけた反応のことば)。 | Good job! See you next time.よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:New phrases/ことばの補給 | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:友だちのことを知るために、名刺をわたして反応を返そう | Hello! I'm ....H-A-N-A. I like ....How about you?Here you are. — Thank you!Me, too! / Nice! / Really? | What subject do you like? (the sentence from Small Talk)(What subject do you like?(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない) | |
| Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))TV only/映すだけ:How to do it, the two groups, Round 1 / Round 2 (shown on the TV only, not written on the board)(やり方・グループの分け方・1回目/2回目(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:How many cards each student exchanged(交換した人数・名刺の枚数)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・Does the student react to the partner's answer with "Me, too!" or "Nice!"?
- ・Does the student ask again (One more time, please.) when they do not catch what the partner said?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・How correctly students pronounce and spell aloud(発音・つづりの言い方の正確さ)
- ・How well the name cards are drawn or written(名刺の絵・字の出来)
- ・Which things students like(すきなものの中身)
- ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
- ・How many friends students exchanged cards with(交換した人数)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't correct spelling or pronunciation during the exchange.
- ・Please don't ask students about their family or pets.
- ・Please don't say which student gave a good reaction.
- ・Please don't correct how students spell their names in romaji.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
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公開: 2026-10-12