助動詞の本文で意味が反対になるのは、must not(してはいけない)と don't have to(しなくてもよい)です。この1枚の本文はカナダに留学中のユキの手紙で、We don't have to wear a uniform, but we must bring our own laptops. のように、この2つが同じ文の中に並びます。②の「制服を着なければならない」(F)は don't have to を「してはいけない」と読むと T になり、③の②で must bring を「しなくてもよい」に直すと、否定の作り方が別物であることが手で分かります。
①は「しなければならない/してはいけない」「したほうがいい」「かもしれない・してもよい・しなくてもよい」の3列。⑩の may は「〜かもしれない」の推量で、解答欄に注記してあります。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学2年(助動詞 must・have to・should・mayを習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "School Rules in Canada"(オリジナル・11文・約106語)に助動詞が10回 |
| ①の分け方 | must・have to・must not/should/may・can・don't have to |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"School Rules in Canada"
Hi, I'm Yuki. I'm studying at a school in Canada now. The rules here are a little different. We don't have to wear a uniform, but we must bring our own laptops. We can eat snacks in class. But we must not use our phones during lessons. Teachers say, "You should ask questions." … Now I have to say something in every class, and I like it. … You don't have to be perfect. Just try!
5つの問いの見どころ
②は「制服を着なければならない(F・③)」「授業中に携帯電話を使ってはいけない(T・⑤)」「What must students bring?(Their own laptops.)」「What do teachers say?("You should ask questions.")」。③は「④を してはいけない の文に」「③の must bring を しなくてもよい に」「⑥を Should I 〜? に」「⑨の have to を過去(had to)に」。④は「あいさつ・何のルールか→しなければならないこと→してはいけないこと→してもよい・しなくてもよいこと→読む人へのアドバイス(should)」の5行で、助動詞を4回以上。⑤のキーワードは Canada・uniform・laptops・phones・questions です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「助動詞の定着ドリル」(無料)。「must・have to・should の使い分けワークシート」(Premium)で否定の意味を深める。前の1枚は「文法を読む⑨——過去進行形」、次は「文法を読む⑪——接続詞」(Premium)。
