本文へスキップ
英語教材ラボ 塾版

講師と講習

塾講師の欠勤・交代で英語の指導を止めない、紙で引き継ぐ3点セット

大学生講師の試験期間や急な欠勤で、英語の担当が変わる。前の講師が何をどこまでやったかが分からず、代わりの講師が最初から解説し直す。この「止まる」を防ぐのは口頭の引き継ぎではなく紙です。講師用メモ・報告票の次にやること・進捗票の3点で、誰が担当しても続く形にします。

公開 2026-09-07・更新 2026-09-07

大学生講師は試験期間に抜けます。急な欠勤もあります。そのたびに代わりの講師が「先週どこまでやった?」と生徒に聞き、生徒は「不定詞のあたり」と答え、講師は最初から解説し直す。生徒から見れば、同じ話を2回聞かされた週です。この繰り返しが、塾の英語の点を止めます。

口頭の引き継ぎは消える

講師同士がLINEで「不定詞の途中です」と伝えても、代わりの講師には「途中」がどこか分かりません。要点まとめの表の何行目まで音読できるのか、確認テストの大問1は取れて大問2で落としたのか、宿題はaが終わってbの途中なのか。この粒度が無いと、指導は続きません。

紙の3点セット

引き継ぎに要るのは、次の3枚だけです。すべて定期テスト対策パックの中にあります。

  1. 講師用メモ(1枚)。この文法で教えること3つ・よくある誤答3つ・生徒に言う言葉3つ。代わりの講師はこれを読めば、前の講師と同じ言葉で指導できます。
  2. 保護者報告票の「次にやること」。前の講師がチェックをつけた項目から、次の回を始めます。生徒に聞く必要がありません。
  3. 確認テストの結果。落とした大問が書いてあれば、戻し先はメモの表で決まります。

この3枚を生徒のファイルに挟んでおく、と決めるだけです。講師が変わっても、生徒から見た指導は1本になります。

引き継ぎを「作業」にしない

引き継ぎ簿を別に作ると、講師は書かなくなります。上の3枚は、授業の中で自然に印がつく紙です。報告票は保護者に渡すために書き、確認テストは採点で点がつき、講師用メモは読むだけ。引き継ぎのための作業を増やさないことが、続く条件です。

大学生講師への最初の渡し方は講師に任せるときの1枚に書きました。

執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が書いています。塾での指導と予備校で働いた経験もあり、定期テストを作る側と、塾で教える側の両方から見たことを書いています。塾長・講師の方からのご指摘で直していきます。教材のつくり方と運営者の情報は教材のつくり方と運営者情報へ。

この記事の紙は、生徒の教科書と学年から引けます

範囲の単元を選ぶと、小テスト3版と、塾限定の要点まとめ・確認テスト・保護者報告票が並びます。無料のPDFはそのまま使えます。

ほかのガイド