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英語教材ラボ 塾版

入塾と保護者

塾で保護者に「英語だけ点が上がらない」と言われたときの答え方

数学は上がったのに英語だけ上がらない、という保護者の言葉に、感覚で答えると信頼を失います。英語が上がらない生徒の3つの型(形・語順・書く量)を確認テストの大問で示し、次の1か月の計画を報告票で見せる答え方を書きます。

公開 2026-09-07・更新 2026-09-07

面談で保護者に「英語だけ点が上がらないんですが」と言われたとき、いちばん悪い答えは「本人は頑張っています」です。事実でも、保護者が聞きたいのは評価ではなく理由と次の手です。英語は数学と違って「どこで落としているか」が答案から見えにくい教科なので、塾の側で見える形にしておく必要があります。

上がらない理由は3つのどれか

英語の点が動かない生徒は、ほとんど次の3つのどれかです。

  • 形が入っていない。三単現の s、be動詞と一般動詞の混在、過去形の原形。確認テストの大問1(選択)で落とします。
  • 語順が組めない。日本語の順に単語を置く。大問2(並べかえ)で落とします。
  • 書く量が足りない。選ぶ・並べる問題は正解なのに、英作文で白紙。大問3で落とします。

定期テスト対策パックの確認テストは、この3つを大問ごとに分けて測る作りです。落とした大問がそのまま型で、型ごとに戻し方が解答のページに書いてあります。詳しくは個別指導で伸びない生徒の3つの型に。

面談で言う順番

  1. 「確認テストで、どの大問で落としているかを見ています」と、紙を出す
  2. 「大問2、つまり語順で落としています。形は入っています」と、型を1つに絞って言う
  3. 「次の1か月は、並べかえと宿題プリントで語順を固めます。確認テストbで14点を越えたら報告票でお知らせします」と、期限と見せ方を言う

3つ目が大事です。保護者は「上がるかどうか」より「いつ、何で分かるか」を知りたがっています。報告票の日付を先に言うと、面談はそこで終わります。

報告票を月1回、必ず返す

上がらない時期こそ、報告票を止めないでください。点数が同じでも「できたこと」の欄は増えます。「三単現の s は入った。次は語順」と書いてあれば、保護者は進んでいることを知ります。点数だけを見せる塾は、点が動かない月に見放されます。

保護者報告票は確認テストの4ページ目にあり、塾名・点数・合格ライン・できたこと・次にやること・講師のひとことの欄があります。面談の資料も、この紙で足ります。

執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が書いています。塾での指導と予備校で働いた経験もあり、定期テストを作る側と、塾で教える側の両方から見たことを書いています。塾長・講師の方からのご指摘で直していきます。教材のつくり方と運営者の情報は教材のつくり方と運営者情報へ。

この記事の紙は、生徒の教科書と学年から引けます

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