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クラスルームイングリッシュ

classroom English

授業の進行・指示・ほめ言葉・確認など、英語の授業で毎時間繰り返し使う決まり文句の英語。先生側と生徒側の両方がある。

クラスルームイングリッシュとは、授業の進行・指示・ほめ言葉・確認など、英語の授業で毎時間繰り返し使う決まり文句の英語のことです。出どころ(文科省の研修ガイドブック)、場面別の一覧、生徒側の決まり文句(聞き返し・お願い)、ポスターで貼って定着させる方法、ティーチャートークとの違い、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

クラスルームイングリッシュは、Open your textbook to page 20. や Make pairs. のように、授業の進行・指示・ほめ言葉・確認のために毎時間繰り返し使う決まり文句の英語です。内容を伝えるティーチャートークと違い、定型なので、生徒は数週間で意味を覚えます。生徒側にも One more time, please. のような決まり文句があり、両方そろって授業が英語で回ります。

出どころ

文部科学省の「小学校外国語活動・外国語 研修ガイドブック」(平成29年)に「クラスルーム・イングリッシュ」の章があり、場面ごとの表現が一覧で示されています。中学校・高校では、授業を英語で行うことを基本とする方針(学習指導要領)の土台として、教科書の指導書や教育委員会の資料に一覧が載っています。

授業での実際の使い方

場面先生の決まり文句
始まりLet's start today's lesson. / How are you today?
指示Open your textbook to page 20. / Make pairs. / Stand up. / Raise your hand.
活動Repeat after me. / Listen carefully. / You have one minute. / Change partners.
確認Are you ready? / Any questions? / Do you understand?
ほめるGood job. / Nice try. / Excellent. / Almost.
終わりThat's all for today. / See you next time.

生徒側の決まり文句は、教室の横にポスターで貼っておきます。

  • 聞き返す: One more time, please. / Slowly, please. / Pardon?
  • 尋ねる: How do you say ◯◯ in English? / What does ◯◯ mean?
  • お願い: May I go to the restroom? / Can I borrow your pen?

定着のコツは、最初の1か月は同じ言い方を変えないことです。Open your textbook. と Open your book. を混ぜると、生徒は聞き取りに時間を使います。覚えたら少しずつ言い方を増やします。

よくある誤解

  • 覚えさせるものではなく、聞いているうちに分かるようになるものです。一覧を配って暗記させるより、身ぶりと一緒に毎時間使うほうが早く定着します。
  • 全部英語にする必要はありません。安全に関わる指示や、初めての活動の説明は日本語で構いません。決まった場面を英語にするだけで、授業の英語の量は大きく増えます。
  • ティーチャートークではありません。クラスルームイングリッシュは定型の指示で、ティーチャートークは内容を伝える話です。

校種別の違い

校種特徴
小学校担任とALTの共通語になる。研修ガイドブックの一覧が基本。ポスターで貼る
中学校中1の4月に生徒側の決まり文句を先に教える。以後は聞いて分かる状態を保つ
高校指示は英語が前提。活動の手順の説明も英語で行う
個別指導では最小限(Let's check. / Good.)。英語教室では小学校と同じ

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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