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英語教材ラボ 小学校版

第5学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 5 Unit 6 "At a restaurant."|本時=第6時/全8時間

小5「注文・値段」研究授業の細案

この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。

  • ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。

本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む

単元の目標

自分たちのお店のお客さんに満足してもらうために、注文したい食べ物や飲み物とその値段について、What would you like? / I'd like .... などの表現を用いて伝え合うことができる。

単元の評価規準(領域別)

領域知識・技能思考・判断・表現主体的に学習に取り組む態度
話すこと[やり取り]〈知識〉What would you like? / I'd like .... / How much is it? / It's ... yen. などの表現について理解している。〈技能〉注文したい食べ物や飲み物とその値段について、What would you like? / I'd like .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。自分たちのお店のお客さんに満足してもらうために、注文したい食べ物や飲み物、その値段について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。自分たちのお店のお客さんに満足してもらうために、注文したい食べ物や飲み物、その値段について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。

単元について

(1) 教材観

本単元は、お店での注文と値段のやり取りを扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、グループでつくったオリジナルメニューを使ったお店屋さんロールプレイで、子どもは店員とお客の両方の立場を経験する。

また本単元は、主な表現の What would you like? を通して、場面によって言い方が変わることに気づく単元でもある。would の説明はせず、第1時に友だちどうしの Do you want ...? と店員の What would you like? を場面ごと続けて聞かせ、相手や場面によって言い方が変わることに耳で気づかせる。

値段は100円から900円の100円たんいに限っている。数の言い方でやり取りが止まると、この単元でいちばん大事にしたい「注文から Here you are. — Thank you. までの往復」が消えてしまうからである。

注文する活動は「食べる」活動ではなく「お店の人に伝える」活動として立てる。好き嫌いやアレルギー、家庭の外食の経験の差が教室に出ないよう、値段は「お店ごっこのお金」とし、家の買い物やおこづかいの話には広げない。

(2) 児童観

学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「これまでの単元で、やり取りが1往復で終わりがちだった場面」・「聞き返し(One more time, please.)を使えた場面」・「100〜900 の数の言い方への慣れ」。

書き出しの型

  1. ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
  2. ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
  3. ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。

書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ

(3) 指導観

  • ① 売り切れの Small Talk で、注文が1回で通らない場面を先に経験させる(本時の 5–10)先生の店が「売り切れ」を一度だけ出し、子どもが選び直して注文を通すところを全体で見せる。ロールプレイで相手の店に無い品を言ってしまったときに、だまり込まずに言い直せるようにするためである。
  • ② 中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない)(本時の 24–30)1回目のロールプレイのあとに、言いたかったのに言えなかったことを日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。先生がその場で英語を作らないので、英語が専門でない担任でも同じ形で進められ、補給したことばを2回目にすぐ使える。
  • ③ 値段を100〜900円の100円たんいに固定し、数の壁でやり取りを止めない(単元全体)数が苦手な子には100・300・500円の3種だけのメニューを渡し、やり取りの回数は同じにする。数の言い方で止まらず、注文から受け渡しまでの往復を続けることに力を使えるようにする。

①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。

研究主題との関わり

研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。

〔伝え合う力〕
目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
〔ICT の活用〕
45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
〔すべての子が参加できる授業〕
指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。

本単元では、お客さんに満足してもらうという目的のもとで、やり取りを Here you are. — Thank you. まで自分で続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。

協議の視点

  1. (1) 中間指導で補給したことばが、2回目のやり取りの続け方を変えたか
  2. (2) 値段の固定(手立て③)は、やり取りの往復を守れていたか
  3. (3) Small Talk の「売り切れ」(手立て①)は、ロールプレイで注文が通らなかったときの言い直しにつながっていたか

付録(提出しない部分)

  • ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
  • ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。

細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。

日英併記版(ALT用)の全文を見る

1 Overview/概要

単元名レストランで注文しよう(NEW HORIZON Elementary 5 Unit 6 "At a restaurant.")UnitUnit 6 "At a restaurant." (NEW HORIZON Elementary 5)
単元の目標自分たちのお店のお客さんに満足してもらうために、注文したい食べ物や飲み物とその値段について、What would you like? / I'd like .... などの表現を用いて伝え合うことができる。Unit goalAs shop staff and customers, students order food and drinks and ask about prices, using "What would you like?", "I'd like ..., please." and "How much is it?", so that customers at their shop are satisfied.
本時の目標お客さんに満足してもらうために、聞き取れないときは聞き返したりしながら、品と値段について Here you are. — Thank you. まで注文のやり取りを続けることができる。Lesson goalStudents keep the ordering exchange going until "Here you are. — Thank you.", asking again when they cannot catch the words.
主な表現What would you like? / I'd like ..., please. / How much is it? / It's ... yen. / Here you are.Target expressionsWhat would you like? / I'd like ..., please. / How much is it? / It's ... yen. / Here you are.
教材観(要約)本単元は、お店での注文と値段のやり取りを扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、グループでつくったオリジナルメニューを使ったお店屋さんロールプレイで、子どもは店員とお客の両方の立場を経験する。About this unitThe goal is a shop role play with each group's own menu. Every student is both shop staff and a customer. In this unit, students notice that the words change with the situation, through the polite expression "What would you like?". We do not explain grammar; students notice the difference by hearing it in different situations. Prices are limited to 100–900 yen, in steps of 100, so that numbers do not stop the exchange.
指導観(要約)①売り切れの Small Talk で、注文が1回で通らない場面を先に経験させる ②中間指導で「言いたかったこと」を補給表から英語にする(その場で英語を作らない) ③値段を100〜900円の100円たんいに固定し、数の壁でやり取りを止めないTeaching points(1) Small Talk: the teacher's shop says "Sorry, no pizza today." Students practice ordering something else. (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to say in Japanese, and we choose English from a fixed list. (3) Prices are kept to round hundreds, so the exchange keeps going.
児童観担任が書くClass profile (HRT writes)【 】

2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)

TimeActivity/学習活動HRT(T1)ALT(T2)
0–5Greeting. Sing a song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。Hello, everyone! How are you?あいさつGreets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ
5–10Small Talk: one student orders at the teacher's shop and hears "Sorry, no pizza today." Then pairs try it once.先生の店で1人が注文し、売り切れと言われて選び直すのを見る→ペアで店と客になり、1回だけ「売り切れ」を出し合う。Plays the shopkeeper (Small Talk script 2, topic 1).台本②話題1で店員をするJoins a pair that gets stuck, as a customer.止まった組のお客になる
10–15Say the seven phrases on the poster: customers (top four) and shop staff (bottom three).ポスターの7文を、客のことば(上の4つ)と店のことば(下の3つ)に分けてくり返す。Customers, top four. Shop staff, bottom three.上の4つはお客さん、下の3つはお店の人Models the pronunciation.発音のお手本
15–17Read today's goal.めあてを読む。第1時の約束(食べる練習ではなく、お店の人に伝える練習)を思い出す。Let's open our shops today.今日はお店を開きますReads the goal with the class.めあてを一緒に読む
17–24Role play, Round 1. Customers visit two shops (one minute each).ロールプレイ1回目。客は2つの店を回る(1組1分)。Customers, go to two shops. One minute each.お客さんは2つの店へ。1組1分Visits shops as a customer. Does not record.お客として店を回る(記録はしない)
24–30Students say what they wanted to say (Japanese is OK). Each group chooses one, and three or four groups say it. The class practices the English from the support list.言いたかったのに言えなかったことを日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→となりに1回言う。What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよModels the English phrases from the list.補給表の英語のお手本
30–37Round 2: Students change roles and try one new phrase if they can.店と客を交代して2回目。使えそうなら、補給したことばを1つ使う。Change roles. Use a new phrase if you can.交代。使えそうなら新しいことばを1つVisits shops as a customer.お客として店を回る
37–45Students raise their hands if their exchanges got longer than in Round 1. Then they write one line on the reflection card.1回目より往復が増えたかを挙手で確かめる→振り返りカードの毎時間の欄に1行。Good job! See you next time.よくがんばりましたGives one short, positive comment.ひとことほめる

3 Board/板書

Left/左Shop/店のことばCustomer/客のことばRight/右:New phrases/ことばの補給
Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:お客さんに満足してもらえるように、Here you are. まで続けようHello. Welcome. What would you like? It's ... yen. Here you are.I'd like ..., please. How much is it? Thank you. See you!Sorry, no ___ today. → OK. I'd like ..., please. (the sentence from Small Talk)(Sorry, no ___ today. → OK. I'd like ~, please.(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない)
Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))/Menu chart for the board (since Lesson 3)(黒板用のメニュー表(第3時から))TV only/映すだけ:How to play, one minute per pair, Round 1 / Round 2 (shown on the TV only, not written on the board)(やり方・1組1分・Round 1/Round 2(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:How many each shop sold(店ごとの売れた数)/Students' names(児童の名前)

What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)

  • ・Does the student keep the exchange going until "Here you are. — Thank you."?
  • ・Does the student ask again (One more time, please.) when they cannot catch the words?

(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。

Not judged/評価に入れないこと

  • ・a / an, plurals and pronunciation(a / an・複数形・発音)
  • ・Whether students catch the prices correctly(値段の聞き取りの正確さ)
  • ・Which food students choose (likes, dislikes, allergies)(選んだ品(好き嫌い・アレルギー))
  • ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
  • ・How well the menu pictures are drawn(メニューの絵の出来)

Please don't/お願いしないこと

  • ・Please don't talk about real prices or family meals.
  • ・Please don't talk about whether things are expensive or cheap.
  • ・Please don't compare shops.
  • ・Please don't correct a/an or plurals during the activity.
  • ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
  • ・Please don't rank students, groups or their work.

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公開: 2026-10-11