第4学年 外国語活動 学習指導案|Let's Try! 2 Unit 1 "Hello, world!"|本時=第2時/全2時間
小4「世界のあいさつ」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。この単元はお試しの単元なので、書き換えられるWord(細案と日英併記版)も登録なしでダウンロードできます。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第2時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第2時の本時案を読む
単元の目標
世界にはさまざまな言語のあいさつがあることに気づき、友だちとつながるために、いろいろなあいさつを交わして、その言い方に慣れ親しむ。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | Hello! や世界のいろいろな言語のあいさつを用いて、友だちとあいさつを交わすことに慣れ親しんでいる。 | 相手とつながるために、あいさつのことばを選んで伝え合っている。 | 世界のことばのちがいやおもしろさに関心をもち、すすんで友だちとあいさつをしようとしている。 |
外国語活動は評定をつけません。記録の書き方は、学校の様式に合わせてください。
単元について
(1) 教材観
本単元は、8つの言語のあいさつ(Hello! /こんにちは/ニーハオ/アンニョンハセヨ/ボンジュール/グーテン ターク/ナマステ/ジャンボ)に出会い、教室のブースをまわって友だちとあいさつを交わす2時間の単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「聞くこと」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、あいさつを聞いてどのことばかを考えたり、簡単なあいさつを交わしたりする言語活動である。
4年の最初の単元で、3年 Unit 1 で世界のあいさつを聞いてまねした経験の上に立つ。扱うことばは3年と重なるが、立ち位置がちがう。3年は聞いてまねする側、4年はあいさつを選んで、自分から交わしに行く側にまわる。
絵カードの絵は、その言語が話される地域のシンボル(鳥居・エッフェル塔など)で、ことばと文化圏をゆるやかにつなぐ。英語もフランス語も多くの国で話されることに一度ふれ、国とことばが1対1ではないことに気づかせる(深追いはしない)。
あいさつにおじぎや合掌などの体の動きを添えることで、ことばのちがいを体で感じることができる。声を出しにくい子も、ジェスチャーであいさつに加われる。8つ全部を覚えることは求めず、Hello と、あと3つを使えれば十分とする。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「3年 Unit 1 で出会った世界のあいさつを、どのくらい覚えているか」・「聞いたことのない音をまねするときの様子(笑い方・まねのしかた)」・「自分から声をかける場面と、声をかけられて返す場面での違い」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① あいさつとジェスチャーをセットにして練習し、声を出しにくい子も体の動きで加われるようにする(本時の 5–12)ラリーの前に、ジェスチャーだけでもあいさつになることを全員で確かめておく。声が出ない子も、ブースで相手とつながる道が先に見えている。
- ② たびびととブースばんに分け、前半と後半で交代して、全員が声をかける側と返す側の両方をする(本時の 25–37)ブースに2人ずつ立つので、ブースが混まず、行った先に必ず相手がいる。先生は前半と後半で見るたびびとを分け、自分から声をかける姿を見取る。
- ③ 8つ全部を覚えさせず、まわった数もくらべない。「ちがいは おもしろい」を合言葉にする(単元全体)数の競争にすると、あいさつが雑になる。聞いたことのない音への笑いが、ばかにする笑いにならないよう、合言葉を先に置く。
①②③の印は、第2時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面をはっきりさせたやり取りを単元の終わりに置き、そこまでの時間で、ことばを聞いたりまねして言ったりしながら、相手に伝わる経験を重ねる。本時は、前半と後半で役を交代して、同じ時間のうちに両方の言い方を使う。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、○をつけるか短いことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。伝わってうれしかった場面を子ども自身が思い出せるようにし、次の時間のやり取りにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 1枚に1つの指示を、絵とかなで映す。活動中は前半と後半で1枚ずつ、役の札(たびびと・ブースばん)を映したままにし、子どもが「いま何をするか」「自分はどちらの役か」を画面で確かめられるようにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、ブースのあいさつを選んで、自分から友だちに声をかけ、あいさつを交わす姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) あいさつとジェスチャーをセットにした練習(手立て①)は、声を出しにくい子のラリーへの参加を支えたか
- (2) たびびととブースばんの交代(手立て②)で、全員が声をかける側と返す側の両方を経験できていたか
- (3) 「全部まわれなくてよい」としたことで、あいさつの数ではなく交わし方に目が向いていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第2時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | せかいの あいさつ(Let's Try! 2 Unit 1 "Hello, world!") | Unit | Unit 1 "Hello, world!" (Let's Try! 2) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 世界にはさまざまな言語のあいさつがあることに気づき、友だちとつながるために、いろいろなあいさつを交わして、その言い方に慣れ親しむ。 | Unit goal | Students learn that there are greetings in many languages, and get used to exchanging them with classmates to connect with each other. |
| 本時の目標 | 友だちとつながるために、ブースのあいさつを選んで、自分から声をかけたり、相手のあいさつを聞いて同じあいさつで返したりして、世界のいろいろなあいさつをすすんで伝え合う。 | Lesson goal | To connect with classmates, students choose the greeting for each booth and greet a classmate on their own, or answer with the same greeting. |
| 主な表現 | Hello! / Konnichiwa! / Ni hao! / Annyeonghaseyo! / Bonjour! / Guten Tag! / Namaste! / Jambo! / Thank you! | Target expressions | Hello! / Konnichiwa! / Ni hao! / Annyeonghaseyo! / Bonjour! / Guten Tag! / Namaste! / Jambo! / Thank you! |
| 教材観(要約) | 本単元は、8つの言語のあいさつ(Hello! /こんにちは/ニーハオ/アンニョンハセヨ/ボンジュール/グーテン ターク/ナマステ/ジャンボ)に出会い、教室のブースをまわって友だちとあいさつを交わす2時間の単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「聞くこと」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、あいさつを聞いてどのことばかを考えたり、簡単なあいさつを交わしたりする言語活動である。 | About this unit | Students meet greetings in eight languages and exchange them at classroom booths. In Grade 3, they listened and repeated. Now they start the greetings themselves. We mention once, briefly, that English and French are spoken in many countries. |
| 指導観(要約) | ①あいさつとジェスチャーをセットにして練習し、声を出しにくい子も体の動きで加われるようにする ②たびびととブースばんに分け、前半と後半で交代して、全員が声をかける側と返す側の両方をする ③8つ全部を覚えさせず、まわった数もくらべない。「ちがいは おもしろい」を合言葉にする | Teaching points | (1) Each greeting is practiced with its gesture. A gesture alone is OK. (2) Travelers and booth keepers change roles halfway, so everyone starts a greeting and answers one. (3) Students don't need all eight: Hello and three more are enough. We don't count the booths students visit. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(2 lessons: this is Lesson 2)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. A song (Let's Try! 2 digital materials). Card flash.あいさつ。歌(デジタル教材)。スライドショーを始め、カードを1枚ずつ見せて言う(フラッシュ)。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT. Says each greeting during the card flash.担任と一緒にあいさつ。フラッシュでカードを言う |
| 5–12 | Say each greeting with its gesture (Hello and three more). Guess the greeting from a gesture only.あいさつとジェスチャーをセットで言う→先生のジェスチャーだけを見て、どのあいさつか当てる。 | Say it with the gesture.ジェスチャーといっしょに | Models the gestures. May add one greeting they know.ジェスチャーのお手本(知っているあいさつを1つ足してよい) |
| 12–15 | Listen to today's goal. Students don't need to visit every booth.めあてを聞く。全部のブースをまわらなくてよいことを知る。 | (in Japanese) You don't have to visit all the booths.全部まわれなくていい | Points to the goal on the board.めあてを指して見せる |
| 15–22 | Greeting relay in rows. When the last students in all rows are standing, they say it together. Then everyone says it, looking at the card. No race.あいさつリレー。先頭の人にカードを見せる→うしろへ1人ずつつなぐ→最後の人は立つ。全部の列が立ったら最後の人たちがいっしょに言い、カードを見せて全員で言う。4つ。 | Pass the greeting!あいさつをつないで | Says the greeting clearly after each relay.リレーのあとに、そのあいさつをはっきり言う |
| 22–25 | Hand out the passports (Sheet 3). First half: Groups 1–4 are travelers, Groups 5–8 are booth keepers (two at each booth).パスポート(シート3)をくばる。前半は1〜4班がたびびと、5〜8班がブースばん(2人ずつ)。先生が、おじぎや合掌だけでもあいさつになると見せる。 | Visit a booth with your passport.パスポートを持ってブースへ | Shows a greeting with a gesture only (a bow, or hands together).ジェスチャーだけのあいさつを見せる |
| 25–37 | Greeting trip: first half 5 min, change roles (1 min), second half 5 min. Students greet, then sign each other's passports.あいさつの旅。前半5分→交代(1分)→後半5分→席へ(1分)。交わしたら、パスポートにサイン(ひらがな)。 | Change roles.こうたい | Stands at the special booth, greets students who come, and signs their passports. Does not record.スペシャルブースで来た子とあいさつしてサイン(記録はしない) |
| 37–45 | Reflection card: the unit summary (self-check, a moment that worked, what next).ふりかえりカードをくばり、まとめ。3つのできたことに◎○△、「つたわった!」場面と「つぎへ」、毎時間の欄に1行。 | Good job! See you!よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:Booth map/ブースの ちず | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 2)(日付・だい2じ)めあて:じぶんから、せかいの あいさつを かわそうClass motto: "Differences are interesting."(合言葉「ちがいは おもしろい」) | Eight greeting cards (the same as the booth cards)(あいさつカード8枚(提示用。ブースのカードと同じ))Role cards "traveler" and "booth keeper" in kana, with a two-way arrow (no English sentences)(役の札「たびびと」「ブースばん」と、入れかわりの⇄(英文は書かない)) | A map of the classroom with booths 1 to 8 (card numbers) and the group that keeps each booth in each half(教室の図に、1〜8のブースの場所(カードの番号で)と、前半・後半にそこに立つ班の番号) | |
| Next to the board/黒板の横:Booth cards on the classroom walls (eight places)(ブースのカード(教室の壁の8か所))TV only/映すだけ:How to play and the signal to change roles (shown on the TV only)(やり方・前半と後半の合図(映すだけ))Do not write/書かないもの:How many booths students visited(まわったブースの数)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・As a traveler, does the student start the greeting on their own, choosing the greeting of that booth?
- ・Does the student say the greeting as practiced, or answer with the same greeting? (A student who gets stuck may use a gesture only.)
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・Correct pronunciation (katakana-style is OK)(発音の正しさ(カタカナ読みでよい))
- ・How many booths students visited and how many boxes are filled(まわったブースの数・うまったわくの数)
- ・How much and how neatly students write on the reflection card(ふりかえりカードの字の量とていねいさ)
- ・Eye contact, voice volume and hand-raising(目線・声の大きさ・挙手)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't ask students which countries they have visited.
- ・Please don't count how many booths students visited.
- ・Please don't correct students' pronunciation. Katakana-style pronunciation is OK.
- ・Please don't ask a student with roots in another country to teach or model their language, unless the student wants to and the HRT has talked with them first.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・Please don't write English sentences on the board or the screen.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12