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英語教材ラボ 高校版

ユニット9 分詞構文

主な時期: 高2

2文を1文に。書き言葉の武器

中学で習ってきたこと

—(高校で初めて学ぶ)

高校で新しく学ぶこと

基本形・否定形・完了形・付帯状況のwith・慣用表現

教材4種(使う順に)

1

分詞構文の見取り図

見取り図プリント(帯別4版)

例文の観察→整理表→確認問題。板書の代わりになる解説面つき。帯ごとに「どこまで見せるか」を変えた4版(学び直し=いちばん使う型だけ、入試=発展の型まで)。易しく書き直すのではなく、見せる範囲を変える設計です

2

分詞構文 定着ドリル

定着ドリル(3難易度)

基礎・標準=選ぶ→形を変える→並べかえ→和文英訳。発展=エラー診療所・使い分け判断・複数解の比較検討・入試実戦の和文英訳——市販問題集に無い形式だけで組んだ版

3

分詞構文で場面を描く

表現ワーク(3難易度)

基礎=型で書く→ペアで話す。標準=+60語の自由英作。発展=この単元の型で戦うミニディベート+反論想定つき100語エッセイ

4

分詞構文 10分小テスト

10分小テスト(3難易度)

24点満点。支援の量だけ変えて測る力は同じ=配り分けても公平。大問4は「本質を問う1問」――形が作れても、その形が何を言っているのかが分かっていないと答えられない問い

どのPDFも「表=生徒に配る面/裏=解答・解説」。問題面だけ配るときは1ページ目のみ印刷してください。小テストの3つの版は、測る力と場面は同じで支援の量だけが違います(配り分けても公平に採点できます)。

見取り図と基礎・標準版は登録なしで使えます。 発展版の3点(エラー診療所・使い分け判断・複数解比較/ミニディベート+反論想定エッセイ/発展の小テスト)は Premiumです。市販の問題集に無い形なので、仮定法ユニットで3点とも無料公開しています——中身を見てから判断してください。

学校の帯に合わせた授業の組み方(4パターン)

同じ教材でも、かける時間と順番は学校で変わります。求められている授業の姿から逆算した4つの組み方を用意しました——お使いの教科書と偏差値のめやすで選んでください。

学び直しから始める

偏差値のめやす: 〜40程度2コマ+帯(この帯は「読める」までを目標にしてよい)

VISTA・All Aboard!・COMET など

  1. 0コマ目(前提づくり): 中学版の分詞(名詞を修飾する -ing/過去分詞)の教材で「している人」「されたもの」を思い出す——分詞構文の前に分詞そのものを固める
  2. 1コマ目: 見取り図の「学び直し版」を配る(整理表は基本形と否定形の2行だけ)→「気づき」を全員で音読→確認2問を全員で解く
  3. 2コマ目: ドリル基礎版の大問1・2を2人1組で→表現ワーク基礎版の「型で書く」は(2) Walking to school, I __. の1文だけ全員完成→書けた文を黒板に並べる
  4. 後日の帯: 小テスト基礎版を「見取り図持ち込み可」で1回目→日を空けて持ち込みなしで2回目(テスト自体を練習にする)

勘どころ: この帯では「書ける」より「読める」を目標にしてよい。英コミの本文に -ing や過去分詞で始まる文が出たとき、「主節の主語を探す」1手順ができれば十分な成果。完了形・独立分詞構文はこの帯では扱わない判断があってよい。

基礎を固める

偏差値のめやす: 40〜50程度2コマ+帯

Power On・Amity・BIG DIPPER・LANDMARK Fit など

  1. 1コマ目: 見取り図の「基礎固め版」(基本形・否定形・受け身の3行)→確認3問→ドリル基礎版の大問1・2
  2. 2コマ目: ドリル基礎版の大問3(並べかえ)→表現ワーク基礎版の「型で書く」3文→ペアQ&Aは2問
  3. 後日の帯: 小テスト基礎版→よくできたクラスは翌週に標準版で2回目

勘どころ: 完了形(having+過去分詞)は「形を見て意味が取れる」まででよい(自力で書くのは求めすぎ)。受け身の分詞構文(Made in Japan, ... の形)は身のまわりの表示や商品ラベルに多いので、実物を例に出すと定着が早い。

実力を伸ばす

偏差値のめやす: 50〜60程度2コマ+帯

MY WAY・LANDMARK・Grove・FACTBOOK など

  1. 1コマ目: 見取り図の「実力版」30分(高校範囲の5つの型)→ドリル標準版の大問1〜3
  2. 2コマ目前半: ドリル標準版の大問4(和文英訳)→表現ワーク標準版(型で書く→ペアQ&A)
  3. 次週アタマ: 10分小テスト(標準版)。表現ワークの60語描写は、そのままライティングの評価課題(加点式ルーブリックつき)に使える

勘どころ: この帯の最大の勘どころは主語のずれ(懸垂分詞)。書かせれば必ず出るので、相互添削の1手順を「-ing の主語だけを見る」に固定すると、クラス全体の精度が一段上がる。

入試へ挑む

偏差値のめやす: 60以上1コマ+課題

CROWN・ELEMENT・PROMINENCE・Vision Quest Advanced など

  1. 前日: 見取り図の「入試版」(独立分詞構文・慣用表現まで)を配布し、確認問題まで解いてくる(授業では答え合わせのみ)
  2. 授業: ドリル発展版の大問1(エラー診療所)と大問3(どちらも正解)の検討から入る→大問2の使い分け判断で「話し言葉では接続詞」を確認→表現ワーク発展版のミニディベート
  3. 課題: 発展版の100語エッセイ→相互添削(加点式)。小テストは発展版

勘どころ: 独立分詞構文(The weather being fine, ...)と慣用表現(judging from / generally speaking)まで届かせると、国公立二次の和文英訳・自由英作に直結する。「書けるが、あえて書かない判断もできる」——分詞構文を使わないほうがよい場面を言語化させると、文体の感覚が育つ。

このユニットの「使う」課題

情景を1文で描写する。表現ワークで書いた文は、そのままスピーキングのペア活動と、定期テストの自由英作文の種になります。文法を教えたら、使わせるところまで——が英語教材ラボの高校版の設計です。

中学の同じ文法に戻る(学び直し)

この単元でつまずく生徒の多くは、中学範囲の土台が揺れています。中学版の同系文法の教材(ドリル・小テスト・すべて無料)を先にはさむと、高校の内容がすっと入ります。高1の初期に中学内容を整理し直すことは、学習指導要領(英語コミュニケーションⅠ)も明記する正攻法です。