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英語教材ラボ 小学校版

第6学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 6 Unit 3 "My Weekend"|本時=第6時/全8時間

小6「週末・過去の表現」研究授業の細案

この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。

  • ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。

本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む

単元の目標

おたがいの休みの過ごし方を知るために、週末や夏休みにしたことや感想について、I went to .... / I ate .... / It was .... などの表現を用いて伝え合うことができる。

単元の評価規準(領域別)

領域知識・技能思考・判断・表現主体的に学習に取り組む態度
話すこと[やり取り]〈知識〉What did you do? / I went to .... / I ate .... / I saw .... / It was .... などの表現について理解している。〈技能〉週末や夏休みにしたことと感想について、I went to .... / It was .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。おたがいの休みの過ごし方を知るために、したことや感想について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。おたがいの休みの過ごし方を知るために、したことや感想について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。

単元について

(1) 教材観

本単元は、週末や夏休みにしたことと感想を伝え合う単元で、外国語科の「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールは班の中の「思い出トーク」と質問タイムで、子どもは話す人とたずねる人の両方を経験する。

went・ate・saw・enjoyed は、子どもが初めて出会う過去の言い方である。本単元では過去形のきまりは説明せず、「行った」「食べた」というひとかたまりの音として、かるたやチャンツで耳と口に入れてから話す活動へ渡す。go と went の関係に気づいた子には、中学校で学ぶことを伝えて流す。

この単元でいちばん気をつけたいのは、休みの過ごし方の差である。どこへ行ったかを語らせると、伝え方の学習が旅行の報告会に変わる。そこで第1時の先生の話は公園や家で過ごした週末から始め、I stayed home. を黒板に出しておく。第7時もランキングにはせず、したことごとの人数を数えるクラスの夏休みマップにする(stayed home も同じように数え、遠さや名前は並べない)。

本単元の補給は、聞く人の質問に寄せている。話す人の3文(行った→した→どうだった)は第5時までに組み立てを終えているので、思い出トークが会話になるかどうかは、Where? / What did you eat? のような質問が1つ返るかで決まるからである。

(2) 児童観

学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「これまでの単元で、自分のことを2〜3文続けて話した場面」・「友だちの話を聞いて、質問を返せずに終わりがちな場面」・「休みの話題への子どもの構え(出かけた話・家で過ごした話)」。

書き出しの型

  1. ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
  2. ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
  3. ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。

書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ

(3) 指導観

  • ① 先生の「なにもしなかった日」の Small Talk で、家の日も1文になると見せる(本時の 5–10)先生が I stayed home. I watched TV. It was relaxing! を笑いながら堂々と言い、子どももペアでのんびりした日を1つ伝え合う。出かけていない子が思い出トークで黙らずにすむよう、家の日も同じ1つの思い出だと、黒板のことばとして先に見せておくためである。
  • ② 中間指導で、聞きたかったことを補給表の質問から英語にする(本時の 24–30)1回目の質問タイムで、聞きたかったのに英語が出なかったことを日本語のまま集め、補給表の8つの中から近い質問を選んで黒板の右に書く。質問は2回目にすぐ使え、英語が専門でない担任でも補給表を読むだけで同じ形で進められる。
  • ③ 過去の言い方は説明せず、かるたで音のかたまりとして入れる(単元全体)went・ate・saw・enjoyed は第2時の過去チャンクかるたで、文を聞いて取り、取ったら言う形で何度も耳と口に通す。形のきまりを先に説明すると、話す時間が文法の確かめに変わるので、本時の思い出トークでも go と went の言いまちがいは直さず、伝わったかだけを見る。

①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。

研究主題との関わり

研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。

〔伝え合う力〕
目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
〔ICT の活用〕
45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
〔すべての子が参加できる授業〕
指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。

本単元では、友だちの休みの過ごし方を知りたいという目的のもとで、思い出トークの質問を自分で選んでたずね、やり取りを続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。

協議の視点

  1. (1) 中間指導で補給した質問が、2回目の質問タイムのやり取りの続き方を変えたか
  2. (2) 先生の「なにもしなかった日」の Small Talk(手立て①)は、家で過ごした子が思い出トークで話し出すことにつながっていたか
  3. (3) go と went の言いまちがいを直さない進め方(手立て③)は、伝え合う時間を守れていたか

付録(提出しない部分)

  • ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
  • ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。

細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。

日英併記版(ALT用)の全文を見る

1 Overview/概要

単元名週末・夏休みレポーター(NEW HORIZON Elementary 6 Unit 3 "My Weekend")UnitUnit 3 "My Weekend" (NEW HORIZON Elementary 6)
単元の目標おたがいの休みの過ごし方を知るために、週末や夏休みにしたことや感想について、I went to .... / I ate .... / It was .... などの表現を用いて伝え合うことができる。Unit goalStudents tell each other what they did on the weekend or in summer and how it was, to learn how their classmates spent their holidays.
本時の目標友だちの休みの過ごし方を知るために、思い出トークを聞いて質問を1つ選んでたずねたり、たずねられたことに答えたりしながら、したことや感想について伝え合うことができる。Lesson goalAfter a classmate's memory talk, students choose one question and ask it, and they answer the questions they are asked.
主な表現What did you do? / I went to .... / I ate .... / I saw .... / It was .... / How was it?Target expressionsWhat did you do? / I went to .... / I ate .... / I saw .... / It was .... / How was it?
教材観(要約)本単元は、週末や夏休みにしたことと感想を伝え合う単元で、外国語科の「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールは班の中の「思い出トーク」と質問タイムで、子どもは話す人とたずねる人の両方を経験する。About this unitThe goal is a memory talk in groups, followed by a question time. Students meet went, ate, saw and enjoyed for the first time. We teach them as chunks of sound, not as grammar. "I stayed home." is on the board from Lesson 1. We never compare places.
指導観(要約)①先生の「なにもしなかった日」の Small Talk で、家の日も1文になると見せる ②中間指導で、聞きたかったことを補給表の質問から英語にする ③過去の言い方は説明せず、かるたで音のかたまりとして入れるTeaching points(1) Small Talk: the teacher talks about a lazy day at home. (2) Mid-lesson support: students say in Japanese what they wanted to ask, and we choose a question from a fixed list. (3) We do not correct mistakes with go and went.
児童観担任が書くClass profile (HRT writes)【 】

2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)

TimeActivity/学習活動HRT(T1)ALT(T2)
0–5Greeting. Sing a song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。Hello, everyone! How are you?あいさつGreets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ
5–10Small Talk: the teacher talks about a lazy day at home. Pairs talk about one relaxing day.先生の「なにもしなかった日」(家・テレビ・寝た)を聞く→ペアで、のんびりした日を1つ伝え合う(1分×2回・相手を替えて)。Small Talk script 2, topic 1.台本②話題1で家の日を話すSays one sentence about a day at home, too.ALT も家で過ごした日を1文
10–15Say the seven phrases on the poster.ポスターの7文をくり返す。上の4つ(話す人)→下の3つ(聞く人)。Let's say the top four. Now, the bottom three.上の4つ、次に下の3つModels the pronunciation.発音のお手本
15–17Read today's goal.めあてを読む。聞く人が質問を1つできたら大成功と聞く。Ask one question today.今日は質問を1つReads the goal with the class.めあてを一緒に読む
17–24Round 1: two students in each group talk for 30 seconds. The others ask one question.1回目。班で2人が話す(1人30秒)→聞いた人が質問を1つ(質問タイム1分)。Listen and ask your friend.聞いたら質問を1つJoins a group and models one question. Does not record.班に入り質問のお手本(記録はしない)
24–30Students say what they wanted to ask (Japanese is OK). The class practices questions from the support list.聞きたかったことを日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→2回目の質問を1つ決め、となりに1回言う。What did you want to ask? Japanese is OK.聞きたかったことは? 日本語でいいよModels the questions from the list.補給表の質問のお手本
30–37Round 2: the other two students talk. Listeners try a new question.2回目。残りの2人が話す→質問タイム。使えそうなら、補給した質問を1つ使う。Ask a new one!使えそうなら補給した質問を1つWalks around and reacts with "Wow!" or "Nice!".まわって相づちを返す
37–45Students think about whether they tried a new question, and write one line on the reflection card.2回目に補給した質問を使ってみたかを思い出す→振り返りカードの毎時間の欄に1行。Good job! See you!よくがんばりましたGives one short, positive comment.ひとことほめる

3 Board/板書

Left/左Center/中Right/右:New questions/質問の補給
Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:友だちの思い出をもっと知るために、質問を1つしよう(話す人)I went to ~. I ate ~. It was ~.(聞く人)Wow! / How was it?I stayed home.(第1時から)Words for a day at home: stayed home, watched TV (from Small Talk)(家の日のことば:stayed home・watched TV(Small Talk から))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない)
Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))/Three-sentence pattern (since Lesson 5)(3文の型(第5時から))TV only/映すだけ:How Round 1 and Round 2 work (shown on the TV only, not written on the board)(1回目・2回目の進め方(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:A list of places students went(思い出の行き先の一覧)/Students' names(児童の名前)

What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)

  • ・Does the student choose a question (Where? / How was it?) and ask it after a classmate's talk?
  • ・Does the student give an answer that fits the question?

(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。

Not judged/評価に入れないこと

  • ・Mistakes with go and went(go と went の言いまちがい)
  • ・What students did (places, how far, how many times)(思い出の中身(行き先・遠さ・回数))
  • ・How long students talk, or whether they say all three sentences(話した長さ・3文そろったか)
  • ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)

Please don't/お願いしないこと

  • ・Please don't ask where the students traveled or how far.
  • ・Please don't compare students' memories.
  • ・Please don't correct mistakes with go and went during the activity.
  • ・Please don't explain the past tense.
  • ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
  • ・Please don't rank students, groups or their work.

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公開: 2026-10-12