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英語教材ラボ

活動と指導法聞く・音声

強勢・リズム・イントネーション

きょうせい・stress, rhythm, intonation (prosody)

強勢は強く長く読む部分、リズムは強勢が一定の間隔で来る拍、イントネーションは文末の上げ下げ。学習指導要領の音声の指導事項。

強勢とは語や文の中で強く長く読む部分、リズムとは強勢が一定の間隔で来る英語の拍、イントネーションとは文の終わりの上げ下げのことです。学習指導要領が音声の指導事項として挙げる3つで、まとめてプロソディと呼びます。出どころ、単語の強勢と文の強勢の違い、手拍子で拍に乗せる帯の5分、日本語との違い(等時性)、1音ずつ直す失敗、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

強勢は、語や文の中で強く・長く・高く読む部分です。リズムは、その強勢がほぼ一定の間隔で来る英語の拍で、あいだの弱い語は速く軽く読まれます。イントネーションは、文の終わりの上げ下げ(Yes/No 疑問文は上げる、など)です。この3つをまとめてプロソディ(韻律)と呼び、個々の音(th や r)より、通じるかどうかに大きく効きます。

出どころ

学習指導要領(外国語)の「音声」の指導事項に、小学校は「語と語の連結による音の変化」「語や句、文における基本的な強勢」「文における基本的なイントネーション」「文における基本的な区切り」、中学校も同じ4つが挙げられています。高校も同様です。つまりこの3つは、教えることが定められた内容です。

授業での実際の使い方

帯の5分で、手拍子で体に入れる型です。

やること先生が言う言葉
0〜1本文の1文を、強く読む語(内容語)に丸をつける「意味の重い語に丸」
1〜2丸の語で手を叩きながら言う。弱い語はつなげて速く「丸で叩く。あいだは流す」
2〜3疑問文と平叙文を並べて、文末の上げ下げを矢印で書いて言う「終わりを上げる?下げる?」
3〜5ペアで、片方が手拍子、片方が読む。交代「拍に乗せて」

日本語は音節ごとにほぼ同じ長さで読みますが、英語は強勢から強勢までがほぼ同じ長さになります。この違いを説明で伝えるより、手拍子で体に入れるほうが早く、チャンツはそのための道具です。単語の強勢(PHOto と phoTOgrapher)は、新出語のときに1語ずつ確かめます。

よくある誤解

  • 1音ずつ正確に発音すれば通じる、わけではありません。全部の語を同じ強さで読む英語は、母語話者にはいちばん聞き取りにくい形です。強弱の差のほうが通じ方に効きます。
  • 疑問文は必ず上げる、わけでもありません。Wh 疑問文(What・Where)は下げるのが基本です。
  • 個々の音の指導(th・r・l)が要らない、という意味ではありません。順番として、リズムと強勢が先、個々の音は日本語にないものから、という優先順位です。

校種別の違い

校種扱い
小学校チャンツと歌で拍に乗る。強勢の語の手拍子
中学校本文の音読で強勢に丸。疑問文のイントネーション。新出語の強勢の位置
高校意味の対比で強勢が移ること(I said BLUE, not green.)。発音・アクセント問題
発音・アクセントの入試問題を、規則(名詞は前・動詞は後ろ、など)で整理する

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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