第3学年 外国語活動 学習指導案|Let's Try! 1 Unit 2 "How are you?"|本時=第2時/全2時間
小3「ごきげん・気持ち」研究授業の細案
この細案は、このページと単元の指導案のページで、どなたでも読めます。書き換えられるWord(細案と日英併記版)のダウンロードはPremium(月980円・年9,800円)です。
- ・研究授業の細案は、校内研究・研究会で参観者に配るための印刷は自由です(ネットへの掲載・販売はご遠慮ください)。
本時(第2時)の目標・判断の基準・展開・板書計画・準備物は、単元の指導案のページにあります。細案の Word には、同じ時間の展開表(4列)が入っています。第2時の本時案を読む
単元の目標
気持ちや様子を表す言い方に慣れ親しみ、How are you? / I'm ◯◯. を用いて、表情やジェスチャーをつけて自分の気持ちを伝え合うとともに、すすんで友だちと気持ちをたずね合おうとする。
単元の評価規準(領域別)
| 領域 | 知識・技能 | 思考・判断・表現 | 主体的に学習に取り組む態度 |
|---|---|---|---|
| 話すこと[やり取り] | How are you? / I'm ◯◯. や、気持ちや様子を表す言い方(happy, sleepy など)を用いて、気持ちをたずねたり答えたりすることに慣れ親しんでいる。 | 相手に伝わるように、表情やジェスチャーをつけて自分の気持ちを伝え合っている。 | 表情やジェスチャーを工夫しながら、すすんで気持ちをたずねたり答えたりしようとしている。 |
外国語活動は評定をつけません。記録の書き方は、学校の様式に合わせてください。
単元について
(1) 教材観
本単元は、How are you? / I'm ◯◯. を使って、自分の気持ちや様子をたずね合う単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、動作を交えながら、自分の気持ちなどを簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。
気持ちのことばは fine, good, happy, great, sleepy, hungry, tired, sad の8つで、どれもポーズと組にして出会わせる。ポーズは絵カードの絵にそろえ、担任・ALT・子どもで同じ動きにする。声を出さずにポーズだけで当て合う活動を置くので、ことばと動きが結びつき、声を出すのが不安な子も参加できる。
How are you? は、I'm fine, thank you. と決まった答えを返す往復になりやすい。本単元では、黒板のきもちカードから今の気持ちを選んで答える形にし、sleepy や sad も言ってよいことを先生が最初に自分の答えで示す。答えが子どもごとに変わると、たずねる側も相手の答えを聞こうとする。
第2時は、ステレオゲームで気持ちのことばを聞き分けたあと、教室を歩いて友だちと気持ちをたずね合うインタビューで終える。全2時間の短い単元なので、◎の記録はこの時間の1回にまとめる。
(2) 児童観
学級ごとに書く欄です。細案には、完成した文と数字は置いていません。書く観点:「朝の会の健康観察など、自分の気持ちや体調を言う場面での様子」・「体や表情で表す活動(体育の表現運動・劇など)での様子」・「友だちの答えを聞いて反応する場面(うなずく・同じだと伝える)での様子」。
書き出しの型
- ①本学級の児童は、【 】の場面では【 】。一方で、【 】のときに手が止まる児童がいる。
- ②これまでの単元で、【 】の活動では【 】する姿が見られた。【 】は、まだ1往復で終わることが多い。
- ③【 】の場面で手が止まる児童がいる。そこで本時では【 】。
書かないもの:診断名や、それをうかがわせる書き方/家庭の事情/成績/英語教室に通っている人数・海外経験のある人数/個人を特定できる書き方(席の位置・出来事の細部)/「英語が苦手な子が多い」のような決めつけ
(3) 指導観
- ① 黒板のきもちカードから今の気持ちを選ばせ、How are you? にその気持ちで答える形にする(本時の 5–12)決まった答え(I'm fine.)を返す往復にすると、たずねる側も答えを聞かなくなる。カードから選ぶ手間を1つ入れると答えが子どもごとに変わり、インタビューで相手の答えを聞いて○をつける理由が生まれる。言えない子はカードを指さして答えてよい。
- ② インタビューのあいだに1分止まり、気持ちが伝わらなかったときのやり方を全体で確かめてから後半に入る(本時の 26–37)前半で困ったこと(相手がわからない顔をした など)を1つ取り上げ、ポーズを大きくする・カードを指さすといった伝えるためのくふうを、後半に使えるようにする。思考・判断・表現は、このくふうを使う姿を見取る。
- ③ 第1時のはじめに先生が I'm sleepy. と答え、どの気持ちでも、カードの指さしだけでもよいと先に伝える(単元全体)元気な答えしか言えない空気になると、本当の気持ちを言いたくない子や、声を出すのが不安な子が止まる。友だちの気持ちをからかわない約束とあわせて、どの子も答えられる形を単元のはじめに示しておく。
①②③の印は、第2時の本時案の展開表の「研究授業の細案の手立て」と対応しています。
研究主題との関わり
研究主題は学校ごとに【 】の欄で書き入れます。細案には、よくある研究主題の型を4つ載せてあり、学校の主題に近い型を1つ選んで残し、ほかは消して使います。
- 〔伝え合う力〕
- 目的や場面をはっきりさせたやり取りを単元の終わりに置き、そこまでの時間で、ことばを聞いたりまねして言ったりしながら、相手に伝わる経験を重ねる。
- 〔主体的に学ぶ態度・振り返り〕
- 毎時間の振り返りを、○をつけるか短いことばで1行書く形にそろえ、単元を通して同じ紙に残す。伝わってうれしかった場面を子ども自身が思い出せるようにし、次の時間のやり取りにつなげる。
- 〔ICT の活用〕
- 1枚に1つの指示を、絵とかなで映す。活動中は役の札(たずねる ひと・こたえる ひと)を映したままにし、子どもが「いま何をするか」「自分はどちらの役か」を画面で確かめられるようにして、先生は子どもの様子を見ることに時間を使う。
- 〔すべての子が参加できる授業〕
- 指さし・絵カード・決まった型など、ことばが出ないときにも参加できる道を活動の中に用意しておく。手が止まった子への手立ては、その場でできるものを先に決めておき、1人だけを全員の前に立たせたり、全員の前で失敗させて終えたりしない。
本単元では、相手に伝わるように、ジェスチャーをつけて今の自分の気持ちを伝え、友だちの気持ちを聞いて受けとめる姿を、研究主題に迫る姿としてとらえる。
協議の視点
- (1) きもちカードから選んで答える形(手立て①)で、I'm fine. 以外の気持ちも出ていたか
- (2) あいだの1分で確かめた伝え方のくふう(手立て②)を、後半に使う子がいたか
- (3) sleepy や sad を選んだ子の答えを、相手がからかわずに受けとめていたか
付録(提出しない部分)
- ・付録A 参観者用の見取りシート(第2時):班の番号で書く欄です。児童の名前は書きません。協議会では、この紙をもとに「どの手立てのあとで、どう変わったか」を話します。
- ・付録B 書き方の手引き:細案の見出しと、学校の様式でよく使う名前の対応表(教材観=題材観・単元観、児童観=児童の実態 など)、【 】の欄の書き方、児童観に書かないもの、出典の書き方。
細案の Word の配る部分は、表題・日時・学級(【 】)、単元名、単元の目標、評価規準、単元について、研究主題との関わり、指導と評価の計画、本時の学習(目標・評価規準と判断の基準・展開・板書計画・準備物)、協議の視点の順です。
日英併記版(ALT用)の全文を見る
1 Overview/概要
| 単元名 | きもちを つたえよう(Let's Try! 1 Unit 2 "How are you?") | Unit | Unit 2 "How are you?" (Let's Try! 1) |
|---|---|---|---|
| 単元の目標 | 気持ちや様子を表す言い方に慣れ親しみ、How are you? / I'm ◯◯. を用いて、表情やジェスチャーをつけて自分の気持ちを伝え合うとともに、すすんで友だちと気持ちをたずね合おうとする。 | Unit goal | Students get used to the words for feelings and to "How are you?" and "I'm ....". With gestures, they tell each other how they feel. |
| 本時の目標 | 友だちの気持ちを知るために、How are you? とたずね合い、ジェスチャーをつけて I'm ◯◯. と自分の気持ちを伝え合うとともに、相手を替えながら、すすんで気持ちをたずね合おうとする。 | Lesson goal | Students ask classmates "How are you?" to find out how they feel, and answer "I'm ...." with gestures. They try to ask many classmates on their own. |
| 主な表現 | How are you? / I'm fine. / I'm happy. / I'm sleepy. / I'm hungry. / I'm sad. | Target expressions | How are you? / I'm fine. / I'm happy. / I'm sleepy. / I'm hungry. / I'm sad. |
| 教材観(要約) | 本単元は、How are you? / I'm ◯◯. を使って、自分の気持ちや様子をたずね合う単元である。学習指導要領の外国語活動でいえば「話すこと[やり取り]」の領域にあたり、動作を交えながら、自分の気持ちなどを簡単な語句や基本的な表現を用いて伝え合う言語活動である。 | About this unit | Eight feeling words, each with the pose on its picture card. Students choose the card for how they feel now, so any feeling is a good answer (not only "I'm fine."). Lesson 2: a listening game, then an interview with up to three classmates. |
| 指導観(要約) | ①黒板のきもちカードから今の気持ちを選ばせ、How are you? にその気持ちで答える形にする ②インタビューのあいだに1分止まり、気持ちが伝わらなかったときのやり方を全体で確かめてから後半に入る ③第1時のはじめに先生が I'm sleepy. と答え、どの気持ちでも、カードの指さしだけでもよいと先に伝える | Teaching points | (1) Students choose a feeling card and answer with it, not a memorized "I'm fine." (2) A 1-minute stop in the interview: the class shares ways to get a feeling across. (3) In Lesson 1, the teacher answers honestly first ("I'm sleepy."). Pointing to a card is OK. |
| 児童観 | 担任が書く | Class profile (HRT writes) | 【 】 |
2 Lesson flow/展開(2 lessons: this is Lesson 2)
| Time | Activity/学習活動 | HRT(T1) | ALT(T2) |
|---|---|---|---|
| 0–5 | Greeting. A song, then the poses from Lesson 1 (the teacher says each feeling and everyone does the pose).あいさつ→歌→第1時のポーズを、全員で1周。 | Hello, everyone! How are you?あいさつ | Greets the class with the HRT and does the poses with the students.担任と一緒にあいさつ・ポーズを一緒にする |
| 5–12 | Choose a feeling from the cards on the board. Answer the teacher's "How are you?" with "I'm ...." and the pose. Then everyone asks the teacher.黒板のカードからいまの気持ちを選ぶ→先生の How are you? に全員がポーズつきで I'm ◯◯.→全員で先生にたずねる。 | Choose your feeling.きょうの気持ちは、どれ? | Answers with a real feeling as a model (e.g. "I'm hungry.").自分の気持ちで答えるお手本 |
| 12–15 | Listen to today's goal.めあてを聞く。 | (in Japanese) Let's ask each other how we feel, with gestures.ジェスチャーをつけて、気持ちをたずね合おう | Listens with the students.子どもと一緒に聞く |
| 15–22 | Stereo game (two rounds): volunteers at the front say their feelings at the same time. The class points to the student who said the word.ステレオゲーム(1回目は2人・2回目は4人)。前の子が同時に1回言う→せーので言った子を指さす→カードで答え合わせ。 | One, two... say it together! / Who said "sleepy"?せーの/だれが言った? | Says a feeling with the volunteers in Round 1.ラウンド1で前の子と一緒に言う |
| 22–26 | Get Activity Sheet 3 and circle your own feeling. Watch the model: rock-paper-scissors, ask "How are you?", answer with a gesture, then change roles.シート3をくばる→「じぶん」の行に○→お手本(じゃんけん→勝った人から How are you?→ポーズつきで答える→交代)。 | (in Japanese) Any feeling is OK. Don't tease friends about their feelings.どんな気持ちでもいい・からかわない | Does the model with the HRT.担任とお手本を1往復 |
| 26–37 | Feelings interview: first half 5 min, a 1-minute stop, second half 5 min. Students ask up to three classmates and circle their feelings on the sheet.インタビューたんけん(前半5分→止まって1分→後半5分)。じゃんけん→How are you?→ポーズつきで I'm ◯◯.→交代→相手の気持ちに○(3人まで)。 | Walk and meet a friend. / (in Japanese, at the stop) What did you do when your feeling did not get across?歩いて友だちに会いに行こう/伝わらなかったとき、どうした? | Answers students who come to interview the ALT. Does not record.子どものインタビューに答える(記録はしない) |
| 37–45 | Reflection card: the unit summary (◎○△ for three can-do items, one scene where their feeling got across, and one line).ふりかえりカードのまとめ(◎○△・「つたわった!」・1行)。あいさつ。 | Good job! See you!よくがんばりました | Gives one short, positive comment.ひとことほめる |
3 Board/板書
| Left/左 | Center/中 | Right/右:When your feeling doesn't get across/つたわらない ときは | |
|---|---|---|---|
| Date and lesson number (Lesson 2)(日付・だい2じ)めあて:ジェスチャーを つけて、ともだちと きもちを たずねあおう | Eight feeling cards (from Lesson 1)(きもちカード8枚(第1時から))Role cards "the one who asks" and "the one who answers" in kana, with pose pictures (no English sentences)(役の札「たずねる ひと」「こたえる ひと」とポーズの絵(英文は書かない)) | One or two ideas from the 1-minute stop, in Japanese (no names)(止まった1分に出たくふうを1〜2(名前は書かない)) | |
| Next to the board/黒板の横:The promise: don't tease(やくそく「からかわない」)TV only/映すだけ:Today's flow and one instruction at a time (shown on the TV only)(きょうの流れ・やり方の1文(映すだけ))Do not write/書かないもの:How many students chose each feeling(気持ちごとの人数)/How many classmates each student interviewed(インタビューした人数)/Students' names(児童の名前) | |||
What to observe/見てほしいこと(記録は担任がする)
- ・Does the student ask "How are you?" or answer "I'm ...." (pointing to the card and saying only the feeling word is OK)?
- ・Does the student use a gesture so that the partner understands, and listen to the partner's answer?
(The HRT records. The ALT does not record.) 評価は担任がします。ALT に記録はつけてもらいません。
Not judged/評価に入れないこと
- ・How many classmates students interviewed(インタビューした人数)
- ・Which feeling students choose (it does not have to be their real feeling)(どの気持ちを選んだか(本当の気持ちでなくてよい))
- ・Facial expressions (a gesture alone is fine)(表情(ジェスチャーだけでよい))
- ・The ◎○△ marks on the reflection card and how much students write(ふりかえりカードの◎○△と字の量)
- ・Eye contact, voice volume and hand-raising(目線・声の大きさ・挙手)
Please don't/お願いしないこと
- ・Please don't teach "I'm fine, thank you." as the only answer. Any feeling is a good answer.
- ・Please don't ask students why they feel sad or tired.
- ・Please don't correct students who answer with only one word.
- ・Please don't count how many classmates students interviewed.
- ・Please don't ask one student to stand alone in front of the class.
- ・Please don't rank students, groups or their work.
- ・Please don't write English sentences on the board or the screen.
- ・学校のネットワークではセキュリティ設定によりダウンロードがブロックされることがあります。その場合はご家庭のネットワークからお試しください(アカウントは共通です)。
公開: 2026-10-12