本文へスキップ
英語教材ラボ 小学校版

第5学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 5 Unit 5 "Let's go to the zoo."|本時=第6時/全8時間

小5「町・道案内」研究授業の細案

この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。

  • ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。

本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む

単元の目標

おたがいの町のよさを知り合うために、学校のまわりにあるものや目的地までの行き方について、We have .... / Go straight. / Turn right [left]. などの表現を用いて伝え合うことができる。

単元の評価規準(領域別)

領域知識・技能思考・判断・表現主体的に学習に取り組む態度
話すこと[やり取り]〈知識〉What do you have in your town? / We have .... / Where is the ...? / Go straight. / Turn right [left]. などの表現について理解している。〈技能〉町にあるものや目的地までの行き方について、We have .... / Go straight. / Turn right [left]. などを用いて伝え合う技能を身に付けている。おたがいの町のよさを知り合うために、町にあるものや目的地までの行き方について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。おたがいの町のよさを知り合うために、町にあるものや目的地までの行き方について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。

単元について

(1) 教材観

本単元は、町にあるものの紹介と、地図を使った道案内を扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、架空の町マップを使った道案内ツアーで、子どもは案内する人と歩く人の両方の立場を経験する。

道案内は、聞き手の指の動きがそのまま「伝わったかどうか」になる活動である。地図を指でたどらせると、ことばが足りない瞬間が先生にも子どもにも見える。そのため本単元では Stop! を最初から正式なことばとして扱い、相手の指に合わせて言い直す経験を重ねる。

町マップは道が2本×2本、建物は9つで、それぞれに番号をつけている。2手か3手で目的地に着く大きさにしぼり、施設の名前が出ないときは番号で答えてよいことにして、ことばの不足で道案内が止まらないようにしている。

この単元で気をつけたいのは、英語より町のほうである。「自分の町」を話題にすると、町の大きさや、引っ越してきたばかりかどうかの差が教室に出る。そこで話題は「学校のまわり」にそろえ、地図は架空の町のものだけを使い、自分の家の場所は言わせず書かせない。

(2) 児童観

学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「これまでの単元で、相手の反応を見ずに言い終えてしまいがちだった場面」・「right と left をとっさに言い分けられるか」・「聞き返し(One more time, please.)や Help, please. を使えた場面」。

書き出しの型

  1. ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
  2. ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
  3. ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。

書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ

(3) 指導観

  • ① Small Talk で、先生の案内を子どもが Stop! で止める場面を先に経験させる(本時の 5–10)先生が拡大マップで案内し、2回目に反対の向きを言う。子どもが Stop! や No! Turn right! で止めるところを全体で見せる。ツアーで相手の指がずれたときに、だまって見送らずに止めて言い直せるようにするためである。
  • ② 中間指導で、案内する側と歩く側の「言えなかったこと」を補給表から英語にする(本時の 24–30)1回目のツアーのあとに、案内する側の言えなかった指示と、歩く側のしたかった確認を日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語を選んで黒板に書く。補給表にあることばだけを使うので担任がその場で英語を作らずにすみ、2回目のツアーですぐに使える。
  • ③ 町マップを架空の町・番号つきにし、ことばの不足で道案内を止めない(単元全体)建物に1から9の番号をつけ、施設の名前が出ない子は番号で答えてよいことにする。right と left がとっさに出ない子には、机の右上に right の紙を貼ることを認める。道案内の往復を続けることに力を使えるようにする。

①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。

研究主題との関わり

研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。

〔伝え合う力〕
目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
〔ICT の活用〕
45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
〔すべての子が参加できる授業〕
指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。

本単元では、相手に目的地までたどり着いてもらうという目的のもとで、相手の指の位置に合わせて案内を自分で立て直す姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。

協議の視点

  1. (1) 中間指導で補給したことばが、2回目の案内の続け方を変えたか
  2. (2) Small Talk で先生を止めた経験(手立て①)は、ツアーで指がずれたときの Stop! や言い直しにつながっていたか
  3. (3) 番号つきの架空の町マップ(手立て③)は、道案内の往復を止めずにいられたか

付録(提出しない部分)

  • ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
  • ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。

細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。

日英併記版(ALT用)の全文を見る

1 Overview/概要

単元名町の道案内をしよう(NEW HORIZON Elementary 5 Unit 5 "Let's go to the zoo.")UnitUnit 5 "Let's go to the zoo." (NEW HORIZON Elementary 5)
単元の目標おたがいの町のよさを知り合うために、学校のまわりにあるものや目的地までの行き方について、We have .... / Go straight. / Turn right [left]. などの表現を用いて伝え合うことができる。Unit goalStudents talk about places around our school and give directions on a map, using "We have ....", "Go straight." and "Turn right [left].", to learn good things about each other's towns.
本時の目標相手に目的地までたどり着いてもらうために、相手の指の位置に合わせて Go straight. / Turn right [left]. / Stop! を選び、目的地に着くまで道案内を続けることができる。Lesson goalStudents guide their partner to a place on the map, choosing "Go straight.", "Turn right [left]." or "Stop!" to match where the partner's finger is, until the partner gets there.
主な表現Where is the ...? / Go straight. / Turn right [left]. / Stop! / You can see it on your left.Target expressionsWhere is the ...? / Go straight. / Turn right [left]. / Stop! / You can see it on your left.
教材観(要約)本単元は、町にあるものの紹介と、地図を使った道案内を扱う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、日常生活に関する身近で簡単な事柄について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、架空の町マップを使った道案内ツアーで、子どもは案内する人と歩く人の両方の立場を経験する。About this unitThe goal is a direction tour on a map of a made-up town. Every student is both a guide and a walker. When students trace the map with a finger, everyone can see where the words are not enough. So "Stop!" is taught as a key phrase from the start. We talk about places around our school, not students' own towns. Students never say or write where they live.
指導観(要約)①Small Talk で、先生の案内を子どもが Stop! で止める場面を先に経験させる ②中間指導で、案内する側と歩く側の「言えなかったこと」を補給表から英語にする ③町マップを架空の町・番号つきにし、ことばの不足で道案内を止めないTeaching points(1) Small Talk: the teacher guides on the big map and says the wrong way once. Students stop the teacher with "Stop!". (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to say in Japanese, and we choose English from a fixed list. (3) The buildings on the map have numbers 1–9, so students can answer with a number when they cannot say the name.
児童観担任が書くClass profile (HRT writes)【 】

2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)

TimeActivity/学習活動HRT(T1)ALT(T2)
0–5Greeting. Sing a song from the textbook (digital materials).あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。Hello, everyone! How are you?あいさつGreets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ
5–10Small Talk: the teacher guides on the big map and says the wrong way once. Students stop the teacher. Then pairs try it once.先生が拡大マップで案内し、2回目に反対の向きを言う→子どもが Stop! で止めるのを全体で見る→ペアで1回ずつ案内し、1回だけ Stop! を出し合う。Plays the guide (Small Talk script 2, topic 1).台本②話題1で案内役をするJoins a pair that gets stuck, as a walker.止まった組の歩く人になる
10–15Say the six phrases on the poster: guides (top four) and walkers (bottom two).ポスターの6文を、上の4つ(案内する人)と下の2つ(歩く人)に分けてくり返す。Let's say the top four. Now, the bottom two.上の4つ、下の2つModels the pronunciation.発音のお手本
15–17Read today's goal.めあてを読む。目的地に着くまで続けられたら大成功と聞く。Today, let's guide our friends.今日は道案内ツアーですReads the goal with the class.めあてを一緒に読む
17–24Tour, Round 1. In groups of four, each guide gives directions for three minutes, then they change roles.ツアー1回目。班の中のペアで、案内する人が行き先を決めて案内(1回3分×2人で交代)。Choose a place. Don't tell!行き先を決めて。まだ言わないJoins a group as a walker. Does not record.歩く人として班に入る(記録はしない)
24–30Students say what they wanted to say (Japanese is OK). Each group chooses one, and three or four groups say it. The class practices the English from the support list.言いたかったのに言えなかったことを日本語で出す(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ言う→となりに1回言う。What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよModels the English phrases from the list.補給表の英語のお手本
30–37Round 2: Students change partners in the group and try one new phrase if they can.班の中で相手を替えて2回目(1回3分×2人で交代)。使えそうなら、補給したことばを1つ使う。Change partners. Use a new phrase if you can.相手を替えて。使えそうなら新しいことばを1つJoins a group as a walker.歩く人として班に入る
37–45Students write one line on the reflection card.振り返りカードの毎時間の欄に1行(Stop! や言い直しで、案内を続けられたか)。Good job! See you next time.よくがんばりましたGives one short, positive comment.ひとことほめる

3 Board/板書

Left/左Center/中Right/右:New phrases/ことばの補給
Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:相手の指を見ながら、目的地まで案内を続けようWhere is the zoo?Go straight. Turn right [left].Stop!You can see it on your left.Go straight. Turn left. → Stop! No, turn right! (the sentence from Small Talk)(Go straight. Turn left. → Stop! No, turn right!(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない)
Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))/Arrow cards and the big town map (since Lesson 3)(矢印カード・拡大した町マップ(第3時から))TV only/映すだけ:How to play, three minutes per guide, Round 1 / Round 2 (shown on the TV only, not written on the board)(やり方・3分の区切り・Round 1/Round 2(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:How many pairs got to the place(着いた組の数)/Students' names(児童の名前)

What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)

  • ・Does the student choose "Go straight.", "Turn right [left]." or "Stop!" to match where the partner's finger is?
  • ・Does the student keep guiding until the partner gets to the place?

(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。

Not judged/評価に入れないこと

  • ・Pronunciation, a and the(発音・a と the)
  • ・Mixing up right and left (fixing it is good)(right と left の言いまちがい(言い直せたらよい))
  • ・Whether the place students answer is correct(着いた場所の答えの正しさ)
  • ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)

Please don't/お願いしないこと

  • ・Please don't guide for the students. Let them try.
  • ・Please don't compare groups.
  • ・Please don't correct a/an or the during the activity.
  • ・Please don't correct right and left. Wait for the student to fix it.
  • ・Please don't ask where students live.
  • ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
  • ・Please don't rank students, groups or their work.

小5「町・道案内」の指導案(本時案 全8時間)へ戻る

  • ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。

公開: 2026-10-12