進行形の本文でいちばん効くのは、同じ人物について「今」と「いつも」を並べることです。この1枚の本文は夏祭りの写真の説明で、My father is carrying a big drum.(今)のすぐあとに He plays the drum every year.(いつも)が来ます。弟も同じで、is eating a candy apple(今)と always eats a lot(いつも)が並びます。①の表はこの対比のために2列(今している/いつもする)にしてあります。
②の4問目「How often does the father play the drum?」は「今」ではなく「いつも」を聞く問いで、現在形の文が根拠になります。③では every year・always の文を now の文に直し、④では実際の写真(運動会・旅行)を思い出して同じ骨組みで書きます。
この教材で解決できる悩み
- ドリルでは形が書けるのに、本文の中でその文法を見つけられない・意味が取れない
- 教科書の本文以外に、その文法が「意味を運んでいる」まとまった英文がない
- 読解の問いに「なんとなく」で答える生徒に、根拠の文を指さす習慣をつけたい
教材の概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | 中学1年(現在進行形を習ったあと。検定6種のどれでも) |
| 本文 | "A Photo from the Festival"(オリジナル・12文・約88語)に現在進行形が8回 |
| ①の分け方 | 今している(be動詞+〜ing)/いつもする(現在形) |
| 構成 | 生徒面A4表裏(表: ねらい→本文(文番号・語注つき)→①見つけて分ける→②根拠で読む→③言い換える/裏: ④パラレルライティング→⑤1分リテリング→豆ポイント)+3ページ目=解答・全訳・指導メモ・次の1枚 |
| 時間 | 50分(20分版=本文+①②) |
本文——"A Photo from the Festival"
Look at this photo. My family is at the summer festival. My father is carrying a big drum. He plays the drum every year. My mother and my aunt are dancing in yukata. They practice every Sunday in June. My little brother is eating a candy apple. He is not looking at the camera. He always eats a lot at festivals. And me? I am taking this photo, so I am not in it. … ——②の is と⑩の am not in it は be動詞だけの文で、進行形ではありません。
5つの問いの見どころ
②は「父は今、太鼓を運んでいる(T・③)」「弟は今、カメラを見ている(F・⑧)」「What is the mother doing?(She is dancing.)」「How often does the father play the drum?(Every year.)」。③は「⑦を否定文に」「⑤を they の疑問文に」「④の every year の文を now の文に」「⑨の always の文を now の文に」。④は「写真の場面→1人目が今していること→その人がいつもすること→2人目が今していること→自分は何をしているか」の5行で、〜ing の文を4回以上。⑤のキーワードは photo・drum・dancing・candy apple・smiling です。
文法を読むとは
文法の練習は1文単位になりがちで、生徒が「本文の中でその文法が何をしているか」を読む機会は、教科書の本文を除くとほとんどありません。このシリーズは、目標文法が7〜13回出るオリジナルの本文(中1は60〜90語、中2・中3は100〜130語)を読み、次の5つの問いで「読む→形を見る→使う」を1コマに収めるPremiumの紙です。中1から中3まで20の文法を、教科書の配列に近い順に並べてあります。
- ① 見つけて分ける: 本文の目標文法に全部下線を引き、種類ごとの表(be動詞なら am / is / are、過去形なら規則・不規則・was / were…)に書き出す。本文に「◯回あります」と印刷してあるので、生徒は数が合うまでさがす
- ② 根拠で読む: 文法の読み取りで答えが決まる問い4つ(T / F 2問+英語で答える2問)。答えを決めた文の番号を書く欄があり、「なんとなく」の正解を防ぐ
- ③ 言い換える: 本文の文を材料に、主語・時・肯定否定・疑問を操作する4問。本文を見てよいので、形の練習が文脈つきになる
- ④ パラレルライティング: 本文と同じ骨組み(役割+ヒント)で自分のことを5文書く。目標文法の最低回数を指定
- ⑤ 1分リテリング: キーワード5つだけを見て本文の内容を1分で話す。聞く人は目標文法が出た回数を正の字で数える
裏面の最後に豆ポイント(その文法を読むときの1つの視点)。3ページ目は①〜④の解答(根拠の文番号と理由つき)、全訳、先生向けの指導メモ(50分の流れと20分版)、次の1枚です。解答が生徒面の裏にないので、表裏をそのまま配れます。
| 学年 | 文法(20本) |
|---|---|
| 中1 | ①be動詞・②一般動詞・③三単現・④命令文・⑤過去形・⑥現在進行形・⑦can・⑧未来表現 |
| 中2 | ⑨過去進行形・⑩助動詞・⑪接続詞・⑫不定詞・⑬動名詞・⑭比較・⑮受け身・⑯現在完了(経験) |
| 中3 | ⑰現在完了3用法・⑱関係代名詞・⑲分詞・⑳仮定法 |
前後の教材
形の練習は「現在進行形の定着ドリル」(無料)。「現在進行形と現在形の使い分けワークシート」(Premium)で「今」と「いつも」を深める。前の1枚は「文法を読む⑤——過去形」、次は「文法を読む⑦——can」(Premium)。
