分詞の後置修飾がいちばん自然に働く場面は、写真の説明です。写真には複数の人やものが写っているから、「たこ焼きを食べている男の子」「屋根の上を飛んでいる鳥」と特定する必要が生まれ、その特定こそが後置修飾の仕事だからです。このワークシートは、導入と定着ドリルのあとに置く応用の1枚で、学校生活の写真(行事の写真、なければ思い出の場面の絵)に展覧会風のキャプションをつけます。This is a photo taken at our school trip. The boy eating takoyaki is Ken.——書いたキャプションは教室の「写真展」で鑑賞し合います。
この教材で解決できる悩み
- 分詞の練習が「-ingか過去分詞かを選ぶ」記号問題で終わっている
- 中3の受験期、書く活動に気持ちが乗る場面を作りたい
- 作品を作らせても、見せ合う時間が取れずに回収して終わりになる
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学3年(分詞の後置修飾の学習後。BLUE SKY 3ほか全教科書対応) |
| 形式 | 表=つくる(ゴール→お手本→表現バンク→写真選び→キャプション)/裏=つたえる・ふりかえる(ギャラリーウォーク→付せん投票→自己評価4観点) |
| 時間 | 30〜40分(写真持参は事前指示。絵で代用可) |
| 条件 | 各写真に2文・現在分詞と過去分詞を最低1回ずつ |
「している側」か「される側」かを、写真が教えてくれる
現在分詞と過去分詞の選択は、ルールで暗記させると混乱しますが、写真を前にすると自然に決まります。男の子は食べている側だから eating、写真は撮られた側だから taken、お寺は建てられた側だから built。「その名詞は、する側?される側?」という問いが、写真という具体物の上でなら誰にでも判断できる——これが場面の力です。ギャラリーウォークでは見る側がキャプションを音読するルールなので、書いた英語が必ず誰かの声になります。仕上げは「キャプションが一番うまい作品」への付せん投票。
導入・定着との一本道
同じBLUE SKY 3の分詞には定着ドリル(分詞の定着ドリル)があります。導入→ドリル→この応用で一本道が完成。関係代名詞の単元に入ったら、同じ写真のキャプションを who / which で書き換えると、後置修飾ファミリーの整理(分詞と関係代名詞の守備範囲)が1枚でできます。