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英語教材ラボ

活動と指導法授業の型・指導法

アイスブレイク

icebreaker

授業や年度の初めに、緊張をほぐして話しやすい空気を作る短い活動。関係づくりが目的で、毎時間続ける帯活動とは違う。

アイスブレイクとは、授業や年度の初めに、緊張をほぐして話しやすい空気を作るための短い活動のことです。毎時間続ける帯活動とは違い、関係づくりが目的で、英語の量は問いません。出どころ、英語の授業での3つの型(名前を覚える・共通点を見つける・体を動かす)、4月の1時間目の組み方、盛り上がって終わる失敗、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

アイスブレイクは、氷(緊張した空気)を割る(break)という名前のとおり、授業や年度の初めに、生徒どうし・生徒と先生のあいだの緊張をほぐして、話しやすい空気を作るための短い活動です。毎時間同じ型で続ける帯活動とは目的が違い、関係づくりのために行うので、英語の量や正確さは問いません。

出どころ

研修や会議の進行で使われる一般的な語で、英語教育に固有の用語ではありません。学習指導要領の本文にもありません。英語の授業では、4月の授業開き、クラス替えのあと、ペアの相手を替えるとき、のように「初対面」に近い場面で使われ、そのまま帯活動や Small Talk に移す形が定番です。

授業での実際の使い方

英語の授業で使いやすい3つの型です。どれも5分以内で、英語は既習の表現だけです。

やり方使う英語
名前を覚える円になって、前の人の名前と好きなものを言ってから自分を言う(Name chain)I'm Ken. I like soccer. He's Ken. He likes soccer. I'm ...
共通点を見つけるペアで1分話して、共通点を3つ見つける。見つけたら別の相手へDo you like ...? Me too.
体を動かす先生の言う条件に当てはまる人が立つ・移動する(Stand up if you ...)Stand up if you have a dog.

4月の1時間目は、アイスブレイク5分→英語の授業の約束(クラスルームイングリッシュ)5分→Small Talk か1分のやり取り5分、と続けると、初日から「英語で話す教室」の形ができます。先生が言う言葉は「間違えても大丈夫。今日は話すことが目的」です。

よくある誤解

  • 盛り上がれば成功、ではありません。目的は「次の活動で話しやすくなること」なので、盛り上がったまま終わると、次の授業に何も残りません。必ず英語の活動に接続します。
  • 帯活動ではありません。帯活動は毎時間同じ型で積み上げるもの、アイスブレイクは初めの空気を作るものです。毎時間アイスブレイクをやると、帯の時間が消えます。
  • ゲームであれば何でもよい、わけでもありません。勝ち負けが強いゲームは、負けた生徒の緊張を増やします。全員が話す形を選びます。

校種別の違い

校種
小学校名前とあいさつのゲームが中心。ALT との初対面にも
中学校4月の授業開きと、ペアの相手を替える節目に。そのまま Small Talk へ
高校入学直後と、グループ活動の班替えのとき。共通点探しが向く
入塾直後の1回目の授業で。講師と生徒の関係づくりに1つ

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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