集団指導の英語で起きるのは、解説が長くなることと、戻し先を講師の感覚で決めることの2つです。10人いれば10通りの落とし方がありますが、全員に別の紙は渡せません。集団の型は、全員同じ紙を同時に解いて、クラスの答案を集計し、半数以上が落とした大問へ全体で戻る、です。
90分の型
定期テスト対策パックの文法ごとに「集団指導セット」(3ページ)があります。1ページ目が90分の進め方です。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 0〜10分 | 板書3行(要点まとめの頭3行)→ 全員で音読 → 主語を替えて1人ずつ言う |
| 10〜25分 | 宿題プリントaを全員同時に → 隣と交換して丸つけ |
| 25〜45分 | ペア練習カード。Aが日本語を読み、Bが英語で言う |
| 45〜65分 | 確認テスト(20分・全員同時) |
| 65〜80分 | 自己採点 → クラス集計表に大問別の点を写す |
| 80〜90分 | 集計で戻し先を決めて全体に戻す → 宿題プリントbを配る |
解説は板書3行までです。それ以上は紙と生徒同士に語らせます。
集計で戻し先を決める
3ページ目のクラス集計表に、大問1(形)・大問2(語順)・大問3(書く量)の点を写します。半数以上が落とした大問が、全体の戻し先です。大問1なら板書に戻って主語を替えて言わせる、大問2なら矢印を板書して1問を口頭で組む、大問3なら例文を全員で写す。落とした人数を数えるだけなので、講師の経験に関係なく同じ判断になります。
合格者には宿題プリントb、不合格者には次回の最初に確認テストb。個別と同じ紙で、渡し方だけが違います。
ペア練習は「見せない」
2ページ目のペア練習カードは、真ん中で折って使います。Aが日本語を読み、Bは英語を見ずに言う。8つ言えたら交代。3回まわしたら、最後は1人で左だけ見て右を書きます。集団で全員の口を動かす時間は、ここでしか作れません。
個別と集団を同じ教室で
同じ塾で個別と集団の両方をやっているなら、紙は同じで渡し方だけ変えてください。個別は3版で渡し分け、集団は同じ紙を同時に。講師用メモの「言う言葉」も同じです。生徒が個別から集団に移っても、指導の言葉が変わりません。