can の本文で落ちるのは can と can't の聞き分け・読み分けです。「モモは泳げる」(F)は she can't swim の t を読み落とすと T になります。この1枚の本文は犬のモモのできること・できないことを9文で書き、can 5・can't 3・Can 〜? 2の10が出ます。主語が she でも can のあとが原形のままであること(can run・can jump・can catch)を、①で10回書き出しながら確かめます。
④は「だれ(何)の紹介→できること2つ→できないこと→質問と答え→いちばんすごいこと」の骨組みで、ロボットやペットを許すと can の文が量産されます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(canを習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "What Can Momo Do?"(オリジナル・9文・約68語)にcanが10回 |
| ①の分け方 | できる(can+動詞)/できない(can't+動詞)/できますか(Can+主語+動詞?) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"What Can Momo Do?"
This is my dog, Momo. She can run very fast, and she can jump high. She can catch a ball in the air. But she can't swim. She can't climb trees, either. "Can she sing?" my friends ask. "No, she can't. But she can howl with the siren," I say. Can you guess her favorite thing? It is my bed. She can open the door with her nose! ——⑦の No, she can't. は動詞が省略された can't として数えます。
5つの問いの見どころ
②は「モモは泳げる(F・④)」「ボールを空中でつかまえられる(T・③)」「Can Momo sing?(No, she can't.)」「How does Momo open the door?(With her nose.)」。③は「②の can jump を否定文に」「④を できる の文に」「③を疑問文に」「⑨の She can open を I で自分の文に」。④は can を4回以上。⑤のキーワードは Momo・fast・swim・sing・nose です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「can の文の定着ドリル」(無料)。「can と現在形の使い分けワークシート」(Premium)で「できる」と「する」を深める。前の1枚は「文法を読む⑥——現在進行形」、次は「文法を読む⑧——未来表現」(Premium)。
