ユニット13 仮定法
主な時期: 高2・2学期「もしも」を動詞の形で言い分ける。
中学で習ってきたこと
仮定法過去の基本・I wish(中3で学習)
高校で新しく学ぶこと
仮定法過去完了・未来(were to / should)・if省略の倒置・as if・without / but for
教材4種(使う順に)
仮定法の見取り図
見取り図プリント(帯別4版)例文の観察→整理表→確認問題。板書の代わりになる解説面つき。帯ごとに「どこまで見せるか」を変えた4版(学び直し=いちばん使う型だけ、入試=発展の型まで)。易しく書き直すのではなく、見せる範囲を変える設計です
仮定法 定着ドリル
定着ドリル(3難易度)基礎・標準=選ぶ→形を変える→並べかえ→和文英訳。発展=エラー診療所・使い分け判断・複数解の比較検討・入試実戦の和文英訳——市販問題集に無い形式だけで組んだ版
仮定法で話す・書く
表現ワーク(3難易度)基礎=型で書く→ペアで話す。標準=+60語の自由英作。発展=この単元の型で戦うミニディベート+反論想定つき100語エッセイ
どのPDFも「表=生徒に配る面/裏=解答・解説」。問題面だけ配るときは1ページ目のみ印刷してください。小テストの3つの版は、測る力と場面は同じで支援の量だけが違います(配り分けても公平に採点できます)。
このユニットは発展版まで全部無料です—— 発展版(エラー診療所・ミニディベート・発展の小テスト)は現物を見ないと価値が伝わらないので、 ここだけショーケースとして開いています。ほかの文法ユニットは見取り図と基礎・標準版までが無料で、発展版はPremiumです。Premiumのご案内
学校の帯に合わせた授業の組み方(4パターン)
同じ教材でも、かける時間と順番は学校で変わります。求められている授業の姿から逆算した4つの組み方を用意しました——お使いの教科書と偏差値のめやすで選んでください。各パターンには、そのまま研究授業に出せる指導案(単元の目標・評価規準の3観点・単元計画・本時の展開・板書計画)をPDFで添えています。
学び直しから始める
偏差値のめやす: 〜40程度3コマ+帯(前提づくり1コマ含む)VISTA・All Aboard!・COMET など
- ・0コマ目(前提づくり): 中学版の仮定法ドリル(無料)で If I were you / I wish を思い出す——高校の紙に入る前に1コマ使う
- ・1コマ目: 見取り図の「学び直し版」を配る(整理表は仮定法過去と I wish の2行だけに絞ってある)→「気づき」を全員で音読→確認3問を全員で解く
- ・2コマ目: ドリル大問1を2人1組で→表現ワーク「型で書く」は(3)(I wish の1文)だけ全員完成→書けた文を黒板に並べて成功を見えるようにする
- ・後日の帯: 小テスト基礎版を「見取り図持ち込み可」で1回目→日を空けて持ち込みなしで2回目。大問1(3)は仮定法過去完了なので、この帯では採点から外して21点満点で扱う
勘どころ: 仮定法過去完了はこの帯では扱わない判断があってよい(英コミの本文に出たときに戻ればいい)。I wish の1文が自力で書けたら、この単元は勝ち。
この帯の指導案(A4・2p)基礎を固める
偏差値のめやす: 40〜50程度2コマ+帯Power On・Amity・BIG DIPPER・LANDMARK Fit など
- ・1コマ目: 見取り図の「基礎固め版」(過去完了までの3行・過去完了は「読めればよい」)→確認4問→ドリル大問1
- ・2コマ目: ドリル大問2(( )の語を過去形にするだけなので全員が手を動かせる)→表現ワーク「型で書く」(1)〜(3)→「3文つなげて」で段落にする→ペアQ&Aは2問
- ・後日の帯: 小テスト基礎版→よくできたクラスは次の週に標準版で2回目
勘どころ: 過去完了は「形を見て意味が取れる」まででよい(自力で書くのは求めすぎ)。大問2の例文は英検準2級の語彙で回るので、検定前は音読練習に転用できる。
この帯の指導案(A4・2p)実力を伸ばす
偏差値のめやす: 50〜60程度1.5〜2コマMY WAY・LANDMARK・Grove・FACTBOOK など
- ・1コマ目: 見取り図の「実力版」30分(高校範囲の4つの型)→ドリル大問1〜3
- ・2コマ目: ドリル大問4(和文英訳)→表現ワーク(型で書く→ペアQ&A→60語の自由英作)→ペアで読み合い、返ってきた文を1か所だけ書き直す
- ・次週アタマ: 10分小テスト(標準版)。ペアQ&Aの What would you do...? はパフォーマンステスト(やり取り)の課題にそのまま使える
勘どころ: 直説法との対比(ドリル大問1(2)・あしたの天気)を落とさない——「もし=仮定法」と機械的に覚えるのがこの帯で最多の誤り。
この帯の指導案(A4・2p)入試へ挑む
偏差値のめやす: 60以上1コマ+課題CROWN・ELEMENT・PROMINENCE・Vision Quest Advanced など
- ・前日: 見取り図の「入試版」(倒置・without / but for まで)を配布し、確認問題まで解いてくる(授業では答え合わせのみ)
- ・授業: ドリル大問4の検討から入る→表現ワークの自由英作を80〜100語に拡張→ペアで相互添削(加点式ルーブリックで)
- ・小テストは発展版+口頭で if 省略の倒置(Had I known, ...)を1問
勘どころ: 倒置・without / but for まで届かせると国公立二次の和文英訳に直結する——仮定法は「書けると差がつく」定番。採点は減点式にせず、仮定法を使いにいった答案を加点で拾う。
この帯の指導案(A4・2p)このユニットの「使う」課題
「もしも」の自分を語る・今の自分へのひとこと。表現ワークで書いた文は、そのままスピーキングのペア活動と、定期テストの自由英作文の種になります。文法を教えたら、使わせるところまで——が英語教材ラボの高校版の設計です。
中学の同じ文法に戻る(学び直し)
この単元でつまずく生徒の多くは、中学範囲の土台が揺れています。中学版の同系文法の教材(ドリル・小テスト・すべて無料)を先にはさむと、高校の内容がすっと入ります。高1の初期に中学内容を整理し直すことは、学習指導要領(英語コミュニケーションⅠ)も明記する正攻法です。