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英語教材ラボ 小学校版

第4学年 外国語活動 学習指導案|Let's Try! 2 Unit 6 "Alphabet"|本時=第3時/全4時間

小4「アルファベット小文字」研究授業の細案

この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。

  • ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。

本時(第3時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第3時の本時案を読む

単元の目標

身の回りの小文字に関心をもち、大文字と小文字を結びつけたり、せの高さで小文字をなかまに分けたりしながら、小文字の名前の読み方に慣れ親しむ。

単元の評価規準(領域別)

領域知識・技能思考・判断・表現主体的に学習に取り組む態度
話すこと[やり取り]活字体の小文字とその名前の読み方に慣れ親しみ、見つけた小文字の名前を伝え合うことに慣れ親しんでいる。形の特徴(大文字とのちがい・背の高さ)に気づき、大文字と小文字を結びつけて伝え合っている。身の回りの小文字に関心をもち、すすんで見つけたり伝えたりしようとしている。

外国語活動は評定をつけません。記録の書き方は、学校の様式に合わせてください。

単元について

(1) 教材観

本単元は、アルファベットの小文字とその名前の読み方に慣れ親しみ、前の学年で出会った大文字と結びつけたり、身の回りの小文字に気づいたりする単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「聞くこと」と「話すこと[やり取り]」にあたり、文字の名前を聞いたり言ったりしながら、文字への気づきを育てる。

小文字は大文字とちがい、せの高さが3通りある(1かいだて・うえにでる・したにさがる)。本時はこのせの高さに目を向けて小文字をなかまに分け、ペアで伝え合う。ここでは書かず、見て分けるだけだが、5年で4線に書き始めるときの「へや」の感覚の土台になる。

b と d、p と q の取りちがえは、この年ごろには自然なことである。本単元では見分け方を説明して直すのではなく、大文字とのペアやなかま分けで何度も出会わせて目を慣らす。

(2) 児童観

学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「前の学年で大文字に出会ったときの様子(すきな文字・形への気づき)」・「国語のローマ字で文字を見たり読んだりする場面での様子」・「ペアで伝え合う場面と、全体の前で話す場面での違い」。

書き出しの型

  1. ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
  2. ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
  3. ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。

書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ

(3) 指導観

  • ① 3つのなかまを、ことばより先にジェスチャー(胸の前で横に・上へ・下へ)と結ぶ(本時の 15–21)1かいだて・うえにでる・したにさがるをからだで表せば、文字の名前が出ない子もなかま分けに入れる。Small Talk① で Tall? Short? Down? を先に耳に入れておき、ここでからだと結ぶ。
  • ② ペアの答え合わせを、名前を言う人とへやを返す人に分けて交代する(本時の 21–30)ひとりで分けたものを、名前とへやで伝え合う形にする。名前を言う側は形と名前を結び、返す側はせの高さに目を向ける。見取りはこの伝え合いで行う。
  • ③ 小文字の横に大文字カードを並べ、せの高さのちがいに気づかせる(本時の 30–37)大文字はみな同じせの高さで、小文字はちがう。前の学年で出会った大文字とくらべることで形の特徴に気づき、5年の4線の「へや」の感覚につなげる。

①②③の印は、第3時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。

研究主題との関わり

研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。

〔伝え合う力〕
目的や場面をはっきりさせたやり取りを単元の終わりに置き、そこまでの時間で、ことばを聞いたりまねして言ったりしながら、相手に伝わる経験を重ねる。
〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
毎時間の振り返りを、○をつけるか短いことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。伝わってうれしかった場面を子ども自身が思い出せるようにし、次の時間のやり取りにつなげる。
〔ICT の活用〕
1枚に1つの指示を、絵とかなで映す。活動中は役の札(みつけた ひと・きく ひと)を映したままにし、子どもが「いま何をするか」「自分はどちらの役か」を画面で確かめられるようにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
〔すべての子が参加できる授業〕
指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。

本単元では、せの高さに目を向けて小文字をなかまに分け、名前となかまを伝え合う姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。

協議の視点

  1. (1) ジェスチャーと結んだこと(手立て①)は、名前が出ない子のなかま分けの入口になったか
  2. (2) 名前を言う人とへやを返す人に分けたこと(手立て②)で、伝え合いが生まれていたか
  3. (3) 大文字とくらべたこと(手立て③)で、形の特徴への気づきがことばになっていたか

付録(提出しない部分)

  • ・付録A 参観者用の見取りシート(第3時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
  • ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。

細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。

日英併記版(ALT用)の全文を見る

1 Overview/概要

単元名小文字と ともだちになろう(Let's Try! 2 Unit 6 "Alphabet")UnitUnit 6 "Alphabet" (Let's Try! 2)
単元の目標身の回りの小文字に関心をもち、大文字と小文字を結びつけたり、せの高さで小文字をなかまに分けたりしながら、小文字の名前の読み方に慣れ親しむ。Unit goalStudents get used to the names of small letters. They match capital and small letters, sort small letters by height, and find small letters around them.
本時の目標前の時間に出会った小文字のせの高さに目を向けて、3つのなかま(1かいだて・うえにでる・したにさがる)に分け、ペアで文字の名前と、どのなかまか(Tall! / Short! / Down!)を伝え合う。Lesson goalStudents compare the heights of small letters and sort them into three groups (short, tall and down). In pairs, they tell each other the letter name and its group.
主な表現a to z (letter names) / Tall? Short? Down? / Look! t! / Nice!Target expressionsa to z (letter names) / Tall? Short? Down? / Look! t! / Nice!
教材観(要約)本単元は、アルファベットの小文字とその名前の読み方に慣れ親しみ、前の学年で出会った大文字と結びつけたり、身の回りの小文字に気づいたりする単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「聞くこと」と「話すこと[やり取り]」にあたり、文字の名前を聞いたり言ったりしながら、文字への気づきを育てる。About this unitSmall letters have three heights: short (a, c, e), tall (b, d, h) and down (g, j, p). Students only look and sort. They do not write letters in Grade 4. This prepares them for writing on four lines in Grade 5. Mixing up b and d, or p and q, is natural at this age. We do not explain the difference. Students see the letters many times.
指導観(要約)①3つのなかまを、ことばより先にジェスチャー(胸の前で横に・上へ・下へ)と結ぶ ②ペアの答え合わせを、名前を言う人とへやを返す人に分けて交代する ③小文字の横に大文字カードを並べ、せの高さのちがいに気づかせるTeaching points(1) Students learn the three groups with gestures first (hand across the chest, up, down), so children who cannot say the names can still sort. (2) In the pair check, one student says the letter name and the partner shows the group. Then they change roles. (3) Students put capital letter cards next to the small letters and notice that capital letters are all the same height.
児童観担任が書くClass profile (HRT writes)【 】

2 Lesson flow/展開(4 lessons: this is Lesson 3)

TimeActivity/学習活動HRT(T1)ALT(T2)
0–5Greeting. Small Talk 1: guess the teacher's secret small letter from two hints, then sort favorite letters with gestures.あいさつ→Small Talk①(ひみつの小文字を当てる→すきな小文字をジェスチャーで分ける)。I have a secret letter. Guess!ひみつの小文字を当ててJoins the gestures with the class.いっしょにジェスチャー
5–12The ABC Song with the small letter chart. Pointing game with small letter cards.ABC Song→小文字カードでポインティング(前の時間の8組から)。Point to g.指さしてReads the letter names for the pointing game.ポインティングの読み上げ
12–15Listen to today's goal. Compare a, b and g.めあてを聞く。a・b・g のせの高さをくらべる。Look: a, b, g. Same height?せの高さは同じ?Shows the three cards with the HRT.3枚を担任と見せる
15–21Learn the three groups with gestures (short, tall, down) using Worksheet 2.3つのへやを知る(シート2の表)→a c e/b d h/g j p をジェスチャーといっしょに全員で言う。Tall? Short? Down?上に出る? 1かいだて? 下にさがる?Models the gestures.ジェスチャーのお手本
21–30Sort eight letters alone (3 min). Pair check: one says the name, the partner shows the group. Change roles.8文字をひとりで3つのへやに分ける(3分)→ペアで答え合わせ。名前を言う人と、へやを返す人(2分ずつ交代)。Check with your partner.ペアで答え合わせWalks around and answers with the gestures. Does not record.机の間を回り、ジェスチャーで返す(記録はしない)
30–37Share what they noticed (in Japanese). Compare small letters with capital letters.気づいたことを伝え合う→大文字カードを横に並べ、大文字はみな同じ高さだと気づく(希望した班の代表が席から)。Big letters are all tall!大文字は、みんな上までPuts capital letter cards next to the small letters.大文字カードを小文字の横に並べる
37–45Reflection card: circle or one line in hiragana. Collect Worksheet 2.ふりかえりカードの毎時間の欄に1行(○をつけるか、ひらがなで1行)。シート2を集める。Good job! See you!よくがんばりましたGives one short, positive comment.ひとことほめる

3 Board/板書

Left/左Center/中Right/右:What we noticed/きづいた こと
Date and lesson number (Lesson 3)(日付・だい3じ)めあて:こもじの せの たかさを くらべて、3つの へやに わけようPictures of the three rooms (short, tall, down) with model cards: a c e / b d h / g j p(3つのへやの絵(1かいだて・うえにでる・したにさがる)と、見本の a c e/b d h/g j p のカード)Pictures of the gestures: across the chest, up, down (no English sentences)(ジェスチャーの絵:胸の前で横に・上へ・下へ(英文は書かない))Students' ideas in Japanese, such as "t is only a little tall" (no names)(t はちょっとだけ上に出る など、子どもの気づきを日本語で(名前は書かない))
Next to the board/黒板の横:Capital letter cards (put next to the small letters in 30-37)(大文字カード(30–37 で小文字の横に並べる))TV only/映すだけ:How to do it and the signal to change roles(やり方・こうたいの合図)Do not write/書かないもの:How many students sorted correctly(正しく分けられた人の数)/Students' names(児童の名前)

What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)

  • ・Does the student look at the height of each letter and sort it into a group?
  • ・In the pair check, does the student say the letter name or show the group (gestures are OK)?

(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。

Not judged/評価に入れないこと

  • ・Pronunciation of the letter names(文字の名前の発音)
  • ・Whether all letters are sorted correctly (for example, where t goes; mistakes are OK)(全部正しく分けられたか(t をどこに入れたかなど・まちがえてよい))
  • ・Mixing up b and d, or p and q(b と d・p と q の取りちがえ)
  • ・Eye contact, voice volume and hand-raising(目線・声の大きさ・挙手)

Please don't/お願いしないこと

  • ・Please don't explain how to tell b from d.
  • ・Please don't ask students to write the letters.
  • ・Please don't ask who sorted all the letters correctly.
  • ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
  • ・Please don't rank students, groups or their work.
  • ・Please don't write English sentences on the board or the screen.

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公開: 2026-10-12