過去進行形は「そのとき〜していた」(線)で、過去形の「〜した」(点)と組み合わさって物語のハプニングを作ります。この1枚の本文は停電の夜の11文で、電気が消えた瞬間(went out・became)と、そのとき家族がしていたこと(was cooking・was talking・were playing)が線と点で交互に出ます。①の表はこの対比のために2列(線/点)で、色分けさせると③の When の文がすぐ書けます。
②の「電気が消えたとき、父は電話で話していた」(F)は、③④の主語と動作の対応を読む問いです。③の④では④と①をつないで When my mother was talking on the phone, the lights went out. を作ります。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(過去進行形を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "The Blackout"(オリジナル・11文・約90語)に過去進行形が7回 |
| ①の分け方 | 〜していた(線・was / were+〜ing)/〜した(点・過去形) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"The Blackout"
Last night, the lights went out at eight. Everyone in my house was doing something. My father was cooking dinner in the kitchen. My mother was talking on the phone. My brother and I were playing a video game. Suddenly, everything became dark and quiet. "What were you doing?" my mother asked. "We were fighting a big dragon!" my brother said. … ——⑪の Now we call it "the dragon night." は今の文で現在形です。
5つの問いの見どころ
②は「父は電話で話していた(F・③④)」「兄と書き手はテレビゲームをしていた(T・⑤)」「What was the mother doing when the lights went out?」「What time did the lights come back?(At nine.)」。③は「③を否定文に」「⑤を you の疑問文に」「⑨の ate を〜していたの文に」「④と①を When でつなぐ」。④は「いつ・何が起きた(点)→そのとき自分がしていたこと(線)→家族がしていたこと(線)→質問と答え→その後(点)」の5行で、was / were+〜ing を4回以上。⑤のキーワードは eight・kitchen・phone・dragon・candles です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「過去進行形の定着ドリル 中2版」(無料)。「過去進行形と過去形の使い分けワークシート」(Premium)で線と点を深める。前の1枚は中1の「文法を読む⑧——未来表現」、次は「文法を読む⑩——助動詞」(Premium)。
