不定詞の3用法は、「動詞のあと? 文の外側? 名詞のあと?」という位置の問いで見分けられます。この1枚の本文はパイロットになりたい生徒の11文で、want to be(名詞的)・To fly a plane(副詞的)・things to remember(形容詞的)の10が混ざっています。①の3列に仕分けるとき、⑥の It is important to read English quickly. は迷うので、答え合わせで「to read が本当の主語」を1分扱います。
②の「去年、空港で働いた」(F)は went to an airport to see real pilots の「目的」まで読めているかを見る問いです。④は夢がなければ「好きなことのために」でよい、と指導メモに書いてあります。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(不定詞3用法を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "Why I Study English"(オリジナル・11文・約110語)に不定詞が10回 |
| ①の分け方 | 〜すること(名詞の働き)/〜するために(目的)/〜するための・〜すべき(名詞のあと) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"Why I Study English"
Many students ask me, "Why do you study English so hard?" I want to be a pilot. To fly a plane, you need English for talking with the airport. Last year, I went to an airport to see real pilots. A pilot gave me a lot of things to remember. He said, "It is important to read English quickly." So I have a plan to read one English page every day. I also try to talk with our ALT after school. Sometimes I have nothing to say, but she waits with a smile. I study English to make my dream come true. What do you want to do with English?
5つの問いの見どころ
②は「パイロットになりたい(T・②)」「去年、空港で働いた(F・④)」「What is the writer's plan?(To read one English page every day.)」「Why does the writer study English?(To make his/her dream come true.)」。③は「②を My sister で(wants)」「④の to see を パイロットと話すために に」「⑥を 英語を毎日話すことは大切だ に」「⑨の nothing to say を 言うことがたくさんある に」。④は「なりたいもの→そのために必要なこと→前にしたこと(〜するために)→計画・していること→読む人への質問」の5行で、to+動詞を4回以上。⑤のキーワードは pilot・airport・one page・ALT・dream です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「不定詞の定着ドリル」(無料)。「不定詞3用法の使い分けワークシート」(Premium)で位置による見分けを深める。前の1枚は「文法を読む⑪——接続詞」、次は「文法を読む⑬——動名詞」(Premium)。
