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英語教材ラボ 塾版

講師と講習

集団塾の英語を一斉授業で回す|90分の型とクラス集計で戻し先を決める

個別指導が「同じ時間に別の紙」なら、集団指導は「全員同じ紙を同時に解いて、集計で戻し先を決める」型です。板書3行、宿題プリントの一斉、ペア練習、確認テストの自己採点、クラス集計表、宿題bまでの90分と、集団で講師が言う言葉を書きます。

公開 2026-09-07・更新 2026-09-07

集団指導の英語で起きるのは、解説が長くなることと、戻し先を講師の感覚で決めることの2つです。10人いれば10通りの落とし方がありますが、全員に別の紙は渡せません。集団の型は、全員同じ紙を同時に解いて、クラスの答案を集計し、半数以上が落とした大問へ全体で戻る、です。

90分の型

定期テスト対策パックの文法ごとに「集団指導セット」(3ページ)があります。1ページ目が90分の進め方です。

時間やること
0〜10分板書3行(要点まとめの頭3行)→ 全員で音読 → 主語を替えて1人ずつ言う
10〜25分宿題プリントaを全員同時に → 隣と交換して丸つけ
25〜45分ペア練習カード。Aが日本語を読み、Bが英語で言う
45〜65分確認テスト(20分・全員同時)
65〜80分自己採点 → クラス集計表に大問別の点を写す
80〜90分集計で戻し先を決めて全体に戻す → 宿題プリントbを配る

解説は板書3行までです。それ以上は紙と生徒同士に語らせます。

集計で戻し先を決める

3ページ目のクラス集計表に、大問1(形)・大問2(語順)・大問3(書く量)の点を写します。半数以上が落とした大問が、全体の戻し先です。大問1なら板書に戻って主語を替えて言わせる、大問2なら矢印を板書して1問を口頭で組む、大問3なら例文を全員で写す。落とした人数を数えるだけなので、講師の経験に関係なく同じ判断になります。

合格者には宿題プリントb、不合格者には次回の最初に確認テストb。個別と同じ紙で、渡し方だけが違います。

ペア練習は「見せない」

2ページ目のペア練習カードは、真ん中で折って使います。Aが日本語を読み、Bは英語を見ずに言う。8つ言えたら交代。3回まわしたら、最後は1人で左だけ見て右を書きます。集団で全員の口を動かす時間は、ここでしか作れません。

個別と集団を同じ教室で

同じ塾で個別と集団の両方をやっているなら、紙は同じで渡し方だけ変えてください。個別は3版で渡し分け、集団は同じ紙を同時に。講師用メモの「言う言葉」も同じです。生徒が個別から集団に移っても、指導の言葉が変わりません。

執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が書いています。塾での指導と予備校で働いた経験もあり、定期テストを作る側と、塾で教える側の両方から見たことを書いています。塾長・講師の方からのご指摘で直していきます。教材のつくり方と運営者の情報は教材のつくり方と運営者情報へ。

この記事の紙は、生徒の教科書と学年から引けます

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