中2の最初の英作文は、過去形の総復習と過去進行形の初めての産出を1枚でやるのがねらいです。旅行の思い出を出来事の順に書くだけなら中1の「思い出の1日」と同じですが、この回は「ハプニングを1つ入れる」を条件にして、When I was eating my ice cream, a bird took it from my hand! のように、線(していた)と点(起きた)を1文に書かせます。
役割は「いつ・どこへ・だれと」「したこと①」「したこと②」「ハプニング」「気持ち」「しめ」の6つで、First / Then の順番の語を表現バンクに入れてあります。ハプニングが書けない生徒には「食べていたとき、鳥が来た」のように、日本語で「〜していたとき」を先に言わせる、と指導メモに書いてあります。
この教材で解決できる悩み
- 英作文を書かせると添削が全部先生に回ってきて、返すのが1週間後になる
- 「自由に書いていいよ」と言うと止まる生徒と、日本語の直訳を書く生徒に分かれる
- 書いた文を評価する観点が生徒に伝わっておらず、点数だけが返る
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(過去形・過去進行形・接続詞を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| お題 | クラスの「思い出レポート」。旅行やお出かけの1日を、出来事の順に書く。途中で起きたハプニングを1つ入れると読みごたえが出る。 |
| 相手 | クラスの友だち |
| 条件 | いつ・どこへ・だれと・したこと2つ以上(順番の語)・ハプニングを1つ(when / 過去進行形)・気持ちとしめ |
| 語数 | 6文・45語以上 |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: お題→STEP 1 型→STEP 2 表現バンク→STEP 3 下書き/裏: STEP 4 自己添削(添削記号8つ)→STEP 5 ペア添削→STEP 6 清書→ルーブリック)+3ページ目=模範解答2本・よくある誤り5つ・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(時短版25分=STEP 1・3・4 だけにして清書は宿題に) |
この回の芯——When+過去進行形のハプニング
モデル文は Last spring, I went to Kamakura with my family. → First, we visited a big temple and took a lot of pictures. → Then we walked to the beach and ate ice cream. → When I was eating my ice cream, a bird took it from my hand! → I was surprised, but everyone laughed. → It was a funny day. I want to go there again. です。よくある誤りは Last summer, I go to Okinawa.(V)・When I was eat lunch(V)・It was rain suddenly.(V)・I very enjoyed the trip.(O)・I went to trip.(W)の5つです。
模範解答2本——標準は雨のハプニング、発展は because・so で気持ちの動き
標準の模範解答(6文・58語)のハプニングは「食べていた(線)ときに雨が降り出した(点)」の文です。発展は because・so で理由と結果をつなぎ、for the first time・at all のような表現で気持ちの動きを伝えた形です。清書を4人班で回し読みして「いちばん笑ったハプニング」を選ぶと、読み合いがそのまま活動になります。
英作文ステップとは
英作文の授業で先生がいちばん時間を取られるのは、書かせることではなく直すことです。このシリーズは、その直す仕事を「生徒の自己添削→ペア添削→先生はルーブリックで見る」の順に組み替えて、1コマ(50分)で「書く→直す→清書→評価」まで回るようにしたPremiumの紙です。中1から中3まで15のお題を、学校でよく出る順に並べてあります。
生徒面の表(書く前に・書く)と裏(直す・仕上げる)の6ステップは、15本すべて同じです。
- STEP 1 型を見る: 役割ラベル(「名前・学年」「理由」「しめ」…)つきのモデル文。文ごとに何をしている文かが見える
- STEP 2 部品を集める: 表現バンク。使えそうな表現に○を付け、自分の語を書き足す
- STEP 3 下書き: 役割ごとに1文ずつ書く枠。書けない役割は STEP 1 の同じ番号の文の主語と語をかえて書く、という逃げ道を印刷してある
- STEP 4 自己添削: 添削記号8つ(S 主語・V 動詞の形・A 冠詞・複数・P 前置詞・O 語順・Sp つづり・C 大文字・記号・W 語の選び方)と、その回のチェック項目。記号は15本で固定なので、生徒は1年を通して同じ記号で直せる
- STEP 5 ペア添削: 相手の文に記号を書き、「いいところ1つ・直すといいところ1つ」を伝える
- STEP 6 清書とルーブリック: 内容・構成・正確さ・語数と表記の4観点×3段(12点満点)。自己評価に○を付けてから先生の評価をもらう
3ページ目は模範解答2本(標準・発展。STEP 1 と同じ役割ラベルつき)、添削記号つきの「よくある誤り」5つ、先生向けの指導メモ(50分の流れ・時短版・評価のしかた)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | お題(15本) |
|---|---|
| 中1 | ①自己紹介・②家族・友だちの紹介・③わたしの1日・④思い出の1日・⑤好きなもの・ことと理由 |
| 中2 | ⑥旅行・お出かけの思い出レポート・⑦将来の夢・⑧意見と理由・⑨おすすめの紹介(比べてすすめる)・⑩さそいの手紙・メール |
| 中3 | ⑪3年間の思い出スピーチ・⑫私の町の紹介・⑬賛成・反対の意見文(入試の型)・⑭もしも作文・⑮感謝のメッセージ |
前後の教材
書く前の形の練習は「過去進行形の定着ドリル 中2版」(無料)。線と点を深めるなら「過去進行形と過去形の使い分けワークシート」(Premium)。前の1枚は中1の「英作文ステップ⑤——好きなもの・ことと理由」、次は「英作文ステップ⑦——将来の夢」(Premium)。
