命令文はレシピ・ルール・道案内の言葉です。この1枚の本文はおにぎりの作り方を12文で書き、動詞で始まる文7・Don't 2・Let's/Please 3の命令文が出ます。冒頭の Onigiri is easy and fun. だけが be動詞の文で、「主語がない文が命令文」という見分けを、この1文との対比で入れます。
②の「熱いご飯を使う」(F)は Don't use hot rice. が根拠で、Don't を読み飛ばすと T になります。④では自分の「作り方・やり方」を Let's→First→Then→Don't→Please の骨組みで書き、⑤では相手に動作をしながら聞かせると盛り上がります。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(命令文を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "Let's Make Onigiri!"(オリジナル・12文・約61語)に命令文が12回 |
| ①の分け方 | 動詞で始まる(〜しなさい)/Don't(〜するな)/Let's・Please |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"Let's Make Onigiri!"
Onigiri is easy and fun. Let's make some for the picnic! First, wash your hands. Put some rice in a bowl. Don't use hot rice. Wait for two minutes. Then, wet your hands and take some rice. Press it softly. Don't press too hard. Put a pickled plum in the middle. Please try it. Let's eat it under the cherry trees! ——⑦は動詞が2つ(wet・take)なので2つ数えます。
5つの問いの見どころ
②は「最初に手を洗う(T・③)」「熱いご飯を使う(F・⑤)」「What do you put in the middle?(A pickled plum.)」「Where do they eat the onigiri?(Under the cherry trees.)」。③は「Don't use → Use」「Press → Don't press」「Please try → Let's try」「⑫の食べる場所を自分で決めて」。④は「さそい(Let's)→最初に→次に→してはいけないこと(Don't)→最後に(Please / Let's)」の5行で、命令文を4回以上。⑤のキーワードは hands・rice・two minutes・softly・cherry trees です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「命令文の定着ドリル」(無料)。「命令文の使い分けワークシート」(Premium)で Don't・Let's・Please を深める。前の1枚は「文法を読む③——三単現」、次は「文法を読む⑤——過去形」(Premium)。
