第6学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 6 Unit 5 "Where is it from?"|本時=第6時/全8時間
小6「世界とのつながり」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む
単元の目標
自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものがどこから来ているかを調べ、It's a .... / It's from .... / ... is in .... などの表現を用いてグループのマップで紹介し、伝え合うことができる。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | 〈知識〉Where is it from? / It's from .... / ... is in .... などの表現について理解している。〈技能〉身の回りのものとその産地について、Where is it from? / It's from .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものとその産地について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものとその産地について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。 |
| 話すこと[発表] | 〈知識〉It's a .... / It's from .... / ... is in .... などの表現について理解している。〈技能〉身の回りのものとその産地について、It's a .... / It's from .... / ... is in .... などを用いて話す技能を身に付けている。 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものとその産地について、簡単な語句や基本的な表現を用いて紹介している。 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものとその産地について、簡単な語句や基本的な表現を用いて紹介しようとしている。 |
単元について
(1) 教材観
本単元は、身の回りのものがどこの国から来ているかを調べ、もの・国・地いきの順で紹介する単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[発表]」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて話したり伝え合ったりする言語活動である。単元のゴールは、班で調べた3つのものを世界地図にまとめた Made in マップの発表で、子どもは発表する側と、質問を返す聞き手の側の両方を経験する。
主な表現は It's a .... / It's from .... / ... is in .... の3文で、この順を黒板とポスターに固定する。from は「〜から来た」の合図の音として扱い、be動詞と from の説明はしない。言う順番が決まっていることで、3文を迷わずつなげることができる。
地いきの言い方(Asia / Europe など6つ)は、5年の社会科で学んだ六大陸と同じ地図で扱う。国をさがして地図を指でたどる時間が、社会科の学習と英語をつなぐ。ただし「原材料」「輸入」のような社会科のことばは英語にせず、深い調べ学習は社会科に預ける。
調べる対象は教室と学校にあるものに限る。家の持ち物を教材にすると、産地調べがねだんやブランドの比べ合いに変わり、家庭の差が教室に出るからである。第1時に「調べるのは国だけ。ねだん・メーカーは見ない・言わない・書かない」を学級で決めて掲示し、単元のおわりまで使う。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「これまでの単元で、発表を聞く側が黙って待つだけになりがちだった場面」・「聞き返し(One more time, please.)や相づちを使えた場面」・「社会科で学んだ六大陸と世界地図への慣れ」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① Small Talk で先生が答えにつまり、子どもが質問で助ける場面を先に経験させる(本時の 5–10)先生がサッカーボールの国でつまって3秒待ち、子どもの Where is it from? / Is it in Asia? で話が続くところを全体で見せる。発表で相手が止まったときに、聞き手が質問で助けられるようにするためである。Is it in Asia? は二択なので、助けられた側も1語で返せる。
- ② 中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない)(本時の 24–30)1回目の発表のあとに、聞きたかったのに聞けなかったことを日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。補給を聞き手の質問に寄せるのは、発表の3文は台本にあり、2回目が伸びるかは質問の数で決まるからである。先生がその場で英語を作らないので、英語が専門でない担任でも同じ形で進められる。
- ③ もの→国→地いきの順を黒板に固定し、調べる対象を教室と学校のものに限る(単元全体)3文の順をポスターと黒板で単元のおわりまで変えず、発表で何をどの順に言うかに迷わないようにする。調べる対象を学校の備品に限ることで、持ち物のねだんやブランドの比べ合いを起こさず、どこから来たかを伝えることに力を使えるようにする。
①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるという目的のもとで、聞き手が質問を返し、発表をやり取りへと自分たちで続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) 中間指導で補給した質問が、2回目の発表のやり取りの続け方を変えたか
- (2) もの→国→地いきの順の固定(手立て③)は、発表で言うことに迷わない支えになっていたか
- (3) Small Talk で先生がつまる場面(手立て①)は、発表で相手が止まったときの質問につながっていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | Made in 調査隊!世界とのつながり(NEW HORIZON Elementary 6 Unit 5 "Where is it from?") | Unit | Unit 5 "Where is it from?" (NEW HORIZON Elementary 6) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、身の回りのものがどこから来ているかを調べ、It's a .... / It's from .... / ... is in .... などの表現を用いてグループのマップで紹介し、伝え合うことができる。 | Unit goal | Students find out where things at school come from and introduce them with their group's map, using "It's a ....", "It's from ...." and "... is in ....", to show that our lives are connected to the world. |
| 本時の目標 | 自分たちのくらしが世界とつながっていることを伝えるために、マップを指しながら見つけたものの国と地いきを伝え、聞くときは Where is it from? / Is it in Asia? などで1つたずねて伝え合うことができる。 | Lesson goal | Students tell the country and the region of the things on their map, and as listeners, they ask one question such as "Where is it from?" or "Is it in Asia?". |
| 主な表現 | Where is it from? / It's a .... / It's from .... / ... is in .... / Is it in Asia? | Target expressions | Where is it from? / It's a .... / It's from .... / ... is in .... / Is it in Asia? |
| 教材観(要約) | 本単元は、身の回りのものがどこの国から来ているかを調べ、もの・国・地いきの順で紹介する単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[発表]」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて話したり伝え合ったりする言語活動である。単元のゴールは、班で調べた3つのものを世界地図にまとめた Made in マップの発表で、子どもは発表する側と、質問を返す聞き手の側の両方を経験する。 | About this unit | The goal is a presentation with each group's "Made in" map. Every student presents and also asks questions as a listener. Students always say three sentences in the same order: thing, country, region. We do not explain grammar. Students check only things at school, not things from home, so that no one compares prices or brands. |
| 指導観(要約) | ①Small Talk で先生が答えにつまり、子どもが質問で助ける場面を先に経験させる ②中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない) ③もの→国→地いきの順を黒板に固定し、調べる対象を教室と学校のものに限る | Teaching points | (1) Small Talk: the teacher gets stuck. Students help with a question such as "Is it in Asia?". (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to ask in Japanese, and we choose English from a fixed list. (3) The order thing → country → region stays on the board for the whole unit. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. Sing a song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ |
| 5–10 | Small Talk: the teacher gets stuck. Students help with a question. Then pairs try it.先生がサッカーボールの国でつまる→子どもが Where is it from? / Is it in Asia? でたずねて助けるのを見る→ペアで、相手が止まったら質問で助ける(1分×2回)。 | Plays the one who gets stuck (Small Talk script 2, topic 1).台本②話題1で、つまる役をする | Joins a pair that gets stuck and waits for a question.止まった組に入り、質問を待つ |
| 10–15 | Say the six phrases on the poster: presenters (top three) and listeners (bottom three).ポスターの6文を、上の3つ(紹介する人)と下の3つ(聞く人)に分けてくり返す。 | Let's say the top three. Now, the bottom three.上の3つ、下の3つ | Models the pronunciation.発音のお手本 |
| 15–17 | Read today's goal.めあてを読む。「質問が返ってきたら、発表は完成」と聞く。 | (In Japanese) A question back makes your presentation complete.質問が返ってきたら発表は完成 | Reads the goal with the class.めあてを一緒に読む |
| 17–24 | Presentation 1 with the next group (three minutes each). Listeners ask one question.発表1回目(となりの班と)。前半3分:右の班が発表→左の班が質問を1つ→交代→後半3分。 | Let's present! Where is it from?発表しよう。聞く人は質問を1つ | Listens to groups as a listener. Does not record.聞く人として班をまわる(記録はしない) |
| 24–30 | Students say what they wanted to ask, in Japanese. Three or four groups share one each. The class practices English from the list.聞きたかったこと・こまった質問を日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→2回目にする質問を1つ決め、となりに1回言う。 | What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよ | Models the English phrases from the list.補給表の英語のお手本 |
| 30–37 | Presentation 2 with a new group. Listeners use the question they chose.別の班と組んで2回目(前半3分→交代→後半3分)。聞く人は、決めた質問を1つ使う。 | Now, with a new group. Ask one question.別の班と。質問を1つ | Listens to groups as a listener.聞く人として班をまわる |
| 37–45 | Students write one line on the reflection card.振り返りカードの毎時間の欄に1行(質問が返ってきたか・自分が質問できたか)。 | Good job! See you next time.よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:New phrases/ことばの補給 | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:しつもんが返ってくるように、マップで世界とのつながりを伝えよう | It's a ball.It's from Pakistan.Pakistan is in Asia.Where is it from? Is it in Asia? | Is it in Asia? → Yes, it is. / No, it isn't. (the sentence from Small Talk)(Is it in Asia? → Yes, it is. / No, it isn't.(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない) | |
| Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))/World map for the classroom(世界地図(教室掲示用))/Our class rules for the Made in research (since Lesson 1)(Made in 調査のきまり(第1時から))TV only/映すだけ:How to present, first half / second half (shown on the TV only, not written on the board)(発表のしかた・前半/後半(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:How many questions each group got(班ごとの質問の数)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・Does the student tell the country and the region of their thing, pointing to the map?
- ・As a listener, does the student ask one question such as "Where is it from?" or "Is it in Asia?"?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・Pronunciation of country and region names(国名・地いき名の発音)
- ・How many things students found, or how rare they are(見つけたものの数・めずらしさ)
- ・How well the map pictures are drawn(マップの絵の出来)
- ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't answer for the students. Please wait.
- ・Please don't compare groups.
- ・Please don't talk about prices or brands.
- ・Please don't correct the pronunciation of country names during the activity.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12