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英語教材ラボ

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ディクテーション

dictation

英語の音声を聞いて、聞こえたとおりに一語一句を書き取る練習。聞き取れなかった箇所が紙に残り、つまずきが見える。

ディクテーションとは、英語の音声を聞いて、聞こえたとおりに一語一句を書き取る練習のことです。聞き取れない箇所が紙に残るので、音のつながりや弱く読まれる語のつまずきが見えます。出どころ、授業での5分の型(3回聞く・区切って書く・答え合わせ)、部分ディクテーション、ディクトグロスとの違い、書く量が多すぎる失敗、小学校・中学校・高校・塾での違いまでまとめました。

公開 2026-09-12・更新 2026-09-12

ひとことで言うと

ディクテーションは、英語の音声を聞いて、聞こえたとおりに一語一句を書き取る練習です。正解は1つで、原文と比べれば、どの語が聞き取れなかったかが紙の上に残ります。落ちるのは決まって、弱く読まれる語(a・the・to・and)と、前の語とつながって聞こえる語(an apple・did you)で、そこがリスニングのつまずきの正体です。

出どころ

語学の練習として古くからある形で、学習指導要領の本文にある語ではありません。教科書の指導書や定期テストのリスニング問題で「聞いて書く」形として広く使われ、ディクトグロス(意味の復元)と対になる用語として整理されています。

授業での実際の使い方

帯の5分で、1〜2文を書き取る型です。

やること先生が言う言葉
0〜11回目。通常の速さで通して聞く。書かない「まず聞くだけ」
1〜32回目。意味のまとまりで区切って読む。区切りごとに書く「線のところまで書いて」
3〜43回目。通して聞いて、抜けを埋める「足りないところを」
4〜5原文を見せて丸をつける。落とした語に印「落とした語は何?」

英文は既習の本文から1〜2文(15〜25語)で足ります。落とした語を全体で集めると、a・the・to のような弱い語に集中するので、次の帯で音のつながり(リンキング)の練習に回します。全文を書けなかった生徒には、空所だけ埋める「部分ディクテーション」の紙を渡します。

よくある誤解

  • 長い文章を書き取らせるほど力がつく、わけではありません。1〜2文で、落とした語を見つけることが本体です。長いと書く作業だけで時間が終わります。
  • ディクトグロスと同じではありません。ディクテーションは一語一句の書き取りで正解が1つ、ディクトグロスは意味の復元で班で行います。
  • つづりの練習ではありません。つづりを間違えても、音が聞き取れていれば聞く力としては合格です。採点は「語が聞き取れたか」で行い、つづりは別に扱います。

校種別の違い

校種
小学校文字の書き取りは扱わない。聞いた語の絵カードを並べる形に置き換える
中学校帯で1〜2文。部分ディクテーションから始めて、中2で全文へ
高校段落の一部を書き取る。定期考査のリスニングに書き取り問題を置く学校もある
家庭学習の方法として教える。教科書の音声で1日1文

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執筆: 英語教材ラボ編集部

首都圏の公立中学校で英語を10年教えた元教員が、実際の教室で使っていた教材を原型に制作・検証しています。詳しくは教材のつくり方と運営者情報へ。

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