分詞の後置修飾は、写真の説明でいちばん自然に出てきます。「門の前に立っている少年」「戦争のあとに建てられた校舎」「白い帽子をかぶっている男の人」——この1枚の本文は1950年の古い写真を説明する10文で、名詞+〜ing 5・名詞+過去分詞 5の10が出ます。⑦の was called は受け身の動詞で、名詞のあとの分詞ではない、という区別も入れてあります。
③の①②では分詞を関係代名詞(who is standing・which was built)に言い換え、入試の並べかえで頻出の書き換えを扱います。④は実物の写真を1枚スクリーンに出すと、分詞の文が量産されます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(分詞の後置修飾を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "A Picture Taken in 1950"(オリジナル・10文・約98語)に分詞が10回 |
| ①の分け方 | 名詞+〜ing(〜している・する側)/名詞+過去分詞(〜された・される側) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"A Picture Taken in 1950"
This is a picture taken in 1950. The boy standing in front of the gate is my grandfather. The building behind him is the old school built after the war. The girl holding a small dog is his sister. Look at the man wearing a white hat. He was a teacher loved by everyone in the town. The dog sleeping under the bench was called Pochi. The words written on the gate say "Welcome." The children playing in the yard are all over eighty now. A picture kept in a drawer for seventy years still tells a story.
5つの問いの見どころ
②は「門の前に立っている少年は祖父だ(T・②)」「建物は戦争の前に建てられた(F・③)」「What was the dog sleeping under the bench called?(Pochi.)」「What do the words written on the gate say?("Welcome.")」で、3・4は問いの中の分詞をそのまま本文でさがせます。③は「②を who で」「③の built を which で」「英語で書かれた手紙 を過去分詞で」「ピアノをひいている女の子 を 〜ing で」。④は「いつとられた写真か→〜している人→〜された物→もう1人→しめ」の5行で、分詞を4回以上。⑤のキーワードは 1950・gate・dog・white hat・eighty です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「分詞の定着ドリル」(無料)。「分詞 -ing・-ed と関係代名詞の使い分けワークシート」(Premium)で言い換えを深める。前の1枚は「文法を読む⑱——関係代名詞」、次は「文法を読む⑳——仮定法」(Premium)。
