第6学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 6 Unit 6 "Save the animals."|本時=第6時/全8時間
小6「生き物と環境」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む
単元の目標
生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物について、そのすみかやこまっていること、自分たちにできることを、Where do ~ live? / They live in .... / ~ is a big problem. / We can .... などの表現を用いて、グループのポスターで伝え合うことができる。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | 〈知識〉Where do ~ live? / They live in .... / Why? などの表現について理解している。〈技能〉守りたい生き物のすみかやこまっていることについて、Where do ~ live? / Why? などを用いて質問したり、They live in .... などを用いて答えたりして伝え合う技能を身に付けている。 | 生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物やそのすみか、自分たちにできることについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。 | 生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物やそのすみか、自分たちにできることについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。 |
| 話すこと[発表] | 〈知識〉They live in .... / ~ is a big problem. / We can .... などの表現について理解している。〈技能〉守りたい生き物について、そのすみか、こまっていること、自分たちにできることを、They live in .... / ~ is a big problem. / We can .... などを用いて話す技能を身に付けている。 | 生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物やそのすみか、自分たちにできることについて、ポスターを示しながら、簡単な語句や基本的な表現を用いて話している。 | 生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物やそのすみか、自分たちにできることについて、ポスターを示しながら、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝えようとしている。 |
単元について
(1) 教材観
本単元は、守りたい生き物について、そのすみか、こまっていること、自分たちにできることをグループのポスターで伝え合う単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[発表]」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールはポスターセッションで、子どもはポスターの前で説明する説明係と、ほかの班のポスターを回って質問する見学係の両方の立場を経験する。
主な表現の Where do ~ live? は疑問詞と do を使う形だが、文法の説明はしない。すみかをたずねる決まった言い方として音のかたまりで入れ、答えはいつも They live in .... の形にそろえている。生き物を複数の形で言うので、三人称単数の -s は出てこない。
生き物と環境は、6年の理科「生物と環境」ともつながる話題である。話す価値のある中身がそろっているぶん、45分が日本語の話し合いになりやすい。本単元では深い議論は理科や社会に預け、英語の時間は4文で伝えられたことを喜ぶ時間とする。こまっていることのために絵カードを増やさず、ことばバンクの4つ(Plastic・Garbage・Plastic trash・Hot weather)と、絵カードの plastic bottle・garbage で足りるようにしている。
環境の話はこわい話になりやすい。減っている数や強い写真は使わず、「いっしょにやろう」の言い方でそろえる。また、できることは教室や学校でできることから選び、家でしていることは聞かない。買い物のしかたや持ち物は家庭の事情に直結するからである。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「質問されて答える場面と、自分から質問する場面での様子の違い」・「Small Talk で、相手に質問を返せた場面」・「絵や実物を指しながら話した経験」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① Small Talk「聞かれてばっかり」で、質問を返す1文を先に経験させる(本時の 5–10)先生が質問だけを続け、「1回でいいから聞いてみて」で子どもが How about you? などを返すところを全体で見せる。セッションで見学係が黙って聞くだけにならず、自分から質問できるようにするためである。返せた1文は黒板の右に書き足し、第8時まで残す。
- ② 中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない)(本時の 24–30)1回目のあとに、聞きたかったのに聞けなかったことや答えにこまった質問を日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。補給は質問のことばに寄せる。説明の4文はもうポスターにあり、伸びしろは見学係の側にあるからである。表にないことばは、日本語で言ってポスターの絵を指す形で返す。
- ③ Why? の答えを、③の文をもう一度言う形にそろえる(because を使わない)(単元全体)見学係の Why? には、説明係がポスターの③の絵を指して ... is a big problem. をゆっくりもう一度言えば答えになる。because でつなぐ文を求めないので、説明係が答えに詰まらず、やり取りを止めずに続けられる。
①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、見学係の質問に答えたり、自分から質問を返したりして、ポスターの説明をやり取りに変えていく姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) 中間指導で補給した質問のことばが、2回目のセッションで見学係の質問の出方や中身を変えたか
- (2) Why? の答えを③の文の言い直しにそろえたこと(手立て③)は、説明係がやり取りを止めずに続けることにつながっていたか
- (3) Small Talk の「聞かれてばっかり」(手立て①)は、見学係が自分から質問することにつながっていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | 生き物を守ろう(NEW HORIZON Elementary 6 Unit 6 "Save the animals.") | Unit | Unit 6 "Save the animals." (NEW HORIZON Elementary 6) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 生き物と環境について考えを共有するために、守りたい生き物について、そのすみかやこまっていること、自分たちにできることを、Where do ~ live? / They live in .... / ~ is a big problem. / We can .... などの表現を用いて、グループのポスターで伝え合うことができる。 | Unit goal | To share ideas about animals and the environment, students use a group poster to tell others about an animal they want to protect (where it lives, its problem and what we can do), using "Where do ... live?", "They live in ....", "... is a big problem." and "We can ....". |
| 本時の目標 | 生き物を守ることについて考えを共有するために、ポスターセッションで、説明係として質問に内容の合う答えを返したり、見学係として質問したりしながら、伝え合うことができる。 | Lesson goal | In the poster session, to share ideas about protecting animals, presenters answer visitors' questions in a way that fits their poster, and visitors ask questions. |
| 主な表現 | Where do they live? / They live in .... / ... is a big problem. / We can .... / Why? | Target expressions | Where do they live? / They live in .... / ... is a big problem. / We can .... / Why? |
| 教材観(要約) | 本単元は、守りたい生き物について、そのすみか、こまっていること、自分たちにできることをグループのポスターで伝え合う単元である。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[発表]」と「話すこと[やり取り]」の領域にあたる。単元のゴールはポスターセッションで、子どもはポスターの前で説明する説明係と、ほかの班のポスターを回って質問する見学係の両方の立場を経験する。 | About this unit | The goal is a group poster session. Each group tells about an animal they want to protect in four sentences. "Where do ... live?" is always answered with "They live in ....", so students do not need the third-person -s. We do not explain grammar. Deep discussion belongs to science class. Here, we celebrate when students can say the four sentences. No scary stories; students choose things they can do at school. |
| 指導観(要約) | ①Small Talk「聞かれてばっかり」で、質問を返す1文を先に経験させる ②中間指導で「聞きたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない) ③Why? の答えを、③の文をもう一度言う形にそろえる(because を使わない) | Teaching points | (1) Small Talk: the teacher only asks questions, then says "Ask me one question!" (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to ask in Japanese; we pick English from a fixed list. (3) Students answer "Why?" by saying the problem sentence again. No "because". |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting and a song from the textbook.あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ |
| 5–10 | Small Talk: the teacher keeps asking one student questions, then says "Ask me one question!"先生が手をあげた子に質問を続ける→「1回でいいから聞いてみて」→ペアで How about you? を返す(1分×2)。 | Helps students who get stuck, pointing to the habitat chart.答えに迷った子のそばで早見表を指す | Reads the teacher's lines (script 2, topic 1) and asks many questions.台本②話題1の T の行(質問ばかりする役) |
| 10–15 | Say the seven poster phrases: presenters (top four) and visitors (bottom three).ポスターの7文を、説明係(上の4つ)と見学係(下の3つ)に分けてくり返す。 | Let's say the top four. Now, the bottom three.上の4つ(説明係)・下の3つ(見学係) | Models the pronunciation.発音のお手本 |
| 15–17 | Read today's goal.めあてを読む。「質問が返ってきて発表は完成」を思い出す。 | Let's start our poster session.今日はポスターセッション | Reads the goal with the class.めあてを一緒に読む |
| 17–24 | Round 1: presenters stay at their poster. Visitors visit two posters and ask one question at each.セッション1回目。説明係はポスターの前に残り、見学係は2つのポスターを回る(1つ3分・合図で次へ)。見学係は質問を1つ。 | Visitors, ask one question.見学係は質問を1つ | Visits posters and asks "Why?" once at each. Does not record.見学係として回り、各班で Why? を1回(記録はしない) |
| 24–30 | Groups share what they wanted to ask (Japanese is OK). The class practices English from the support list.聞きたかったこと・答えにこまった質問を日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→2回目にする質問を決め、となりに1回言う。 | What did you want to ask? Japanese is OK.聞きたかったことは? 日本語でいいよ | Models the English phrases from the list.補給表の英語のお手本 |
| 30–37 | Round 2: presenters and visitors change roles. Visitors ask the question they chose.説明係と見学係を交代して2回目。見学係は、決めた質問を使う。 | Change! Now you walk. Ask your new question.交代。決めた質問をしよう | Visits posters 5–8 as a visitor (the HRT watches posters 1–4).5〜8班のポスターを見学係として回る(担任は1〜4班で見取り) |
| 37–45 | Students raise their hands if they asked or answered a question in Round 2, then write on the reflection card.2回目に質問できたか・答えられたかを挙手で確かめる→振り返りカードの毎時間の欄に1行。 | Good job! See you next time.よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:New phrases/ことばの補給 | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:質問をしたり答えたりして、ポスターの話をつづけよう | (説明係)We like ..../They live in ....(説明係)... is a big problem./We can ....(見学係)Where do they live?/Why?/Good idea! | How about you? (the sentence from Small Talk)(How about you?(Small Talk で書き足した1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない) | |
| Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))/Four habitat cards (since Lesson 1)(すみかカード4枚(第1時から))TV only/映すだけ:How to do the session; "ask one question"(やり方・質問を1つ)Do not write/書かないもの:How many questions each group got(班ごとの質問の数)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・Does the presenter answer the visitor's question ("Where do they live?" / "Why?") with an answer that fits the poster?
- ・As a visitor, does the student ask a question about what they heard?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・Whether the habitat is scientifically right(すみかの正しさ(理科の知識))
- ・Plural -s and pronunciation(複数形の s・発音)
- ・How many times students ask or answer(質問した回数・答えた回数)
- ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
- ・How well the poster pictures are drawn(ポスターの絵の出来)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't ask students to answer "Why?" with "because".
- ・Please don't correct plural -s or pronunciation during the session.
- ・Please don't tell scary stories or talk about numbers of animals dying out.
- ・Please don't ask what students do at home.
- ・Please don't count the questions or compare groups.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12