第5学年 外国語科 学習指導案|NEW HORIZON Elementary 5 Unit 8 "Who is your hero?"|本時=第6時/全8時間
小5「あこがれの人」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第6時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第6時の本時案を読む
単元の目標
おたがいのあこがれの人を知り合うために、あこがれの人について、その人が得意なことや人がらを Who is your hero? / My hero is .... / He [She] is good at .... などの表現を用いて伝え合うことができる。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | 〈知識〉Who is your hero? / My hero is .... / He [She] is good at .... / He [She] is kind. などの表現について理解している。〈技能〉あこがれの人について、その人が得意なことや人がらを Who is your hero? / He [She] is good at .... などを用いて伝え合う技能を身に付けている。 | おたがいのあこがれの人を知り合うために、その人が得意なことや人がらについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合っている。 | おたがいのあこがれの人を知り合うために、その人が得意なことや人がらについて、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合おうとしている。 |
単元について
(1) 教材観
本単元は、自分のあこがれの人を、その人が得意なことと人がらで紹介し合う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、身近な人について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、相手を替えて紹介し合うヒーロー紹介大会と、第8時の先生との1対1のやり取りで、5年のさいごの単元にあたる。
主な表現の He [She] is good at .... と He [She] is kind. は be動詞の文なので、三人称単数の -s が出ない。Unit 4 までに使った He [She] can .... の続きとして、文法の説明はせず、音のかたまりとして聞かせ、言わせる。一般動詞の三人称の文は、台本にも読み上げにも入れていない。
この単元の山場は「なぜその人?」である。because はまだ使わず、Why? と聞かれたら、人がらや得意なことの文をもう一度言えば、それが答えになる形にしている。5年のおわりの姿として、理由を整った文で言えることより、Why? で会話がこわれないことを大事にする。
ヒーローは家族に限らない(先生・コーチ・お店の人・友だち・本の中の人でもよい)。だれを選んだかは評価に入れず、子どものヒーローの名前やカードは黒板に並べない。家庭の事情や家の人の仕事が教室に出ないようにするためである。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「Unit 4 で He / She can .... を使って身近な人を紹介した場面」・「Why? と聞かれて、だまってしまいがちな場面」・「He と She を言いまちがえたときの立て直し方」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① Small Talk で先生が He と She を言いまちがえ、Sorry! で言い直して先へ進む姿を見せる(本時の 5–10)紹介大会では He と She の言いまちがいが必ず出る。先生が言いまちがえて言い直す姿を先に見せ、ペアでも1回言い直してみることで、まちがえたところで止まらず、Sorry! のあとにもう一度言って先へ進めるようにするためである。
- ② 中間指導で、Why? のあとに言えなかったことを補給表から英語にする(本時の 24–30)1回目で Why? と聞かれて止まった子や、「命の恩人」のような大きなことばを言いたかった子の声を日本語で集め、進行台本の補給表から近い英語(He is kind. など)を選んで黒板に書く。because を使わずに、人がらの文をもう一度言えば答えになることを全員で確かめ、2回目にすぐ使えるようにする。
- ③ 相手は席で決め(となり→前後→ななめ)、ヒーローの名前を黒板に並べない(単元全体)相手をさがして歩き回る形にすると、ひとりになる子が出たり、だれのヒーローがすごいかの比べ合いが起きたりする。相手は席の位置で先生が決め、黒板に書くのはことばだけにする。紹介の中身ではなく、伝え方とやり取りの続け方に力を使えるようにする。
①②③の印は、第6時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面、状況をはっきりさせた言語活動を単元の終わりに置き、そこまでの時間で「伝えたいのに言えない」経験と、それを補うことばの出会いを重ねる。本時はその言語活動の1回目にあたり、中間指導をはさんで同じ時間のうちにもう一度やり取りする。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、めあてのことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。自分のやり取りが前の時間より続いたか、どこで止まったかを子ども自身が見られるようにし、次の時間のめあてにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 45分の流れを1本のスライドで映し、子どもが「いま何をする時間か」「あと何分か」を自分で確かめられるようにする。活動中はスライドをめくらず、やり方と会話の型を映したままにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、おたがいのあこがれの人を知り合うという目的のもとで、Why? と聞かれても、よさを表す文をもう一度言ってやり取りを続ける姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) 中間指導で補給したことば(Why? → He is kind. など)が、2回目のやり取りの続け方を変えたか
- (2) Small Talk の言い直し(手立て①)は、紹介大会で He と She を言いまちがえたときの立て直しにつながっていたか
- (3) 相手を席で決めたこと(手立て③)は、全員が3人に紹介する時間を守れていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第6時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | あこがれの人を紹介しよう(NEW HORIZON Elementary 5 Unit 8 "Who is your hero?") | Unit | Unit 8 "Who is your hero?" (NEW HORIZON Elementary 5) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | おたがいのあこがれの人を知り合うために、あこがれの人について、その人が得意なことや人がらを Who is your hero? / My hero is .... / He [She] is good at .... などの表現を用いて伝え合うことができる。 | Unit goal | Students introduce a person they look up to, using "Who is your hero?", "My hero is ...." and "He [She] is good at ....", and tell each other what the person is good at and what the person is like. |
| 本時の目標 | おたがいのあこがれの人を知り合うために、相手を替えながら自分のヒーローの得意なことや人がらを伝え、Why? と聞かれたら、よさを表す文をもう一度言うなどして答えることができる。 | Lesson goal | Students tell classmates about their hero. When a partner asks "Why?", they answer by saying a sentence about the person again (for example, "He is kind."). |
| 主な表現 | Who is your hero? / My hero is .... / He [She] is good at .... / He [She] is kind. / Why? | Target expressions | Who is your hero? / My hero is .... / He [She] is good at .... / He [She] is kind. / Why? |
| 教材観(要約) | 本単元は、自分のあこがれの人を、その人が得意なことと人がらで紹介し合う。学習指導要領の外国語科でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、身近な人について、簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。単元のゴールは、相手を替えて紹介し合うヒーロー紹介大会と、第8時の先生との1対1のやり取りで、5年のさいごの単元にあたる。 | About this unit | The goal is a hero talk with three classmates. In Lesson 8, each student talks with the teacher one to one. "He [She] is good at ...." and "He [She] is kind." have no third-person -s. We do not explain grammar. Students answer "Why?" by saying the sentence about the person again. They do not use "because" yet. |
| 指導観(要約) | ①Small Talk で先生が He と She を言いまちがえ、Sorry! で言い直して先へ進む姿を見せる ②中間指導で、Why? のあとに言えなかったことを補給表から英語にする ③相手は席で決め(となり→前後→ななめ)、ヒーローの名前を黒板に並べない | Teaching points | (1) Small Talk: the speaker mixes up "he" and "she", says "Sorry!", and says it again. (2) Mid-lesson support: students say what they wanted to say in Japanese, and we choose English from a fixed list. (3) Partners are decided by seats. A hero can be anyone, and heroes' names are not written on the board. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(8 lessons: this is Lesson 6)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. A song from the textbook.あいさつ。教科書の歌(デジタル教材)のあとスライドショーへ。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT.担任と一緒にあいさつ |
| 5–10 | Small Talk: the speaker mixes up "he" and "she", says "Sorry!", and says it again. Pairs try it once.先生が He と She を言いまちがえ、Sorry! で言い直して先へ進むのを見る→ペアで1回ずつ言い直してみる。 | Asks the class to listen (script 2, topic 1).よく聞くように言う(台本②話題1) | Introduces a hero and mixes up "he" and "she" once.ヒーローを紹介し、He と She を1回言いまちがえて言い直す |
| 10–15 | Say the poster: speakers (top four), listeners (bottom three).ポスターの7文を、上の4つ(紹介する人)と下の3つ(聞く人)に分けてくり返す。 | Let's say the top four. Now, the bottom three.上の4つ、次に下の3つ | Models the pronunciation.発音のお手本 |
| 15–17 | Read today's goal.めあてを読む。相手は席で決まっていると聞く。 | Let's start our hero talk.紹介大会を始めます | Reads the goal with the class.めあてを一緒に読む |
| 17–24 | Round 1: with the person next to them, then the person in front or behind (two minutes each). Listeners ask "Why?".紹介大会1回目。となり→前後の人(1組2分)。紹介→聞く人が Why?→答える→交代。 | Tell your partner about your hero. Change partners.相手にヒーローを紹介しよう。相手を替えよう | Visits pairs as a listener. Does not record.聞く人として席をまわる(記録はしない) |
| 24–30 | Students say what they wanted to say (Japanese is OK). Three or four groups share. The class practices English from the support list.黒板の右に Sorry!→言えなかったことを日本語で(班で1つ選び、3〜4班が言う)→補給表の英語を2回ずつ→となりに1回。 | What did you want to say? Japanese is OK.言いたかったことは? 日本語でいいよ | Models the English phrases from the list.補給表の英語のお手本 |
| 30–37 | Round 2: with the person sitting diagonally from them. Students try one new phrase if they can.ななめの人と2回目。使えそうなら、補給したことばを1つ使う。時間が余ったら、となりの人ともう一度。 | Change partners. Use a new phrase if you can.相手を替えて。使えそうなら新しいことばを1つ | Listens to pairs. Does not record.ペアの紹介を聞く(記録はしない) |
| 37–45 | Students raise their hands if they answered "Why?" (we do not count). Then they write one line on the reflection card.Why? に答えられた人を挙手で確かめる→振り返りカードに1行。 | Good job! See you!よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:New phrases/ことばの補給 | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 6)(日付・第6時)めあて:Why? と聞かれたら、よさをもう一度言って伝え合おう | My hero is ....He [She] is good at ....He [She] is ....(聞く人)Who is your hero? / Why? | He / She: say "Sorry!" and say it again. (the sentence from Small Talk)(He ⇔ She 言い直しは Sorry! のあとにもう一度(Small Talk で書いた1文))_____ __________ _____(第8時のテストまで消さない) | |
| Next to the board/黒板の横:Key phrase poster (since Lesson 1)(キーフレーズポスター(第1時から))TV only/映すだけ:How to do it and partners for each round (TV only)(やり方・1回目/2回目の相手(映すだけで、黒板には書かない))Do not write/書かないもの:Students' heroes' names, or who they chose(子どものヒーローの名前・だれを選んだか)/How many students answered "Why?"(Why? に答えられた人の数) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・When a partner asks "Why?", does the student say a sentence about the hero again (for example, "He is kind.")?
- ・Does the student choose words that show the hero's good points (what the person is good at, or what the person is like)?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・Who the student chose as a hero(だれをヒーローに選んだか(家族・有名人など))
- ・Mixing up "he" and "she" (saying it again is fine)(He と She の言いまちがい(言い直せばよい))
- ・How many sentences, or looking at the card(文の数・カードを見たかどうか)
- ・Pronunciation(発音)
- ・Voice volume, eye contact and hand-raising(声の大きさ・目線・挙手)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't ask about their family's jobs.
- ・Please don't say whose hero is the best.
- ・Please don't correct "he" and "she" during the activity. Wait for the student to say it again.
- ・Please don't use "because" in your model answers.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12