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英語教材ラボ 小学校版

第6学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 6 Unit 7 "My Best Memory"|本時=第6時/全8時間

小6「小学校の思い出」研究授業の細案

この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。

  • ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。

本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む

単元の目標

6年間の思い出を分かち合うために、小学校生活でいちばんの思い出について、したことや気持ちを My best memory is .... などの表現を用いて伝え合うことができる。

単元の評価規準(領域別)

領域知識・技能思考・判断・表現主体的に学習に取り組む態度
話すこと[やり取り]〈知識〉What's your best memory? / My best memory is .... / We went to .... / We enjoyed .... / It was .... などの表現について理解している。〈技能〉小学校生活の思い出について、したことや感想を My best memory is .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。6年間の思い出を分かち合うために、いちばんの思い出について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。6年間の思い出を分かち合うために、いちばんの思い出について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。

単元について

(1) 教材観

本単元は、小学校生活でいちばんの思い出について、したことや気持ちを伝え合う単元で、学習指導要領の外国語科の「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールは、一人一枚の思い出パネルを使った「思い出ミュージアム」で、子どもは案内役とお客さんの両方の立場を経験する。

言語材料は、6年の Unit 3(週末・夏休みの話)で音から親しんだ went・enjoyed・It was .... を、6年間の学校生活に使い直すものである。新しいのは主語が We になることと、行事名に our を付けることで、行事は学級みんなの出来事だからである。文法の説明はせず、板書をいつも We・our の形で見せるだけにする。

この単元でいちばん気をつけたいのは、思い出の持ち方の差である。転入や長い欠席、中止になった行事のために、みんなと同じ思い出を持たない子がいる。そこで第1時に「思い出は行事でなくてよい(給食・休み時間・そうじの時間も同じ)」と宣言し、先生の話にも行事でない思い出を入れる。第7時の班のいちおしは、班の全員がそこにいた思い出から選び、数えたり順番をつけたりしない。

やり取りが続くかどうかは、聞く側のことばで決まる。案内の3〜4文はパネルにあるので、会話になるかは What did you do? / How was it? などの質問が返るかにかかっている。本単元では、お客さんの質問を中間指導で補給し、同じ時間の2回目ですぐ使わせる。

(2) 児童観

学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「Unit 3(週末・夏休みの話)で、過去のことを went・enjoyed・It was .... で話した場面」・「やり取りで、答えたあとに質問を返せずに終わりがちな場面」・「学級の行事の思い出の持ち方(転入・欠席・中止の行事)」。

書き出しの型

  1. ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
  2. ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
  3. ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。

書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ

(3) 指導観

  • ① 思い出リレーの Small Talk で、答えたら質問を回す流れを先に経験させる(本時の 5–10)先生と手をあげた子で、答えたあとに同じ質問を次の人へ回すところを全体で見せる。ミュージアムで案内を聞いたお客さんが、だまって次へ行かずに質問を返せるようにするためである。
  • ② 中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない)(本時の 24–30)1回目のあとに、聞きたかったのに聞けなかったことを日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。先生がその場で英語を作らないので、英語が専門でない担任でも同じ形で進められ、補給した質問を2回目にすぐ使える。
  • ③ 思い出を「この学校で楽しかった1日」に開き、お客さんは合図で順に回る(単元全体)行事でない思い出(給食・休み時間)も同じ土俵に置くので、転入した子や行事に出られなかった子も自分の思い出で案内できる。お客さんが合図で順に回るので、どのパネルにも同じようにお客さんが来る。

①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。

研究主題との関わり

研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。

〔伝え合う力〕
目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
〔ICT の活用〕
45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
〔すべての子が参加できる授業〕
指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。

本単元では、6年間の思い出を分かち合うという目的のもとで、相手の思い出に質問を返しながらやり取りを続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。

協議の視点

  1. (1) 中間指導で補給した質問が、2回目のやり取りの続け方を変えたか
  2. (2) 思い出リレー(手立て①)は、ミュージアムで質問を返すことにつながっていたか
  3. (3) 「行事でなくてよい」と順に回る形(手立て③)は、全員が自分の思い出で案内することを支えていたか

付録(提出しない部分)

  • ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
  • ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。

細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。

日英併記版(ALT用)の全文を見る

1 Overview/概要

単元名小学校の思い出をつたえよう(NEW HORIZON Elementary 6 Unit 7 "My Best Memory")UnitUnit 7 "My Best Memory" (NEW HORIZON Elementary 6)
単元の目標6年間の思い出を分かち合うために、小学校生活でいちばんの思い出について、したことや気持ちを My best memory is .... などの表現を用いて伝え合うことができる。Unit goalStudents talk about their best memories of elementary school (what they did and how they felt) and ask each other about them, so that the class can share six years of memories.
本時の目標6年間の思い出を分かち合うために、思い出ミュージアムで、相手の思い出に What did you do? や How was it? と質問を返しながら、いちばんの思い出について伝え合うことができる。Lesson goalStudents keep the conversation going: visitors ask follow-up questions, such as "What did you do?" or "How was it?", and guides answer them.
主な表現What's your best memory? / My best memory is .... / We went to .... / We enjoyed .... / It was .... / What did you do? / How was it?Target expressionsWhat's your best memory? / My best memory is .... / We went to .... / We enjoyed .... / It was .... / What did you do? / How was it?
教材観(要約)本単元は、小学校生活でいちばんの思い出について、したことや気持ちを伝え合う単元で、学習指導要領の外国語科の「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールは、一人一枚の思い出パネルを使った「思い出ミュージアム」で、子どもは案内役とお客さんの両方の立場を経験する。About this unitGoal: a memory museum. Each student makes one panel and is both a guide and a visitor. The subject is "We" because school events are shared by the class, and event names take "our" (our sports day). We do not explain grammar. Any day at this school can be a best memory (lunch time, recess), so students who joined the school later or missed events can take part.
指導観(要約)①思い出リレーの Small Talk で、答えたら質問を回す流れを先に経験させる ②中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない) ③思い出を「この学校で楽しかった1日」に開き、お客さんは合図で順に回るTeaching points(1) Small Talk: a memory relay. Students answer, then pass the question on. (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to ask in Japanese; we choose English from a fixed list. (3) Visitors move to the next panel on a signal, so every panel gets visitors.
児童観担任が書くClass profile (HRT writes)【 】

2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)

TimeActivity/学習活動HRT(T1)ALT(T2)
0–5Greeting and a song from the textbook.あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。Hello, everyone! How are you?あいさつGreets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ
5–10Small Talk: a memory relay. Then pairs pass the question on.思い出リレーを見る(先生→手をあげた3人→先生。答えたら次の人に質問を回す)→ペアで回す(1分×2)。Leads the relay (script 2, topic 1).台本②話題1でリレーを始めるIs the last runner in the relay.さいごの走者
10–15Say the poster phrases: guides (top four), visitors (bottom three).ポスターの7文を、上の4つ(案内役)と下の3つ(お客さん)に分けてくり返す。Guides, top four. Visitors, bottom three.上の4つは案内役、下の3つはお客さんModels the pronunciation.発音のお手本
15–17Read today's goal.めあてを読む。「質問が返ってきて、案内は完成」と聞く。Let's open our museum today.今日はミュージアムを開きますReads the goal with the class.めあてを一緒に読む
17–24Museum, Round 1: Groups 1, 3, 5 and 7 are guides. Visitors move on a signal (one minute each).ミュージアム1回目。1・3・5・7班が案内役、2・4・6・8班がお客さん。お客さんは合図で、となりのパネルへ(1組1分)。Visitors, go to the next panel.お客さんは、となりのパネルへVisits panels as a visitor. Does not record.お客さんとして回る(記録はしない)
24–30Students say what they wanted to ask (Japanese is OK), then practice English from the support list.聞きたかったことを日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→2回目にする質問を1つ決め、となりに1回言う。What did you want to ask? Japanese is OK.聞きたかったことは? 日本語でいいよModels the English phrases from the list.補給表の英語のお手本
30–37Round 2: Students change roles and try the question they chose.役を交代して2回目(2・4・6・8班が案内役)。お客さんは、使えそうなら決めた質問を使う。Change roles. Ask your new question if you can.交代。使えそうなら、決めた質問を使おうVisits panels as a visitor.お客さんとして回る
37–45Students raise their hands if they asked more questions than in Round 1. Then they write one line on the reflection card.1回目より質問を返せたかを挙手で確かめる→振り返りカードに1行。Good job! See you next time.よくがんばりましたGives one short, positive comment.ひとことほめる

3 Board/板書

Left/左Center/中Right/右:New phrases/ことばの補給
Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:質問を返して、思い出の話を続けよう(客)What's your best memory?(案内)My best memory is ~. It was ~.(客)What did you do? How was it?(客)Wow! Me, too!My best memory is .... → What's your best memory? (the question passed on in Small Talk)(My best memory is ~. → What's your best memory?(Small Talk で回せた聞き方))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない)
Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))TV only/映すだけ:Groups for Round 1 / Round 2, one minute per visit (shown on the TV only, not written on the board)(前半・後半の班・1組1分(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:How many visitors each panel had(パネルに来たお客さんの数)/Students' names(児童の名前)

What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)

  • ・As a visitor: the student asks a follow-up question, such as "What did you do?" or "How was it?"
  • ・As a guide: the student answers the visitor's question (one word or pointing at the panel is OK).

(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。

Not judged/評価に入れないこと

  • ・Past-tense accuracy (go / went)(過去形の正確さ(go / went))
  • ・Which memory students choose (an event or not, and whether they took part)(選んだ思い出(行事かどうか・参加したか))
  • ・How well the panel pictures are drawn(パネルの絵の出来)
  • ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)

Please don't/お願いしないこと

  • ・Please don't ask students which events they missed.
  • ・Please don't correct past-tense mistakes (go / went) during the activity.
  • ・Please don't change "our" to "the" in event names (our sports day).
  • ・Please don't talk about family trips or how far people traveled.
  • ・Please don't count visitors or compare panels.
  • ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
  • ・Please don't rank students, groups or their work.

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公開: 2026-10-12